ＳＭクラブは雑費が掛かるよ！道具は基本的に自腹で購入

2017年11月11日2023年12月14日

意外と知らない女性が多いですが、SMクラブや風俗業では雑費として給料から一定の額が引かれるようになっています。
さらにSMクラブではプレイに欠かせないSM道具も自腹で購入する必要があり、仕事を始める際には多少の出費がかかります。
今回はSMクラブで必要な雑費の内約とSM道具について紹介したいと思います。

SMクラブで必要な雑費

雑費という名目はお店によって異なり、厚生費や在籍料という形で引かれることもあります。
呼び名は違いますが、風俗で働く女性の給料から引かれてしまうものが雑費です。
この雑費代には、SMプレイで使うタオル、ローション、イソジン、衣装代、クリーニング代、待機中のお茶代などの経費として引かれるようになります。
仕事で使う物だからと言って、決してタダではないので覚えておきましょう。
無店舗型のSMクラブでは、お客さんの待つホテルか自宅へ出張することになり、向かう時にはお店から送迎が出ます。
この送迎にもドライバーやガソリンといった経費が必要なので、その経費は全てSMクラブで働く風俗嬢たちが負担することになっています。

これらの雑費は一般的なものですが、中には「ボーナス」という名目の雑費代があります。
ボーナスと聞くと自分に入ってくる収入かと思いますが、ここでのボーナスはお店で雑務をしてくれるスタッフへのボーナスとして給料から支払われています。
外国で言うチップと同じようなことだと思ってください。
お店によって雑費代は変わりますが、1回のプレイで500円〜1,000円、もしくはバックの10%程度が引かれるようになっています。

手取り金額が、頭の中で計算していた額と違う〜！と思う理由は経費として引かれる金額によって生じてしまいます。

雑費のいらないSMクラブもあるが・・

SMクラブの求人募集を見てみると、「雑費ナシ」と記載されているお店をよく見かけます。
雑費を引かれるというのは地味にキツイので、これは女性にとってありがたいものです。

しかし、実際に働いてみると思わぬ落とし穴が潜んでいることがあるので注意が必要です。
こうしたお店では、雑費がない変わりに基本バック率が低く設定されている場合があります。
つまり、あらかじめ必要な雑費をバック率に組み込んでいるということです。
雑費ナシのお店でも、バックの中に最初から組み込まれているので、雑費アリのお店と比べてもそこまで変わることはありません。

雑費ナシの方がお得感がありますが、あまり気にする必要はないかもしれません。

SMプレイで使う道具は自費

SMクラブでは雑費に加えて、道具代（ろうそく・ロープ・ムチ・など）も必要です。
さらに、SMプレイで使う道具は自分で手入れも必要だったりと何かと手間も掛かるのがSMクラブ。

初めてSMクラブで働く女性は道具代を負担することに驚くことも多いようです。
SMクラブでは、様々なSMプレイを楽しめるようになっているので、取り扱う道具の種類は他の風俗店に比べると圧倒的に多くなっています。
SMクラブには店舗型と無店舗型があり、店舗型では木馬や宙吊りといったSMプレイができる環境があって、SMプレイの幅も広くなっています。
こうした道具は自費で購入する必要はありませんがロープ、ムチ、ろうそく、バイブ、ペニバンなどの道具は自費で購入する必要があります。

体入中でも道具は自腹?

SMクラブでは体入として働くこともできます。
その時に気になるのが体入時の道具です。
体入というのは、自分でも働けるか試す期間であり、本入店するかどうかはその時点では分かりません。

体入中の道具は、レンタルとして貸してくれることもあったり、道具の購入代金はお店が負担して、本入店後に給料から引かれる場合もあります。
継続して働くか分からないのに自腹で道具を購入してしまうと後々後悔してしまうこともあると思います。
体入中の道具については面接時に確認しておきましょう。

SMクラブで絶対に必要な道具と保管場所について

女王様もM嬢も役割は違いますが使用する道具は同じです。
SMプレイでの基本プレイに使用する道具はロープ、ムチ、ろうそく、バイブ、ペニバンがあり、最も使用頻度が高い道具です。
これらの道具は全て自腹で購入して管理する必要があります。
保管場所については、お店の待機所などで保管することが多いです。

アダルトグッズを家に持ち帰って家族に見られてしまっては大変なので、道具はお店で保管してくれることがほとんどです。

道具の手入れ

SMプレイで使用した道具は自分で洗ったりして清潔にしておかないといけません。
特にペニバンやペニス型のバイブは肛門や膣内に入れる道具なので、放置しとくとばい菌が繁殖してしまい不衛生です。

ペニバンやペニス型のバイブは、使用する時にはコンドームを被せるのであまり汚れないと思うかもしれませんが、コンドームには潤滑ゼリーが付着しているので、使用後には必ず水洗いして乾燥させておきましょう。

道具を揃えるのには

SMクラブで必要な道具はオンラインショップやアダルトショップなどで購入することができます。
そのほかにも、SMクラブではアダルトショップ業者と提携していたりするので、働いているお店から直接購入することもできます。

女性にとってアダルトショップに入ることは抵抗があると思うので、ネット通販やお店で直接注文してもらいましょう。
ただ、道具にこだわるのであれば自分の目で確認して購入するほうが愛着も湧き、大事に使えるのでおすすめです。

衣装はレンタルもある

SMクラブでは、道具以外にも衣装を用意しないといけない場合があります。

SMの女王様は基本的にボンテージスーツを着用することになり、自前で用意したり、お店からセミオーダーで特注したりします。
お店によっては、女王様もM嬢もコスプレ衣装やその他の衣装を着用してプレイすることもあり、その時にはお店からレンタル衣装として提供されます。
レンタル衣装は無料ではなく、雑費としてレンタル料金、クリーニング代を引かれることになります。

雑費で引かれたお金は確定申告すればお得?

一般的な仕事では、働いた額から源泉徴収をしてくれますが、風俗業ではほとんどしてくれません。
SMクラブも同じです。
雑費というのは仕事に必要な経費なので、税金として支払われていると誤解されがちですが、実際にはお店が一方的に徴収しているだけです。
風俗で働く女性は個人事業主という扱いになり、雑費で引かれた金額を確定申告すれば、払いすぎた税金の一部が帰ってきます。

SMクラブで引かれる雑費も長いスパンで計算すると結構な金額になります。
確定申告するには、給料明細を保管しておくと計算しやすいので捨てずに保管しておきましょう。

まとめ

SMクラブで引かれる雑費は、お店を経営して行く上で必要な経費がほとんどです。

1回のプレイのたびに雑費として引かれると結構な金額になってしまいますが、最終的に確定申告すれば一部のお金が戻ってきます。
SMクラブで必要な道具も、自腹で購入することになりますが、雑費と同じく必要経費として確定申告することができます。
確定申告については、同じお店で働く風俗嬢や税理士の方に相談してみるのがいいと思います。