オナクラは指名ノルマとかある?ない店でも指名無いと干される?

2017年11月29日2023年12月14日

オナクラとは、お客様の行う自慰行為を、お客様に触れることもなく、また服を脱ぐこともなく、ただ見ているだけ、というのが基本サービスの風俗店です。

他の風俗店で働く風俗嬢のように、セックスやフェラチオなどのサービスを提供しなくてもお給料がもらえるというサービスのソフトさゆえに、多くの女性から「割のいいアルバイトをしたいし、これだったら風俗業界未経験でもチャレンジできる！」と人気があり、本業がある学生やOLといった若い女性が多く所属しているということで、男性のお客様からの人気も今、伸びている業態のひとつです。
しかし本来、風俗業界というのは指名数などのノルマが設定されているお店も多く、達成できればお給料にプラスしてインセンティブの支給があり、達成できなければ罰金などはなくとも、お給料を多く稼ぐことができない、という厳しい業界なのです。
さらにオナクラの場合は、ソフトなサービスゆえにお客様が支払う平均単価が低く、数も取りやすいため、ノルマがあるのであれば高く設定されがちです。
では、オナクラではしっかりノルマ設定をされることが当たり前になっているのでしょうか。

また、ノルマを達成しなければ、干されたり出勤制限をかけられたりはするのでしょうか。
今回の記事では、厳しい風俗業界の中での、オナクラのノルマ関係のお話についてご紹介します。

オナクラって、指名のノルマはあるの?

風俗業界のみならず、キャバクラなども含めた、いわゆる「夜の世界」と呼ばれるような業態に関しては、厳しいノルマが設定されていることが多くあります。

特にキャバクラなどに関しては、悪質なお店だとノルマを達成できないと罰金があったり、先輩嬢から陰湿ないじめを受けたりする場合もあります。
それでは実際に、オナクラでもそういった厳しいノルマ管理などをされることはあるのでしょうか。
まず、指名に関しては、ノルマがあるお店も存在することは確かですが、ノルマがないお店もかなり増えてきました。
もともとオナクラの場合、ソープランドやデリヘルといったような、いわゆる風俗業界で働いて長いような女性が応募してくるような業態ではなく、学生やOLといった、風俗業界未経験の女性が応募してくることがほとんどです。

そのため、まだ若くて人生経験も少ないようなそういった女性に指名ノルマを課せたところで達成できる余地もほとんどありません。
それでもキャバクラがノルマを設定している理由というのは、接客次第で高いお酒のボトルなどをお客様に購入させることができるなど、「売り上げやインセンティブの幅が広い」からであり、オナクラは売り上げもインセンティブもキャバクラほど多くはないので、ノルマを課せられないのです。
また、風俗業界の場合、出勤をしていてもお客様にサービスを提供できなければお給料が支給されないことが多く、何時間いたとしても結局お茶を濁して終わってしまうキャストもおり、風俗店としてはそうやってなるべく必要経費を抑えているので、ノルマを課せる必要性もそこまでないのです。
さらに、やはり「ノルマなし」と求人などではうたったほうが、ノルマがないことによって安心して応募しようと考える女性も多くいるので、ノルマを課せることでのメリットは、オナクラ業態においてはあまりありません。

ただし、出勤ノルマはあるお店は、指名ノルマを課せられるお店よりも多くあります。
出勤ノルマというのは、月にどれだけ出勤するか、もしくは1日何時間程度待機するかを決められるものになっており、特に新人や指名本数が多いランカー嬢に設定されることが多くあります。
もちろん、出勤ノルマを課せられる場合は「待機保証」といって、出勤しているだけでお給料が発生する制度が適用されることが多く、拘束時間は長くなるものの、最悪の場合、お茶を濁しただけの日であってもお給料が手に入る、というメリットがあります。
もちろん、そうした待機保証はないけれども出勤ノルマがあるお店も普通にありますので、求人をしっかり見たり、面接で質問をするなどをして、把握しておくことが大切です。

ノルマがなくても、指名がなかったら干される?罰金とはある?

厳しい風俗業界の中でも、最近は指名ノルマが課せられないお店がどんどん増えてきているオナクラ。
しかし、やはり指名があるキャストとないキャストでは、店側の扱いが変わってくるということは、安易に想像できるかと思います。

やはり、ノルマがないお店でも指名がなかったら、店側に干されたり扱いが悪くなってしまうことはあるのでしょうか。
答えから言うと、指名が取れなかった場合、干されることはほとんどありませんが、出勤制限がかけられてしまう可能性は十分あり得ます。
また、干されるかどうかというのは、オナクラ店によって変わる、というのが現状です。
オナクラ店としては、正直指名を稼げないキャストを出勤させるよりも、指名を稼げるほど人気のキャストにたくさん出勤していただく方が、売り上げとしては上がりやすいので、どうしてもそちらを優先させます。

オナクラを希望する女性もかなり多く、特に大手のお店などであれば、条件が良ければ求人を出した途端に応募が殺到するので、なるべく指名を稼げるキャストを多く出勤させ、指名を稼げないキャストはほどほどに出勤してもらうように、調整をかけるのです。
そのため、思うように稼いだり、思うように出勤をしたいと言うことであれば、それをコントロールできるくらいの実績(指名本数)を稼がなければならないのです。
ただ、前述した通り、指名ノルマはありませんし、それによって罰金が発生することもありませんが、例えばルールを守れなかった場合や違反をした場合は罰金を課せられることがあります。
例えば当欠(当日欠勤)をしたり、無断欠勤をしたり、遅刻をしてしまったり、お店に迷惑をかける行為をしてしまった場合は、オナクラ店が定めた罰金が課せられることがあります。

また、お店側に黙って、お客様に直接オプション(本番行為など)を提供することも違反になりますので、罰金対象となります。

指名をもらうためには、どうすればいい?

風俗業界のアルバイトは、シフトの融通が聞くということや、稼ぎやすいという魅力があるため、多くの女性から人気を集めています。
しかし、それも指名を全然獲得することができなければ、叶えることはできません。

それでは、指名をもらうためには、どうすればいいのでしょうか。
まず、フリーで入ったお客様に対しても、しっかりと丁寧なサービスを提供することが大切です。
風俗業界のお仕事は非常に体力のいる仕事ですが、その中でもオナクラはあまり大きな負担がかかることもなく、それでいてサービス時間が短いために、細かい接客が必要なわけでもありません。
お客様と関わる時間が短いからこそ、いい印象は濃く残りやすいのです。

お客様がもう一度、あなたに会いたいと思ってくれるためには、どういった接客や対応をすればいいのかを考えて、実行に移すことが大切です。
また、オプション対応の幅を広げるというのも、指名獲得のためのひとつの選択肢です。
オナクラというのは、「脱がない・触らない・なめない」といった「3大ない」が魅力で、それを理由に応募をする女性が多いということを前述しました。
しかし、そういった魅力に惹かれて応募したので、オプションであるキスや脱衣、胸を触らせる、フェラチオといったオプションを拒む女性がほとんどです。

しかし、オナクラは容姿が良くて若い女性が集まるということで、キャストのハズレが少なく、お客様もヘルスなどの代わりにオプションを使ってオナクラを利用する方も多くいるのです。
フェラチオができるのであれば、オナクラで働く理由もあまりないかもしれませんが、そういったオプションに幅広く対応できることで、そのオプション利用を希望するお客様から、指名をいただける可能性は非常に高くなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

最近では、指名ノルマを課せられるオナクラは減ってきました。
ノルマなしを求人などでうたうことで、女性からの応募のハードルをさらに下げ、キャストを集められる体制を整えているのです。
その方が、女性も応募がしやすいですし、オナクラ店もキャストを確保できるので、お互いにメリットしかありません。
しかし、気軽だからと力を抜いて働いてしまっては、そのうち出勤制限をかけられ、思うように働くことができなくなる可能性も大きくあります。

働くことが決まれば、1人1人のお客様にしっかり丁寧な接客・サービスを提供して、指名を稼げるように頑張ってくださいね。