AV女優になりたい!そんな時に知っておきたいAV業界の習慣とは
不特定多数を相手にする風俗とは違って、安全な環境が整っているのがAVの世界です。風俗同様に稼ぐことができますし、AVを足掛かりにして芸能界に進出する女の子も最近は増えてきました。興味を持っているのであれば、AV業界ならではの習慣についてある程度知っておくことをおすすめします。知らなかったことで問題になることもありますので、理解してほしいAV業界の習慣から説明をしていきます。この世界に触れてみてください。
AV業界の習慣にはどんなものがあるのか
AV業界には習慣があり、その理解から始めなければいけません。この業界に興味がある女の子であればおさえておきたい基本的なポイントについて紹介します。ギャラのシステムや恋愛についても紹介していきますので、理解してからこの業界に入ることを検討してください。
基本的に男優やスタッフとの恋愛は禁止
AV女優になったら男優や現場のスタッフ、マネージャーとの恋愛は禁止です。契約書にも恋愛禁止が明記されていることもあるくらい、重要な習慣になっています。同じ業界の男性と恋愛に落ちると頻繁に顔を合わせます。別れた後も顔を合わせる可能性もあり、気まずいくなるでしょう。またAV女優は人前でエッチをするのが仕事ですので、どうしても双方が特別な感情を抱くことになりますので、仕事にも身が入りません。仕事そのものに嫌悪感を抱き、AV業界から離れてしまう可能性もあることから恋愛禁止になっています。特に女の子は肌を重ねることによって恋愛感情を抱くことも多いですので理解してください。
恋愛禁止の掟を破ると大変なことに
もし恋愛禁止を破ってしまい、それが周囲にバレると大きなペナルティが待っています。AV女優は契約が破棄される可能性があり、これ以上AV女優として活動は難しくなります。AV業界は狭いので他のプロダクションへの移籍を検討しても、恋愛禁止の掟を破ったことから今後の仕事に影響が出るのは必至です。相手の彼氏もただでは済まされません。大きな損害を被る可能性があり、違約金を請求されるとなると通常の生活を送れなくなるほど苦しい状況に追い込まれてしまいます。大きな代償を支払うことになると考えてください。
最悪の場合は損害賠償に発展!
AV女優と男性スタッフが恋愛禁止を破り男女の関係になると、多くは「もう仕事をやりたくない」とか「引退したい」といった感情が女の子に芽生えることがあります。そこまでいかなくても、仕事に身が入らなくなることもあり、制作会社から女優の所属するプロダクションにクレームが入ることも十分考えられます。このようなことになると制作側にとってみれば、損害賠償に発展せざるを得ない状況です。人気の女優であればあるほど賠償額は膨れ上がることになりますので、気をつけてください。「自分は大丈夫、絶対にバレない」と考えている女の子でも、過去にこのような状況に追い込まれた事例もあります。
基本的にギャラは現金で支払われる
女優のランクによってギャラは変わってきます。単体女優であれば年間契約になり、それ以外の企画単体・企画女優は仕事ごとにギャラを受け取る方式です。プロダクションや金額によって変わってきますが、仕事が終わったところでマネージャーもしくは事務所のスタッフがギャラを現金手渡しで支払うこともまだ多いです。このような現金支給となると自身の銀行に記録が残らないことから、確定申告をしないで良いように感じる女の子もいます。しかし事務所に税務調査が入れば、収入は確実にバレます。納税していないと追徴課税で負担を強いられますので、きちんと確定申告は行いましょう。
ギャラについて口外することは禁止
共演もしくは知り合いのAV女優に対して、自分のギャラについて話すことは禁止されています。ギャラは撮影会社から支払われた報酬から事務所のマージンを差し引いて支払われます。ギャラを話してしまうと、事務所がどの程度マージンをとっているかがバレることになり、女優の移籍のきっかけとなることからとても恐れている情報です。マージンは事務所によってピンキリです。同僚で同じ仕事をしている女優仲間で金額が異なると、それだけで揉めるきっかけになりますので、契約書にもギャラについては口外することを禁止している事務所もあります。
AV女優のギャラについて解説
AV女優のギャラは、それぞれ個別に設定されています。ギャラを決める要素として大きいのは、その女優のランクです。AV女優のランクは、単体女優・企画単体女優・企画女優の3つに分類され、ギャラが決まっていきます。それぞれのランクについて見ていきましょう。
単体女優のケース
もっともギャラが高いのは単体女優です。女優単体で作品が作られます。単体女優の場合、特定のAVメーカーと専属契約して活動することが多く、契約期間で撮影する本数が決められています。1本あたり100万円を超える金額になり、年間の収入になると1000万円を超えることも珍しくはありません。この業界に興味がある女の子は単体女優を目指したくなるでしょうが、容姿やスタイルが求められますので、誰でも目指せるわけではない最上位ランクです。
企画単体女優のケース
「キカタン」とも呼ばれる企画単体女優は、ソロで企画作品に出演する女優を指します。ただし単体女優のように特定のメーカーに専属しません。フリーでどんなメーカーの作品にも出演できますので、人気の女優さんになれば月に何本も撮影して単体女優よりも稼ぐことも可能です。企画単体女優はだいたい1本当たり10~50万円といったところがギャラの相場です。ここから単体女優になることも多いですので、AV業界で頂点を目指すのであれば目標にしてほしいランクになります。
企画女優のケース
年間で約1万人の女の子がAV女優としてデビューしていますが、その多くが企画女優です。割合として75%はこの企画女優に属しており、オムニバス作品に他のAV女優と一緒に出演しています。企画女優のギャラはランク的には最も安いです。大体1回の撮影当たり3~15万円当たりが相場になっていますが、企画単体女優同様にフリーで活動できますので何本も出演すればそれなりの金額を稼ぐことができます。企画単体女優や単体女優の過去を洗ってみると、企画女優からスタートだったこともよくあることです。
AV女優のギャラには地域差がある
AV女優は大きく分けて関東と関西、2つのエリアで活躍しています。両者を比較すると、ギャラに違いが見られ、関西のギャラは関東の2/3程度です。同じような仕事内容で関東で100万円もらえるなら、関西だと70万円弱です。結構な差があることがわかるでしょう。関東の案件の中には寮完備も見られます。ギャラに不満な関西の女優さんの中には、関東に進出してくるケースもありますので、どちらの地域で活躍するのか悩んでいる時は参考にしてください。
AV女優は個人事業主として仕事をする
AV女優はプロダクションに所属していることが多いですが、社員やアルバイトという雇用関係ではありません。プロダクションから委託を受けて仕事する個人事業主のかたちになります。AV女優になっても雇用保険はありませんし、社会保険も国民保険です。税や保険に関することはすべて自身で行わないといけませんので、確定申告には気をつけてください。ただしここからある程度稼ぐことができる女優になれば、自身で企業するかたちもあります。
私はまずAV女優を目指すのであれば、企画単体女優を定めることをおすすめします。あたかも企画女優が最下位のように感じることもあるでしょうが、単体女優であってもここからスタートしていることも多いです。作品に出演して人気が出るケースも増えていることから、まずはここを目指すことをおすすめしますよ。
AV業界で多用される専門用語を解説
AVの世界では業界用語がいろいろとあります。現場に入れば嫌でも覚えることになりますが、AV業界に興味があるのであれば習慣のひとつとして触れておくことも面白いはずです。基礎的な専門用語から解説していきますので、頭に入れておきましょう。
逮捕のリスクがある「ゲリラ」
通常スタジオ以外の屋外でAV撮影をする場合、警察に撮影許可を出さないといけません。この撮影許可なしで撮影を強行するのはリスクが高いです。もし撮影の模様を周囲の人に気付かれて警察に通報されるようなことになれば、公然わいせつ罪に問われます。制作スタッフはもちろんのこと、出演していた男優や女優も逮捕されてしまうので注意してください。過去にもこのようなケースでAV業界を賑わせた事件がありました。このような撮影手法をゲリラと呼んでいます。作品として売れますのでよく行われていましたが、最近は少なくなっている傾向があります。
AV業界以外でも多用「飛ぶ」
「飛ぶ」とはAV女優が失踪して、連絡が取れなくなる状況です。特に厄介なのは撮影の前日や当日にいきなり連絡が取れなくなるドタキャンです。この場合、撮影そのものがなくなってしまいます。撮影のために準備していたセットなどはすべて使えなくなり、そのAV女優の所属していた事務所に損害賠償が請求され、最終的に女の子の責任になることから、絶対に避けなければなりません。特に単体女優になると契約本数が決められていますので、大きな問題へと発展します。飛ぶ原因は精神的なことも多いですが、身バレもそのひとつですので契約もそれを見込んで締結していることも最近は増えています。
顔バレ上等「パブ全開」
パブ全開とは「パブリシティ全開」の略称です。つまりPR活動はすべてOKを意味します。AV女優の中には身バレを恐れるため、自分が出演している作品の露出を制限してほしいと願うケースがあります。多くの人が目にする一般誌には広告を出さないでほしい、作品紹介する際に自分の顔にモザイクや目線を入れてほしい要望です。親や友達も知っていて公認している場合、このような制約をかける必要がありませんので、その分売上が延びる要因となります。
枕営業は無関係「まくら」
偉い人と一緒に寝て仕事を取ることを意味するように感じますが、AV業界の習慣ではまったく意味が異なります。ロケ地が遠方になると、泊まり込みで撮影します。このような撮影時に発生する宿泊費のことを、AV業界ではまくらと呼んでいます。芸能界とAV業界ではまったく意味が異なりますので、先入観から余計なことを考えてしまう女の子もいますので注意してください。
これが多いと報酬アップ「絡み」
絡みとは本番行為を指します。AV女優のギャラを決める要素の中でも大きなウエイトを占めています。これがないAV作品を探すほうが難しいほどよくあるシチュエーションであり、この本数が増えることによって報酬がアップすると考えてください。またゴムなしやその後の精液の処理方法である顔射や中出しによっても、報酬金額が変わってきます。
AV業界の習慣として飛び交っている用語ですが、特にこれからこの業界に入ることを検討している女の子が注意してほしいのは飛ぶことです。企画女優でも問題になりますので絶対に避けてくださいね。悩みもあるでしょうがそのためにプロダクションがありますので、解決する方向性を持ちましょう。
まとめ
AV業界には習慣やルールがありますので、目指している女の子は基本的なことについては覚えておくことをおすすめします。一般的な社会人ではなかなか見当たらない習慣やルールになりますので最初は戸惑うこともあるでしょうが、それでも守ることが信頼され高収入へとつながっていきます。AV女優にもいろいろとランクがありますが、まずは自分に任せられた仕事をしっかり行うことを心掛けてください。いまはとても女の子に優しい現場であり、同性もバックアップしてくれる環境が整っていることから、この業界を目指しているのであれば良いプロダクションを選ぶようにしましょう。
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