アラサー女子はオナクラで働くより昼職の方が稼げる?
オナニークラブ、通称オナクラは初心者向けの風俗として働く女子に人気があります。
では、そろそろ昼職に限界を感じて来た独身アラサー女子なんかは、この仕事に向いていると言えるでしょうか。
本記事ですこし検討してみたいと思います。
オナクラってどんな仕事をするの?
まず、オナクラではどんなサービスをするのか考えてみましょう。
普通、風俗店では風俗嬢によりヌキ、つまり女性による男性の射精への誘導が行われます。
この意味ではオナクラは確かに風俗です。
しかし、ヌキのやり方が尋常ではありません。
消極的な意味で「尋常ではない」のです。
オナクラでは基本的に、女性は男性客を見るだけなのです。
要は、視姦によって男性をヌキに誘うのです。
しかもすごいことに、オナクラでは男性客は女の子にタッチすることすら許されていません。
なので女の子と男性客には完全に距離が保たれます。
疑いの余地なくこれは最もソフト、しかも究極のソフト風俗だと言えるでしょう。
ヌキへと誘(いざな)うという風俗の定義に従いながら、普通風俗でイメージされる男性客との肉体的接触は一切、行われません。
本番行為をするソープランド、素股まで許すデリヘル、フェラチオまでするピンクサロン・・・。
こういった典型的な風俗と比べたらオナクラは、まさに子供の風俗とさえ言えるでしょう。
どのくらい稼げるの?
大人というより「子供向け風俗」とさえ形容できそうなオナニークラブですが、実際どのくらい稼げるのでしょうか。
すこし調査してみました。
ホテヘル型S。
ホテヘル型のオナクラSは池袋のお店です。
年齢は22歳以下に抑(おさ)えられ、いまどきのアイドルっぽい黒髪純情路線の学生服が似合いそうな娘が揃(そろ)っています。
お店のコンセプトはズバリ「風俗店で本物の処女・業界未経験の女の子が集う【S】」。
この業種の本質を一番体現しているのがこのお店ではないでしょうか。
コースは時間制で細かく区切られており、それぞれのコースでの女の子へのバックは以下のとおりです。
・20分コース:5,000円(男性客支払い)→3,000円(女の子へのバック)。
・30分コース:7,000円(男性客支払い)→5,000円(女の子へのバック)。
・45分コース:10,000円(男性客支払い)→6,000円(女の子へのバック)。
また、髪の匂い嗅ぎや、男性客が女の子を抱きしめる、女の子が男性客を抱きしめるなど、ひとつひとつの行動に細かいオプション料金が500円単位で課されていて、その小銭はすべてオナクラ嬢へのバックに成ります。
グループ店A。
名古屋手羽先「世界の○ちゃん」を意識した店づくりをしているのが特徴的な(?)、オナクラ店です。
薄利多売な傾向があり、それに呼応するかのように在籍女性も比較的年増(としま)で28歳くらいまで居ます。
実際には年齢のサバを読み30代後半かというビジュアルをしている女性も居ます。
それこそ、いま私達が話している「アラサー女子」が当てはまる実物のオナクラ嬢がこのお店には見出されるのです。
薄利多売の効果もあってか、東京都内と千葉近郊に既に9店舗を展開している、オナクラ店としては勝ち組のグループ会社だと言えるでしょう。
男性客の支払いと女の子へのバックは、それぞれ以下のとおりです。
・20分コース:2,000円(男性客支払い)→1,000円(女の子へのバック)。
・30分コース:3,000円(男性客支払い)→1,500円(女の子へのバック)。
・45分コース:6,000円(男性客支払い)→3,000円(女の子へのバック)。
上記池袋のS店と比べると薄利多売は明らかで、ほぼ半額かそれ以下の値段でサービスを提供していることが分かります。
正直、アラサー女子には難しい。
以上の給料を見て思うのは正直、アラサー女子にオナクラの仕事は難しい・・・ということです。
確かにアラサー女子でもオナクラ店に採用されることは可能です。
上記グループ店Aのようなところは、薄利多売の店舗展開型で女の子の人手が足りないというのが実際でしょう。
このため「来る者拒まず」の精神でアラサー程度だったら余裕で採用してくれるはずです。
しかし「来る者拒まず」は「去る者追わず」の精神でもあります。
まず、風俗は出来高制です。
たとえ採用され店舗で男性客待ちをしていても、ネットが鳴らなければ、つまりネットを通じて指名が入らなければその日は完全に無駄足に成ってしまいます。
無駄足と言うのは文字通り稼ぎゼロということです。
お店は言葉では謝ってくれるでしょうが、根っこには「去る者追わず」の冷ややかな目で見ているのは否定できません。
他方、仮にネットが鳴ったとしても、つまり男性客からの指名が入ったとしても上記グループ店Aのバックを見れば分かるとおり稼げるとはとても言えません。
時給換算だと、指名間の空白も考慮に入れれば時給3,000円が関の山でしょう。
時給3,000円だったら水商売でもランクが下のほうのスナックかパブで働いても十分稼げる金額です。
むしろスナックやパブのほうが出来高制で無い分、安定して稼げるくらいでしょう。
アラサー、アラフォー女子にはオナクラは向いていない。
以上のように考えると、アラサー、アラフォー女子にはオナクラは向いていないと結論せざるを得ません。
スナックやパブで働くか、むしろ元のさやに納まってOL事務のような昼職で手堅くまっとうに働くほうが数段効率よく稼げるのです。
オナクラは基本的に若い女の子専門の風俗です。
しかもキャバクラのようなところと違って、完全に清楚な雰囲気の男性経験のまったく無い処女の娘がベストです。
そしてその場合にのみ、上記池袋店舗Sのような好待遇で迎えられるのです。
このことはオナクラのお仕事内容を振り返ってみれば分かります。
「ただオナニーを見られるだけ」。
そんなプレイで男性客が興奮できるのは、清楚な処女の娘くらいしか居ないでしょう。
アラサー、アラフォーの大人の女性にそんなことされても、なんら新しみが無いのです。
アラサー、アラフォーの女性だったら代わりに何が自分の武器が何かもっとよく考えてみるべきでしょう。
清楚な処女の娘だったら、男性の前で硬直してしまい何も言えないはずです。
オナクラの場合、男性客はそこに興奮を覚えます。
しかし逆に言えば、男性客はオナクラのような場面で無ければ、清楚な処女の娘なんて相手にしたくないはずです。
例えば、仕事の部下がそういった娘だったら足手まといになるだけでしょう。
アラサー、アラフォーの大人の女性は、正にそこに自分の価値を見出すべきです。
つまり、最もストレートな言い方をすれば昼職の仕事です。
そこで自分の価値を最大限に発揮できます。
また、トークが十分にできることから、風俗よりも水商売のほうが向いていると言えます。
それこそ、スナックやパブといったあまり高級でない水商売でも、実質的にオナクラなんかより効率が良いなら是非ともそちらを選ぶべきではないでしょうか。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
「アラサー女子はオナクラで働くより昼職の方が稼げる?」というタイトルで記事を書かせて頂きました。
結論から言わせてもらえば、そのとおりでアラサーそしてアラフォーといった女性はオナクラで働くべきではありません。
採用はされるでしょうが、効率の悪い働きかたに自分自身が消耗してしまうだけです。
また、周りが若い娘ばかりで職場に合わせにくいという気分も味わうことに成るでしょう。
アラサー、アラフォーの女性は今の自分にあった大人の職場、つまり昼職の事務やスナック、パブでの水商売を選ぶべきでしょう。
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