キャバクラは病むけどセクキャバはその場しのぎでこなせば病みにくい
風俗店など水商売で働いていると、精神的に病んでしまう、あるいは病む手前まで来ていると言うのは日常茶飯事。
厳しいノルマに疲れたり、聞きわけのない客についてしまったり、思う様な稼ぎが得られなかったり。
精神的に辛い事の多い職業ですが、どうにか少しでもストレスから解放される方法は無いものでしょうか。
メンタルが強くなければ風俗はキツイ
良く言われる事として、風俗嬢として生きていくには図抜けたメンタルを持ち合わせていなくてはならないと言うのがあります。
確かに、日々色んな客を相手にしているとストレスも溜まるし、また嬢同士の人間関係に悩む事も少なくありません。
酒が飲めないのに客の手前、飲まなければいけないのも人によっては苦痛ですし、常に愛想を振りまくのも疲れてしまいます。
誰かに相談できるなら良いですが、抱え込んでしまうのは状況を悪化させるだけです。
過度のストレスからメンヘラになってしまう嬢はいます。
症状は様々ですが、酒癖が悪くなったり、お金を湯水のごとく浪費したりと、以前の自分とは明らかに豹変する事が多いのだそう。
例えばソープを例にとると、当たる客は必ずしも紳士ばかりではなく、自分勝手に本番を強行しようとする者、見た目からして嫌悪されそうなキモ客、性病に罹っていそうなブツを持つ者など、とにかく色々な客を平等に接待しなければなりません。
また、待機時間が長くて稼げないと言う日もあるでしょうから、いつかは干されるかもと心配になる事も1度や2度ではないと言う女性もいます。
この様に心配の種や強いストレスに常に晒されていると、気付かないうちに心に大きな負担がかかってきます。
とは言え、風俗と言う仕事がストレスフルなのは仕方無い面でもあります。
ある程度の強いメンタルを持って望まない限り、風俗嬢を続けるのは無理があるかも知れません。
セクキャバで病むのはどんな時?
セクキャバは風俗とキャバクラの中間的位置づけと言った所です。
本番は勿論ないし、裸になる事もない。
ソープ等の様に身体を張って接客すると言うハードサービスではありません。
ですが、必要以上にベタベタ触ってくる客や乳房・乳首を乱暴にいじる客もいて、嬢はこうした所からストレスを感じていきます。
セクキャバはキス・乳首責めしか身体的接触はないので、むしろそれがストレスに感じると言う意見も。
特定の部位しか責められないのは嫌だとの事。
それなら全身くまなくの方が良いと考える向きも有るようです。
接客中に客に対して怒りなどを感じても上手くあしらったり、はっきり拒否できる位なら良いですが、受け身な性格の女性だと流されてしまう事になります。
或いは仕事とは言え、客に好意を持っているかのような振舞いをするのに罪悪感を抱くケースも多くの嬢を悩ませる所です。
自由出勤制の店舗とは違い、メンヘラだから気乗りしない、仕事に行くのが辛いと思っても、そうそう休ませてくれないのもセクキャバの難点。
休んでしまっては指名も何も有りませんから、出勤せざるを得ないのが辛いものです。
また、待機も嬢にとっては憂鬱な時間になり得ます。
待機が続けば「店から要らないと言われている様で辛い」と思うかも知れません。
いわゆる「お茶を引く」状態は嬢にとってかなりのダメージがあるものなので、いずれ干されるかもと言う思考に陥りやすいのです。
比較的メンヘラに寛容な業界であるとは言われていますが、やはり現実は厳しいのです。
病んでしまったらその先は?
病んでしまう理由について説明してきましたが、もしメンタルをやられてしまったら、その後どうなってしまうのでしょうか。
一度病んでしまうと、症状の度合いによりますが、何日かの休養で治る場合もあれば、治療が必要な場合もあります。
日中は何もする気が起きず、風俗の仕事以外の事は何も考えたくない、精神安定剤が手放せない、生活習慣悪化するなど、自覚していながらどんどん悪くなるにもなってきます。
割り切れる部分は割り切る事が必要
病む理由は人それぞれですが、ストレスフルな仕事柄、思い切りの良さも必要です。
セクキャバなら、お触りがある分、節操のない客に過度に触れられてしまって不快な思いをするのはどうしても避けられない事です。
あまりにも酷いなら店に相談すべきですが、「こう言う客に当たるのもセクキャバなら仕方ない」と考える事も時には大切です。
接客業ゆえ、おかしな客や頭にくる客、話の通じない客は大勢目にします。
こう言う客もいるんだ、位の気持ちで臨むのも、ある程度は必要でしょう。
ですが、キャバ嬢同士のトラブルは割り切る以前の問題。
これが原因で病むのはセクキャバであれキャバクラであれ同じです。
陰湿な嫌がらせやあからさまな侮辱に遭って辞めていけば、勿論後味も悪いし精神的苦痛も大きい。
売れっ子嬢から新人嬢へのいじめ、売れっ子嬢に対する他キャストからの嫉妬。
こうなってしまったら、割り切りどころか早急に辞めた方が賢明です(こう言う場合、店に相談しても根本的な解決にはなりませんから)。
客絡みで病みそうな時はこちらも客を選ぼう
セクキャバやキャバクラでは、何度も足を運び指名をしてくれる客は嬢が最も好む客です。
ですから頭ではそう言った客はいつまでもつなぎ止めておく必要があるし、少しでも良い接客を心掛ける事で今後も太客でいてくれる事になります。
以前何度か来店したもの連絡が全く帰ってこない様な客は、正直なところ今後も来店する可能性は低いでしょう。
指名を採れない時期は少しでも客に来てもらい、指名される事です。
が、こう言った「脈なし」の客に対して何度も営業メールを送ったりする事はむしろ自分を疲弊させるだけ。
思い切って、連絡を絶ってみましょう。
また、自分の事を熱烈に好きだとアピールしてくる客がいた場合、うまく交わして好きとも嫌いとも言わずにいると、客をだましている様で罪悪感があると言う嬢もいます。
ですが、これはキャバの仕事ですから口説かれは日常茶飯事。
恋仲になってしまうと後々面倒な事に発展します。
本当にその嬢の事を気に入っているのなら、嬢と一緒にいる時間こそを大事にしてくれる客の方が今後も指名客として来てくれます。
仕事と本心との板挟みで葛藤する位なら、始めからこちらも客の優先順位を絞る方が賢いかも知れないでしょう。
病みそうなら適度にリフレッシュ
特にストレスの多い風俗の仕事では、マメにリフレッシュする必要があると言えます。
思っている以上に心身ともに負担がかかるので、息抜きのために運度をするとか、動物を飼う、マッサージ店で癒される等して、ストレスをため込まない様努めましょう。
様々なタイプの客、他の嬢との付き合い方、自分の技量などで本格的に悩む前にリフレッシュすると精神衛生上好ましいと言えます。
まとめ
精神的に辛いのはナイトワークの宿命と言う部分も確かに有りますが、相談できる相手や頼れる場所を持つ事は必要です。
キャストのメンタル管理をしっかり行っている店舗もあるので、働く際には健康に留意してくれる体制の整ったお店を選ぶのが良いでしょう。
仕事だからと割り切っているとしても、やはり辛い事に出会うでしょう。
高い給料で有る分、気苦労も多いですが、だからこそメンタルを悪化させないために、自分なりに気分転換して病まない心を作っておくしかないのです。
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