セクキャバで鬼出勤するメリット・デメリットはありますか?
「鬼出勤」という言葉はご存知でしょうか。
バイトでしたら「入れられる所目一杯にシフトを入れる」ということを意味します。
では風俗嬢、特にセクキャバ嬢がこれ(鬼出勤)をしたらどうなるでしょうか。
どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
すこし考えてみたいと思います。
鬼出勤の程度。
まずは「鬼出勤」と言える度合いを考えてみましょう。
直感的にはアルバイトをイメージしてもらえば良いと思います。
ファストフードでも居酒屋でも何でも良いですが、アルバイトをしているとき、同僚がどの程度連勤して来たら「鬼出勤だな~」と思ったでしょうか。
アルバイトだったら週に2日くらいが普通でしょう。
3日はどうでしょうか・・・まだ普通ですね。
4日・・・そろそろですね。
こんな風に考えて行くと、鬼出勤とは「週5日」が目安だと言えます。
風俗でしたら、連勤3日に1休、そしてまた連勤2日・・・みたいな感じで、しょっちゅう待機部屋で顔を合わせるような女性は間違いなく鬼出勤している風俗嬢さんだと言えるでしょう。
鬼出勤のわけは?
さて風俗嬢さんが、この「鬼出勤」をするわけは何でしょうか。
もっともクリーンな理由は「風俗を本業としているから」というものでしょう。
風俗を本業としているなら、片手間にアルバイトとしてやっているのとは違いますから、週5日出勤するなんていうのは普通のことだと言えます。
そもそも鬼出勤というものは辛いのではないか?
しかしいくら本業でやっているからと言って、風俗のお仕事を週5日出勤でやるのはかなりキツイことです。
まず水商売、キャバクラでの週5出勤を考えてみましょう。
水商売である限り、自分もお酒を飲まなければなりません。
そして必ず酒飲みの酔っ払いの相手をしなければなりません。
よほどお酒に強くない限り、毎日飲み歩けるひとなど居ないでしょう。
こう考えると週5で出勤ということは、その日すべてにお酒が絡むということで、よほどお酒に強くなければできないはずです。
次に、普通の風俗、たとえばソープランドでの週5出勤を考えてみましょう。
幸か不幸かお茶を引くことなく男性客が指名してくれたとします。
収入的には嬉しいはずですが、体力的にはかなり厳しいはずです。
ためしに彼氏が毎晩泊りに来て毎晩エッチをしたことをイメージしてみれば良いでしょう。
カラダはガタガタに成ってしまうのではないでしょうか。
セクキャバのお仕事内容。
セクキャバのお仕事とは、こういったキャバクラの水商売の要素と、ソープランドのような性風俗の要素をあわせもったものだと言えます。
では、それはやはり辛いお仕事なのでしょうか。
簡単に、すこしまとめてみたいと思います。
水商売としてのセクキャバのお仕事。
セクキャバは、ピンサロと同じように風営法上は「風俗営業」として届け出しています。
つまりソープランドのような「性風俗関連特殊営業」としては登録していません(※)。
このためか、セクキャバのお仕事は表向きには水商売です。
男性客もお酒を飲みに来た客として入店し、実際にビールなどをフリードリンクを注文します。
しかしながらほとんどの男性客がセクキャバに入ったころには出来上がっているので、セクキャバ店内で改めて飲みなおすというひとはほとんど居ないようです。
(※風俗営業は「許可」、性風俗関連特殊営業は「届出」と風営法上微細な違いがありますが、本記事では厳密に区別せずにお話ししています。)
性風俗としてのセクキャバのお仕事。
風営法上は水商売(風俗営業)として届け出していますけれども、セクキャバの核心は他の風俗と同じように性的サービスにあります。
この点でセクキャバは本当にピンサロに酷似しています。
しかしながら、セクキャバは風俗でも珍しく女性キャストのほうから積極的な性的サービスは行われません。
ただ、入店して来た男性客に好きなように自分のカラダを触らせるだけです。
もちろんキスも許します。
おっぱいも触らせます。
・・・けれども基本的に受け身で大丈夫です。
セクキャバのお仕事なら鬼出勤できそう・・・?
以上の特徴を持つのがセクキャバのお仕事です。
どうでしょうか。
キャバクラのような専門の水商売、ソープランドのような専門の性風俗を「足し合わせた」ようなキツさかと思ったら、実際はそうではなく、水商売と性風俗それぞれの要素を「結構テキトーに」やってよい、というのがセクキャバだというのがすこし分かってもらえたと思います。
もちろん、だからと言って「手を抜いてよい」というわけではありません。
でも比較的ラクなのは確かです。
こう考えるとセクキャバなら週5日のような鬼出勤をしても大丈夫ではないか・・・そんな風に思えますよね。
実際にセクキャバで鬼出勤したときのメリット。
そこでセクキャバに実際に鬼出勤したときのことを考えてみましょう。
そのときのメリットは何でしょうか。
ひとつは単純に収入に直結するということです。
高収入を実現しなければならない理由がある女性こそ、このメリットに魅力を感じるでしょう。
その理由のひとつとしては、すこしネガティブですが借金返済ということが考えられます。
仮に50万円の借金をしてしまっている場合を考えましょう。
セクキャバの時給は4,000円から5,000円です。
仮に19時出勤で閉店24時まで5時間働いたとします。
時給としては最低の4,000円を想定しましょう。
セクキャバは時給制なので、5時間働けば5時間分給料がもらえます。
従って、1日の稼ぎは2万円です。
仮にセクキャバ1本で働くなら月20日の出勤は可能でしょう。
なので月収40万円です。
そこから生活費15万円差し引くとするなら、25万円が手元に残ります。
これがバンスに回されるとするなら、たった2カ月で返済終了できる計算に成ります。
鬼出勤のデメリットは?
これがセクキャバで鬼出勤した場合のメリットだと言えるでしょう。
まとまったお金が短期間で手に入るわけです。
では反対に、セクキャバで鬼出勤した場合のデメリットとは何でしょうか。
ひとつは、鬼出勤したはよいものの指名がされない場合、お店側から「不人気嬢」の烙印を押されるということです。
この場合セクキャバですので、場内指名か本指名を考えれば良いでしょう。
いずれにせよ、そんな指名されない女性キャストを使っていて良いのか、という疑問が店長の心に芽生えます。
もうひとつは、プレミア感、レア感がなくなる、ということです。
男性客にはそういったプラスアルファを喜ぶひとも居るので、自分の価値を上げて指名などでバックの上乗せを考えているなら、鬼出勤は正反対の効果を生み出してしまうかも知れません。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
「セクキャバで鬼出勤するメリット・デメリットはありますか?」というタイトルで記事を書かせて頂きました。
セクキャバはキャバクラやソープランドとは異なり、比較的仕事が楽で鬼出勤をしやすい環境にあります。
しかし、鬼出勤をすると確かにまとまった収入が短期間で得られるというメリットがありますが、他方で自分の価値を落としてしまうというデメリットの可能性もあります。
現時点での体調や経済状況を考えて、マイペースで出勤することが良い結果を生み出すことになるでしょう。
本記事が風俗のお仕事を考えている女性のお役に立つことを心から願っています。
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