未経験でも失敗しないキャバクラ店のお店選びと探し方
未経験だけれどこれからキャバクラで働いてしっかり稼ごうと持っている人にとっても、あるいは少しお小遣いが欲しいからキャバクラでバイトをしようと思っている人にとっても、その店がいい店か悪い店かによって働きやすさが全く違うのは、一般の会社勤めと同じです。
しかしどのような点を確認すれば店選びに失敗しないのかというと、未経験者にはなかなかわからないことでもあります。
そこでここでは未経験でも失敗しないためのキャバクラ店の選び方と探し方についてご紹介します。
悪いキャバクラ店でありがちなこと
まず最初に「悪いキャバクラ店」でありがちなことを挙げておきます。
このような店に入ってしまったら、それは店選びに失敗した、ということですから、すぐに移籍を考えましょう。
求人内容、面接内容と待遇が違う
まず求人サイトに載っていたり、面接で説明された勤務条件が、現場に行ったら違っていた、という場合です。
たとえば、求人サイトでは「ノルマなし」と書いてあったのに実際には売上ノルマがあったとか、「勤務時間はあなた次第」と書いてあったのに実際にシフトを入れる時には「出勤は週3日以上、1日3時間以上」と決まっていた、などです。
こういう店はほかの部分でも、いろいろな嘘をついているはずです。
ぺナルティと罰金が多い
多くのキャバクラでは当日欠勤、無断欠勤、遅刻などをした場合給料から罰金を徴収するなどのペナルティを設けています。
実はほとんどの場合それ自体法律に反しているのですが、それはそれとして、その内容や金額がほかの店に比べて項目が多かったり、厳しかったり、罰金の金額が高い場合も失敗だと言えます。
一般的にはペナルティは上で挙げたもののほかに、ノルマ未達成とミーティング欠席くらいですし、金額は無断欠勤で2万円、当日欠勤で1万円、遅刻で10分につき1000円程度です。
それより高ければそれは失敗の可能性が高いです。
女性同士の派閥がある
キャバクラは女の園ですから、多かれ少なかれその中では仲の良いもの同士でグループ化しています。
しかしそれが派閥になってお互いに嫌がらせをしあっている、などの店は通常以上に働く環境の悪い店だと言えます。
雑費が多く、高い
キャバクラでは給料からいろいろな雑費を天引きされます。
たとえば福利厚生などの名目で10%程度を一律に差し引くことや、衣装を借りた場合のレンタル代1日500円、帰りに車で送ってもらった場合の送り代500円などです。
逆に仕事で使う名刺などは無償で店から支給されるのが普通です。
ですからその雑費が、納得できない内容や実態ないもの、あるいはどう考えても高すぎる、という店は失敗だと言えます。
男性スタッフがテキパキしていない
黒服とも言いますが男性のスタッフやマネージャーがテキパキ動いていない店も失敗です。
ドリンクをたらたら運んでくる、女性をどのテーブルに配置するか決める「付け回し」が適切ではない、などです。
キャバクラ嬢を大切にしない
女性の悩みや相談に対応してくれない店も失敗だと言えます。
たとえばほかの女性グループからイジメがあるとか、お客様がストーカー化して困っているなどの相談をしても具体的に動いてくれない店です。
あるいは営業中に、お客様がトラブルがあったりしてもすぐにスタッフが間に入ってくれない店もダメでしょう。
キャバクラ店の選び方5か条
では「良いキャバクラ店」を選ぶにはどのようなところをチェックすればよいのでしょうか。
それにはさまざまありますが、まずは以下の5つを確認しましょう。
第1条未経験でも何を目ざすのかで選び方は違ってくる
キャバクラで働く目的はほとんどの女性の場合はお金でしょうが、どの程度稼ぎたいのか、何を目的にしているのか、によってよい店、悪い店の基準が違ってきます。
たとえば借金返済のためにしっかり稼ごうと入ってきた場合は、ペナルティやノルマが厳しくても、その分売上や本指名などの実績に対する給料へのバックが多い店の方がいいですし、逆にOLの給料に少し上乗せしたいからのんびりキャバクラでバイトをしたいという場合は、ノルマがなく、店長やスタッフの雰囲気もキリキリしていなくて、罰金制度もないような店がよい店だと言えます。
ただしそのような店は時給も前者に比べて低いのが普通です。
ですからまずは自分の目的をしっかりと自覚したうえで、その働き方に合っている店かどうかを判断しましょう。
第2条公式サイトがきれいでしっかりしている
これはどのような働き方を目指す場合でも共通の選び方ですが、店の公式サイトがきれいでしっかりしている点でよい店かどうかの見分けがつきます。
デザインがしっかりしていて、写真もプロが撮ったようなきれいなもので、イベント案内や女性の写メ日記などが頻繁に更新されている店を選びましょう。
第3条電話応対が丁寧
電話で求人への応募をした場合に、その電話口の相手の対応が、一般の企業と同じように丁寧であれば大丈夫です。
逆に横柄だったり、きちんと答えてくれない場合はその店は危ないですからやめましょう。
第4条面接で質問に明確に答えてくれる
面接を受けた時の面接官の態度でも同じことが言えます。
紳士的な態度で、丁寧語で話し、質問に明確に答えてくれる店であれば大丈夫です。
いきなりタメ口を利いてきたリ、質問を誤魔化したりする場合はやめておきましょう。
第5条ペナルティがシンプルで罰金が高すぎない
先に挙げた悪いキャバクラ店のように、ペナルティ項目が多く、かつその金額が高い店はNGです。
逆に項目が少なければ少ないほど、罰金が安ければ安いほどいい店だと言えます。
体験入店でのチェック項目
以上の5か条は求人サイトや面接までの段階でだいたいわかりますが、そのほかに実際に入ってみないと分からないこともあります。
それらはほとんどの店で設けている、「体験入店」という1日という超短期から長ければ3ヶ月くらい「お試し」で入店できるの制度を利用して現場で確認しましょう。
そしてダメだと判断したら、本入店しないで辞めれば大丈夫です。
その際にチェックする項目は以下のようなものです。
自分のキャラクターに合っているか
キャバクラの雰囲気は大きく2つに分かれます。
1つは女性も客層も若くにぎやかでワイワイしている店。
もう1つは大人のお客様が多く女性も落ち着いたお姉さん的な感じで静かな店です。
自分がどちらの雰囲気に合っているのか、働きやすいのか、居心地がいいのかをまず判断しましょう。
客層がよい
キャバクラにとっても女性にとっても「良いお客様」は有体に言うと「金離れの良い人」ですが、しかしそこにも店の雰囲気と同様にタイプがあります。
そのタイプが自分に合っているかどうか、ということも大切です。
その1つは上品で、会社経営者や重役など社会的地位の高いお客様が多い店です。
こういうお客様は落ち着いた雰囲気の大人っぽい女性を好みます。
もう1つは、肉体労働の仕事をしている人や若くて騒ぐのが好きなサラリーマンのお客様が多い店です。
こういうお客様は一緒にワイワイ騒いでくれるノリのよい女性を好みます。
いずれにしても暴力団関係の人が多い店、よく店側とトラブルを起こしている人が多い店は止めておきましょう。
フリーのお客様が多い
キャバクラ嬢はお客様の指名を貰わないと稼げません。
しかし常連客の多い店の場合は、来店客は既に指名する女性が決まっているので、なかなか未経験者の新人には指名がかかりません。
それに対してフリー客が多い店は、そういう女性にも指名のチャンスがありますので稼げる可能性が高いです。
スタッフの対応がしっかりしている
これも「悪いキャバクラ店」の反対です。
スタッフが、テキパキとフードを運んでいるか、つけ回しが適切か、あるいは女の子が無理なボディタッチをされていたら止めに入ったり、悪酔いして大声を出しているお客様をすぐなだめたり、お客様同士のトラブルに素早く仲裁に入ったり、というようなことをしているかを確認しましょう。
仲良くなれそう女性がたくさんいる
働く上で人間関係のトラブルが1番のストレスになります。
ですから、女性同士が仲がいい、少なくとも表立って争ったり、喧嘩をしたりしていない、あるいは仲良くなれそうな女性がたくさんいる、という店かどうかを確認しましょう。
キャバクラ店の探し方
そのようなキャバクラ店はどのように探したらよいのでしょうか。
基本的なところから、自分の働き方に合った店の探し方までご紹介します。
専門の求人サイトでチェック
まずキャバクラの求人は普通の求人サイトや求人誌には出ていません。
その代わりにネット上にキャバクラ専門の求人サイトがありますから、いくつか検索して探しましょう。
そのサイトでは、かなり細かい自分の希望条件で店の検索もかけられますし、あるいは希望条件と自分の簡単なプロフィールを登録しておくと店からスカウトメールが届く場合もあります。
このようなサイトを活用して探すのが基本です。
稼ぎ優先なら大手チェーン
しっかり稼ぎたい場合はいくつも店舗を持っている大手チェーンがよいでしょう。
というのも、大手はしっかり広告を打つので集客力があり、お客様が多く来店します。
したがって、稼ぐことができるのですが、しかしノルマなどもそれなりに厳しいので覚悟しておきましょう。
キャバクラの仕事に慣れるのが優先なら、新規オープン
未経験の場合で、なおかつ徐々に接客の仕事に慣れたいという場合は「新規オープンにつき女性募集」という店を狙いましょう。
女性はみんな同じスタートですから仲良くなりやすいですし、フリー客も多いので稼ぎやすいです。
あるいは中には「未経験者専門店」というものもあります。
女性は全員キャバクラ未経験者で、3か月程度その店に在籍をして慣れてきたら他のグループ店に異動する仕組みです。
女性はみんな未経験ですから仲良くなりますし、スタッフもそういう女性をずっと指導してきていますから優しいことが多いです。
まとめ
いがかですか。
キャバクラも1つの特殊な会社のようなものですから、上司が嫌だったり、お局がいたり、社風が厳しかったり、求められる仕事がきつかったり、といろいろとあります。
大切なのはその中で自分の働く目的自分のキャラクターにその店が合っているかどうかです。
ですから上で挙げたようなチェック項目と探し方を実行して、働きやすい店を探しましょう。
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