キャバクラでお客さんから店外デートを誘われた時のかわし方
キャバクラで働いていると店外デート、つまり同伴、アフター、そして休日デートに誘われることがしばしばあります。
それは直接的ではありませんが、売上に貢献する可能性もあることなので、店によってはノルマ化したり、逆に給料へのバックをつけたりして奨励します。
しかしプライベートの時間を割くことに変わりはなく、余計な負担であることは事実です。
ましてや、ちょっと危なそうなお客さんや、あまりに自分の好みでない、さらに言えば生理的に嫌なお客さんの場合は、売上関係なく断りたいと思うのも当然です。
そこでここではお客さんから店外デートに誘われた時のかわし方についてご紹介しますので、ぜひ実行してみてください。
かわすための心得3つ
基本的に店外デートをかわすのは、売上抜きで考えれば特に問題はありません。
しかしそれは「「上手に」かわすことが前提です。
そうしなければ返って余計なトラブルを抱えることになり、それなら1時間我慢して同伴しておけばよかった、ということにもなりかねません。
そこでまず「上手に」店外デートをかわすために持っておきたい心得を3つご紹介します。
怒らせない
まず1つは最低限お客さんを怒らせない、不機嫌にさせない、ということでしょう。
キャバクラは接客業ですから当然なのですが、あまりそれを自覚していない女性もいて、お客さんが怒るようなかわし方や断り方をしてしまうケースもあります。
それでそのお客さんが来店しなくなるだけならいいですが、店にそのお客さんからクレームが入ったり、ネットなどで店の名前と女性の悪い口コミを拡散されて、店長から「お客を減らすのか」と叱られたり、場合によってはペナルティを科せられることもあり得ます。
ですから、とにかく怒らせないようにしましょう。
本指名をとれるように
上手なかわし方をすると、断っていながらまた次回来店の時にも本指名がもらえます。
1番シンプルな方法は「次こそOKしてもらえる」とお客さんに期待させることですが、その場合は次回もかわすのが大変です。
しかし、その時にも上手にかわせれば毎回来るたびに本指名してくれますから、そのお客さんは自分にとっての太客にできます。
同伴に逃げる
2が難しく、やむを得ず受ける場合でも、直接的な売上につながらない休日デートやアフターは断り、同伴に逃げましょう。
これならノルマにも給料にも貢献してくれメリットがあります。
店外デートのかわしかたの5つのポイント
以上を前提にした時の店外デートのかわし方のポイントは以下の5つです。
「thankyou,but」話法が基本
同伴、アフター、休日デートなどのどの店外デートをかわす場合でも重要なことが、話法です。
それは「thankyou,but」、つまりいきなり「ダメ!」というのではなく、まず「ありがとう」と感謝して、誘いに対してうれしく思っているということを伝えることです。
さらに「うれしいです」と加えればなおよいでしょう。
そして「でも」と相手が納得できる理由をつけてかわすのです。
「誘ってもらってうれしいです。でも行けない理由があって」という感じです。
その際に「とても残念」という気持ちも加えましょう。
この話法を押さえることが、相手を怒らせないポイントです。
それどころか、返って悪い気持ちはしないので次回の本指名にもつながります。
アフターは仕事か勉強を理由にかわす
次にアフターのかわし方ですが、「今回だけではなくアフターは毎回かわす」場合には、Wワーカーであれば昼間の仕事、学生であれば学校や勉強のことを理由にするのが適切です。
これであれば、仕事を辞めたり卒業してキャバクラを本業にしない限り使えます。
1番シンプルなのは、OLであれば「明日も8時半に出社しないといけないから」です。
しかし「俺も仕事だよ」とか「早く帰すから大丈夫」と言われた場合は、「翌日がお休みの日なら大丈夫かも」と逃げます。
この言い方は「次ならOK」と思わせられるので、本指名につながります。
ただし本当に金曜日など、翌日が休みの日に来店してしまった場合のかわし方を別に考えておく必要があります。
曜日と関係なく使える理由は「親」です。
「実家通いで、キャバクラでバイトをしていることは親に秘密なんです。
キャバクラの日は残業で遅いということにしているから、絶対早く帰らないと」などのかわし方です。
学生の場合は「もうすぐ試験だから変えて勉強しないと」など勉強を理由にすれば大丈夫です。
キャバクラが本業だとバレている場合は「実は資格を取ろうと思って帰ってから勉強しているんです」でいけるでしょう。
また「先約があるから」と言ってかわし、「自分はスケジュールが空いていない人」アピールする方法もあります。
その上で「スケジュールが大丈夫な時にこちらから誘うから」と伝えれば「いける!」と思わせられるので本指名がまたとれます。
同伴は相手のお金を気にしたふりをしてかわす
もしもキャバクラで成績を上げ、給料を増やしたいなら同伴は必須の「営業活動」です。
しかし生理的に受け付けなかったり、危なそうな予感があったら以下の方法でかわしましょう。
1番いいのは「たまに会って長い時間一緒にいるよりも、その分短くていいから毎日会いたいです」と、「1回の同伴より来店数を増やしてもらう方が会える回数が増えてうれしい」と言ってかわす方法です。
その際に、同伴の場合は食事代のほか店に対して同伴代を払いますから、お客さんがたくさんお金を使うことを心配している、というような言い方にすれば、「自分に気を使ってくれた」と感じて、喜ぶはずです。
休日デートは同伴につなげてかわす
休日デートはほぼ100%下心がありますから、会う時間帯や場所によっては危険です。
ですので、極力かわしましょう。
そのポイントは同伴につなげることです。
たとえば「その日は予定があるから、月曜日のお店に行く前なら大丈夫」と言う感じです。
あるいはまず断って、「同伴なら会えるんだけれど」と残念そうに言ってもOKです。
ただし休日デートをかわすと完全に脈なしだと思われて、そのお客さんと切れてしまうかもしれません。
それを避けるには前もってかわす設定をしておきましょう。
それには「家族」を出すのが1番です。
具体的には「おばあちゃんが病気だから、休日は実家で手伝いをしないとならない」というような設定を、接客の時にさりげなく入れておくことです。
あるいは、ここでも「美容師になりたいから休日は学校に通っている」など勉強を理由にしてもよいでしょう。
最悪は安全な方法での同伴を
このまま休日デートやアフターをかわし続けているとそのお客さんと切れそうだと判断した場合は、同伴だけでもしたほうがよいでしょう。
同伴は危険性は少ないですが、それでも念を入れる場合は以下のようなことをしましょう。
1つは自分で食事の店を指定することです。
1番よいのは知り合いの店ですが、なければ、隠れ家風のおしゃれな店ではなく、居酒屋のような大勢の人がいる店がよいでしょう。
2つめは「店前同伴」です。
「店前同伴」とは食事をしないでカフェなどでで待ち合わせてすぐ同伴出勤することです。
これなら1時間か30分程度一緒にいれば済みます。
3つめはそれでも危険がありそうな場合は、2対2などにすることです。
「じゃあ、●●ちゃんも誘っていいですか?
」と仲のよいキャバクラ嬢を誘って、2対2で食事をしたうえで同伴するのです。
これはその女性の成績にもなるので協力してくれやすいですし、お客さんも「最初はしょうがないか」とOKしてくれます。
まとめ
キャバクラに勤めている間は店外デートの誘いは必ずあります。
それが自分の人気のバロメーターでもあります。
しかし同伴以外は自分にメリットもなく、場合によっては危険な可能性もありますから、よほどの目的がない限りは誘われてもうまくかわしましょう。
ただしその方法は、怒らせない、本指名につなげる、ダメなら同伴で逃げる、です。
ぜひここでご紹介したポイントを生かして上手にかわしてください。
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