ランカー嬢だけど人妻店に勧誘された!スカウトの目は節穴?
建前としては風俗店でのスカウト行為は禁止となっていますし、風俗店はおろか街中でのスカウトも禁止と銘打たれているものの、それでもやはりキャッチやスカウト行為はあるものです。
スカウトされると面倒だなという気持ちの奥底に、多少なりとも嬉しさもあるのではないでしょうか。
スカウトされるということはそれなりに見込みがあると思われているからではありますが、スカウトマンとしては特に街中でスカウトする女性がどのようなお仕事なのかまでは分かりません。
そのため、うっかり風俗嬢をスカウトしてしまうなんてケースもありますが、お店ではランカー嬢であるにも関わらず、人妻店に勧誘される…。
「え?私ってそんな程度?」と思ってしまうかもしれませんが、その理由はいろいろなものがあります。
スカウトマンのお仕事とは
ランカー嬢として風俗店では高い人気を集めているのに人妻店に勧誘される。
プライドを損ねてしまうことにもなりかねない出来事ですが、なぜそのようなことが起こるのかはスカウトマンのお仕事を考えれば分かります。
スカウトマンのお仕事は女の子を風俗嬢にすることです。
そのため、いろいろと誘うのですが自分自身がスカウトした女の子の報酬からいくらかスカウトマンに行きますので、スカウトマンからすれば、分かりやすく言えば誰でも良いのです。
もちろん風俗嬢になってくれるかどうか見極めなければならないですし、闇雲に話し掛けていてもなかなか良い結果は出ませんが、かといって選んでいても仕方がないのです。
とにかくまずは声をかけなければならないのです。
これは人妻店だけではなく、どのような風俗店でも同じです。
声をかけることによって、まずは興味を持ってもらう。
そしてお店まで来てもらう。
そこまではスカウトマンのお仕事です。
スカウトマンとしてもある程度風俗嬢になってくれそうな女性を物色していますので、ある意味、風俗嬢に声をかけるというのは見る目があるとも言えるでしょう。
また、違うお店の風俗嬢まで把握している訳がありませんので、働いてくれそうな女性を見たらとりあえず声をかけるというスタンスのスカウトマンもいるのです。
つまり、ランカー嬢だからとかではなく、単純に「風俗嬢になってくれそう」「いけるかもしれない」との理由で勧誘されているのです。
風俗店も人手不足
最近ではどのような業種であれ人手不足がささやかれています。
求人倍率が高まっているのもそのためです。
ニュース番組や真面目なドキュメンタリーでさえ人手不足の問題がささやかれているほどで、社会問題と言っても決して過言ではないのですが風俗の世界でも同様です。
その一方で、デリヘルのように急増しているジャンルもあります。
これが何を意味しているのかと言えば、「働いてくれる若い女性は減っている。でもお店は増えている」なので、いわば女性の争奪戦が繰り広げられているのです。
そのため、スカウトマンとしても報酬の問題もありますが、とにかく働いてくれる女の子の確保に躍起になっているのです。
かつてであればスカウトだけではなく、女性自ら応募してくれるケースもありました。
借金で悩んでいる女性や、割の良いバイトを探している女性にとって風俗というジャンルは覚悟さえ決めてしまえば他のお仕事では得られない額を得られるので、美味しいお仕事として多くの女性が働いていました。
ですが近年ではSNSの普及により、SNSで直接男性と交渉するような女性もいます。
風俗店・業界にとってはそのような女性が増えるのは好ましくはありません。
SNSで各々交渉するのは自己責任ではありますが、競合が増えているという一つの事実もありますので、スカウトマンとしてもスカウトにはかなり力を入れているのです。
詐欺の可能性も
そのスカウトそのものが詐欺の可能性があります。
本当に人妻風俗店からの勧誘であればまだしも、人妻風俗店の勧誘を装った、他のジャンルのスカウトの可能性もあります。
よくあるのはAVです。
近年AVでは、インターネットのおかげでサイトに直接応募する女性が増えています。
そのため、スカウトをする必要はないだろうと思われるかもしれませんが、AVの世界とて女性は多くいる方が良いのです。
ですが、初めから「AVなんだけど」と告げたところで乗ってくれるような女性はいません。
まずは話から始めることになりますので、とりあえずAVということを隠すべく、人妻風俗店だと告げるケースも考えられるでしょう。
詐欺まがいな方法ではありますが、それだけAV業者のスカウトとしても女性の確保に躍起になっていますのでなりふり構っていられないという事情もあります。
AVにせよ風俗にせよ共通しているのは、いきなりそのように告げて乗ってくれる女性はそうそういないと分かっていますので、何かにカモフラージュして話をある程度進めるのです。
悪質なスカウトともなれば、契約書にサインをしてから実はAVだった、風俗だったと露呈するケースや、撮影現場まで行ってそこで初めて気づかされるようなケースもありますのでスカウトにも注意しなければなりません。
プライドは傷つくかもしれませんが…
どのような事情であれ、ランカー嬢として人気を集めているのに人妻店から勧誘されたらプライドが傷つくという女性もいるかもしれませんが、スカウトマンの特性や業界のことを考えると、決して「人妻店でしか出せないだろう」と思われてスカウトされている訳ではありませんので、プライドを傷つけられる必要はありません。
相手をするのが面倒だと思いますが、そこで「私はランカー嬢です」と告げたところで余計話が長引くだけの可能性もあります。
スカウトマンとしては、とにかく女性の足を止めたいのです。
足早に歩いている女性に声をかけることの目的は、話を聞いてもらうことではなくて、まずは足を止めることです。
足を止めてもらったらスカウトマンの勝利と言っても過言ではないのです。
そのため、「私ランカー嬢ですけど」などと反論しようものならスカウトマンの思うつぼと言っても決して過言ではありません。
なぜなら、スカウトマンにとっては女性がランカー嬢だろうが何だろうが構わないのです。
自分の言葉に足を止めてくれればそれで良いのです。
言い返したくなる気持ちも分かるのですが、無視が無難です。
スルーすることで、スカウトマンも「あ、話しかけても無駄だな」と察知します。
軽くあしらうつもりで相手をしようとしても、結局はスカウトマンの思うつぼとなるだけでしかありませんので、スルーすることこそが一番だと知っておきましょう。
まとめ
スカウトマンにとってのスカウトは、女性の事情など考えていません。
判断材料は「落とせそうかどうか」です。
そのため、相手がどのような職業なのかなどとは推理しません。
だらしなさそうだなと思ったり、何かを求めているのではないかと思わせるような外見や雰囲気の女性に食らいつくかのようにスカウトを行いますので、節穴というよりも、いわば「食いついてくれそうなら誰でも良い」になりますので、あまり深く考えない方が良いでしょう。
風俗だけではなく、芸能界でさえ既に芸能事務所に所属している女の子を街で見かけてスカウトしてしまうケースもあるのです。
スカウトマンが考えるのは、自分の目的を果たせるのかどうかだけで、女の子がどのような職業なのかなどほとんど考えていないのです。
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