ハード系のホテヘルでラブホから苦情来たけど私が悪いの?
ハード系の風俗店にはホテヘル、ファッションヘルス、ソープなどがありますが、ファッションヘルスやソープはいわゆる「店舗型」なので、汚れても自店舗で掃除をするだけです。
しかしホテヘルの場合は「派遣型」でラブホテルやビジネスホテルなど使いますから、汚れたり物が壊れたりした場合、ホテルに損害がかかります。
特にハード系はそのような汚したり壊したりする確率の高いプレイですから、自然とホテルにとっての「迷惑行為」をしてしまうことも多々あります。
ただ、特にハード系のホテヘルの場合は、そういうトラブルが多いので、使うホテルはラブホテル限定、それもホテル指名にしていて、多少の問題はあっても先方ではそれで商売になっているのだからお互い様、というようにしているのが普通です。
にもかかわらず、苦情が来たとしたら、それは相当な迷惑をかけたからかもしれません。
そこでここでは、そのようにラブホテルに迷惑をかけた時に、苦情が来るのはどういう場合なのか、そしてそういう行為の責任はプレイをした女の子にあるのか、という点について解説します。
ハード系とはどういうプレイ?
まずその解説の前に、ハード系といってもピンとこない人もいるでしょうから、簡単にハード系とはどのようなハードプレイをするのかということを説明しておきます。
まずハード系に含まれるプレイにはだいたい以下のようなものがあります。
・AF
・即尺
・即プレイ、即マット
・イラマチオ
・顔射
・ごっくん
・アナル舐め
・スカトロフェチ
・SM
それぞれ説明しましょう。
まずAFとはアナルファックのの頭文字です。
まさに女の子のお尻の穴にお客さんがペニスを挿入する、というプレイです。
稀にですが、逆にお客さんのお尻にペニス型のバイブを挿入することもあります。
ただその場合は分類としてはSMになります。
即尺は、部屋に入ってシャワーを浴びる前にフェラチオをするサービスです。
特にだからと言って快感が増すわけではないのですが、女の子にとっては汚かったり臭かったりしてハードなプレイではあります。
お客さんもそのように女の子をイジメる感じが快感だということでしているプレイです。
即プレイ、即マットはフェラチオではなく、部屋に入ってシャワーの前にすぐセックスをしたりマットプレイをする、というものです。
即尺のあと即プレイをすることを即即と言ったりもします。
ただしホテヘルでのマットプレイは、ラブホテルを利用し、かつそのホテルにマットが用意されている場合だけです。
イラマチオは、フェラチオの一種です。
普通のフェラチオであればお客さんは動かないで女の子の方が顔を動かしますが、この場合は女の子は自分では動きません。
お客さんが女の子の口にペニスを挿入して、自分で女の子の頭を持って前後に動かすというプレイです。
ただ、風俗でイラマチオというオプションは、単純にお客さんがペニスを女の子の喉の奥まで突っ込むプレイを指す場合もあります。
どちらにしても、女の子にとっては、息が苦しくなるのでハードなプレイであり、お客さんはそういう女の子の苦しむ姿を見て快感を感じる、というものです。
顔射やごっくんは、ご存知の通り、射精を女の子の顔に向かってしたり、あるいはフェラチオで射精した精子を女の子が飲むプレイです。
肉体的にはハードではありませんが、顔射は女の子にとっては顔ががびがびになりますし、ごっくんもあの味が好きでなければしんどいプレイです。
アナル舐めは、まさに言葉そのもので、お客さんのアナルを舐めるプレイのことです。
これは相手のアナルが清潔ならいいですが、たいがいは汚かったり臭かったりするので、女の子にとってはハードです。
そういう女の子の姿を見たいので、あえて汚いままでくるお客さんもいるくらいです。
スカトロは、女の子のおしっこを顔にかけてもらったり、うんこを目の前でさせたりするプレイです。
そんなことをして何になるのか、という気もしますが、まさにそれがフェチであり、変態ということなのです。
SMはご存知でしょうが、だいたいの場合はお客さんがMで女の子がSになります。
ただ、本格的なSMプレイには木馬などの器具や鞭などの道具が必要になりますので、それがそろっているSM専門のラブホテルでなければ、物理的にお客さんを痛めつけるのではなく、精神的にイジメるというプレイになることが多いです。
たとえば、女の子は服を着たままでお客さんだけ全裸にし、「ここは何て言うの?」「どんな風に攻められたいか言ってごらん」などと言葉責めにします。
そしてそこから「じゃあ、そこは触らない」というおあずけプレイに移ったりもします。
あるいは、お客さんに四つん這いや仰向けになった蛙の様な姿勢などの恥ずかしいポーズを取らせたり、射精寸前でわざと焦らしたり、というプレイの場合もあります。
さらには、女の子は何もせず、お客さんが全裸でオナニーを女の子に見せて興奮する、いわゆる最近はやりのオナクラをホテヘルでも希望する人もいます。
以上がだいたいのハード系のプレイですが、読んでいただいて分かるように、別にホテルの器物を汚したり壊したりすることがないようなものもあれば、やり方によってはそれがあり得るものもあります。
ハード系のプレイでラブホテルから受ける苦情って?
なぜ自分のホテヘルの店がばれちゃうの?
では、以上のようなプレイをしてホテルに迷惑をかけてしまった場合ですが、そもそもラブホテルでは宿帳などを書かないのに、なぜそのホテヘルの女の子とのプレイだったということがばれてしまうのでしょう。
それには2つのパターンがあります。
1つはそのホテヘルの仕事をするエリアが決まっているので、使うラブホテルもいつも同じであり、したがってラブホテル側でもどのホテヘルだったがだいたい分かっている、という場合です。
もう1つは、ホテヘル側で1つのラブホテルと提携し、そこを使った回数などに応じてキックバックをさせているので、そのホテヘルだとわかるという場合です。
ただ、先ほども書いたように、相手も商売なので、多少の迷惑があってもそれは商売上やむを得ない損害だとして我慢するケースが多いのが実情です。
にもかかわらず、ラブホテル側から苦情が来る、というのはどのようなプレイをしたり、迷惑をかけた場合なのでしょうか。
ラブホテルが苦情を言ってくるケースにはどういうものがあるの?
ラブホテルから苦情が来るとしたら、室内を汚されてしまった、という場合がほとんどです。
まず、風呂場ではなくベッドでローションプレイをして、それによって床やベッドがローションまみれになっているケースです。
ベッドはシーツを取り換えれば何とかなりますが、床までローションまみれになってしまった場合は、清掃が非常に大変ですので、苦情を言ってくるかもしれません。
またスカトロやSMプレイをした場合に、うんこを放置して帰ってしまうケースも苦情になります。
そのようなことがないようにこのプレイも通常は風呂場でするはずですが、お客さんの要望かどうかは別にして、ベッドの上などでしてしまい、片付けずにそのまま帰ってしまうと、あまりに非常識ということで苦情になるでしょう。
また、汚してしまうケース以外にも苦情になることはあります。
それは、SMプレイの中で、あまりにお客さんの「M男的喘ぎ声」が絶叫と言ってもいいくらい大きい場合です。
加えて、そういうお客さんは人に聞かれたり見られたりすることでさらに興奮しますので、わざわざ部屋のドアを開けてプレイをしたりします。
そうするとほかのお客さんから苦情が入りますので、ラブホテル側から、そういうことは慎んでほしいとホテヘル側に苦情が来ることもあります。
さらに、ハード系のサービスメニューにはありませんが、生理中の女の子を好むお客さんもいて、あえてそういう子を指名する場合があります。
そうなると、普通のセックスをしたとしても、ベッドの上は血だらけになり、血液は通常のクリーニングでは取れませんので、苦情になることもあるでしょう。
このようにプレイとそれをする場所の選択、あるいはその後始末などが適切でなく、あまりに汚れなどが激しい場合や、ほかのお客さんに迷惑がかかった場合は、苦情が来ることがあるのです。
ホテルに対する責任はあるの?あるとしたらだれの責任?
汚れてもそれはホテルの必要経費じゃないの?
しかし、そもそもラブホテルで多少の汚れやモノが壊れたりすることは想定内の話で、ラブホテルの経営の必要経費として前もって考えている部分のはずです。
にもかかわらず、苦情が来る、場合によっては弁償の請求が来る、ということはその想定の範囲を超えているということです。
その場合、その苦情や請求が正当かどうかは法律的には以下のように判断されます。
部屋の中を汚してしまうのは、それが故意、つまり「わざとしたこと」であれば器物損壊罪という罪になります。
ですので、プレイ中にうっかり汚してしまった場合は、罪には問われません。
したがって、わざとではないとすれば本来は責任云々の話にはなりません。
しかしそれがわざとであれば、損害賠償請求がくることもあり得ます。
ただそのホテヘルが毎回同じようなことをしているようであれば、それがわざとではなくても、苦情くらいは言ってくる可能性があります。
しかしそれはあくまで「次からしないようにしてください」というレベルのものでしょう。
苦情を言われたら女の子の責任になるの?
では苦情が来た場合、女の子の責任なのか、ということですが、まずハード系のプレイを売り物にして商売をしているのはその事務所であって、女の子はそこの雇われている、あるいは委託契約をして働いているに過ぎません。
ですので、法律的にはそのプレイの中で行われることについて問題があったら、全て事務所側の責任です。
たとえばパチンコ屋の騒音について近所から苦情が来たら、それはパチンコ屋の責任であって、その音楽のボリュームを設定したり、機械の調整をしている従業員には責任がないことと一緒です。
ただしそれは「法律的には」という話です。
たとえばこれが素人同士のカップルがセックスに夢中になってベッドを汚してしまった、ということであれば、それはやむを得ないということになるでしょうが、一応はホテヘルで働いている女の子はそれで給料をもらっている以上はプロです。
したがって、お客さんを満足させる配慮と同時に、その周りのことにも気を配るべきだという考え方もできます。
素人のように、プレイに夢中になってはいけないということです。
その意味で「プロなんだからラブホテルに迷惑がかかるようなプレイにならないようにうまく仕向けろ」と事務所から言われることはあるでしょう。
ただし何度も書くように法律的には責任はありません。
ですので、仮にラブホテル側から弁償してくれと請求が来て、事務所がその分を女の子に負担させようとしても、女の子が払う義務は全くありません。
まとめ
いかがですか。
ハード系のプレイは女の子にとっては給料はほかのホテヘルよりもいいですが、しんどいことも多いです。
その上汚れたりしたことの責任まで取らされてはたまらない、という気持ちはあるでしょう。
その責任はとる必要はありませんが、しかしプロである以上はそのような苦情が来ないように、うまくプレイの場所を誘導したり、プレイ内容をコントロールすることも大切です。
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