嘘求人が多いけどイメクラでも祝い金や保証がもらえないこと多い?

2017年11月8日2023年12月14日

風俗店は稼げると風俗求人情報を見ると魅力的な条件がいっぱいです。
でも、期待外れの事も少なくありません。

ただ、風俗嬢の給料やバック率の相場を知っていれば、嘘求人はなんとなくわかります。
また、個人店よりグループ店の方が安心できるでしょう。

風俗店の嘘求人

風俗店の求人担当者によると「求人広告はウソばっかり」とのことです。
ちょっと聞き捨てならない話ですよね。

でも、本当のことを書くと、怖がって新人女性が応募してきません。
ある意味仕方ないのです。
しかし、それは仕事の内容であり、お金の面ではどうなのでしょうか。
残念ながら、これも「ウソばっかり」というのが現実のようです。

もちろん風俗店が「是非ウチで働いて欲しい」と望めば「本当」のことになります。
ただ、実際には何かと理由を付けて、祝い金や保証は付けてくれないことが多いです。
どうしてこんなことになるのでしょうか。

みんなやってるから…

嘘求人が多いのは、業界全体で嘘求人をしているためです。

自分の店舗だけが本当のことを書くと、女性が集まりません。
これでは意味がないので、嘘求人で応募者を増やすのです。
風俗店の面接は誰でも通ると思っている女性も多いようです。
実際にそのような広告をしているデリヘルなどもあります。

しかし、実際にそんなことはありません。
店舗によってはハードルが著しく低く、普通の女性なら誰でも採用されると言うケースはあります。
しかし、「この女性では誰も指名しないだろう」と思える女性は面接で落とされます。

金銭面だけではなく…

風俗求人の内容は大別して、待遇と仕事の内容に分けることができます。

待遇とは、主に給料の事でありお金の話です。
入店祝い金やバック率、更には新人期間の日給保証の事を言います。
仕事の内容は、風俗求人では「ハンドだけ」「脱がない・舐めない」と言うような宣伝文句の事です。
ただ、入店祝い金や新人保証は条件付きであることが多く、ほとんどの女性は対象外になります。

また、仕事の内容はヘルス店と最初から表示すると応募者が少なくなります。
そのため、ソフトサービスのように見せて、面接者をほぼ無理やり体験入店させることもあります。
風俗求人の嘘求人はお金だけではなく、仕事面でもあり得るのです。

面接でしっかり確認しよう

風俗求人の実態がこのようなものであることは一応知っておいたほうがいいでしょう。

つまり、過剰な期待は禁物という事です。
そして、面接に行く前に自分がどのサービスまで許容できるかを決めておくことが大切です。
また、給料面でどこまで妥協できるかも決めておくことが必要です。
面接の現場では、男性スタッフが「お金を稼ぎたいならここまでしなきゃ」と誘いをかけます。

そこでお金だけに目がくらんで、本当はしたくないサービスを強要されることもあります。
後悔しても遅いので、待遇と仕事内容はしつこいほど確認することが大切です。
そして、納得いかなければ断って帰る勇気も必要です。
これはイメクラに限らず、風俗求人全般について言えることでしょう。

風俗嬢の給与相場

風俗嬢の給料には相場があります。
基本的にはお客さんの支払額を折半するのが相場です。
これは、イメクラに限らず他の風俗店も同じと考えていいでしょう。
ここから嘘求人をある程度見破ることができます。

例えば、バック率8割という風俗求人はおかしいと言えるでしょう。
また、お客さんの支払額が1万円の風俗店で「入店祝い金10万円」という求人広告は不自然です。
ただ、大手グループ店は嘘求人とはいえ、メチャメチャな誇大広告はありません。
また、面接の際にしっかりと給料やサービス内容を確認すれば教えてくれます。

大手だから大丈夫と言い切るわけではありませんが、変な噂が広がると他の店舗での募集にも響く可能性があるでしょう。
ある程度の歯止めがかかるのです。

折半が基本

風俗店のバック率は折半が基本ですが、風俗嬢によって上下します。
上下の基準は指名客の数で決まります。

指名客は女の子が連れてきた客さんであり、フリー客はお店の宣伝を見て来店したお客さんだからです。
当然、指名客の場合はバック率が高く、フリー客の場合は低くなります。
新人当初は、フリー客ばかりのはずですから、バック率は50%を下回ります。
経験を積むと同時にフリー客が指名客となり、自分のランクが上がるでしょう。

同時に給料も上がっていくわけです。

6割が上限

とはいえ、どんなに指名客が多くてもバック率の上限は6割程度でしょう。
たまに7割近くを提示する風俗店もありますが、ナンバーランキングを取り続けるランカー嬢の話です。
風俗嬢の取り分を多くし過ぎると、お店の運営ができなくなりますし、少なすぎると風俗嬢が辞めてしまいます。

微妙なさじ加減が要求されるのです。

高すぎるバック率は裏がある

ここまで読んでいただければお分かりの通り、バック率が新人なのに5割保証とか出ていたら、ちょっとおかしいと思うべきなのです。
もっとも、業界全体が嘘求人をしているわけです。
そのため、このお店は信用できないと言うのではなく、現実にどうなるのかを確認することが必要です。

入店祝い金でも同じことが言えます。
自分の取り分が5割と仮定しても、1万円のお店ではお店の取り分は一人5千円です。
10万円の入店祝い金を捻出しようとしたら、最低でも自分が20人のお客さんを相手にしなければいけないのです。
ちょっと無理がありますよね。

イメクラの選択

さて、このような嘘求人があることを前提にして、どのようにしてイメクラを選べばいいのでしょうか。
まず、自分の給料は自分のお客さんからしかもらえないことを理解すべきです。
バック率がどの程度であれ、お客さんの支払額から自分の給料が捻出されます。
それ以外の場所から捻出する予算はありません。

祝い金や保証をアテにしない

入店祝い金は、自分が働く前にお店からもらうお金のことです。
働いていないのにお金をもらえるということは何かおかしいと思いませんか?
もちろん実際に入店祝い金をもらえることはあります。
しかし、それはイメクラ店が「この娘は稼げるから後で回収できる」と判断したからくれるのです。

言い方を変えれば、給料の前払です。
新人保証も同じです。
風俗嬢の経験がない女性の場合、講習が必要になります。
当然タダではありません。

保証を出す余裕はないと考えるのが普通です。
もっとも、新人保証をしている店舗もあります。
ただ、それは新人当初のバック率の低さを「保証」という形で5割近くに引き上げているものであり、入店祝い金同様に「将来の期待」ができる事が前提です。
バック率が上がるペースは鈍くなるでしょう。

バック率をしっかり確認しよう

面接の際には、イメクラ店の担当者に給料のバック率を絶対確認しましょう。
同時にどのようにして給料が決まるのかも確認することが大切です。
バック率は一律50%と言っていても、計算方法が自分の不利になるようにしていることもあります。
「雑費」「お茶代」として徴収されるのは、ソープだけのことではありません。

あいまいなお店はNG

このような質問に対して、あいまいな答えしか返さない店舗もあります。
大手では少ないでしょうが、オーナーが1店舗だけの運営をしている個人店では少なからずあります。
後でトラブルになっても相手にしてくれないことが多く、女性の泣き寝入りになるでしょう。
このようなお店は面接中でもきっぱり断り、席を立つ勇気が必要です。

周囲の雰囲気に飲まれて応じてしまうのが一番危険だと言えます。

まとめ

イメクラのような風俗店で働こうとする女性は風俗業界未経験の女性が多いでしょう。
そのため、お店側としては「うまくダマせる」と思っている様子があります。

しかし、風俗嬢の仕事は大変です。
自分の取り分はしっかりもらう事が必須でしょう。
嘘求人の情報は「誇大広告」と割り切るしかないでしょう。
でも、お店に自分の取り分を搾取されないようにしたいですね。