ピンサロの出稼ぎって稼げるの?地方から都内にくる場合だけ?
風俗の出稼ぎは、いまやすっかりメジャーな働きかたに成りました。
一番盛んなのは、やはり組合を作って局所的に営業をしているソープランドでしょう。
有名なソープ街に出稼ぎに出れば、それなりの収入を期待できるわけです。
風俗で出稼ぎをする場合、向かう先は店舗型が多く、デリバリーヘルスや性感マッサージといった無店舗型の風俗での出稼ぎは、確かに行われますが、あんまり実感が無いというのが正直なところでしょう。
そんな中、店舗型風俗の出稼ぎとして最近、注目されているのがピンサロ(ピンクサロン)です。
「ピンサロって、あの薄暗い中ランジェリー姿でフェラする、あれ…!?」と拒否反応を示す風俗嬢さんも居られるかも知れません。
しかし今のピンサロはすこし違うのです。
本記事では、そんなニュータイプの店舗型風俗ピンサロへの出稼ぎについて考えてみたいと思います。
地方か、都心か?
ソープランドの場合、都心から地方へ出稼ぎに行く選択肢はアリです。
岐阜の金津園や、福岡の中州など地方で繁盛しているソープ街はたくさんあるからです。
もちろん、そこに観光が重なっても良いでしょう。
都心の例えば吉原でずーっとソープのお仕事をしていた女性にとって、日々の閉そく感というか視野を広げるためにも、地方への出稼ぎはよい気分転換になるに違いありません。
しかしピンサロと成ると、そうは行かないようです。
地方から都心がベストです。
これには、昨今のピンサロ事情が多少なりとも関わっています。
昭和系ピンサロの衰退。
2000年代初頭、埼玉県西川口は頭文字「にしかわぐち」を取って「NK流」と呼ばれ、多い時には200店舗以上のピンサロ店がひしめき合っていました。
その勢いは吉原をも凌いでいたと言われます。
しかしそれらのピンサロ店の多くは、いわゆる「本サロ」と呼ばれるもので、売春防止法に反する管理売春の常習犯だったのです。
結局、1985年の風営法改正の流れを受け、2004年から「西川口浄化作戦」が始まってしまいました。
これを契機に、昭和系ピンサロビジネスは衰退して行ったと言われています。
平成系ピンサロの登場。
昭和系ピンサロの衰退の後、風俗業界で主役に躍り出たのはデリヘル(デリバリーヘルス)でした。
無店舗型ならではの出店のし易さとマイナー路線が功を奏して、雨後の筍(たけのこ)のように各地でデリヘルが乱立し始めました。
そのブームがひと段落して、つい最近息を吹き返してきた業種が、実はピンサロだと言われています。
AKB48に始まるアイドルブームの再来の流れを受けて、2010年あたりからですが学園系のピンサロが新たに登場して来ました。
これらは「平成系ピンサロ」としてまたたく間に風俗愛好家の中で広まって行ったのです。
出稼ぎをするなら、平成系ピンサロが狙い。
さて本記事の主題に戻りますが、ピンサロで出稼ぎをしたいと思う女の子が狙いどころとするのは何を隠そう、この平成系ピンサロに成ります。
そこで知っておかなければならないのは、現在の業界の勢力地図のようなものです。
アップワードグループ。
ピンサロのグループ会社というのは、あんまり表に顔を出さないみたいで、下に見る「フラ系」だとか「レモン系」というのは、AKプランニングという母体があるのですが、あまり表立って求人を出していません。
勘ぐりを入れてしまえば、摘発時の難を逃れるためかと思われるのですが…。
そんな中、アップワードグループ(UpwardGroup)は比較的堂々とピンサロをグループ経営していることを公言している会社です。
新進気鋭と言ったらなんですが、しっかりとウェブ上で説明が為されているということで、まずはここを取り上げたいと思います。
アップワードグループは東京都品川区五反田エリアを中心にピンサロ店舗を展開しているグループです。
その代表は「ハイパーエボリューション(HyperEvolution)」で、これは非常に大きな店舗として有名です。
他に、次の店舗があります。
・アップワードグループ店舗:ハイパーエボリューション、ガールズパーク、ブルースカイ、マリンサプライズ、百花繚乱、アニマルパラダイス、スプラッ(SPLASH)、キャンディーポップ。
店舗はプルースカイが高円寺にあることを除き、みな五反田にあります。
とにかく公表するだけあって組織がしっかりしていて、提携医院との性病検査、マンション寮完備、託児所完備、写真スタジオ完備、男性スタッフ教育の徹底など、働く女の子のことをよく考えているという印象を受けます。
時給はハイパーエボリューションで5,000円。
ここに本指名時のバックなどが加算されます。
体験入店も実施しているようです。
フラ系。
平成系ピンサロの代表と呼ばれるのが「フラ系」と呼ばれるAKプランニングのピンサログループです。
「フラ系」という名は主力店舗の神奈川県川崎市にある「フラミンゴ」から取られています。
この系統に属するAKプランニングの店舗は以下のとおりです。
・フラ系店舗:フラミンゴ(川崎)、プリティガール(川崎)、スーパーガールズ(本厚木)、キャンデイマウンテン(関内)、レモンクラブ(町田)、キャンパス(池袋)、アイドルコレクション(赤羽)、ゴッドタン(錦糸町)、ハーレムビート(五反田)、ミレディ(渋谷)、ギャルライブ(大宮)、バズーカ(千葉)。
神奈川の川崎発祥でありながら、東京、埼玉、千葉と関東エリアをほぼ網羅しており、やはりパイオニアとしての勢力の大きさを感じずにはいられません。
時給はフラミンゴで4,000円。
ここに本指名時のバックなどが加算されます。
体験入店も実施しているようです。
レモン系。
フラ系と同じAKプランニングの「レモン系」というピンサロの系列があります。
名前の由来は、かつて「吉祥寺レモンクラブ」などといった店舗名で展開していたからだそうです。
路線的には、フラ系が「純情アイドル系」なのに対して、レモン系が「渋谷小悪魔系」といった感じです。
でも店舗は渋谷には無く、JRとくに中央線沿いに都心を横断しているといった感じです。
・レモン系店舗:マジ(八王子)、ギャク(八王子)、フルーツパラダイス(吉祥寺)、高円寺(サクラドロップス)、ノア(新宿)、アイドリング(上野)、ピュアハート(上野)、ラブアンドピーチ(新橋)、バニラキッス(荻窪)。
時給はフルーツパラダイスで5,000円。
ここに本指名時のバックなどが加算されます。
体験入店も実施しているようです。
ナック系。
統括グループ会社の名前が不明なのが、東京都杉並区荻窪「ナックファイブ」を元祖とする「ナック系」です。
路線は、フラ系やレモン系とほとんど同じで、学園祭系のノリがウリです。
・ナック系店舗:ナックファイブ(荻窪)、ぐれうとふるデイズ(池袋)、みつばちガール(池袋)、にゃんパラ(新宿)、キラキラ(高円寺)、キャンディーキャンディー(吉祥寺)、キャンディーガール(吉祥寺)、ブルギャル(川崎)。
こちらはレモン系に重なるような仕方で出店しているという印象です。
時給はナックファイブで4,000円。
ここに本指名時のバックなどが加算されます。
体験入店も実施しているようです。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
ピンサロの出稼ぎについて記事を書かせて頂きました。
以上の分析から分かるとおり、いまピンサロで働くつもりなら、地域としては関東、とくに上にあげたグループの求人を狙うべきです。
高収入であることを含め待遇面において、地方のピンサロとは比べものにならないレベルの高さを維持しています。
地方から都心へ、これがピンサロの出稼ぎでの鉄則なのです
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