SMクラブの女王様は日常生活でも職業病見たいな事って多いの?
貴方には職業病ってありますか?
看護師なら「人の腕を見ると血管を探してしまう」とか、タクシー運転手なら「自家用車なのに道脇で立っている人を見ると車を停めそうになってしまう」とか、その職業ならではの癖がつい出てしまうことってありますよね。
ではSMクラブの女王様にも、職業病みたいなものってあるのでしょうか。
SMプレイは日常では味わえない独特の世界があります。
緊縛や鞭など日常では行わないことを女王様としては行うわけで。
紐を見ると亀甲縛りをしたくなったり?
微笑もうとすると、ついつい女王様としての微笑をしそうになってしまったり?
いくら女王様とそうでない顔を使い分けているとは言え、ふとしたときに出てきてしまわないのでしょうか。
下手をすると身バレにも繋がりかねない職業病は、極力日常生活では出したくないですよね。
何気ない生活の中で、女王様達はどんなときに「女王様」としての顔を覗かせてしまうのでしょうか。
色々なところで、SMに結び付けて考えてしまいます
職業女王様は仕事で女王様をしているとは言え、元々SMのことを考えやすい思考回路になっています。
そもそも素質がなければ女王様にはなれませんから、SMのことを普段全く考えないというのはなさそうです。
そして更に女王様としてSMクラブで働くことにより、SM的思考回路は常にフル回転していると言っても過言ではありません。
つまりは、日常生活で何をしていてもついSMプレイのことを考えてしまうのです。
トイレ事情はその最たるものになります。
女王様をやっていない昼間、小便や大便をトイレでしていると「勿体ない」と女王様は考えてしまいます。
ただ当たり前のようにトイレに排出しているそれらは、SMプレイにおいては「聖水(小便)」と「黄金(大便)」と呼ばれ大変美味しいオプションなのです。
お客のリクエストに応えて聖水プレイや黄金プレイになればオプション料が入るのに…と切なくなりながら便器の中に消えていく排出物を眺めるのは最早日常茶飯事です。
また初対面の人となんてことない世間話をしているときも「この人はMね」と考えることに始まり「この人とSMプレイをするなら何が一番良いかしら」と、つい妄想を広げてしまうこともいつものことです。
ついつい相手の男性、のみならず女性にも「この人はどんなお客になるだろうか」と考えずにはいられないのが女王様です。
取引相手で「では、よろしくお願いします」と笑顔で契約を交わす頭の中では、相手を踏んだり鞭で叩いたり縛り上げたり、めくるめくSMプレイの世界を広げていることもあります。
生活用品もSM道具に見えてきます
毎日の生活の中で使う、一般の人から見ればなんてことない日用品も女王様が見れば立派なSM道具です。
縄鞭だけではないのです。
ホームセンターでよく見る洗濯バサミやシャワーキャップさえも「あのプレイに使おう」と言う目線で見てしまいます。
必要な日用品を買いに来たはずなのに、いつの間にか「あれはSMとしてどういう使い方があるかしら」という目線で吟味し、気付いたら買う予定のなかった物を色々と買っていたなんてこともあります。
ロープ売り場に行こうものなら「これは良い」「これは向かない」と真剣な表情で吟味しかねませんので、事情を知らない人と一緒には絶対行けません。
また、可愛い洋服を見ているときやおしゃれな街並みを歩いているときも、頭の隅では「こういう服での女装プレイ良いわね」や「ここ屋外プレイに向いてるかも」という考えが常に顔を覗かせていたりします。
女王様だと知らない友達と遊びに来ていて、うっかり「プレイにピッタリね」なんて意見が口から出てこないよう気を付けないといけません。
女王様だということを身バレしては大変なので、知り合いと買い物行ったり街を歩くときには怪しい言動をしないよう細心の注意を払っているのも女王様の職業病であると言えます。
メイクは派手に、内面では人の顔色をよく窺ってしまいます
女王様の素質を持っている人は、元々人の顔色からその人の内面を読み取り気遣うことを得意としている人が多いです。
そういう方々が女王様になり、お客の言葉なき欲求を正確に読み取りプレイをこなしているため、日常生活でも人の顔色をより敏感に読み取ってしまうようになります。
女王様はお客であるM男の表情を常に観察し、何をして欲しいのか、これは苦痛なだけなのかどうか、という判断を常に繰り返しています。
なので「この人はどう思っているのか」と推測する癖がついてしまい、昼間の生活の中でも常に人の顔色を窺うような態度を取ってしまいがちになります。
自分の発言に対してこの人は今不快に思っていないだろうか、女王様の雰囲気が出てしまってないだろうかと、会話相手の表情や顔色を見て控えめな言動になってしまうので、どこかオドオドしたような印象を与えてしまうこともあります。
女王様になるにあたり言葉遣いを美しくするよう指導されることもありますので、日常でも丁寧な物言いになることが多く、総じて「大人しい人」という評価も持たれやすいです。
しかしそれとは反対に、女王様を続けていくにつれ外見、とりわけメイクは派手になっていく傾向があります。
女王様として顔立ちをハッキリさせるようなメイクを心がけていくため、最初プライベートではノーメイクに近い程の薄化粧だった女性も段々とハッキリした印象になるメイクへと変わっていくのです。
こうした外見と内面とにギャップが生じてくるのも女王様の職業病の1つです。
でも見下されるとムクリと女王様が顔を出します
普段の生活では人の顔色を窺い控えめな態度を取っていますが、基本的に「私は女王様」という考えが常に頭の隅にあります。
女王様は強くなくてはならないという考えも持っていますので、他人に見下されるのが許せないと言う職業女王様もいます。
自分がバカにされている、下に見られているという雰囲気を感じ取ると女王様としてのSっ気が出て、つい見下してくる相手を逆に追いつめて怯えさせてしまうこともあります。
口を使ってM男を罵ることも上手な女王様は、相手を口で負かすことも割と得意です。
バカにしてくる相手をちょっと揶揄ってその鼻っ柱をへし折ってやろうと考えるのは悪いとは言いませんが、ついついやり過ぎて不信感を持たれないよう注意が必要になってきます。
言い慣れていると気付かれてしまうと、この人なんかそういう系やっているのか?とどこかで疑われてしまう可能性もあります。
女王様であることを隠しているのと同様に、SMクラブに通うM男も自分の本性は隠しているわけですから、うっかり対峙している相手がM男だと女王様であることがバレてしまう可能性がとても高くなります。
あくまで一般人程度のレベルで留めることが大切です。
女王様は女王様を隠すのに必死なんです
看護師でもタクシーの運転手でもシステムエンジニアでも、職業病は誰しも何かしら生活の中で出てしまうものです。
でも例え職業病が出てしまい相手に訝しがられても「いやごめん、今のは職業病だわ」って笑えば済むことが多いですよね。
しかし女王様はそうはいきません。
だって「女王様」だとバレるわけにいきませんから。
この人もしかして…なんて憶測が出てしまうようなボロを出さないよう、女王様達は必死に女王様であることを隠して毎日を送っています。
なるべく目立たず、うっかり口が滑らないよう言動を控えめにし、その他大勢の何でもない人間であることを主張しながら生活しています。
けれど思考回路はふと目にしたもので、一瞬のうちに女王様モードに入ることができます。
当たり障りない会話を交わしながら頭の中ではSMプレイのことがアレコレと巡っているのですから、なんとも忙しい職業病だと言えますね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません