18歳未満を雇ってたり本番させてるピンサロ店は違法です!

2023年12月14日

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未成年と言われる18歳未満の女の子を雇うことは、風俗業界では法により禁止されています。
雇っている時点で法に触れていますが、なかには本番行為までさせているピンサロ店も少なからずあるようです。
そうした違法のピンサロ店は順次、警察によって摘発されていて、二度と営業が出来ないように厳重処分されます。

当然ながら、他にも悪事を働いていた場合、摘発後にそのお店がニュースに載ることもあります。
ピンサロ店で働くことを考えている人は、そうした違法のピンサロ店に引っ掛からないよう、十分に注意する必要がありますね。
今回は、そんな風営法と違法ピンサロ店にフォーカスして記事をまとめてみました。
是非、なにかの参考資料として役立てていただければ幸いです。

風営法って何?

法律簡単に言えば、風俗営業を正しく清く行う為に定められた法律が風営法です。
風営法では、風俗営業を行うにあたって、必ず警察の立ち入りを認めることが記載された届け出を提出する必要があります。
届け出を出さずに風俗営業を行うことも、風営法に触れて違法となります。

これを行う目的としては、在籍している従業員や女の子たちを含めての全員が、健全で清浄な労働を保っていく為です。
風営法は、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」の略称です。
近年では、風営法を犯して様々な違法営業を繰り返している風俗店が多数摘発されています。
その中には、風営法で禁じられている「風俗における18歳未満の未成年の雇用」というのが最も多い傾向にあります。

きちんと法律に則った営業をしなければ、その風俗店がどれだけの利益を上げているかにかかわらず、いつの日か必ず警察に摘発されるはめになります。

風営法をかいくぐって、未成年を雇用することは出来ないの?

結論から言うと、風営法をかいくぐって、未成年を雇用することは出来ません。

ピンサロだけではなく、キャバクラやホストなどの風俗営業店でも、未成年の雇用は法律で禁止されています。
一部のスナックやガールズバーなどの深夜酒類提供飲食店では、規制の範囲内であれば雇用することが可能とされています。
しかし、それでも摘発されることを恐れて面接ではなかなか採用してもらえないこともあるようです。

もしもピンサロで働いている嬢が未成年だった場合は、どうなるの?

もしもピンサロで働いている嬢が未成年だった場合は、即時摘発されるでしょう。
よくある例として、嬢が成人していると嘘をつく場合です。
身分証を偽造して成人しているとお店側に伝えるのです。
お店側は疑う余地もなく、本当は未成年である嬢をピンサロで働かせてしまいます。

それが、後々になって「実は未成年だった」ということがわかった場合でも、警察はそのお店を摘発し、確実に営業停止処分が下ります。

未成年の雇用を禁止している法律って他にもあるの?

禁止風営法以外でも、未成年の雇用を禁止している法律があと2つあります。
1つ目は、「労働基準法」です。
労働基準法は、満18歳に満たない者を22時から5時までの間に働かせることを禁止しています。
但し、交替制によって満16歳以上の男子を働かせる分には問題ないとしているのです。
他にも、酒類を提供するような場所や、特殊な遊興的接待業と呼ばれる業務に就く際にも厳しい法律を定めています。

2つ目は、「児童福祉法」です。
これは、「9児童の心身に有害な影響を与える行為をさせる目的をもって、これを自己の支配下に置く行為を禁止する」という内容が定められた法律です。
こちらに当てはまるのが、ピンサロなどの性的サービスを提供する場で、未成年者に本番行為をさせる、というものです。
また、援助交際なども相手が未成年だとこの法律に触れます。

お店が摘発されたら、女の子にも罰則があるの?

これについては、ほとんどの場合が補導されて終わりです。
なかには、上述したように、年齢を偽って入店するなど、偽造工作の過程が法に触れて逮捕される子もいます。
ですが、未成年の場合は、お店よりも重罪に問われるようなことはありません。

どうして違法だと知りながら、違法なピンサロ店を経営する人が減らないの?

違法だと知りつつ、未成年を雇用した方が利益につながることを知っている為、違法なピンサロ店を経営する人が後を断たないのです。
お客さんは、総じてみんな若い女の子が大好きです。
その為、雑居ビルの一角にお店を構えて、違法店で暗に経営を行い続けている風俗店が沢山あります。
また、ピンサロなどの風俗店は報酬が高いので、未成年の女の子たちにとっては夢のように稼げる場だと、お店側は知っているのです。

なので、犯罪だと知りつつも、お客さんとの本番行為を強要したりして、少しでも多くの利益を落としてもらえるように努めるのです。
但し、これは前述のとおり、立派な犯罪行為にあたります。
売春や買春行為は、当然ながら法律で禁止されていますので、かなりの重罪に当たります。
一生涯をダメにするような、こうした誘いには、絶対に乗るべきではないのです。

法律以外で未成年を風俗で働かせてはいけない理由って何?

未成年は、成人した女性に比べて心身のバランスがまだ成長途中段階なのです。
ホルモンバランスや子宮の状態も成人より未成年の方がずっと未熟です。
そうした段階から、売春や援助交際などをすれば、心身の負担は相当なものになってしまいます。

合法の企業でのアルバイトで経験を積んで、風俗は成人してからにしましょう。
成人女性でも風俗で身体を壊す人は沢山います。
それだけでなく、「働きたくもない風俗」で無差別的に性的サービスを行うことによって、精神的にも病んでしまう人も少なくないのです。
こうした理由から、未成年を風俗で働かせてはいけないということが、法律以外の観点から見ても推察いただけるかと思います。

摘発された風俗店に共通する、摘発理由とは?

手錠14歳の女の子をガールズバーで働かせていたり、未成年にお客さんの同伴を22時以降にさせていたりと、いずれも性的なサービスをさせてお客さんから利益を取ることを目的とした犯罪でした。
上述したように、風俗営業をするにあたり、届け出が必要になります。
但し、こうした届け出があっても、未成年を働かせているという時点で、警察から目を付けられやすくなっています。

ここ最近では、違法風俗店の摘発が絶えません。
その為、警察官たちも総力を挙げて違法店の取り締まり体制を強化しているのでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、「18歳未満を雇ってたり本番させてるピンサロ店は違法です!」というテーマで解説をしてきました。
違法の風俗店は年々、増加傾向にあります。
風営法をはじめとする、様々な法律が制定されており、警察官の目も厳しくなっているにもかかわらず、次々と違法店が多発するのは不思議に思えますよね。
ですが、その背景には、未成年という貴重な人材を暗に雇って、性的サービスを強いることでお客さんから出来るだけ多くのお金を落とさせようという企みがあったのです。

ただし、いくら悪知恵を働かせても、風俗営業を行うにあたって提出する届け出を見て、警察官に目をつけられればすぐに違法行為がバレます。
ピンサロ店でも同様です。
違法のピンサロ店で働かないようにする為にも、求人情報や口コミを詳しく見てから応募するようにしましょう。