オナクラでは罰金の制度はありますか?何をしたら発生する?
オナクラは、お客様が行っている自慰行為を、キャストが服を脱ぐこともなく、ましてやお客様に触れることもなく、ただ見ているだけ、というのが基本サービスという、風俗業界のなかでももっともソフトなサービスを提供している風俗業態のひとつになります。
基本的にオプションなどを使用されない限りはお客様との絡みがなく、本当にお客様の自慰行為の様子を見るだけでお給料を稼げるので、手軽に稼げる、割のいいアルバイトという認識が広がり、若い学生やOLを中心に応募者が広まっています。
ただ、そうした手軽に稼げるというイメージが浸透しているオナクラも、業態としては風俗店になりますので、風俗業界の厳しいルールの中でお仕事をする必要があります。
それでもオナクラに至っては、軽い認識で来てしまうあまりに、態度が悪かったり、仕事として捉えていないがためにお客様に対する接客やサービスがなっておらず、トラブルを起こしてしまうキャストも多く、オナクラ店側も困っていることが現状なのです。
それでは、そうした不真面目なキャストに対しては、罰金制度や罰則制度というのが用意されているのでしょうか。
また、そうした罰金や罰則は、何をすれば発生してしまうのでしょうか。
ここでは、オナクラでは罰金や罰則があるのか、そして何をすれば発生してしまうかなど、オナクラにおける罰金・罰則のあれこれについてご紹介します。
オナクラでは罰金の制度はあるの?
いくらお客様に触れることもなく、キャスト自身が服を脱ぐこともなく、ただ自慰行為を見ているだけとはいっても、オナクラは立派な風俗業態のひとつということには変わりはありません。
こうした風俗店であったり、他キャバクラなどを含めたいわゆる夜の世界には厳しいルールが存在しており、ある程度のノルマを達成しなければ罰則があったり、罰金があるお店も少なくはありません。
それではオナクラも、同じように罰金制度や罰則制度というのはあるのでしょうか。
結論から先にお伝えすると、オナクラの場合、罰金制度は普通に存在します。
いくらサービスがソフトとはいえ、そこは風俗業界の業態のひとつなので、あまりにも難点がある場合は罰金・罰則が適用されてしまうのです。
もし、オナクラ店に損害を与えるようなことを行ったり、禁止されているようなことをしたり、オナクラ店の評判を下げるようなことをしてしまった場合は、罰金が課されることはしょうがないでしょう。
ただし、お客様からの指名がもらえなかったからといって、風俗嬢のお給料が減額されたり、罰金を強いられることはありません。
オナクラだけではなく、基本的に風俗店のお給料システムというのは、お客様がお支払いした金額の合計の何割かを、キャストにバックするものになっています。
そのため、お客様に対してサービスを提供しなければ、いくら1日何時間オナクラ店に出勤していたとしても、お給料をいただくことはできないのです。
そのため、オナクラ店側も余計な人件費がかからないような仕組みを作っているので、指名を取れなかったからといって、罰金や罰則を課せる必要もないのです。
何をしたら罰金が発生するの?
オナクラでは、完全歩合制を採用しているお店が多く、指名を稼げなかったり、お客様が取れなかったからとって、特別な罰金や罰則が発生することはありません。
それでは、オナクラでは何をすれば罰金が発生するのでしょうか。
まずあげられるのは、いわゆる本番バレというものです。
これは何かというと、オナクラ店側に黙り、お客様に対して本番行為を行うものです。
オナクラのオプションの中で最高ランクのサービスはフェラチオまでで、基本的に本番行為を提供するオナクラ店はありません。
その中で、オプションメニューにも掲載されていない本番行為をお客様に提案し、行うことで、お客様から直接売り上げをいただこうという魂胆で、本番行為を行ってしまうキャストもいます。
確かにお店を介すと、お店側も利益としてオプション代の数割を持っていきますので、どうしてもキャストのお給料が減ってしまいます。
それを嫌がり、どうせ提供するのであれば、利益はそのまままるまる自分のものにしたいという欲が入り、オナクラ店に内緒でサービスを提供してしまうのです。
また、オナクラ店自体はサービスのソフトさゆえにお客様の単価も低いので、1回あたりのサービスで返ってくるお給料の金額は、そこまで高いものではありません。
そのため、もっとたくさん稼ぎたいという欲も出してしまったキャストが、本番行為をお店に黙って行ってしまうのです。
また、店外デートがバレてしまって、罰金を課せられるというケースもあります。
実は、同じ夜の世界でも、キャバクラであればアフターや同伴といった、お店を介さない場所や時間を使って、キャストとお客様が二人きりで会う時間が合法とされていますし、そうした同伴やアフターを行うことで、別途インセンティブが支給されることもあり、むしろ評価される対象であるのですが、風俗業界ではそうではなく、むしろ罰金の対象になります。
なぜかというと、風俗業界の場合は、お客様とキャストの間に体の関係が成り立っているので、店外デートなどをすることによって、店を介さずにセックスをして、裏引きをしているのではないかという疑惑を持たれてしまうからです。
それは、前述した本番バレと同じような扱いになってしまうので、当然罰金が発生します。
もちろん、罰金が発生するのは、こうした本番行為が絡む違反だけではありません。
風俗業界でもよくあるのが、細かい内容ですが、当日の無断欠勤や遅刻です。
風俗店では、当日出勤しているキャストの名前やデータなどを、ホームページで公開していることがほとんどです。
そのため、お客様がホームページを拝見して、この子を指名したいなと思って指名予約を入れてくれていたのにも関わらず、当日の無断欠勤や遅刻をすることでお客様に迷惑をかけてしまうと、トラブルにもなりかねません。
そうなると、お客様は二度とそのオナクラ店に来なくなってしまうことも考えられます。
それは、オナクラ店にとってじゃ非常に大きなマイナスやダメージに繋がりますので、その責任として、キャストに対して罰金の支払いを命じることもあるのです。
罰金は、絶対に支払わないとだめ?
本番バレや店外デート、当日の無断欠勤や遅刻といった理由で、罰金が課せられることもあるのが、風俗業界の厳しいところです。
ただ、こうした不手際を起こしてしまったことに対する反省は必要になるかもしれませんが、実際に罰金を請求された時、本当に罰金を支払わなければいけないのでしょうか。
実は厳密にいうと、風俗店が取り決めている罰金というのは、風俗店がお店のルールとして儲けている制度ということであって、その罰金支払いの命令に法的な効力というのはありません。
つまり、請求はされますが、罰金を支払わないことによって逮捕をされてしまったり、さらに罪が重くなる、ということはないのです。
そのため、そのあたりを主張すれば罰金を支払わなくてもいい、という可能性はありますが、それをすることでキャストにメリットがあるかと言われると、どちらかといえばデメリットの方が多くなることは、言うまでもありません。
まず、罰金はお給料から天引きということで、その日どれだけお仕事をして稼いでいたとしても、バックされる金額はごく少額になってしまうでしょう。
また、風俗業界は横のつながりも多いので、違反をして罰金を支払わなかった女性の情報は、すぐにいろんなオナクラ店に広まることもあります。
そのため、罰金支払いを突っぱねてお店を止めるだけならまだしも、もうそのエリア界隈のオナクラで働くことはできなくなる、というリスクまで背負うことにもなり兼ねないのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
オナクラでは、お店の評判を下げたり、信頼を損なわせてしまうような行為、またお店を裏切るような行為をしたキャストに対しては、罰金命令が下ります。
その罰金命令には法的な効力がないにしても、これを支払わなかったことで、様々なデメリットを被る可能性もあります。
どんな業界でも、しっかりとルールが設けられていることは当たり前です。
せっかく働くのであれば、欲を出さずにルールを守り、健全にお金を稼ぎましょう。