手コキクラブは体入保証などをやっているお店はありますか?

2017年11月28日2023年12月14日

風俗業界で働くという決断をするには、様々な経緯があるでしょう。
しかしその多くは、やはり「お金が必要だから」という理由に集約されるのではないでしょうか。
風俗のアルバイトは、上手に稼ぐことができるようになれば、一般の事務や飲食店での勤務よりもずっと効率よくお金を稼ぐことができるようになります。

しかしながら、だからといってすぐに風俗店で働こう！という思い切りができる女性ばかりではありません。
面接を受ける前に、たとえば日給はどれくらいか、それを含めた待遇はどうか、送迎や、面接を受ける際の面接交通費は出るのか、お店の雰囲気はどうだろうか…と、気になることはたくさん出てくるわけです。
そういった、まだ「このお店で働くかどうかわからない」という女性のために体験入店、いわゆる体入という制度が慣例的にあるわけですが、同じ風俗でもデリヘルやソープでは体入の制度があることを聞いたことがあるけれど、手コキクラブのようなお店ではどうだろうか?
と疑問に思う女性も少なくないでしょう。

この記事では、手コキクラブにおいての体入について解説していきます。

そもそも体験入店・体入保証とはどのような制度?

風俗においては、様々なお店、様々な業種のお店が生き残りをかけて独自のサービスやシステムを生み出しています。
こうした傾向は、風俗を訪れる男性側にとっては嬉しいことなのかもしれませんが、そこで働くことを考えている女性にとっては、どのお店で働くのがよいのか、どのお店のサービス形態が自分の働き方や性格に合っているのか、求人案内を見ただけでは充分に判断ができず、ちょっと迷ってしまうポイントでもあります。

こうした状況で仮に働いてみたとしても、入店前に想定していたような働き方と実態が全然違って、自分にはできないと思い辞めてしまう、というケースもありえます。
また、お店の雰囲気や働き方が合わないという環境的な問題以外にも、たとえばお客さんからの指名がもらえずに出勤だけをしてお給料がもらえない、などといったことも考えられます（歩合給が基本となるお店では、こういったことが起こりえます）。
こうなってしまうと、せっかく風俗嬢になったのにお金が稼げないという、女性にとってはそもそもの目的が達成できないという不利益がありますし、お店の側でも、せっかく自分のお店で働くつもりで来てくれた女性が辞めていってしまうという、両者にとって不利益がある結果となってしまうのです。
こうしたことを防ぐため、女性はある一定期間、出勤すれば最低限のお給料が保証される「保証」という制度があります。

この保証が体験入店の段階からつくことを「体入保証」といいます。

体入保証があるほうが絶対にいい?

このように、風俗で働くことに慣れていない女性にとって、体験入店＋保証という、体入保証の制度は非常にありがたいものであるように思えます。
入店はあくまで体験なのに、その期間のお給料を保証してくれるというのですから、そう考えると確かにありがたいものです。

しかしながら、お店とて慈善事業で風俗をやっているわけではありません。
むしろ、利益には極めて厳しい姿勢で臨んでこそ、こういったお店は生き残れると考えるべきでしょう。
それはどういうことかというと、「保証」の制度を使うからには、お店としてはその期間、可能な限り多く（できれば全て）、しかも長時間出勤してもらわなければ困る、ということです。
そうでなければ、お店としてはお給料の払い損ですから、冷静に考えれば当然といえば当然のことです。

たとえば、昼間は別の仕事をしていて、夜に手コキクラブで副収入を…と考えているような場合には、このようなことを注意しておく必要があるでしょう。
体入保証の制度を使っておきながら、指定された体験入店期間になにかと理由をつけて全然出勤をしないとか、出勤しても短時間で上がるというような、お店側の信頼を裏切るような行動ばかりをしていると、正式に入店ができなくなることがあるばかりか、あまりにもひどい場合には罰金などが課されたりということも考えられます。
働く側にとって「だけ」都合のよい制度というわけではないことをしっかりと理解した上で体入保証のあるお店で働くということを忘れないようにしましょう。
これらのことを守ってきちんと働こうとするのであれば、体入保証は大いに利用するべきポイントであるといえます。

手コキクラブで体入保証はある?

風俗業界は、様々な法規制の中で営業しており、また、年々その規制が強まってきています。
しかし、そんな情勢下であっても風俗店がなくなることはなく、利用者も莫大な人数がいることは確かです。
これは風俗に対する需要が高いことを端的に表しているといえるでしょう。

そのような状況でありますから、風俗店はいつも人手不足が解消されません。
風俗店やお水のお店などではほぼ常時といってよいレベルで風俗嬢（キャスト）の募集が出ていますし、また辞めていくキャストもいることから、風俗店は人材確保に熱心です。
このようなことから、風俗店としてはなるべくたくさんの風俗嬢を採用したいですし、採用した風俗嬢にはなるべく長く働いて欲しいという考えで募集をかけています。
こうした背景の中で、実際に採用にはなったけれど、働いてみたら実態が全然違っていて働き続けられない・・・という女性が発生してしまい、結果的に辞められてしまう、ということを防ぐため、現代ではかなり多くの風俗店が体験入店・体入保証の制度を設けています。

これは業種にかぎらず、たとえばデリヘルやソープといった本格的な風俗店だけの話ではなく、たとえばこうした手コキクラブ、セクキャバなどの比較的ライトなサービスを展開するお店でも同様に見られています。
もちろん、キャバクラやメンズエステなどのさらにライトな店舗でも、このような傾向が見られます。
体験入店や体入保証などの条件を付けて募集をしている店舗は、募集にその旨が記載されている場合があります。
ただし、店舗によって、体入保証時にお店側から付けられる条件（たとえば、先に述べたように、最低勤務日数、最低勤務時間、最低接客人数など）がある場合がありますので、この点は応募の段階で確認しておくことで無用なトラブルを避けることができるようになるでしょう。

こうした条件が合えば、体入保証の制度を使って入店してみるのは、よい選択といえるでしょう。

まとめ

風俗業界には様々な種類のお店があり、手コキクラブはその中のひとつです。
様々な種類があるだけではなく、同じ手コキクラブという業種の中でも、店舗によって独自に様々なサービスを展開しています。

どのお店が自分の働き方や性格に合っているかは、事前にインターネットや口コミなどで調べてみたとしても、やはり多少の不安は残るものです。
いきなりそのお店で働くことができるかわからない場合には、体験入店の制度を使うことを検討するでしょう。
体験入店とはいえ、せっかく働くのであれば体入保証があるほうがお得感はありますが、体入保証をつけてもらうかわりに、お店側から付される条件を飲まなければならない場合も当然出てきます。
手コキクラブでも体入保証を設けている店舗は数多く有りますが、「体入保証があるからここ」という決め方ではなく、体験入店と体入保証によって付される条件、そしてそのお店で働き続けられるかというポイントでお店を選ぶのが、お店と働く側の双方にとってもっともよい結果となることは間違いないでしょう。