ピンサロで稼げるグループ店はありますか?

2023年12月14日

Buntysmum / Pixabay

風俗の業種には「王様」と呼ばれるソープランドを筆頭に、デリバリーヘルス(デリヘル)、箱型ヘルス(箱ヘル=店舗持ちヘルス)、セクシーキャバクラ、性感マッサージ(回春マッサージ)、手コキ専門店、オナニークラブ(オナクラ)・・・など実にさまざまことがあります。
それらは独立志向の個人経営であることもあれば、グループ会社でスクラムを組んでやっていることもあります。
本記事では業種としてピンクサロン(ピンサロ)を、運営形態としてグループ会社を選んで、その実情について考えてみたいと思います。

グループ会社とは?

ピンサロで稼げるグループ店はありますか?風俗の市場規模は3兆円とも5兆円とも言われています。
これは要するに日々の売上(男性客へのお店への支払い)を年間換算にしたものです。
この額はパチンコの市場規模約20兆円には下回りますが、ゲーム産業の市場規模約5,000億円や、美容整形市場約2,000億円を優に上回っています。

当然、参入業者も多く、上に述べたとおりソープやデリヘルなど業種も多いです。
学習塾やゲーム産業の市場が少子高齢化により「縮小」の予測が立てられるなか、エロはいつの時代も健在で、規制のリスクさえ避ければ安定して稼げる市場だと言えます。
あと日本人の国民性ですね。
こんなにキチッと公表して風俗営業をさせている国はそうないと言えます。

そういった事情からきっちりビジネスとして風俗産業に関わっているひとたちも大部多いのですが、業種が業種だけにあんまり表に出て来ません。
企業だってそうです。
風俗業界で大企業は探せばかなりたくさんありません。
売上も相当なものです。

なのに知名度がゼロなのは、やはり宣伝広告が打ちにくいからなのです。
そういった風俗業界の企業は「グループ会社」と呼ばれることが多いです。
それは(無店舗型店舗も含む)個々の店舗を統括する中枢のようなもので、大グループ会社ともなるとその統括業務だけで独自にオフィスを構えています。
グループ会社の強みは、(上に述べたことと少し矛盾しますが)広告がバンバン打てることがあげられます。

これは、公の目に留まる道路のど真ん中に広告を出すということではなく「見る人が見る」所つまりインターネット上の情報サイトに検索がヒットしやすい形で自社グループの宣伝広告を出せるということです。
これにより圧倒的な集客力を実現しています。
グループ会社のもうひとつの強みは雇用が内部完結しているということです。
例えば、面接で採用されたAさんが店舗Bで必要としてなかったら不採用ではなくて店舗Cに回す・・・といったことが可能です。

あるいは、風俗初心者の新人がステップアップして行くために、オナクラ→手コキ専門店→性感マッサージ→デリヘルと段階的に業種を網羅し移籍を可能にしているところもあります。
要するに女の子が風俗嬢としての経歴をそのグループ会社で完逐することができるように成っているのです。

ピンサロのグループ会社?

質問このように「グループ会社に勤められるのなら、そこを選んだほうが良い、特に大手優良風俗グループならば尚更」というのが風俗嬢として生き抜くための鉄板だと言えるでしょう。

では、この理屈をピンサロという業種に当てはめてみましょう。
ピンサロにはどんなグループ会社があるのでしょうか。
まずここで押さえなければならないのは、めでたいことにピンサロは現在、風俗業界で比較的勢いがある業種だということです。
ピンサロなんていうと薄暗い部屋でランジェリー姿の熟女がビール片手の男性客にフェラチオをする・・・という陰気なイメージしか無いというひとも居られるかも知れません。

しかしそれはNK流(N=西、K=川口つまり埼玉県西川口)などと呼ばれた昭和のピンサロのイメージで現代の「平成系ピンサロ」は現代学園アイドル系の少女たちを中心にした明るいエロをウリにしています。
ピンサロのグループ会社も、この平成系ピンサロの印象を大切にして組み立てられています。
ただピンサロブームと言っても2010年ごろからの話なので、まだまだこれからです。
いまのところグループ会社も活動の中心を関東圏の諸地域に絞っているというのが現状です。

順を追って見てみましょう。

アップワードグループ。

アップワードグループ(UpwardGroup)は東京都品川区五反田エリアを中心にピンサロ店舗を展開しているグループです。
その代表は「ハイパーエボリューション(HyperEvolution)」で、これは非常に大きな店舗として知られています。

アップワードグループには、次の店舗があります。
・アップワードグループ店舗:ハイパーエボリューション、ガールズパーク、ブルースカイ、マリンサプライズ、百花繚乱、アニマルパラダイス、スプラッ(SPLASH)、キャンディーポップ。
店舗はプルースカイが高円寺にあることを除き、みな五反田にあります。
このグループの長所は情報をしっかり公開していて組織がしっかりしているところにあります。

提携医院との性病検査、マンション寮完備、託児所完備、写真スタジオ完備、男性スタッフ教育の徹底など、出勤して来る女性の「痒いところに手が届く」サポートをしているところも好印象です。
時給はハイパーエボリューションで5,000円。
ここに本指名時のバックなどが加算されます。
体入保証、日給保証などもありますが、実質的に「時給払い」を別に言い換えているだけと理解したほうが良いでしょう。

フラ系。

平成系ピンサロの代表と呼ばれるのが「フラ系」と呼ばれるAKプランニングのピンサログループです。
「フラ系」という名は主力店舗の神奈川県川崎市にある「フラミンゴ」から取られています。
この系統に属するAKプランニングの店舗は以下のとおりです。

・フラ系店舗:フラミンゴ(川崎)、プリティガール(川崎)、スーパーガールズ(本厚木)、キャンデイマウンテン(関内)、レモンクラブ(町田)、キャンパス(池袋)、アイドルコレクション(赤羽)、ゴッドタン(錦糸町)、ハーレムビート(五反田)、ミレディ(渋谷)、ギャルライブ(大宮)、バズーカ(千葉)。
神奈川の川崎発祥でありながら、東京、埼玉、千葉と関東エリアをほぼ網羅しており、やはりパイオニアとしての勢力の大きさを感じずにはいられません。
時給はフラミンゴで4,000円。
ここに本指名時のバックなどが加算されます。

体入保証、日給保証などもありますが、実質的に「時給払い」を別に言い換えているだけと理解したほうが良いでしょう。

レモン系。

レモンフラ系と同じAKプランニングの「レモン系」というピンサロの系列があります。
名前の由来は、かつて「吉祥寺レモンクラブ」などといった店舗名で展開していたからだそうです。

路線的には、フラ系が「純情アイドル系」なのに対して、レモン系が「渋谷小悪魔系」といった感じです。
でも店舗は渋谷には無く、JRとくに中央線沿いに都心を横断しているといった感じです。
・レモン系店舗:マジ(八王子)、ギャク(八王子)、フルーツパラダイス(吉祥寺)、高円寺(サクラドロップス)、ノア(新宿)、アイドリング(上野)、ピュアハート(上野)、ラブアンドピーチ(新橋)、バニラキッス(荻窪)。
時給はフルーツパラダイスで5,000円。

ここに本指名時のバックなどが加算されます。
体入保証、日給保証などもありますが、実質的に「時給払い」を別に言い換えているだけと理解したほうが良いでしょう。

ナック系。

統括グループ会社の名前が不明なのが、東京都杉並区荻窪「ナックファイブ」を元祖とする「ナック系」です。

路線は、フラ系やレモン系とほとんど同じで、学園祭系のノリがウリです。
・ナック系店舗:ナックファイブ(荻窪)、ぐれうとふるデイズ(池袋)、みつばちガール(池袋)、にゃんパラ(新宿)、キラキラ(高円寺)、キャンディーキャンディー(吉祥寺)、キャンディーガール(吉祥寺)、ブルギャル(川崎)。
こちらはレモン系に重なるような仕方で出店しているという印象です。
時給はナックファイブで4,000円。

ここに本指名時のバックなどが加算されます。
体入保証、日給保証などもありますが、実質的に「時給払い」を別に言い換えているだけと理解したほうが良いでしょう。

まとめ。

いかがだったでしょうか。

「ピンサロで稼げるグループ店はありますか?」というタイトルで記事を書かせて頂きました。
答えはイエスです。
上に挙げた関東圏のグループなら必ず稼げますので、ぜひ検討してみてください。