有名ＡＶ女優になると同じ監督からリピートされる事ってあるの？
AV女優はメーカーからオファー受けてはじめて仕事をすることができます。
主演女優の最終決定権を持っていることが多い監督からリピートされるコツについて説明します。
AV女優は厳しい競争世界
AV女優に代表される「裸になって稼ぐ」仕事に対する認識が大きく変化して希望者が増加しました。
それに伴い女の子のレベルも非常に高くなり、給料は反比例するように年々低くなりつつあります。
激しい生き残り競争の中「人気女優」「有名女優」になって稼げるのはほんの一握り。
AV女優はとても厳しい世界なのです。
AV女優の種類
AV女優は契約形態や出演作品によって大きく3種類に分けられます。
単体女優
AV制作メーカーと専属契約を結んでいる女優です。
当然そこの会社のAVにしか出演することはできません。
顔・スタイルともにハイレベルであることが必要で、アイドル以上に狭き門です。
会社が多額の費用を使って宣伝してくれますので一躍「有名AV女優」の仲間入りができます。
ギャラも高く1本あたり50万以上で、中には3桁の女の子もいます。
単体女優から芸能界入りした例はたくさんあり、まさにAV女優の勝ち組といえます。
企画単体女優
通称「キカタン」。
どことも専属契約を結んでいないフリーのAV女優です。
一人で一つの作品を任される点は単体女優と同じです。
ギャラは単体女優に比べて低く10万円～50万円くらいが相場です。
キカタンの強みは出演する会社や本数に制限がないことです。
単体女優は会社にとって大切な「商品」です。
会社の方針に従って出演数は決められ、撮影以外にもギャラがほとんど出ないサイン会やイベントへの参加が義務付けれています。
その点キカタンはフリーなので制限も少なく、本人のがんばり次第ではたくさんの撮影することができ、単体女優より稼げるのです。
たくさんの作品を出すということはそれだけ知名度もあがっていくのでまさに、自分の力と努力で有名女優になれるのがキカタンと言えます。
企画女優
AV女優の中では最下層が企画女優といわれる人たちです。
素人ものいわれる名前と顔が売れていないことを逆手に取った作品や数人の受有が出る乱交ものが主な仕事です。
ギャラは安く一本あたり5万円から10万円位です。
ほとんどが無名の女
毎年多くのAV女優が消えていく
現在AVモデルプロダクションは１５０くらいあり、そこに所属している女優は6000～8000人と言われています。
そして毎年4000人以上の新人女優がデビューしますので半数以上が入れ替わっていることになります。
AV業界は今不況で制作プロデューサーが「売れる作品」を作るために女優指名も慎重になっており、実際に仕事をもらえている女優は全体の3割程度です。
次回作がもらえない
一度ネットでAV女優を名前で検索してみてください。
これまでに出演した作品を見ることができます。
一部の超有名なAV女優以外はすごく高いレベルの女の子でも作品数がすくないことがわかります。
多くて5～6本、ほとんどの女の子が1本だけなのです。
AV女優がリピートしてもらうことは至難の業なのです。
女優を指名するのはプロデューサー
女優を誰にするのかの決定権はプロデューサーにあります。
AV業界では監督が大きな権限をもっており、プロデューサーを兼ねていることがほとんどです。
AV女優として成功するには監督から本指名されることが重要なのです。
監督が指名するAV女優の特徴
監督はあくまでいい作品をつくることが目的ですので、自分の好みだけで女優を選んでいるわけではありません。
女性を見極めるプロであるAV監督が女優を指名する時どんな点を重視するのでしょうか
売れる女優
監督が一番重視するのは売れる作品を作ることです。
キャスティングもその点に配意して決められます。
有名女優
「鶏と卵どちらが先?」的な話になりますが、もっとも無難な女優選びの基準です。
有名女優の新作となれば、固定ファンによる安定した売り上げだけでなく、アダルト関係のサイト等で取り上げ有れ、宣伝効果も期待できるので、監督としては安心して作品をつくることができるのです。
有名になればなるほど監督からリピート指名がはいり、たくさんの作品に出てギャラも稼げるし、より有名になっていくという上昇スパイラルにはいるのです。
ごく一部の女優だけが売れているのはこんなところに原因があるのです。
話題性ある女優
スポーツ選手やアイドル等AV以外の世界で活躍した女の子です。
理由は有名女優と同じです。
「旬の女優」なので短期間に数作品を作ることが多く、ブームは短期間に終わりがちです。
顔・スタイルのいい女優
AVは見た目が最重要です。
特殊な「きわもの」作品以外なら顔のいい女の子、スタイルのいい子を選びます。
演技力ある女優
AVに求められるのはより生々しいリアリティです。
今はただ可愛い女の子がセックスをしているだけのAVでは売り上げを伸ばすことができません。
よりこまやかシチュエーションやキャラクター設定が行われて、それを演じきれる演技力のある女優が求められているのです。
演技力がないと「初撮」「素人」とうい文字がタイトルになった作品だけで消えていくことになります。
雰囲気のある女優
有名なAV女優の中には地味な感じの女の子も少なくはありません。
決して飛びぬけた美人ではないにも関わらず、人気があるのです。
監督によって表現は異なりますが、その女優の魅力とは「オーラ」や「フェロモン」という感覚的なもののようで、そこに気が付き、見出していくAV監督の感性はさすがと言えます。
キャラクターの立った女優
セールスポイントのある女優や際立った個性のある女優は指名されることが多いです。
その女の子の個性だけで作品が光ることもあるのです。
新人女優
AV女優は経験年数とギャラが反比例しています。
新人ほど需要が多く給料も高いのです。
新人女優として価値があるのは、ユーザーに飽きられるまでです。
新人の間は監督から指名が入る可能性は高いです。
仕事がやりやすい女優
AVの撮影は少人数のスタッフで非常に短期間に行います。
限られた予算と日程のなかでスムースに仕事が運ぶことはとても大切なことなのです。
協調性があること
AV撮影現場ではチームワークと雰囲気がとても重視されます。
基本的に女優はお客様扱いでとても大切してもらえますが、スタッフと上手くやってける協調性は大切な要素です。
心遣いができること
成功した女優さんは男優やスタッフに対して心遣いが出来ていたと言います。
人間関係を円滑していくには気遣い、心遣いは必要なことです。
プロ根性があること
AVの撮影は早朝から深夜にまで及ぶことが当たり前のハードな仕事です。
長時間女優として振る舞うことは並大抵のことではありません。
またAV女優は体型を維持し、肌や髪のコンディションを保つために私生活での節制も必要です。
プロ根性がないとやっていけない仕事と言えます。
監督から指名されるには印象に残る女優であること
指名が収入にする仕事に風俗嬢があります。
風俗嬢がリピーターを獲得して本指名をもらうにはサービスのテクニックに加えて接客中の会話や笑顔という要素も非常に大切になります。
またこの子と遊びたいと思ってもらうことが本指名につながるのです。
AV女優が監督から示されるポイントも同じことです。
監督にまたこの女優と仕事がしたいと思ってもらうことが重要なのです。
有名であることよりも印象に残ることこそが監督からのリピートにつながるのです。
監督の印象に残るためにやるべきこと
それは、ただ一つ一生懸命に仕事をすることです。
今回のオファーは意に沿わない端役や設定だったかも知れません。
それでも手を抜かずに懸命に仕事をして自分のキャラクターやテクニックを監督にアピールすることが大切なのです。
AVでは次回作の女優を決める時に「そういえば、この前の子良かったよね」ということであっさりと決まることは多いのです。
まとめ
AVとは違いますが俳優の高倉健はエキストラ時代に通行人役で歩き方を工夫したことで監督の目にとまり役者への切符を手にしたことは有名です。
無名の女優でもチャンスを掴むことはできるのです。
サクセスストーリーのエピローグは案外目の前に転がっているものなのかもしれませんね。