結婚披露宴代理出席のバイトの仕事内容・給料に関する詳細
手軽に副業になるようなアルバイトを探しているのであれば、今回紹介する結婚披露宴代理の仕事はおすすめです。結婚式や披露宴は週末に開催されることが多いです。つまり本業が休みの日を使ってお小遣い稼ぎができます。文字通り結婚式や披露宴に代理人として出席する仕事です。ところで結婚披露宴代理のお仕事をすることでどのくらい稼げるのでしょうか？また仕事をするにあたって注意すべきポイントもいくつかあるので、以下で詳しく紹介します。
結婚披露宴代理出席のバイトとは？
結婚披露宴代理出席のバイトに聞き覚えがないという人はいませんか？結婚式や披露宴に代理出席するのはなんとなくわかっていても、具体的に何をすればいいかわからないという人もいるでしょう。そこでここでは結婚披露宴代理出席のバイトとはどのようなものかについて、詳しく見ていきましょう。
所定の役になりきって依頼人の結婚披露宴に出席
結婚披露宴代理出席は依頼人の代わりに結婚式や披露宴に出席する仕事です。ですから依頼人に成りすまして現場で立ち振る舞わないといけません。依頼人によって立場はまちまちです。新郎新婦の同僚もあれば学生時代の友人も考えられます。時には親族として出席するような案件もあります。結婚披露宴代理出席は、1人で参加することはあまり多くありません。ペアもしくはグループなど、複数で出席する形になります。その中には代理出席経験者がいるはずです。その人に倣って現場でふるまえば、未経験者でも問題なくこなせる仕事です。
利用されるケース
結婚披露宴代理出席の需要は近年高止まりの状況が続いています。なぜ結婚披露宴代理出席が求められるのか、それは人それぞれです。例えば、新郎新婦間で招待する人数にかなりの隔たりが出てくる場合もあります。すると両家のバランスをとるために、代理出席をお願いするわけです。そのほかには家族と絶縁状態になっている人もいます。家族が結婚式に参列しないのは不自然です。そこで代理出席で形式上親になってもらうという依頼も少なくありません。
給料について
結婚式披露宴はだいたい2～3時間程度で執り行われることが多いでしょう。2～3時間の拘束時間で結婚披露宴代理出席に支払われる報酬は、5000～7000円が相場です。時給換算すると1600～3500円程度ですから、ほかのアルバイトと比較して割のいい仕事といえます。これは普通に出席した場合です。案件によってはオプションとして、受付やスピーチ、余興などを行うと給料は上乗せされます。もしオプションで追加の報酬が発生すると、結婚披露宴代理出席の仕事を1回行うと1万円弱もらえるような案件もあります。
応募資格と必要なもの
結婚披露宴代理出席をするにあたって、別に応募資格などは必要ありません。20歳以上の方であれば、だれでも応募可能です。ただし現場で失礼なふるまいをすると、依頼人や新郎新婦に迷惑がかかります。ですから結婚式のマナーについては知っている人の方が好ましいです。ちなみに結婚披露宴に着ていく服ですが、自前で用意しなければなりません。式場までの交通費は支給してくれるところとくれないところがあります。気になるのなら、応募する際に確認をとっておきましょう。結婚式の際に祝儀を渡しますがこちらは会社の方で用意してくれるので、自腹ではありません。
私も結婚披露宴代理の仕事をしたことがあるけど、代理出席専門の事務所があるからこちらにまず登録しよう。インターネットで検索にかけてみるといろんなサイトがヒットするよ。登録料などは無料だから、複数に登録するのもアリだね。
結婚披露宴代理出席のバイトのメリット
結婚披露宴代理出席の仕事をすると、報酬を受け取れます。しかもその他にもいろいろなメリットがあるので人気のアルバイトです。具体的にどのようなメリットが期待できるか、主なものをピックアップしてみました。
美味しい料理が食べられる
代理で披露宴に参加するということは、式場で出される料理も自由に食べられます。披露宴に参加したことのある方ならお分かりでしょうが、普段なかなか食べられない手の込んだコース料理を食せます。ご祝儀は会社の方で用意してくれるので、実質無料で豪華な料理を食べられるわけです。ドリンクなども配られます。ソフトドリンクのほかにもアルコールも出され、自由に飲んでも構いません。ただしお酒を飲み過ぎて泥酔して迷惑をかけるわけにはいきません。お酒を飲む場合にはほどほどに抑えておきましょう。
引き出物がもらえる
結婚式に参列すると、帰り際引き出物がもらえます。結婚披露宴代理出席した人も同様です。最近の傾向として、カタログギフトを引き出物として渡すカップルも少なくありません。カタログに載っている品物をこちら側で自由に選ぶ方式です。自分が好きなもの、欲しいものを指定してプレゼントされるのでもらって不満に感じることはまずないでしょう。
拘束時間に対して給料が高い
結婚披露宴代理出席は、結婚式と披露宴の催される間が勤務時間です。カップルによっても異なりますが、大体結婚式と披露宴セットで2～3時間というところが多いでしょう。どんなに長くかかっても4時間を超えることはまずありません。その割には給料が高いのも、結婚披露宴代理出席に参加するメリットの一つです。短時間勤務でサクサクお金を稼ぎたいと思っているのであれば、おすすめのアルバイトです。
副業に最適
結婚式や披露宴は、たいていの場合週末や祝日に執り行われます。招待した人が出席しやすい、迷惑のかからない曜日を指定するからです。本業を持っている人も祝日や週末は休みという人もいるでしょう。そのような人は結婚披露宴代理出席の仕事が副業にできます。本業の収入だけでは厳しいというときには、休日を使って結婚披露宴代理の仕事をこなしてお小遣い稼ぎをするといいでしょう。拘束時間もそんなに長くないので、結婚披露宴代理の仕事を副業としてこなしても本業に支障をきたすことはまずないです。
事前にマナー講習が受けられる
結婚式について、参列するにあたっていろいろなマナーがあります。依頼人や新郎新婦に迷惑が掛からないように結婚式に関する必要最低限のマナーについては覚えておく必要はあります。結婚式についてこまごまとしたマナーはありますが、これについては事前に覚えておく必要はないです。結婚披露宴代理の人材派遣している会社の中には、マナー講習を行っているところもあるからです。ここでマナーについて学べば、結婚式にあまり参列したことのない人でも安心です。また人生の中で何度か結婚式に出席することになるでしょう。マナー講習を受けておけば、自分が参列した場合でも恥ずかしい思いをせずに済みます。
私も結婚披露宴代理の仕事をしたことがあるけれども、バレないようにしないといけないと思うとおとなしくじっとしていたほうがいいと思うよね。でもそれだとかえって不自然。積極的に話しかけることで質問されないようにするのも一つの方法だと思うよ。
結婚式披露宴代理出席のバイトをする際の注意点
結婚披露宴代理の仕事をすることで、いろいろなメリットが期待できます。しかしその一方で注意しなければならないポイントも出てきます。その中でも特に注意すべきポイントについてまとめました。これからバイトをしようと思っているのであれば、以下で紹介する点はあらかじめ覚えておきましょう。
依頼人との打ち合わせが重要
結婚披露宴代理の仕事は、依頼人に成り代わって結婚式に出席する仕事です。ということは依頼人はどういう人なのかをきちんと理解したうえでないと、代理人の仕事は務まりません。そのためには前もって依頼人とコンタクトをとって、打ち合わせをする必要があります。依頼者の人となりのほかにも、結婚式でどう立ち振る舞ってほしいかなどの要望も聞きだしておきましょう。特に友人の名前や住所、依頼者との関係についてわかっていないとちぐはぐになってしまいます。このような情報は打ち合わせの時に依頼人に詳しく話を聞いて、メモして暗記したうえで当日を迎えたほうがいいです。
ここまで事前準備をしても、結婚式当日想定外のアクシデントが起こる可能性も十分あります。そのようなハプニングがあった時でも、冷静に対応するように心がけましょう。この時にあたふたしてしまうと、周りの人も怪しんでしまうからです。
周りの人にバレてはいけない
結婚披露宴代理の仕事をするにあたって、絶対にやってはならないこととして代理人であることを周りに知られる点です。もしバレてしまったら依頼人に迷惑をかけますし、新郎新婦が用意した場合、彼らが赤っ恥をかいてしまいます。まずは不自然な言動は慎みましょう。依頼人の情報が頭に入っていないといったことのないように注意しましょう。
結婚披露宴代理の仕事をするにあたって、もしかすると現場に自分の知り合いがいるかもと思うでしょう。しかし結婚披露宴代理を派遣する会社の方で、きちんと調べてくれます。生まれた地域や学校、バイト先など出席者の中に共通点がないか調べてくれます。また万が一きちんと調査しても現場で知り合いに出くわす危険性もゼロにはできません。その場合きちんとした会社であれば、対処法に関するマニュアルが手渡されます。これを事前に読んでおいてどう対応すればいいか、頭に入れておきましょう。
お祝いする気持ちをもって臨む
結婚披露宴代理のバイトをするにあたって必要なことは「良い結婚式にする」ことです。たとえ見ず知らずの人の結婚式でも、原則一生に一度しかないその人にとっての晴れ舞台です。新郎新婦の親御さんにとっては、結婚できるまで子供を育てた総決算という意味合いがあります。仕事だと割り切って適当にふるまうのではなく、気持ちを込めて結婚式に参加しましょう。
赤の他人の結婚式でそのようにふるまえるかどうか、心配な人もいるでしょう。しかしあまり心配する必要はないです。知らない人の結婚式でも大事な記念日なので、参列すると感動することも珍しくありません。良い挙式にしたいという気持ちがあれば、自然と気持ちもこもります。新郎新婦が新しい人生を歩もうとしている、そのお祝いをしようという気持ちを持ちましょう。
参列者との連絡先交換は禁止
結婚披露宴代理のアルバイトをしていることについて、ほかの結婚式の参列者に知られてはいけません。結婚式当日はもちろんのこと、後日バレるようなこともあってはなりません。後日バレるパターンとして考えられるのが、結婚式当日ほかの参列者と連絡先を交換するケースです。連絡先を交換したところ、結婚式の現場で名乗っていた名前と違って、「あれっ」ということになるでしょう。ですから連絡先の交換は絶対に避けましょう。
ただし場合によってはその場で話が盛り上がって、向こうから「連絡先交換しませんか？」と提案されることもあるかもしれません。その場合には、連絡先を交換してもその後応対しないことです。連絡が来ても無視する、ブロックするなどの対策を講じてください。
私が結婚披露宴代理の仕事をした時に、見ず知らずの参列者から声をかけられることは結構あったね。お酒が入って酔っぱらっているので気軽に声をかけられるね。そんな時には自分から話をするのではなく、聞き役に徹すると自分の氏素性がバレるリスクは少ないと思うよ。
まとめ
結婚披露宴代理の仕事は短時間でかなりの報酬がもらえるので、オイシイアルバイトといえます。しかもたいていのカップルは多くの人に出席してもらうため、週末や祝日に開催することが多いです。本業が休みの日を利用してお小遣い稼ぎをする副業としておすすめです。しかし周りの人にサクラとバレないようにするために、それなりの演技力や守秘義務が要求されます。結婚式に今まで出席したことのない人は、これからの人生の中で何度か参列することになるであろう結婚式がどのような段取りで行われるのか、あらかじめ勉強するためにバイトをするのも一考です。