風俗嬢のためのマイナンバー制度に関する疑問と対策!
数年前にマイナンバー制度が施行され、一時期はマイナンバーのせいで風俗嬢であることがバレると噂されていました。
最近はそのような話は聞きませんが、実際風俗に勤めていることはバレるのでしょうか。
気になるマイナンバー制度と風俗嬢の関係を紹介します。
マイナンバー制度とは?
そもそもマイナンバーとはどのような制度なのかきちんと理解していますか?
マイナンバー制度とは国民1人1人にそれぞれ違う番号を割り当て、それを国が管理しているものになります。
国家が国民を監視するのは反対、と反対デモが起きたりしていましますね。
日常でマイナンバーを見せる機会がないためどのようなものか把握している人は少ないと思います。
実際に給与明細にマイナンバーが紐付けされていたり、税金の支払いや公共機関を利用する際に個人情報が紐付けされていたりするそうです。
国からしたら個人情報の共有がマイナンバー1つあれば済むようになったため手続きが楽になりましたが、外にマイナンバーが流出してしまうと全ての個人情報がバレてしまうので危険もあります。
メリットとデメリットがそれぞれあるのです。
メリットとデメリット
メリット
マイナンバーのメリットは、何と言っても個人情報の共有が楽になったことでしょう。
公的機関からしたら各種手続きがマイナンバー1つで済むようになったため非常に楽だと思います。
今まではいちいちパソコンで名前を打ち検索しなければならなかったものが、マイナンバーを打ち込めば全て出るようになったのです。
仕事の時間を短縮可能かつ、1日で多くの仕事をこなせるようになったので効率良くなりました。
マイナンバー1つで全ての個人情報が検索出来るようになったため仕事におけるリスクも減らせるようになりました。
何かあった時に情報がとんだり、ミスをして打ち間違えたせいでズレてしまった打ち込みがあったとしましょう。
1つのマイナンバーさえあれば個人の情報が全て出るようになったので、作業工程の少なさから人的リスクが減るのです。
作業工程が少なくなったということは、仕事に対応する人数を減らせるようになったことも意味します。
つまり、コスト削減というわけです。
その分他の作業にお金や人を回せるようになったのは良いことだと思います。
普段生活しているとあまり実感は湧きませんが、知らないところでマイナンバー制度は役立っているのです。
デメリット
デメリットは、国に国民1人1人の個人情報を知られていることになります。
国の偉い人が検索すれば国民の情報が全て筒抜けで把握されてしまうのです。
例えば、この人は今日これを購入した、こっちの人はこれくらい稼いでいるなど、知られたくないことを国のお偉いさんが見ている可能性があります。
実際はそのようなことはないと信じたいです。
しかし、逆にそれがメリットになる場合もあります。
それは、税金や年金の支払い関することです。
どちらも日本国民であるならば納めなければならない義務であり、逃れることは出来ません。
それにも関わらず、残念ながら義務を果たしていない国民がいます。
手取りが少ない人は仕方ありませんが、年収何千万円と稼いでいるにも関わらず納めていない人がいるのです。
マイナンバーがあればそれはすぐバレてしまうので、徴収をする時には役立つでしょう。
マイナンバーが流出してしまうと、紐付けされている全ての個人情報が流出してしまうこともデメリットです。
もしサイバーテロにあいマイナンバーが流出してしまうとパニックになります。
1度ネットの海に出てしまうと全て削除するのは不可能です。
マイナンバーが流出しないようにするためにも国のネットセキュリティレベルを上げて欲しいところ。
風俗嬢であることがバレる?
マイナンバー制度が施行される直前からずっと噂されていたことがあります。
「給与明細のせいで風俗店で働いていることがバレる」という噂です。
実際はどうなのかというと、マイナンバーがあるからといって風俗嬢勤めはバレません。
この女性は○○という風俗店に勤めている、といった情報を政府は知らないのです。
そこまで踏み込まれてしまうと流石に現代国家としてはどうかと思います。
マイナンバーがあるというのに風俗嬢がバレない理由は、支払調書がお店から出されていないからです。
通常、一般的な普通の会社であれば、源泉徴収をされるために税金分を稼ぎから引かれます。
残ったお金が手取りとして手元に残るわけですが、税務署に税金をきっちりと引きました、という証明をするため支払調書が出されるのです。
風俗嬢はお店との関係が委託業務となるため源泉徴収はされないので、マイナンバーの紐付けがしてある支払調書が出されず国にバレません。
マイナンバーがあるからといって何も心配する必要はないのです。
国に稼ぎと職業がバレているかもしれない、と怯えなくても大丈夫でしょう。
風俗嬢は自分で税金を払う
通常の会社員であれば面倒くさい税金の支払いは全て自動で会社が行ってくれるため自分で手続きをする必要はありません。
しかし、委託業務となる風俗嬢は、毎年自分で税金の支払いの手続きをします。
これをサボると「滞納金を払って下さい」と、国から手紙が来るので注意して下さい。
滞納した分のお金に合わせて遅れた分のペナルティー料金も払わなければならないので、かなりの額になるでしょう。
酷い時には財産差し押さえというケースもあるそうです。
毎年必ず確定申告をする
住民税や年金、国民年金の支払い額を確定するために、1年間でいくら稼いだかを住んでいる地区に報告する義務があります。
毎年1月終わりくらいから3月まで受け付けており、インターネットや郵送で申告が可能です。
書き方が分からない時は市役所か区役所に行ってみて下さい。
職員が丁寧に記入を教えてくれるので簡単に出来ると思います。
期限ギリギリだと駆け込みする人が多く、長時間待たせる可能性が高いので、なるべく早めに教えにもらいに行きましょう。
書き上げた書類はその場ですぐに提出となるため楽です。
確定申告をサボると年金や住民税の支払いの案内が来ないので困ります。
未納扱いになってしまうので必ず確定申告をして下さい。
確定申告の書き方
確定申告で申告するものは、1年間どれだけのお金を稼いだか、になります。
俗に所得と言われており、そこから税金や何やらの支払い額が決まるのです。
所得だけではなく、去年は税金をいくら支払ったのかも記入しなければなりません。
所得の計算方法は簡単で、全体の稼いだ金額から経費を引くだけです。
経費とは仕事に関係することで使用したお金のことになります。
例えば、仕事用の携帯代、移動の際の交通費、お昼代など。
仕事のために使用したお金であればどんなに些細な額でも経費となります。
なるべく税金を安く納めたいならば稼ぎから多くの経費を引けばいいのです。
ただし、架空の経費で計算すると脱税扱いとなるので注意して下さい。
きちんと経費を証明出来るようにレシートや領収書はきちんと保管し、証拠の提示を求められた際にはすぐに見せられるようにしておきましょう。
レシートや領収書の保管でおすすめの方法は、ファイルか封筒に入れての収納です。
確定申告をする年度のレシートなどは月ごとに収納し、それ以前の物は年度ごとにしまっておくと分かりやすいでしょう。
余裕を持って確定申告の準備をするためにも日頃からレシートの管理はきちんとしておいて下さい。
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