ホテヘルで一番多いトラブルってなんですか?やっぱり本番系?

2023年12月14日

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風俗で働いているとお客さんとトラブルになってしまう可能性は常にあります。
ちょっとした迷惑行為程度であれば、風俗以外の業界で働いていたとしても接客業である限りは避けられないものです。
しかし風俗の場合、お仕事の内容が体を使ったもので、性欲によってお客さんも正常な判断ではありえないような行為をしてくることもあり、時には犯罪行為に巻き込まれる可能性もあります。
ホテヘルの場合、お客さんにサービスをするのがお店周辺のホテルであるためすぐ近くにスタッフがいるわけではなく、いざという時にはひとまず自分の力で自分を守らなくてはいけません。

そして、ホテヘルで最も起こりやすいトラブルは、お客さんからの本番強要です。
この記事では本番強要を中心にホテヘルで起こりやすいトラブルについてご紹介します。

ホテヘルでお客さんとトラブルになることもある

注意 マークホテヘルはホテルヘルスの略で様々な風俗の業種はなかでも派遣型と言われるお店です。
ホテヘルの店舗はほとんどラブホテルなどがたくさんある地域にあって、お客さんがその店舗に来店し受付で気に入った女の子を指名します。

そしてお店の近くにあるホテルに移動しそこでサービスをするのがホテヘルです。
ホテヘルは日本の風俗の中でも最も多いヘルス系の風俗店で、ヘルス系の風俗店には他にデリヘルや箱ヘルなどがあります。
箱ヘルは店舗型ヘルスと呼ばれる営業形態で、お客さんが店舗に来店し店舗内にある個室でサービスを行います。
デリヘルはお客さんが店舗に来る必要はなくインターネットでホームページなどを見てお気に入りの女の子を指名し、お客さんが指定するホテルや自宅でサービスを行います。

ヘルス系の風俗と言うのは本来本番行為が禁止されています。
しかし、ヘルス系のお店で働いている以上はお客さんから日常茶飯時と言ってもよいほど頻繁に本番を求められます。
残念ながら法律で禁止されてるとはいえ、本番行為を黙認しているお店もあれば、こっそりと本番をすることによって指名をたくさんとっている女の子もたくさんあります。
お客さんもそのことはよくわかっているので、挨拶代わりの様な軽い気持ちで本番ができないかと交渉してくる方も多いのです。

風俗のお仕事は基本的に個室でお客さんと1対1になって行うものですが、箱ヘルであれば部屋の外には常にスタッフがいるため大きい声を出せばすぐに誰かに助けてもらいます。
一方で、デリヘルの場合にはお客さんが指定するホテルや自宅でサービスを行うことになるため、部屋の周りには助けてくれるスタッフなどがいません。
だから本番行為を求めてくるようなお客さんにとっては、箱ヘルよりもデリヘルの方が本番交渉しやすく、実際に本番交渉をされる可能性もデリヘルの方がはるかに高くなります。
ホテヘルの場合、ホテルでサービスを行うので周りにスタッフはいませんが、お客さんは必ず一度店舗に行ってスタッフと顔を合わせていますし、サービスを行う店舗からそれほど遠くないので、デリヘルに比べれば本番交渉をしてくるお客さんは少ないですが、それでも箱ヘルよりははるかに多いです。

ヘルスで本番をすることは犯罪ですし、女の子が嫌がっているのに強引に本番をすることはいわばレイプですので重大な犯罪行為です。
しかし風俗は男性が欲望をむき出しにする場でもあるため、通常の判断力を失って犯罪行為に及ぼうとする形も残念ながら存在します。
ホテヘルで働いていてどの様な犯罪行為に遭う危険性があるのかということを事前に知っていれば、そのようなトラブルに巻き込まれないよう警戒をすることもできますので、以下でご紹介する内容を知っておくことは非常に重要です。

一番多いトラブルは本番行為関連

注意 マークホテヘルで巻き込まれる可能性が一番高いトラブルは何と言っても本番行為に関連するものです。

お客さんが風俗嬢に本番を求めることを本番強要と言いますが、実際には有無を言わせず挿入をして来ようとするようなお客さんはそれほど多くなく、「本番しちゃだめ?」などと挿入したいことを匂わせてくるパターンが最も多いでしょう。
しっかりと断ればすぐに本番を諦める方も多いので、本番交渉されたからといって落ち込んだり真剣に悩んでしまってはホテヘルで働き続けるのは難しいでしょう。
ホテヘルで働いて稼ぐためには、このような本番交渉して来るお客さんを上手にあしらうテクニックも重要です。

女性にとっては非常に気分が悪い話ではありますが、男性の中には「なんだかんだ言って前戯をしていれば風俗嬢だって気持ちよくなってきて挿入したくなるもの」というようなことを信じている方はたくさんいます。
だからこそお客さんから本番交渉された時には、曖昧な態度で断るのではなく明確に「本番はしない」という意思表示をしましょう。
ただあまりにも空気を悪くしてしまうとその後のサービスがしにくくなってしまうし、指名を取れない可能性があるので出来る限り空気は壊したくないと考えている方は多いと思います。
だから断る時には殊更冷たく拒絶するような態度を示す必要はありませんが、声のトーンは変えずに「お店の決まりなので絶対に本番はしません」と本番は拒絶する意思をしめしましょう。

「お店に連絡しますよ」という言葉もお客さんへの対抗策としては非常に有効です。
もし強引に挿入をしようとされた場合には強く拒絶し、すぐにベッドなどのサービスする場所を離れるようにしましょう。
そうなってしまうと例え風俗であってもそれはレイプですので、犯罪者に対する対応をするしかありません。

本番以外にはどんなトラブルがあるの?

ホテヘルでは本番行為以外には以下の様なトラブルが発生する可能性があります。

盗撮や盗聴での脅迫

お客さんがかばんや衣服の中に盗撮器や盗聴器を仕込んでいることもあります。
盗撮機や盗聴器は基本的に発見しにくいようにできているので、被害にあったその場では気づかないこともあります。
もし後から被害にあったことに気づいたり、お客さんから盗撮や盗聴したデータを理由に脅迫をされた場合すぐにお店に相談しましょう。

暴力

プレイの範囲を超えて暴力的な行為をされた場合、すぐに身の安全を確保しプレイを中断しましょう。

風俗嬢に対して暴力を振ってくるような男性はまともな人間ではないので、相手が犯罪者であると考えて対処する必要があります。

窃盗

泥棒風俗嬢が持っているお財布やスマートフォンを窃盗する人もいます。
基本的にお客さんの元に行く時にはお仕事に必要なもの以外は一切持たないようにしましょう。
ホテヘルの場合にはお店も近いので貴重品は必ずお店に置いていきましょう。

お客さんから犯罪行為をされたらどうすればいい?

この記事で紹介したようなトラブルは、お客さんからの迷惑行為と言う程度のものではなく明確に犯罪行為にあたるものです。
もしこのような被害にあった場合には、まずはお店に報告と相談をしましょう。
まともなお店であればお客さんが風俗嬢に対して犯罪行為を働いた場合には、必ず親身になって対応してくれます。
お客さんと直接交渉をしてくれるお店も少なくありません。

風俗店はお客さんとのトラブルにも慣れていますので、まずはお客さんを出入り禁止にした上で被害に対する賠償を求め、示談までまとめてくれることもあります。
お店がしてくれた対応や示談の結果ではまだお客さんへの罰が足りないと感じたり、不安があるようであれば、警察に訴えて刑事事件として捜査してもらうことが出来ます。
そして、お客さんがしたことは犯罪ですので証拠が揃えば告訴することも出来ます。
なお、警察に訴える場合には事件発生から早いほど証拠の確保がしやすくなるため、早めに相談に行くようにしましょう。

まとめ

本番強要を中心にホテヘルで起こりやすいトラブルについてご紹介しました。
お客さんから本番を求められることは日常茶飯時の様に発生しますが、実際に無理やり挿入をされそうになったらそれは犯罪行為ですので、お客さんであるという認識を捨てて犯罪者への対応へと切り替えましょう。
本番強要以外でも、盗撮や脅迫、暴力、窃盗なども犯罪ですので速やかにお店に相談し、場合によっては警察に訴えるようにしましょう。