ホテヘルで嘘求人やダミー店って言葉聞くけどどういう意味なの？

2017年11月6日2023年12月14日

風俗店はできるだけ沢山の女性を確保するために、様々な魅力的な条件を提示しています。
しかし、残念ながら風俗業界の求人には誇大広告が非常に多く、求人ページに書いてある内容通りの待遇を得られないことも珍しくありません。
多くの誇大広告は「毎日5万円以上持ち帰れます」などを給料に関連する内容で、実際にそれぐらいの給料を手に入れている女の子はいるけれども一部の人気嬢だけというケースがよくあります。
その中でも気をつけなくてはいけないのが、給料を多少盛っているなどの誇大広告というレベルではなく、求人に書いてある内容が完全にウソである場合です。

そのような求人は誇大広告ではなく嘘求人と言われます。
嘘求人の中には、お給料や待遇が嘘であるということだけではなく、そもそも求人を出しているお店自体が存在しておらず、面接に行ってみたら違うお店を紹介されるダミー店というものもあります。
この記事ではホテヘルの求人にある嘘求人やダミー店という言葉の意味と、騙されないための見分け方をご紹介します。

ホテヘルの求人に誇大広告はつきもの

ホテヘルの求人ページを見るとお店ごとに様々な好条件を提示して女の子を募集しています。

風俗の店を探している女の子が一番気にするのはやはりお給料のことですので、風俗求人でお店がアピールするのもお給料に関連する内容が非常に多くなっています。
ホテヘルの給料システムはほとんどのお店が完全歩合制になっています。
完全歩合制と言うのは出勤してお店にいたからといって給料が発生するわけではないということです。
お客さんにつくことが出来なければその日のお給料は０円だし、接客する数が増えれば増えるほどもらえる金額も増えます。

だから「どんな女の子でも絶対○万円稼げる」などのお給料を保証するような内容は基本的に誇大広告と言えます。
ある程度風俗業界に慣れている女性であれば、風俗店の求人がそういうものであるということは理解していると思いますが、風俗求人を見る時には「がんばって人気嬢になればこれくらい稼ぐことができる」という程度の認識でいるのがよいでしょう。
また、誇大広告として多いのが日給保証に関連する内容です。
日給保証とは、たとえお客さんにつくことができなかったとしても出勤をすれば必ずもらえる最低給料のことです。

本来ホテヘルのお仕事は完全歩合制ですので、お客さんにつく事が出来なければ当然お給料が0円なのですが、日給保証があれば安定してお給料を稼ぐことができます。
女の子に安心感を与えて、より多くの女性に面接に来て欲しいと言うのがお店の意図です。
しかし考えてみれば分かる通り、お客さんに一切つくことができない女の子にお給料を払い続けていてはお店は損をするだけです。
お店に入った時はどんな子であっても最初は指名客がいないので、フリー客につくことになりますが、しっかりとお仕事を頑張る子であれば自然とその中から指名客が増えていきます。

そしてしっかりと指名客を得ることができる女の子であれば、自然と日給保証で設定されている金額よりも高いお給料を稼げるようになります。
そうなってくれればお店としても十分儲けが出るので、たまたま運が悪くて指名客が来なかった日などがたまにあったとしても、その日に日給保証を払ってあげることは無駄ではありません。
一方で全く指名客を取れない女の子は、それ以降もずっと指名を取れない可能性が高いので日給保証を支払ってあげていても、お店が損をしながら養ってあげているようなことになってしまいます。
風俗店もそれほど甘いことはしてくれませんので、指名を取れない女の子は日給保証が減らされたりなくなったりします。

風俗求人にはよく「日給保証○万円」などと書いてありますが、それは「しっかりと指名を取ることが出来る」という条件付きであると考えましょう。
指名以外にも、出勤日数、無遅刻無欠勤であること、お店のホームページで顔出しOKであることなどの条件がついていることが多いので、日給保証をあてにして入店する場合には面接の時に条件を必ず確認しておきましょう。

ホテヘルの嘘求人とかダミー店ってどういうこと?

風俗業界の誇大広告についてご紹介しましたが、悪質なお店の場合はそもそも嘘の内容であることもあります。
そして嘘求人はダミー店とセットであることが非常に多いです。

ダミー店というのは求人をしているお店自体がそもそも存在していないか、名前しかなくて全く実態がないお店のことです。
そのような求人に応募して実際に面接に行ってみると違うお店を紹介されることになります。
紹介されるお店のことを振替店と呼び、ほとんどの場合求人内容よりもハードなサービスを求められるお店になります。
よくあるのがオナクラとして求人を出して、面接に行ってみたらデリヘルやソープを紹介されるというパターンです。

オナクラは男性がオナニーをしている姿を見ているというだけのお仕事で、性的なサービスに抵抗がある女性にとっては比較的働きやすい風俗店なのですが、面接に行ったら店長や面接官に上手く丸め込まれてしまいデリヘルで働くことになった女の子もいます。
嘘求人はホテヘルでも十分ありえることで、面接に行ってみたらソープを紹介されたり、本番黙認店を紹介されるケースもあるので気をつけましょう。

ホテヘルの嘘求人を見破る方法

嘘求人は、とにかく魅力的な条件を提示することによって女の子を騙そうという意図があるので、極端に良すぎる待遇になっている傾向がありあります。
また、振替店として紹介するお店は悪質な営業していることが多く、ヘルスなのに本番をしているなど法律に触れるような営業していることもあります。

そのような嘘求人を見破る方法としては以下の様なものがあります。

個人店や営業期間が短いお店は怪しむ

嘘求人を出しているお店は違法の営業していることが多いため、警察に摘発をされてから場所や店名を変えて再出店する、ということを繰り返していることがよくあります。
ですから長期的な営業実績がありません。
お店の名前をインターネットで検索をしてみても、男性客の口コミが一切ないようなお店には気をつけましょう。

また、大手グループ店でそのようなことをしてしまうと悪評がすぐに広まってしまいますので、基本的に嘘求人を出しているのは個人店がほとんどです。
個人店であってもほとんどが嘘求人ではありませんが、少なくともグループ店であれは嘘求人の可能性が低くなるということは覚えておきましょう。

給料が相場より高すぎる場合には注意する

嘘求人をみやぶるために最も有効な手段は、相場よりも高すぎるお給料を提示しているお店を警戒することです。
嘘求人を出すようなお店はそもそも求人ページで提示しているお給料を支払うつもりが全くありませんので、どんな嘘でもつけるのです。

ホテヘルのバック率は、だいたい50％前後です。
例えば60分15,000円のお店であれば、風俗嬢がもらえるお給料はその50%程度である7,500円前後が相場になります。
それ以外に指名料バックやオプションバッグがついたとしても、せいぜい1万円です。
ホテヘルの場合それなりに指名を取れる女の子であれば1日出勤をして3人程度お客さんにつくことができればいい方ですので、日給3万円稼げるくらいが相場だと言うことです。

この相場感さえ分かっていれば、「日給保証5万円」や「月給100万円」などというのはよほどの人気嬢か高級店でない限り不可能だとわかると思います。
つまり上で書いたような良すぎる待遇を提示しているお店は、女の子を騙す気が満々なので嘘求人である可能性が非常に高いと判断できます。

まとめ

ホテヘルの求人にある嘘求人やダミー店という言葉の意味と、騙されないための見分け方をご紹介しました。
この記事で紹介した通り、求人ページに書いてある内容がほぼ全て嘘なのが嘘求人で、嘘求人によって集めた女の子を悪質な営業をしている振替店に紹介するのがダミー店です。

このようなお店の求人は相場と比べて極端に待遇が良すぎるという傾向があるので、良すぎる待遇を見た時には警戒心を持って情報の真偽をしっかりと確認することを心がけましょう。