風俗嬢が知っておくと役に立つ賃貸物件さがしのあれこれ

2023年12月14日

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風俗で働いていると賃貸物件を借りるのが難しいと言う話を聞いたことがある方は多いと思います。
実際普通のお仕事をしている人に比べて風俗嬢が賃貸物件を借りるのが難しいと言うのは事実です。
この記事では風俗嬢が知っておくと役に立つ賃貸物件探しのあれこれについてご紹介します。

風俗で働いていても賃貸物件は借りられるの?

結論から言うと、風俗嬢だからといって絶対に物件を借りることができないというわけではありませんが、審査に通らず借りられない可能性が高いのは事実です。
一般的に賃貸物件を借りるときには必ず審査があり以下の様な項目で判断されます。

収入

b-134.風俗嬢が知っておくと役に立つ賃貸物件さがしのあれこれ普通のサラリーマンであればよほどのことがない限り、審査のための収入欄は自己申告で大丈夫です

しかし水商売は不動産会社にとって信用がないため、給与明細や預金通帳のコピーの提出を求められることもあります。

勤務先

普通のサラリーマンであれば例えば公務員で勤務先が公的な機関だったり、株式上場しているような大手企業であれば審査に通りやすくなります
一方で風俗店と言うのは勤務先としては残念ながら最も信用がない部類です。

風俗店は突然閉店してしまうことも珍しくありませんし、やはり世間的な印象としては怪しい商売をしているという風に見られてしまっているのです。

勤続年数

賃貸物件に限らずクレジットカードなどの審査でも勤続年数は重視されます
長期間同じ勤務先で働いているほど転職する可能性が低く安定した収入を得られると考えられるからです。

しかし残念ながら、風俗嬢はお店を変えることが日常茶飯時ですので、風俗店の場合はどれほど長く勤務していたとしてもプラスの評価になることはありません

信用問題

過去に借金を返済していなかったり、携帯料金と未払、家賃滞納などがあると信用情報機関というものに登録されてブラックリストに載っているため、賃貸物件を借りる時の審査にも通りにくくなってしまいます。
風俗嬢の中には借金問題に苦労していて、上記のどれかの理由でブラックリストに載ってしまっているという方も少なくないため、この点においても賃貸物件の審査に落ちやすくなってしまっています

連帯保証人

賃貸物件を借りる場合には連帯保証人が必要になります。
収入がある家族にお願いできるのであれば問題ありませんが、連帯保証人となってくれる相手が見つからない場合には保証会社の審査を受けることになります
保証会社の審査は非常に厳しく上で説明した信用情報に問題があると通らないことが多いです。

このように賃貸物件を借りる時には様々な審査項目がありますか、風俗嬢の場合ほとんどの項目でマイナスになってしまうことが多いため結果的に審査に通らず部屋を借りられないことが多いのです

風俗嬢が賃貸物件を借りやすい方法

残念ながら賃貸物件を借りることが難しい風俗嬢ですか、借りやすくするための方法がいくつかあります。

代理契約(親族名義など)する

自分の名義ではなく親や家族など普通の会社に勤めている人の名義で部屋を借りる方法です。
この方法を使えば風俗嬢であることは全く問題ではなく、審査の対象となるのは代理契約をしてくれる人です

預貯金審査を突破する

お金様々な項目がある賃貸物件の審査の中で、唯一風俗嬢が信用を勝ち取りやすいのが預貯金です。

その名の通り預貯金の金額が大きければ大きいほど、それだけで審査を突破できる可能性が高まります
ただし預貯金の審査はかなり厳しく、だいたい家賃の2年分以上の貯金があることが審査突破の要件です
しっかり貯金をしている風俗嬢であればそれほど難しくありませんが、あまり貯金はできていない風俗嬢の場合はこの方法を使えません。

風俗嬢であることを隠す

風俗嬢であることは残念ながら賃貸物件を借りる上ではプラス要素にならないので、風俗勤務であることは隠し、違うお仕事をしているということで審査を受ける方法です
ただし嘘をつくと最悪犯罪になってしまう可能性もあるため、週一でも他のアルバイトをしていたり、昼職と掛け持ちしている場合にそっちを勤務先として記入するという方法で行いましょう。

風俗嬢に慣れている不動産屋に行く

最も有効なのが風俗嬢に慣れている不動産屋さんに行くことです

例えば歌舞伎町の中心にあるような不動産屋であれば、風俗嬢など夜の仕事をしている人向けの賃貸物件を探すことに長けています。
そのような不動産屋さんは風俗嬢などでも入居を受け入れてくれる大家さんの物件を多く持っているため、審査が軽めで風俗嬢でも借りやすい賃貸物件を紹介してくれます。
このような不動産屋は風俗街周辺にあることが多く、「夜のお仕事でもオッケー」などの看板を掲げていることもあります。

部屋探しにはお店の協力も有効

風俗嬢で賃貸物件を借りたい場合には、お店の人に相談することによって有効な手助けをしてもらえる可能性があります
そもそも寮を用意してくれている風俗店もたくさんあるので、煩わしい審査や手続きなどを省きたいの誰がお店の寮に入ってしまうのも一つの手です。
自分で賃貸物件を見つけたい場合でも、お店の人に相談をしてみれば風俗嬢も対応してくれる不動産会社を紹介してくれることがよくあります
また、風俗嬢に部屋を貸してくれるマンションのオーナーなどが知り合いであることもあり、直接大家さんを紹介してもらってお店が保証する形で部屋を借りられる可能性もあります。

部屋選びのポイント

ここでは具体的に部屋を選ぶときのポイントをご紹介します。

お店からの距離

部屋を選ぶ際にお店からの距離は非常に重要です

風俗の仕事は終電を過ぎてしまうことも珍しくありません
お店が送迎を用意してくれている場合もありますが、使えないこともあるので徒歩で通えるような距離であれば理想的です。

家賃は収入の3分の1?

一般的に社会人が自分の部屋を借りるときには家賃は収入の3分の1以内にするのが無理無い範囲だと言われています。

しかし風俗嬢の場合収入は固定ではありませんし、さらに並のサラリーマンよりもはるかにたくさん稼ぐことができます
高いお部屋に住んでしまうと家賃の支払いで苦しくなってしまうということがよくあります。
だからたとえ高い収入を得ているのだとしても家賃はできるだけ抑えることを意識しましょう
同世代のサラリーマンやOLが稼いでいる金額を基準に考えると、一般の人と同じ金銭感覚で過ごすことができます。

20代なら家賃は10万円以下を基準に探すのがよいでしょう。
もちろんたくさん稼いでしっかり貯金があるのであればもっと高いお部屋に移ることも間違いではありません。

騒音

風俗嬢の生活リズム夜が中心になります

お金つまり一般人が活動している昼の間は睡眠をする可能性が高いということです。
そこで重要なのか、自分が住もうとしている家の周りで昼間に騒音などがないかということです。
例えば工事現場が近ければ昼間は常に音がうるさいですし、小学校や保育園の真横などだと子供の声で眠りづらくなってしまうということもあります。
だから風俗嬢が賃貸物件を探す時には昼間にうるさくないのかということを確認するか、完全防音の部屋を見つけるのがよいでしょう

まとめ

風俗嬢が知っておくと役に立つ賃貸物件探しのあれこれについてご紹介しました。
水商売をしていると賃貸物件を借りることが普通の人より難しいですが、お店の人に相談することによって解決方法を見つけられることがあります。
部屋を探す際にはこの記事で紹介したようなポイントに注意して、ストレスなく過ごせる家を見つけるようにしましょう。