ホテヘルは近くにスタッフいるから安全って言うけど本当？

2017年10月30日2023年12月14日

デリヘルやホテヘルなどのヘルス系の風俗店では、お客さんと個室の中で一対一になりサービスをすることになるため、何か危険なトラブルに巻き込まれる可能性があるのではないかと不安に感じる方も多いと思います。
実際、お客さんがどんな人なのかはお店も風俗嬢も完全に判別することはできないため、風俗のお仕事ではお客さんから危害を加えられる危険性がゼロと言うわけではありません。
ただしお客さんから危害を加えられる可能性がどの程度あるのかということについてはお店の営業形態によっても変わります。
この記事ではホテヘルを中心にヘルス系の風俗店で、営業形態ごとにどの程度安全性が確保されているのかということについてご紹介します。

ヘルスのお仕事は安全なの?

風俗の仕事を始める時にはお客さんから何か危害を加えられてしまう可能性があるのではないかと不安に感じる方もいます。
実際、デリヘルやホテヘル、箱ヘルなど様々な種類のお店が営業していますが、お客さんから危険な目にあわされてしまう可能性は常にあります。
ヘルス系のお仕事で最もお客さんからされてしまう可能性が高い迷惑な行為は、本番強要です。
ヘルス系のお店はすべて法律で本番行為が禁止されています。

それでもヘルス系のお店に来て本番をしようとするお客さんは無数に存在します。
ヘルスで働いている限りお客さんからの本番強要や本番をしたいという交渉は必ず出会うものだと思っておきましょう。
ただし、風俗嬢が拒否をしているのに強引に挿入をしてくるようなお客さんはそれほど多くなく、本番をしたいと交渉をしてくるお客さんが大半です。
それらを空気を壊さずに上手に断ってサービスを続けることもヘルス嬢に求められるスキルとも言えるのです。

本番強要以外にも、持っているお金やスマートフォンなどの貴重品を窃盗される可能性もあります。
また、お客さんが盗聴器や盗撮器を仕込んでいてプレイしている様子を撮影するという被害も発生したことがあります。
食べ物や飲み物を差し入れしてきてその中に睡眠薬などを混ぜておき、風俗嬢の意識を混濁させてから本番をするような悪質なお客さんもいます。
さらに直接的に暴力をふるってきたり、恐怖心を感じる様なプレイを強要される可能性もあります。

このようにお客さんから受ける可能性がある犯罪行為について並べると、ヘルス系の仕事は非常に強いものだと感じられてしまうかもしれません。
しかし、実際はほとんどの風俗嬢がこのような凶悪な犯罪にあうことなく普通にお仕事をして稼いでいるということも知っておきましょう。
それでもこのような被害に遭う可能性があるということを頭に入れておくだけでも、万が一犯罪に巻き込まれそうになったたときに、すぐに対処して自分の身を守ることにつながります。

ホテヘルは安全なの?

ヘルスで働いていてお客さんからされてしまう可能性がある危険な行為についてご紹介しました。

これらの行為をお客さんがしてくる可能性はお店の営業形態によっても変わります。
ヘルス系の店舗の中で最も安全性が高いのは、ファッションヘルスなど箱ヘルと呼ばれる店舗型のお店です。
箱ヘルと言うのは店舗が存在していて、お客さんに対してその店舗の中の個室でサービスを行うお店のことです。
箱ヘルであれば、プレイをする場所が個室であってもドアを開ければお店の中であり、すぐ近くにスタッフがいます。

だからもし危険な目に遭いそうになったとしても、大きい声を出せばすぐに誰かが助けてくれるのです。
また多くの箱ヘルでは、お客さんにバレないように風俗嬢がスタッフの助けを呼ぶためのボタンや電話などが設置されているので、声を出せないような状況になったとしてもすぐに助けてもらうことができます。
お客さんもそのことはよくわかっているので、箱ヘルでは強引に本番をしようとしたり、暴力を振るったりするような方は非常に少なくなっています。
箱ヘルに比べて安全性が低いと言えるのがデリヘルです。

デリヘルは日本で最も多い風俗であると言われているほどたくさんあるのですが、お客さんが指定するホテルや自宅などに風俗嬢が派遣されてサービスを行う営業形態です。
お店以外の場所でサービスをするので、周囲にスタッフはいません。
だから何か自分の身に危険が降りそうになった時には、まずは自分の力で守らなくてはいけないのです。
箱ヘルに比べれば周囲にスタッフがいないという店でお客さんもプレッシャーが少ないので、本番強要などをしてくる数は多いです。

もちろん、多くのデリヘル嬢が犯罪被害に遭うことなくお仕事をできているので、デリヘルのお仕事がとても危険というわけではありません。
それでも箱ヘルに比べればいざという時の安心感は低いことは理解しておきましょう。
安全性という面で言えば箱ヘルとデリヘルの中間に位置するのがホテヘルです。
ホテヘルはホテルでお客さんに対してサービスをするお仕事なのでデリヘルと似たような営業営業ではありますが、デリヘルよりは安全性が確保されています。

ホテヘルはほとんどの場合ホテルが多い繁華街などに設置されています。
そしてお客さんがホテヘルを利用するためには必ず一度ホテヘルの店舗に行きその場で指名する女性を選ぶ必要があります。
デリヘルの場合お客さんは店舗に行かなくてもお店に電話一本するだけで風俗嬢を呼ぶことができるのですが、ホテヘルの場合には必ず店舗に行きスタッフと顔を合わせることになります。
ほとんどのお客さんは風俗店の店長やスタッフは恐い人だと思っていますし、スタッフと一度でも顔を合わせているだけでもお客さんにとってはデリヘルよりもプレッシャーが大きいので、本番強要などをされる可能性は低くなります。

またホテヘルのサービス場所として使うホテルはだいたいホテヘル店舗の近くにあります。
なんとなくホテヘル店舗の近くであるということだけでも、お客さんにとってはお店の人からマークされてしまう危険性を意識することになるので、デリヘルよりも危険な目に遭う可能性は低いと言えるでしょう。

ヘルスで働くなら本番強要の危険性をしっておこう

ヘルスで働いていてお客さんから何らかの被害にあうとすれば、圧倒的にその数が多いのが本番強要です。
ヘルスの仕事は本番強要を上手に断ることもその業務に含まれてると言っても過言ではありません。

お客さんが「入れたいな」とか「次指名するから本番させて」などと交渉をしてくることは日常茶飯時です。
正直なところ、お客さんから指名を取るためであったり、断るのが面倒くさかったり、全身リップやフェラをするのがめんどくさいという理由で本番をしているヘルス嬢がいるのも事実です。
まず本番をしてしまうと妊娠のリスクがはるかに高まります。
ヘルスで働いていればピルを飲んでいると言う方が多いと思いますが、もし飲んでいない場合にはたった一回であっても妊娠する可能性が高いことは理解しておきましょう。

また本番をすると性病感染する可能性も高まります。
性病は本番以外のフェラや素股でも感染する可能性はありますが、本番はお互いに最もデリケートな粘膜が触れ合うので性病感染する危険性が非常に高いです。
基本的には本番をしないことか最も良いのですが、例えばお客さんの性器から膿が出ているなど明らかに性病の症状が出ている場合には絶対に本番はやめましょう。
もし性病にかかってしまったら検査と治療が必要になり、お店で働くこともできなくなるので風俗嬢にとっても大損害です。

このように本番行為には様々な危険性があるため、お客さんと本番をするのは風俗嬢の自己責任であることをしっかり理解した上で自分で判断しましょう。

まとめ

ホテヘルを中心にヘルス系の風俗店で、営業形態ごとにどの程度安全性が確保されているのかということについてご紹介しました。
ヘルス系のお店ではスタッフが常にすぐ近くにいる箱ヘルが最も安全で、最も危険性が高いのがデリヘルです。
ホテヘルはその中間に位置するような存在で、サービス自体はお客さんと一対一で行うものの、お客さんは必ず一度は店舗に入ってるスタッフと顔を合わせているためデリヘルよりも犯罪行為に及ぶ可能性が低くなっています。