オナクラで前借（バンス）はいくらが相場?

2017年11月27日2023年12月14日

一般の企業に勤めている人にはなじみのない前借（バンス）制度ですが、風俗店ではむしろバンス制度がないお店の方が珍しいかもしれませんね。
オナクラでは前借（バンス）はいくらが相場なのでしょう。
他の風俗業は?またバンスするまでの流れについて簡単に紹介していきます。

オナクラで前借（バンス）はある?

大手グループ店ならバンス制度あり

前借（バンス）は読んで字のごとく、お給料の前借り制度を指して言います。
事情があってお金が給料日よりも前に必要になった場合、経営者に相談をしてお給料の前借をしてもらう制度のことです。
昼職ではなじみのない制度ですが、風俗業界ではむしろバンス制度がないお店の方が珍しく、求人広告でも「〇万円のバンスあり！」と宣伝しているお店も少なくありません。
バンスはつまりお店に対する借金ですので、借りている以上は返さなければいけません。

バンスを利用するからには何かしらの理由があるのでしょうが、きちんと考えた上で利用しなければ、生活が立ち行かない状況になったり、借金を借金で返す自転車操業をするような生活に陥る危険性も秘めています。

バンス制度がないお店も

バンス目当てでオナクラ店のバイトを始めたのに、このお店はそもそもバンス制度がなかった！という場合もあります。
わずかですが、風俗店の中には「ウチに前借制度はありません」というお店もあります。

どうしても前借を利用したい場合は、面接の段階できちんと確認を取ることが大切です。
また前借（バンス）制度があったとしても、入店してすぐや経験が浅い場合はバンスが利用できないこともあり（後述）、注意する必要があります。

バンス制度を利用できる女性、条件の違いは?

バンス制度があったとしても利用できない場合があります。

風俗店でバンス制度が利用できる女性は
・一定の売り上げがある
・お店からの信頼がある
・出勤条件を調整することができる
などの条件があります。
例えば無断欠勤や遅刻が多い、入店してすぐの女性などはバンス制度を利用したくてもできなかったり、借りられたとしても少額だった、ということもあります。
この辺りはお店によって条件が異なりますので、勤めているお店に相談するようにしましょう。

オナクラのバンスはいくらが相場?

オナクラのバンス相場

風俗店のバンス相場について紹介していきます。
オナクラのバンス相場、と言っても経営者の考え方や勤務年数などによってバンスできる金額は大きく違いますので、あくまでも参考程度に留めるようにして下さい。
オナクラで借りられるバンスの平均相場は5万円。

たったこれだけ?と思いましたか?
この金額はオナクラに入店してすぐにバンスできるお店の平均的な金額ですので、勤めている期間や勤務態度などによって多少額は大きくなることもあります。
自分の立場に置き換えると分かりやすいのですが、本当に返してもらえるか分からない、前借りをしてでも働いてほしいと思わないような女性に大金を貸すことはありません。

中には「入店してすぐのバンスでも最高100万円貸します！」といったお店もありますが、正直に言って、そういったお店はあまり待遇が良くない可能性がありますので、お店の雰囲気などをよく見てから入店するようにして下さい。

お店がバンスをしたがらない理由

お店がお金を貸したくない理由は上記でも少し紹介しましたが、中には「バンスを利用せず、頑張って働いてお金を稼ぎませんか?」と勧めるような人もいます。
確かに数万円のバンスをする位ならば、1、2日ガッツリと働いて稼いだ方がよっぽど良いかもしれません。
また今は風俗店に対する世間の風当たりも強く、バンス制度を設けていることで「管理売春」に抵触する可能性もあります。
そうなるとお店に運営さえ困難になってしまうかもしれません。

「あの子はバンスをしてもらっているのに、私はできないって言われた！」と腹立たしいこともあるかもしれませんが、バンスの条件はお店と女性によって異なります。
変にお店とお金の貸し借りをして、金縛りに遭わずに済んだ、と前向きに考えるようにして下さいね。

バンスを利用する条件

バンスを利用する条件として多く提示されることはどのようなことでしょう。

バンスしたお金を全額返済するまで、お店を辞めない
オープン〜ラストまで出勤すること
全額返済するまでレギュラー出勤をすること
これらのことが条件としてあげられます。

風俗業はアルバイトで、普段は昼職をしていたりする場合は、条件に満たないかもしれません。
お店は何もボランティアで経営している訳ではありませんので、やはり金銭に関しては条件もシビアになってしまいます。
どうしても事情がある場合は別ですが、できる限りバンスは利用せず仕事を頑張ってお金を稼ぐようにしていきましょう。

風俗店のバンスはいくらが相場?

デリヘルのバンス相場

次はオナクラ以外のバンス相場について紹介していきます。
風俗店の数が一番多いデリヘルのバンス相場は、入店した直後では数万円程度、勤務年数に応じて上限が上がり、20〜30万円まで借りられた、という例もあります。
オナクラと同様、入店してすぐにバンスを利用したくても低額しか借りられないことが多いようで、お店のナンバー入りをするような売れっ子風俗嬢になると、100万円以上のバンスをすることもあるそうです。

ソープランドのバンス相場

風俗の王様との異名を持つソープランドですが、こちらもバンスできる金額は割合低めで、10万〜20万円が相場と言われます。
ソープの場合は他の業種に比べるとバックが高いので、数万円程度のバンスを利用するのならば「オーラス（オープン〜ラスト）で1、2日働けば?」と言われることも多いそうです。
風俗店のバンスは消費者金融と違い、無利子で借りられることが多いのですが、やはり簡単に借りる事はできません。
バンスをすればお金は借りられますが、その分半年近くはお店にきっちり詰めて働かなければいけないなど、条件もありますので、バンスを利用する前に「本当に借りるしか方法はないのか」を検討してからにしましょうね。

ファッションヘルスのバンス相場

店舗型ヘルスと呼ばれるファッションヘルスのバンス相場は10〜20万円と、ソープランドと同じくらいの相場となりました。
中には「50万円まで即日バンス可能」とうたっているお店もありますが、条件（ルックスや労働条件）はかなり厳しくなると思われますので、すべての女性がバンスできることはまずないでしょう。

風俗店のバンスの流れは?

バンスの相談

実際に風俗店でバンス制度を利用する流れについて、簡単に紹介していきます。
まず何はともあれ、お店にバンスの相談を持ちかけることから始めましょう。
しばらく勤めてからバンスを言い出しても良いですし、どうしてもすぐにお金が必要な場合は、面接の段階で「失礼を承知でお伺いしますが、御社でバンスを利用することはできますか?」と尋ねてみても良いでしょう。
「いえ、ウチはバンスをしていません」ということもあれば「〇万円ならできます」と言われることもあります。

契約書の締結

バンス制度を利用できることになったとして、次に行うことは契約書の締結です。

契約書とはつまり、いくら借りていつまでに返済する、その間の出勤や時間、違反事項など細かく設定されていますので、熟読して契約を締結して下さい。
分からない部分があれば、必ずそのままにせず質問をして、一方的に不利な条件を出されていないか、よく確認するようにしましょう。
万が一条件に納得できない場合は、その場で契約を破棄しても問題はありません。

バンスに必要なもの

バンス制度を利用する際に必要なものとして、印鑑と身分証明書、預金通帳の写しや公共料金の領収書などを持っていきましょう。
初対面の人にバンスをお願いする場合は、何よりも信頼を勝ち取ることが大切ですので、「私はこれほどお金に困っています！絶対に逃げたりしません！」という気持ちを伝えるようにして下さい。
預金通帳の写しや公共料金の領収書などは、必要とあらば提出をするようにしましょう。

返済方法・返済期限の話し合い

契約書の締結の際に返済方法や期限については話し合っているはずです。
おそらく給料の〇万円を毎月返済に充てる、というパターンがほとんどですよね。
早く借金を返したいからと、無理な返済計画を立てる人もいますが、生活が破綻しては元も子もありません。
またバンスに利息があるのかどうかは、きちんと確認をしておきましょう。

後になってから「最初に決めた金額と違う！」ともめる原因になってしまいます。

まとめ

オナクラで前借（バンス）する場合の相場や、他の業種のバンス相場、またバンスを利用する流れについても簡単に紹介しました。
最近ではバンス制度を利用できない風俗店も多くなりましたが、どうしても急遽お金が必要になった、という場合にはバンス制度が使えることは強みになりますよね。

安易にバンスを利用することはすすめませんが、借りられる相場と流れを把握して、上手にバンス制度を利用するようにして下さい。