ピンサロでもネット指名は入るの?予約してくることもある?
ピンサロは、風俗業界の中ではかなり異色な存在です。
高級志向のお店であれば、「高くとも最高の時間を過ごして」もらうことが1つの目的ですが、ピンサロ店の場合は「手軽に安く、さくっとヌク」ことが一番の目的になっています。
そのため、女性の質にはあまり文句をいうお客さんはいませんし、加えて指名を利用するお客さんの数はそれほど多くありません。
しかしながら、ピンサロであってもお気に入りの女性と過ごしたい、あるいは地雷嬢を避けたいという気持ちから、指名予約をする人もいるようです。
では、ピンサロではどのような指名システムが行われているのでしょうか。
以下に、ピンサロにおける指名システムと、予約のシステムについてまとめていこうと思います。
ピンサロでも指名ってあるの? ネット指名は?
指名と聞いて最初に思い浮かぶのは、インターネット上で気に入った女性の写真を選んでお店に「○日に行く」と伝える「ネット指名」でしょう。
この指名方法は今やかなり一般的になっており、ソープをはじめ、多くの風俗店で取り入れられているシステムです。
しかしながら、ピンサロに関してこのシステムを取り入れている場所はまずありません。
なぜならピンサロ店は回転率が非常に高い上に女性の入れ替わりが激しく、加えてホームページを作って大々的に宣伝できるほど光の当たる業種ではないからです。
そのため、ピンサロでネット指名を受け付けている場所はあまりありません。
しかしながら、メジャーな指名システムがないからといって一切の指名システムがないのかといえばそういうわけでもなく、ピンサロにおいても指名システムはしっかりと存在しています。
写真指名、パネル指名と呼ばれる方法が、ピンサロにおける一般的な指名システムです。
これは来店したお客さんに「どの女性がいいのか」ということを女性の写真が並んだパネルから選んでもらうシステムで、これには別途料金がかかります。
なお、このときの写真は面接の後で撮影する場合が多く、風俗のインターネットに乗せるものとは異なって基本的に顔出しはしなければなりません。
ちなみにこのときにもらった「指名料」の一部が女性にバックされるのはほかの風俗と一緒で、指名が多ければ多いほど優秀なピンサロ嬢としてお店からの待遇がよくなるでしょう。
このシステムを使わないお客さんはフリー客と呼ばれ、今空いている女性の誰かが接客することになります。
これがピンサロでの基本的な指名システムですが、指名を獲得できるのと出来ないのとでは、給料には雲泥の差がついてきます。
とはいっても、ピンサロで指名を獲得するのはなかなか大変な話です。
安く済ませたいお客さんに余計なお金を使わせるわけですから、普通のデリヘルと比べると定期的に指名してくれるお客さんを作るのは難しいと思っていいでしょう。
ピンサロでも予約ってあるの?どんなお客さんがする?
上述したように、ピンサロでも指名システムはありますが、もちろん予約システムも存在します。
予約システムとは、○日の○時は○○(お客さん)さんの相手をするとあらかじめ決められる方式です。
予約が積み重なると休むことが難しくなったり、新しい指名客の獲得が出来なかったりといったデメリットはありますが、逆にいえば無駄出勤がなくなるというメリットもあります。
ただ、ピンサロにおける予約はソープなどの予約とは赴きが異なり、日時を指定して女性と遊ぶというよりは、「この時間に数人で遊びに行くから女性を確保しておいて」という意味合いが強くなっています。
そのため、通常の風俗のように○○さんにロングコースの予約を入れられて1日中つきっきりということはあまりありません。
もちろん、中にはあらかじめ予約を取って自分のお気に入りの女性を確保しておこうとする男性もいますが、そうした意味での予約を取り扱っているピンサロ店はそれほど多くありません。
仮に取り扱っていたとしても、ソープなどのようにしっかりと時間が決められているわけではなく、「大体この時間に来店するから相手をしてほしい」というアバウトな対応であることがほとんどです。
というのも、ピンサロでの1回あたりのプレイ時間はかなり短いので、お客さんを待たせる時間も少なくて済むからです。
ほかにも、店舗によっては行っている「花びら回転」プレイを行う際にのみ予約を受け付けているお店もあります。
花びら回転プレイは複数人の女性が代わる代わる男性の相手をするプレイのことで、働かなければならない女性の数が多いので、その時間帯に暇な女性を確保しなければならない手前、プレイの際に予約が必須であることが多いのです。
このように、ピンサロ店での予約は多くの場合で普通の風俗店のようなものではありません。
一見すると、ここには特にメリットが感じられないかもしれませんが、一般的な予約がないことは女性の安全を守る上である程度のメリットにもなるのです。
例えば、ソープなどで予約が入る場合、かなりロングコースの予約が入る可能性があります。
こうしたロングコースの予約は給料的な利率が高く、裕福な男性が入ることが多い反面、非常に独占欲の強い男性が、お気に入りの風俗嬢を独占するために予約をすることも多いのです。
とある風俗嬢の体験談では、出勤する人はほぼ1日中その人に付きっ切りになる風俗嬢がいたこともあるとか。
一見すると、独占欲が強いだけの「上客」「太客」に見えるかもしれませんが、人の気持ちは時折暴走してしまいます。
それが、愛や恋といったものであればなおさらです。
最悪の場合、そうしたお客さんは無理をしてでも風俗嬢を引きとめようとします。
借金もそうですし、無理な労働もその通り。
そうして段々と風俗に身を窶していく男性も少なくありません。
また、一度でも独占する気分を味わってしまうと、その男性がストーカーと化してしまうこともあります。
私生活を付回されたり、自宅に侵入されたり……
身体を重ねる仕事であるがゆえに、そうした被害に合う女性も少なくないのです。
引越しや別のお店に移ることで解決するのならそれでいいのですが、場合によっては全てを投げ打っても女性を引きとめようとする男性が存在します。
そうした破滅的な愛情は、結局のところ、ひどい結果に行き着いてしまうこともあるのです。
実際に、「いつもロングコースを予約する太客」が、風俗嬢と共に心中をしたという話もあります。
このように、ピンサロはあえてほかの風俗のような予約システムを設定しないことで、かえって安全性を高めている側面もあるといえるでしょう。
ピンサロではネット指名はなし! 予約はあるけれどアバウト!
ピンサロで、ネット指名があるお店はほとんどありません。
むしろ、全くないといっても差し支えないでしょう。
それは、ピンサロがほかの風俗ほど厳密な時間管理に乗っ取って営業しているわけではないというところに理由があります。
ではピンサロにはインターネット上のホームページがないのかというとそうではなく、インターネット上に顔出しをするお店もいくつかは存在しています。
そうしたお店では、あらかじめインターネット上から女性を予約したり指名することはほぼ出来ませんが、女性が出勤した日にメールが届くというシステムを設定しているお店もあるようです。
ピンサロで予約をするためには、インターネットで写真を見た後、店舗に電話で指名するというスタイルが一般的になっています。
ネット指名は便利ですが、顔出しをすると全世界に顔が拡散されることになります。
前述したように、そのせいでストーカーに狙われたという話もあるので、もしもピンサロで働く際にインターネット上に写真を撮影する場合は、そのリスクをしっかりと考えた上で決めたいところですね。
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