オナクラで働いてる女の子はどんな悩みが多い?

2023年12月14日

ElisaRiva / Pixabay

オナニークラブ、通称オナクラは男性客がオナニーをしているのをジッと見ていれば良い・・・という変わった(?)風俗です。
しかしプレイの超ソフトさがウケて、風俗初心者の女の子に人気の業種でもあります。

しかしどんなお仕事でも悩みはつきものでしょう。
本記事では、オナクラで働いている女の子には一体どんなお悩みがあるのかを、オナクラで働いている現場での悩みとオナクラで働き始める理由となった悩み、ふたつの視点から考えてみたいと思います。

変わった客が多い。

男性まず、オナクラで働いていると避けられないのが、男性客が基本的に変わった性的嗜好を持っているということです。

普通、オナニーを見られることにお金を払う男性は居ないでしょう。
例えば風俗嬢さんの彼氏で「オナニーを見て欲しい」なんてひとは居るあるいは居たしょうか。
確かに「オナニーの見せ合いっこ」という前戯(ぜんぎ)はありますが、その前戯だけで終わらせる物好きは居ません。
では、なぜオナニーを見てもらうだけで自己完結できるのでしょうか。

ふたつ理由があげられます。
ひとつは、女性経験がまったく無いことです。
素人童貞(しろうとどうてい)という言葉が一時期流行りましたが、それは素人女性との性的体験がまったく無い男性のことでした。
オナクラを利用する男性は、素人童貞の更に先を行きます。

玄人(プロ)を相手にしても性的交渉をする勇気が出ないのです。
総じて、オナクラではそういったタイプの男性客に遭遇する確率が少なからずあります。
風俗店を訪れておきながら肝心のプレイをしないで会話だけして帰る変わった男性客が居る、という話を風俗嬢さんたちの掲示板などでよく見かけますが、オナクラを利用する男性客のなかにはそういった性向があるひとが少なくないと考えたほうが良いでしょう。
オナクラを利用する男性客は変わったひとが多いです。

自分のオナニーを見てもらうだけで自己完結できるもうひとつの理由は、女性を神聖化し過ぎているというところにあります。
東京の秋葉原には、女の子が添い寝をしてくれるというだけの最早「風俗」とすら言えないようなお店がありますが、そこに通う男性心理に似たところがあります。
アニメやマンガの普及で、非現実的な女の子に憧れを抱くようないわゆるオタク傾向のある男性が増えるように成りました。
その影響でオナクラを利用する男性客は総じて女性を神聖化する傾向にあり、M(マゾ)傾向にあります。

神聖な女性を汚すことは自分にとって許すことができないから、代わりに自分が自慰行為(オナニー)をしているところを見てもらって性的満足を得ようとする思考回路を持っているのです。
こういった独特の考え方をする男性客の相手をする可能性が、オナクラ嬢は非常に高いわけです。
つまり、完全童貞だけど性的絶頂は迎えたいという傾向の男性や、女性を神聖化している男性です。
一応、オナクラ嬢さん的には自分の身の安全は確保できますけれども、こういった男性客と話を合わせるという試練があるのも否定できません。

オプションをタダでやろうとする客が多い。

チェックリストオナクラの男性客は一言で言ってしまえば「気が小さい」男性が多いです。
しかし中にはもちろん普通の性欲を持った男性も居ます。
そういった男性がオナクラで遊んだとき当然、物足りないと思ってしまいます。

では、女の子に自分のオナニーを見てもらう以上のことを男性客に要求されたら、オナクラ嬢はどう答えるべきなのでしょうか。
例えば「ちょっと触ってくれない?」と言われたらどう応答すべきでしょうか。

実はオナクラのお店のほうは、こういった場面をビジネスチャンスと考えていて、それぞれの行動に細かいオプションを設けています。
例えば「女の子のほうから男性客を抱きしめる」と「男性客のほうからオナクラ嬢を抱きしめる」はそれぞれ違うオプションと成っており、それぞれに追加料金が発生します。
細かいところは500円刻みで加算されて行きます。
しかし、プレイの流れでこういった行動をしてしまう男性客は必ず居るもので「触ってはいけない」というオナクラの基本的ルールすら無視した行動をして来ます。

女の子はビジネスチャンスですから、その行動をチェックするのですが、後づけで料金請求しても「知らぬ存ぜぬ」の対応で逃げようとする男性客も居るのです。
まさか風俗嬢が弁護士に相談というわけにも行かないでしょうから、こういう時は泣き寝入りするしかないのです。

オナクラで働いている女の子の内部事情。

以上が、オナクラで働いている女の子の外部事情、いわば仕事でのお悩みです。

彼女たちの悩みの多くはこういった仕事での悩みでしょうが、他方そもそもオナクラという風俗で働くに至った経緯自体に悩むがあるのも確かです。
典型的には、お父さんが職を失って経済的な支援が無くなった、いろいろカードで買い物し過ぎて借金が膨らんでしまった、OLなど昼職の給料が少なくてもう少し稼ぎたい、とにかく金欠だ、病気がちであんまり長く働けない、といった事情があげられます。
こういった内部事情から悩みが膨らんで思いつめた挙句「風俗でバイトでもしちゃおっかな・・・」と考えた矢先に目に飛び込んでくるのがオナクラのわけです。
もちろん腹をくくり高級風俗、例えばソープランドなどで働くことができるなら、現在の悩みなど1年もあれば解消できるでしょう。

しかしどうしてもカラダが売りたくないという女性心理もそこにはあるわけです。
そう考えると、風俗でありながらカラダを売ることがないオナクラは、家庭の事情や体調の事情と言った悩みを抱えている女性にとって、手っ取り早く稼ぐ最善の方法だと言えそうです。

容姿の採用基準は高いから気をつけて!

女性家庭などの内部事情でオナクラに走るのは構いませんが、女の子が注意しなければならないのは、採用基準がほかの風俗に比べて非常に高いということです。

ストレートに言ってしまえば、オナクラ店が欲しいの「処女の女子大生」です。
オナクラという業態で男性客のニーズがまさにそこに集中しているのです。
ただ若ければ良いというワケではありません。
無目的なニートの娘に視姦(しかん)されてもプライドの高いサラリーマンは興奮しないのです。

だから、女性として成熟する一歩前の女子大生のような社会の軌道に乗っている娘に、いまの自分を視姦されたいというのがサラリーマンの一番の願望と成ります。
もちろん今どきのアイドルのように黒髪でちょっと地味くらいなのが好まれます。
オナクラに応募しようとする女性は、この基準を満たしていなければ成りません。
女子大生の絶対数が少ないため、OLさんだったら正直、同じソフト風俗でも性感マッサージに行ったほうが良いかも知れません。

まとめ。

いかがだったでしょうか。
「オナクラで働いてる女の子はどんな悩みが多い?」という題名で記事を書かせて頂きました。
オナクラで働き始めようと思う女の子が抱えている悩みは、他の風俗嬢さんたちと同じく金銭的な内部事情です。
他方、働き始めたオナクラ嬢が抱える悩みは、妙に気の小さい男性客に話を合わせることだったり、オナクラ独自の細かいオプションを無視しようとするずる賢い男性客に感じるストレスであったりします。
しかし何と言ってもオナクラは自分の貞操を守れる稀少な風俗のひとつです。

少々の悩みにとらわれないで、できるところまで頑張ってみてはいかがでしょうか。