キャバクラで働いて後悔する事はありますか?

2023年12月14日

Anemone123 / Pixabay

キャバクラは華やかでキレイな女の子がたくさんおり、お給料も一般の仕事よりもたくさんもらえます。
良いことばかりのように思えますが、働いていくうちに後悔するようなことも少なからず出てきます。

どんなことに後悔するのでしょうか。またその改善方法は?
キャバクラのお仕事で後悔したことをご紹介します。

後悔したことってどんなこと?

金銭感覚がおかしくなった?!

キャバクラで働いて後悔する事はありますか?風俗業界のお仕事を始めてから金銭感覚が狂ってきたというのは良く聞く話だと思います。
実際にキャバ嬢を始めてから金銭感覚が戻らなくなって後悔しているという声が結構あるのです。

実際にどんな感覚になってしまうのでしょうか。
キャバクラではまず働く時間や労力の割に報酬が高く、楽しんでいる人にとっては特に「苦労して働いている」という感覚がないため、楽に稼いでしまっていると思えるようになるのです。
この感覚があるため、昼職や一般職のような仕事には就けなくなってしまいます。
さらにキャバクラの世界では、ヘアメイクやドレスにも毎日お金がかかります。

こちらも法外にかかってしまうため、出費も収入も高額で、このような基準が自分の中にできてしまうのです。
中には1万円が100円や500円くらいの感覚になってしまう女の子も。
これはすごいですね。
「このくらいの出費が当たり前」という感覚になると、次第に自分の生活費に対しても感覚がマヒしてくるので、どんどん出費してしまいます。

買い物にも数万円使ってしまうので、元の生活に戻れなくなり、生活水準が上がっていきます。
これを保とうとするので、キャバクラを辞めてからも感覚が直らないと、今度は借金をしてでも生活を続けようとしてしまいます。
結局首が回らなくなり、またキャバクラの仕事に戻ってしまうのです。
水商売から足を洗えないというリスクにまで発展してしまいます。

ライフスタイルが崩れてきた!

お金キャバクラでのお仕事は、女の子との会話とお酒を楽しみに来たお客さんに満足させてあげることですよね。
求人に「お酒が飲めなくても大丈夫」と書いてあっても、結局はお酒を飲む場面が多くなってしまいます。
すると当然のことながら、お酒の影響で内臓が荒れてきてしまうのです。

特に肝臓や腎臓はお肌と密接な臓器なので、すぐに影響がお肌に出てきます。
お酒を体から流すために水分を必要とするので乾燥肌となり、どんどん老け顔になっていきます。
同じように髪もぱさぱさになり、さらにメイクの厚塗りやヘアスプレーの影響で、体の外からも中からも荒れてきてしまうのです。
体に出る影響は後悔する大きな要因となります。

さらにタバコの煙の中にいるので、このような悪影響がどんどん進行してしまうのです。
また、キャバ嬢として人気が出てくると、指名客からメールや電話がひっきりなしに届きます。
キャバ嬢はナイトワークですが、お客さんはほとんどが昼職なので、昼夜関係なくこのような着信音に悩まされてしまいます。
自分が面倒だからと返信しないでいえると、お客さんは平気で指名をやめてしまいます。

スマホの着信音に敏感になるため、お仕事モードとプライベートモードの切り替えができず、スイッチが切れる時がありません。
これでストレスを抱えてしまうのです。
さらにお金の問題はライフスタイルを大きく変えてしまいます。
キャバクラでは指名が取れなかった場合は罰金を取るお店もあります。

毎日指名数が増えればメールも増え、指名数が減ればお給料を減らされるというストレスに追われ、お金に執着するようになってしまうのです。
数字が減ると一般職よりもはるかに良いお給料であっても「やばい、どうしよう」という思いが強くなるので、だんだんとお金に執着してしまうのです。
このようなことは固定給の昼職ではなかなかありません。
たとえノルマがあったり出来高制のお仕事であっても、そこまでストレスを抱えることがないのです。

このように、たとえダブルワークや学生のアルバイトであっても、長く続けるとライフスタイルが変わるくらいの影響があるのです。
後悔する点としては大きいですよね。

身バレしてしまった!

叫ぶキャバクラでのお仕事を秘密にしている女の子は案外多いものです。

身バレしないかいつもひやひやしている子もいます。
結局バレてしまってどうしても反対され、結局辞める事になる女の子もいますので、この点も後悔することになるようです。
ソープやヘルスとは違ってキャバ嬢はアリバイ会社を使わなくてもバレにくい場合が多くあります。
たとえ会社に電話をしても、株式会社化されていることも多く、事務員が会社名で電話に出るためです。

しかし現場で接客をしているキャバ嬢は「夜遅い」「お酒くさい」「タバコくさい」という、周囲でも分かってしまう環境で働いています。
これで「あれ?キャバ嬢なの?」と思われてしまうことが多いでしょう。

中でも一番の身バレ要因は、お客さんとのメールのやり取りです。
メールなのに頻繁にやり取りしていると、彼氏も思わず「誰?」と聞いてしまうでしょう。
自分のスマホをお客さんに教えたくないキャバ嬢がほとんどなので、スマホの2台持ちをしているのが一般的ですが、この2台ある理由についても彼氏は気になってしまいます。

「仕事用にしてはメールが多いけど、どうして?」「頻繁に連絡が来るような仕事なの?」「もしかして浮気?」といった具合に、彼氏は浮気を疑うようになってしまうのです。

中には出勤時に後をつけていってキャバ嬢だとバレてしまったケースもあるといいます。
スマホ2台持ちの言い訳をきちんと作っておいたり、2台持ちであることを秘密にしておくのも良いでしょう。
一番良いのは、彼氏がキャバクラに寛容なら初めから事実を話してしまうことです。
かなり気が楽になりますよね。

彼氏対策の他にも、家族対策をしなければいけない女の子もいます。
家族にバレやすいポイントは「金遣い」です。
だんだん派手になってきたけどそんなに儲かる仕事なの?」と思われると、親は疑うようになってしまいます。

「居酒屋のアルバイト」「IT関係の会社」と言っておけば夜遅くなってもタバコくさくなっても言い訳できるようですが、自分からバレるような要因を作らないようにしなくてはいけません。
親バレ、彼バレが後悔してしまう大きな点といえますね。

改善する方法はあるの?

なんといってもストレス!

キャバ嬢になって様々な点に後悔していても、すぐに辞めるわけにはいかないものですよね。
であれば、ストレスで荒れてしまった心身をなるべく意識して改善するようにしていきましょう。
食事が不規則になりため、食べる時はできるだけ健康的なものを選ぶようにし、サプリメントを栄養を摂って補いましょう。
そして水分を十分に取りましょう。

これはお酒を代謝させるためでもあり、タバコの煙が多い職場の乾燥肌対策でもあります。
おつまみの油ものばかりを食べているならなおのことです。
このような食事の改善は今すぐにでもできますので、金遣いが荒くてブランドものばかりを買うよりは、健康食品に使うようにしていきましょう。
また、ノルマがあり精神的なプレッシャーのかかるお仕事です。

ストレスが多くノルマ達成ばかりを考えて悩んでしまうのなら、同じキャバクラのお仕事でも派遣型にしてみるという手もあります。
派遣であれば指名もなく、キャバ嬢同士の嫉妬や意地悪に巻き込まれることも少なくなります。
お給料は少なくなるかもしれませんが、それでも一般的なお仕事よりは多くもらえます。
ストレスでお金を使っていたことを考えれば、心が緩んで自分のペースで働いて収入がある生活のほうがよっぽど健康的です。

そしてどうしてもストレスから逃げられないと感じるなら、思い切ってキャバクラのお仕事を一度辞めてしまいましょう。
後悔し続ける毎日よりも精神衛生上良いでしょう。
人生にはお休みが必要な時もあるのです。

金銭感覚を直す方法とは?

叫ぶ金銭感覚が狂ってしまっていると感じるなら、少しづつ戻していきましょう。
戻すことができれば、出費の分をがっつり貯金する事もできるのです。
まず浪費癖があるかどうか自覚しましょう。
ストレスでお金を使ってしまっていませんか?
何でも買ってしまおうと思っていませんか?
まず何であっても買えばいいという感覚をやめましょう。
過去に大金を使って好きなものや高級なものを買っていた感覚は、快楽として頭に残ってしまうのです。
急には戻せませんので、もし辞める予定があるのならキャバ嬢を辞める前に始めましょう。

スマホアプリなどを利用して、家計簿をつける習慣を作りましょう。
お金を使ったらとりあえずアプリを起動する、使った額と買った物を書くというただそれだけでも変わっていきます。
動いているお金を把握できるようになるのです。
そしてすべての収入、支出は入力するようにします。

こうしてお金を使っている自覚をして、感覚を戻していくのです。
常に数字を見て今いくら使っているかを把握できるようになったら、今度は買い物する時に「これは今の自分に本当に必要なのか?」を自分自身に問いかけるようにします。
自分と相談しながら買うようにするのです。

そして「最新が良い」「ブランドが良い」という感覚から離れていきましょう。
最終的にはお財布に入れるお金の額を一定にして、入れ過ぎないようにしておきます。
大金を持っているという感覚をなくすのです。
とりあえずのコンビニ通いをやめ、買い物の前に一呼吸置くようにすれば感覚はもう戻ってきています。

時間がかかりますが、一つ一つやってみましょう。

人生設計をしてみよう

人生設計と言うと何か大きなことのようでおおげさに聞こえるかもしれません。
しかしこの先どうするか、くらいは想像できた方が良いですね。

風俗業界でのお仕事は、勤めることで完結してしまっていることもあります。
上を目指す女の子ももちろんいますが、将来店を持ちたい、ママになりたい、というふうに、さらに上を目指して働き続けるような気持ちがなければ、風俗業界は今だけのものと考えられます。
いつか辞めることを考えて将来の夢や目標を立てておくことが大事なのです。
キャバ嬢をやる目的を明確にして人生を見つめ直してみましょう。

後悔していることの中にはお金や仕事内容の楽さにどっぷり浸かってしまって辞められない、という点があります。
資格をとるため、学校に通う学費のため、希望の仕事に就くまでのあいだ、など目的があれば一般職に戻る理由にはなお良いのですが、そのような目的がないのなら、改善できるところを一つでも良いから見つけて始めましょう。
キャバクラを辞めたいけれど昼職が面倒で戻れないのなら、それでもできそうなところを探してみて下さい。
そしてもしストレスが多くなり過ぎて精神的な問題でやる気が起きないのなら、まずはメンタルの改善から行いましょう。

クリニックに通っても良いですし、リフレッシュ方法を考えることで先が開けてきます。
後悔し続けるよりも改善策を探しましょう。

まとめ

キャバクラのお仕事を始めて後悔したことをご紹介しました。

たとえ一時的であっても後悔するようなことはしたくありませんよね。
であればなるべく後悔しないように、そして後悔しても改善していけるように工夫してみましょう。