人妻なのに風俗客に本気で恋愛感情を持つことはありえますか?

2023年12月14日

mary1826 / Pixabay

風俗業界には、既婚者でありながら働く女性も多く、旦那に内緒でパート感覚で働く人、旦那公認で働く人など実に様々な女性がいます。
旦那というパートナーがいても風俗で働く以上、お客さんと生身で触れ合うわけですが、恋愛感情が生まれてしまうことはないのでしょうか。
今回は人妻風俗嬢がお客さんに恋をすることはあるのか、また恋をした場合の懸念点についてご紹介します。

人妻だって一人の女性。恋愛はあり得る。

人妻なのに風俗客に本気で恋愛感情を持つことはありえますか?多くの風俗嬢たちは、「客は金にしか見えない」「客を男としてみたことがない」など、お客さんとの恋愛について否定的です。
風俗嬢は可愛いとかスタイルがいいなどの誉め言葉には慣れっ子になっています。

お客さんにどんなに褒められても、サービスしてほしい・あわよくば本番したいなんて下心があるからだと本気にしていませんし、「付き合って」と言われることも多いので、相手の本気度に関わらずどうせタダでヤれると思っているに違いないと疑ってしまう節があります。
ですが、中には風俗嬢とお客さんという立場の出会いから結婚に発展したカップルもいます。
例え風俗での出会いだとしても、男と女である以上何らかのきっかけで恋愛感情が生まれることはごく自然なことです。
そしてそれは人妻の場合も例外ではありません。

一般的な専業主婦であれば異性との新しい出会いもなく、世間体があるので旦那以外に彼氏を作るなんてことはそうそうないことです。
ですが、パートに出た妻がパート先の男性と不倫に発展したという話は珍しいケースではありません。
風俗の仕事に携わることのない生活でも不倫をする女性はいるのですから、毎日異性と出会う風俗のお仕事ならなおさらその可能性は高まります。
結婚していようが人妻だろうが、異性との出会いがある限り、旦那以外の男性に目移りしてしまうことは十分にあり得ます。

人妻がお客さんに恋愛感情を持ってしまいやすい理由

風俗嬢がお客さんを恋愛対象としてみることはほぼありません。
相手が自分に好意を持っていそうだと感じたなら、それをどうすれば本指名につなげられるかと考えますし、自分好みのお客さんにあたれば、指名で返ってきてくれたら嬉しい・ラクな相手だな程度にしか感じていません。
しかし、人妻風俗嬢がお客さんに恋をしてしまう理由には共通点があります

まずは旦那がいるのに風俗で働いているという状況自体が異質だということ。
一般的に男性は独占欲の強い生き物なので、自分の奥さんが風俗で働くことを理解できる人は多くありません。
しかし風俗で働いているということは、旦那公認か、旦那に内緒で働いているということになります。
旦那公認の場合、そもそもなぜ風俗で働かなければならないのかというと、経済状況が影響していることがほとんどです。

奥さんを風俗で働かせなければ生活できないような状況ということは、旦那の収入や性格など、必ず何か原因があるはずです。
自分の奥さんを風俗で働かせるような旦那を心から信頼して愛せる女性はいるのでしょうか。
また、旦那に内緒で風俗で働いているという場合。
バレれば離婚される、旦那を傷付けるということがわかっているから内緒にしているのでしょう。

しかし、相手を傷付けてしまうことがわかっているのに風俗の仕事を選ぶということ自体、本当に相手のことを愛していない証拠です。
厳しい言い方ですが、結婚しているのに風俗で働くという選択肢自体が夫婦の形として異質ですし、そのような状況ならお客さんに限らず他の男性に目移りしてしまうのは時間の問題です。
そして人妻風俗嬢は、風俗で働くまでしばらく女性扱いされていなかったということもお客さんに恋心をいただきやすい理由の一つです。
若いころならことあるごとに女の子扱いされ、旦那も付き合いたてのころはお姫様のように扱ってくれていたかもしれません。

ですが結婚してしばらくたつと恋愛当初のドキドキ感もないし、それなりに歳を重ね、子供ができると「おばさん」と呼ばれるようになってきます。
どんなに頑張っても誰からも女の子扱いされず、旦那から褒められることがなくなれば女性は化粧をしなくなったり服装に手を抜くようになります。
すると旦那も奥さんを女性としてみることができなくなり、夜の営みもご無沙汰になっていってしまうというのは多くの夫婦に見られる光景です。
しかし風俗では、毎日のように女の子扱いされます。

スタッフもお客さんも、自分を一人の女性として扱ってくれ、プライベートで感じなくなった女性としての楽しみや喜びをまた感じられるようになってきます。
そんな状況でお客さんに一生懸命言い寄られると、「自分を風俗で働く状況にした旦那よりもこの人と一緒に居た方が幸せ」「旦那は全く褒めてくれないけどこの人は自分を一人の女として大事にしてくれる」など、好意を抱くようになっていきます。

お客さんに恋する際の懸念点

恋愛人妻がお客さんに恋愛感情を持ってしまうことは、やはり既婚者であるという立場や道徳観念から推奨されることではありません。

それに加え、風俗嬢という立場からも気を付けておくべきことがあります。
最も気を付けておくべきことは、どんなにお客さんを好きになっても他のお客さんに手を抜いてはいけないということです。
女性は一人の男性に本気で夢中になると、他の男性と体の関係を持つことに抵抗ができたり、本命の彼のことで頭がいっぱいになったりします。
お客さんに恋をした人妻風俗嬢が、今までは仕事だからと割り切れていたお仕事が急に辛くなったり、旦那を気持ち悪いと感じるようになってしまったということはよくあります。

せっかく風俗というお仕事を選んでいるのに、一人の男性のことで頭がいっぱいになってサービスの質が悪くなってしまい、思うように稼げないというのは非常にもったいないことです。
また旦那への接し方が冷たくなってしまい、不倫を疑われるなんてこともあります。
風俗勤務を旦那に内緒にしている女性だと、不倫を疑われたことから風俗勤務がバレてしまうこともあり得ます。
風俗でしっかり稼いでいくためには、お客さんからの評判を保ち続けることも家庭での役割を疎かにしないことも非常に重要です。

そしてお客さんを本気で好きになる価値のある相手なのかどうかを見極めることも大切です。
大抵のお客さんは「タダでやりたい」「彼女にはしたくないけどセフレにしたい」などの理由で風俗嬢を口説こうとします。
世間の目ではどうしても風俗のお仕事への偏見があり、風俗を利用する男性でも風俗嬢とは本気で付き合いたくないという人は少なくありません。
もちろん風俗嬢の中には、「本気の彼氏ができたから」「結婚することになったから」という理由で業界を引退していく女性はいますが、これはお相手が風俗という仕事やなぜその仕事を選ばなければならなかったのかを理解して受け入れてくれたことによる成功例でしょう。

お客さん全員がこのように理解を示してくれるわけではありません。
一方的にお客さんに本気になっても、相手はあなたを利用しようとしているだけの場合もありますし、都合のいい関係でいたいだけの可能性も否めません。
風俗嬢としての自分や、人妻としての自分を犠牲にしてでも恋をする価値のある相手なのかどうか、しっかり考え見極める必要があります。

まとめ

恋愛風俗嬢と言えど一人の人間ですので当然恋愛もしますし、その相手がたまたまお客さんだということもありえます
しかし風俗という大変なお仕事を選んだ以上、恋愛よりも仕事に専念すべきです。
風俗というお仕事に携わり、プライベートでは誰も褒めてくれないのにお客さんに優しくされたことで本気になってしまう女性は珍しくありませんが、大抵のお客さんの優しさには下心が含まれているということを念頭に置くようにしましょう。