ＡＶ女優としてデビューしたけど写真撮影の仕事も多い

2018年2月22日2023年12月14日

AV女優の仕事は、男優との絡みを撮影するものばかりではありません。
動画撮影以外にも、下着姿や水着姿、ヌードといった写真撮影といった仕事も多くなっています。
AV女優の仕事は男優とのSEXシーンの撮影以外の仕事があるので、その辺も考慮した上でAV女優になるかどうか考えた方がいいでしょう。

今回は、意外と知らないAV女優の写真撮影の仕事について紹介したいと思います。

AV女優の仕事は動画撮影だけじゃない

AV女優の仕事のイメージとしては、男優とのSEXシーンの撮影を思い浮かべると思います。
実際にも、仕事のほとんどはAVの撮影になりますが、ジャケット撮影用や宣材写真として、ヌードや衣装を着用した写真撮影も行われます。

写真の主な使い道は、DVDのパッケージや“メーカーへ自身を売り込むため”に使ったり、雑誌に掲載する用だったりと用途は多岐にあります。
AV女優の仕事は、男優との絡み（SEX）以外にも、写真撮影の仕事が多いということを覚えておきましょう。

AV女優の写真撮影とは

AV女優の写真撮影には、DVD（ジャケット）や雑誌に掲載する商用利用のために撮影される物と、AVメーカーへAV女優を売り込むため用に写真撮影を行っています。

ここでは、宣材写真とジャケット写真について説明をします。

宣材写真撮影

AV女優になるためには、自身で各プロダクションへ応募するか、スカウトされたきっかけでデビューすることになります。
その後、正式にAV女優として採用されると、今度は仕事のオファーをもらうための「挨拶回り」があります。

AV女優になったからといって、スグに仕事がある訳ではありません。
無名の新人AV女優を起用してもらうためには、各AVメーカーへ自身を売り込みにいかなくてはならないのです。
AV女優の売り込みに欠かせないのが「宣材写真」。
撮影時には、プロのメイクさんによってメイクを施され、用意されたスタジオでプロカメラマンによる写真撮影が行われます。

宣材写真を撮影する時には、全裸、もしくはパンツ1枚での撮影になります。
ポーズや表情はカメラマンが指示してくれるので、それに従って表情やポーズを変えていきましょう。

ジャケットの撮影

AVを撮影した後は、必ずといっていいほどジャケット用の写真を撮影します。

「単体女優」「企画女優」によって撮影方法が変わることがあります。
ジャケット写真というのは、販売されるDVDの売れ行きを左右する大事な要素の一つで、購入者がジャケットを見て興味を惹くような物だったり、見ただけでどういう内容のAVか把握しやすい写真になるよう撮影しています。
デビューしたての新人AV女優は企画女優であることが多いので、簡単なジャケット撮影で終わることが多いです。
撮影の本番前か本番後に実際の撮影で着用する衣装で撮影を行ったり、シーンのワンシーンを再現した写真撮影が行われます。

雑誌媒体の写真撮影

AV女優の仕事は、雑誌媒体に掲載するセクシーな衣装やヌード姿による写真撮影も行われています。
宣材写真やジャケット撮影と違って、きちんと撮影料が支払われるので積極的に仕事を受けると良いと思われます。
「単体女優」と「企画女優」では、撮影料の金額に大きな差があります。

単体女優というのは、AV業界で需要がある人気AV女優のことなので、企画女優よりも撮影の単価が高いのが特徴です。
一例ですが、単体女優が雑誌撮影で貰える額は約20万円（1日）企画女優の写真撮影で貰える額は、内容にもよりますが3万円〜6万円ほどになっています。
単体女優に比べると金額にかなりの差がありますが、副業やバイト感覚で働けるのが企画女優の強みです。
また、顔出しNGの場合には顔にぼかしやモザイクを入れてくれるので、顔バレする心配も少ないです。

グラビア撮影

グラビアアイドルと同じように水着での写真撮影も行います。
人気単体女優ともなれば、海外撮影をする機会も多くなります。

握手会（撮影会）

単体AV女優は、DVDの発売に合わせて握手会を開催するｋとおが最近では多くなりました。
これは、自身のDVDの宣伝活動の一環なので、AV撮影料に費用が含まれています。
握手会では握手以外にも、ファンの人たちと2ショットで写真撮影を行ったりとファンサービスをしています。

単体女優になれば写真撮影の仕事が多くなる

AV女優として活躍するには、企画女優として数本のAVに出演後、売上や本人の頑張り次第で単体女優にステップアップすることができます。
単体女優になると、AVメーカーとの専属契約が決まり、月に1本のペースでAVに出演できるようになり、1本当りの出演料も100万円を超えてきます。
さらには、企画女優のような過激でハードな内容の撮影も少なく、毎月何本もの作品に出演しなくて済むので自身への負担も少なくなり、AV女優を本業として働くことができるようになります。
ただ一つだけ、AVの撮影以外の仕事として、グラビア写真の撮影やヌード写真、新作DVDの握手会といったイベント、ファンサービスといった仕事が急激に増えてきます。

新作DVDの宣伝イベントであれば、出演料の中にギャラが含まれているため手取りはなく、それ以外の写真撮影であればギャラが支払われるという形になっています。
単体女優は、月に1本の撮影しかできないという制約がありますが、AV撮影以外の仕事も多いので毎月の収入もかなり多く、平均100万円以上の月収を稼いでいます。

過剰な写真修正をされることもある

風俗業界ではお馴染みの写真修正。

風俗では、お客さんからの指名を取るためにパネル写真を撮影し、好みの女性を選んでもらえるようにしています。
当然、キレイで可愛い子が指名されるので、集客のために実物よりも可愛く見せたり、キレイに見せるためによく利用されています。
過剰に修正された写真だった場合には、お客さんからのクレームが多く、通称「パネルマジック（パネマジ）」と呼ばれています。
これはAV業界でも用いられる手法で、主にジャケット写真の修正が行われています。

ジャケットの女の子が可愛いので購入してみたら、実際に出演している女性と全然違うといったことがあります。
ジャケットを見てみるとモデルのような体形の女性なのに、実際の映像を見てみると、お腹がぽっちゃりしていたり、顔が全然違うといったことがあり、購入者はガッカリしてしまうことがよくあるようです。
こうした情報は掲示板や口コミサイトで評価、レビューの書き込みがされるので、売上もあまり期待できず、次回作の出演も怪しくなってきます。
できることなら過度な修正は控えてもらい、実物と相違ないジャケットで販売してもらいたいところですが、AVメーカーによってはこちらの希望は通らず、過度な修正をされることがあります。

副業やバイト感覚でAV女優をしている女性にはいいかもしれませんが、本業としてAV女優の道を選んでしまった女性にとっては死活問題になることもあるようです。

まとめ

AV女優という仕事は、男優との絡みを撮影するだけの仕事というイメージがありますが、実はそれ以外の仕事も多く、特に単体女優になれば写真撮影の仕事が多くなってきます。
企画女優として働く時には、自身を売り込むために必要な写真撮影やジャケットで使う写真撮影などがあり、それ以外にもヌード雑誌に掲載する写真撮影なんかもあります。

AV女優はAV撮影以外にも写真撮影の仕事があるので覚えておきましょう。