キャバクラの時給保証について詳しく教えてください
夜の世界のお仕事の中でも、綺麗なドレスをまとって高級なシャンパンやワインを飲みながら、お客様と談笑しながらたくさんのお給料を稼ぐことができるという、とりわけ華やかなイメージがあるキャバクラのお仕事。
最近では昼キャバなどの、お昼からオープンしているキャバクラなどの存在も目立ってきていますが、通常のキャバクラは夜の18:00ごろからオープンし、クローズも日付が変わるまでと法律で決められているので、学業がある女子大生や、お昼の本業のお仕事があるOLといった若い女性の副業としても、大きな人気を呼んでいます。
もちろん、たくさんお給料を稼げるようになるまではたくさんの努力が必要になりますが、頑張れば頑張るほどお給料に反映されていきますので、非常にやりがいのあるお仕事としても定評があります。
そんなキャバクラのお仕事ですが、「学費の足しにしたい」「生活費の足しにしたい」「欲しいものがほしい」という理由で、地元・もしくは違う土地で出稼ぎとしてアルバイトを始められる女性は非常に多くいる一方で、最初から期待通りに稼ぐことはほとんどできません。
キャバクラは指名客やリピート客がたくさんいて、やっと稼げるお仕事になりますが、入店当初は当たり前にそうした上顧客がいない状況です。
ただ、そうした初心者でもなるべく希望通りに稼げるように、多くのキャバクラでは「時給保証制度」というシステムを設けていることがほとんどです。
では、キャバクラの時給保証というのは、どういったシステムなのでしょうか。
また、その期間が終わると、どういう時給システムになるのでしょうか。
今回の記事では、キャバクラの時給保証システムや、それからの時給制度、そしてよりたくさん稼ぐためにはどうすればいいかについて、ご紹介します。
時給保証って、どういうシステム?
キャバクラや風俗店などの夜の世界のお仕事とは、本指名をしていただけるリピートのお客様がたくさんいるからこそ稼げるお仕事ではありますが、最初は0からのスタートになりますので、なかなかたくさんのお給料を稼ぐことは難しいと言えるでしょう。
しかし、キャバクラの中でも、求人広告などを見ても、時給保証制度や日給保証制度といった、入店して間もない初心者のキャバクラ嬢に対する待遇の最低保証制度を設けているお店が増えてきました。
この時給保証制度や日給保証制度とはどういったものかというと、まだ入店から間も無く、固定のお客様がついていないようなキャバクラ嬢に対して、1度出勤したら必ずこれくらいの日給や時給を支給することを保証する、という制度になります。
どれくらいの保証が受けられるのかというと、時給の場合は約4,000円前後、日給の場合は15,000円〜20,000円前後が平均保証金額となります。
また、合わせてどれくらいの期間を保証してくれるのかという部分に関しては、お店によって差はあるものの、大抵1ヶ月〜3ヶ月程度は保証してくれます。
もちろん、それらを受けるためにはある一定の条件が必要にはなりますが、それらの条件を満たすことで、一般的にはある程度稼いでなければもらえないような時給や日給が保証されますので、安心できますよね。
ただし、中にはこれ以上の金額を保証するという内容を求人広告に掲載しているキャバクラ店もあり、そうした金額の高さになびいて、多くの女性がそういうお店に応募してしまう傾向があります。
この相場観よりも高い金額を提示しているのは誇大広告の可能性がありますので、注意することが必要です。
実際にそうした条件に目が眩んで入店してみると、難癖をつけて保証金額を落とそうとするキャバクラ店もありますので、入店前の面接や問い合わせの段階で、保証制度について詳しく聞いておくことは非常に大切です。
保証期間が終わったら、どうなるの?
そうした時給保証や日給保証があるお店で働くことができれば、キャバクラで働くことが初めてだという女性であっても、最初からある程度のお給料金額を稼ぐことが可能になります。
しかしもちろん、そうしたおいしい保証制度というのはいつまでも続くものではなく、たいていの場合は1ヶ月〜3ヶ月程度で保証期間が終わってしまいます。
それでは、そうした保証期間が明けてからは、どういったお給料システムになるのでしょうか。
保証期間が終われば、たいていのキャバクラ店では通常の時給・日給システムに則ったお給料を支給することになります。
それは、高級店や中級店、大衆店といったキャバクラ店のランクによって変わってきますが、最低ランクで時給2,000円程度、日給も8,000円〜10,000円程度が平均となっています。
それにプラスして、例えば指名の獲得数によって時給金額があがったり、お客様が使った金額の高さによって支給金額が変わることもありますので、頑張れば頑張るほど、インセンティブの付与という面で稼ぐことはできるのです。
しかし基本ベースのお給料としては、保証期間に比べるとおおよそ半分程度の時給・日給に変わりますので、保証期間だからと言って安心して、あまり接客やサービス提供についての努力をせず、自分勝手に働いてしまっていると、保証期間が過ぎた後にドッとお給料が減ってしまうことになります。
とりわけ、新人キャバクラ嬢のなかでは保証制度は非常に助かる制度に感じるかもしれませんが、キャバクラ店にとっては、保証制度というのは新人キャバクラ嬢に対する先行投資扱いになるのです。
そのキャバクラ嬢が、この保証期間中にたくさん努力をし、指名客を1人でも多く獲得して、保証期間が明けた時にキャバクラ店にそれ以上の利益をもたらしてくれるように、育てるための期間として設けられているのです。
当然、キャバクラ店によっては、その保証期間を3ヶ月設けていたとしても、キャバクラ嬢の努力があまり感じられなかったり、ルール違反や迷惑をかけてばかりいる場合は、保証期間を短く切られてしまったり、最悪の場合は解雇にされることもあります。
より多く稼ぐためには、どうすればいい?
キャバクラ店における給料保証制度というのには、きっちりと期限があります。
その期間が満期を迎えてしまうと、通常の時給・日給額での査定や支給になってしまいますので、たくさんお金を稼ぎ続けたいということであれば、保証期間中にできるだけ多く、本指名をしてくれる固定のお客様を獲得しなければなりません。
では、そうしたお客様を獲得するために、どういった施作を取ればいいのでしょうか。
新人キャバクラ嬢にあてがわれるお客様は、基本的に一見のフリー客になりますので、まずはこのフリー客から場内指名をいただけるために、努力をすることが大切です。
場内指名とは、そうしたフリーのお客様から「この席にまだいて欲しい」と言われ、延長をお願いされることをいいます。
もちろん、お客様からよっぽど気に入られればお客様のほうから場内指名をお願いされますが、ほとんどの場合はキャバクラ嬢のほうから「もう少しお話ししたいな」「まだここにいてもいいですか?」というように、場内指名をお願いしなければなりません。
そこで、お客様からもう少し話したい、一緒にいたいと思っていただくことができれば、場内指名に繋がります。
キャバクラ嬢は、フリー客にそう思っていただけるように、席についてからのおもてなしや接客に力を抜かず、目の前のお客様に尽くすことが必要になるのです。
こうした場内指名をしてくれるお客様が、ゆくゆくは本指名をしてくださるお客様になる可能性が高いので、場内指名をどんどん取っていくことが最初の目標になるのです。
ただ、その時に場内指名を取れなかったからといって、諦める必要はありません。
必ず席を立つ前に連絡先を交換して、日頃から連絡を取り合って関係性を繋ぎ、構築していくことが非常に大切になります。
その日はその場で場内指名をいただくことができなかったとしても、また違う日に本指名をして来店してくれる可能性もあるのです。
キャバクラでたくさん稼いでいるキャバクラ嬢は、接客をしたお客様に対する緻密なフォローができるという共通点がありますので、稼ぎたいのであればフォローを頑張りましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
キャバクラには、大抵のお店で時給・日給の保証制度が設けられています。
そのため、キャバクラで働いたことがないから、お給料を稼げるかどうかが心配…と足踏みしているような女性でも、最初の1ヶ月〜3ヶ月程度は、出勤するだけでもある程度のお給料を稼ぐことは可能です。
しかし、その保証期間に安心して何の努力もしていなければ、保証期間が明けた瞬間に全く稼ぐことができなくなってしまうこともあります。
キャバクラで長く稼ぎたいと思うのであれば、保証期間だからこそ安心せず、努力して指名を獲得するようにしましょう。
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