手コキ専門店では男の潮吹きというオプションがあるらしい
手コキ専門店をご存知でしょうか。
オナクラと同じように普通は、清楚で初心（うぶ）な女の子が相手をしてくれることで男性客の非日常的な性的欲求が満足される、そういうコンセプトのお店です。
しかしどの手コキ専門店もこういったコンセプトを共有しているわけではなく、そのお店独自の路線を打ち出している場合もあります。
その最も典型的なものが「男の潮吹き」をメインにするタイプの手コキ専門店でしょう。
本記事では特殊ともいえるこのタイプの手コキ専門店についてお話ししてみたいと思います。
男の潮吹きを提供する手コキ専門店。
手コキ専門店とは、もともとオナクラの過激な（?）オプションから派生したコースです。
オナクラ、つまりオナニークラブでは男性客が普段会わないような清楚で初心（うぶ）な女子大生タイプの娘に自分のオナニーを見てもらって性的絶頂（射精）を迎えるというプレイが楽しまれます。
しかし「ただ見られる」ことに欲求不満を感じてしまう男性のために、女の子のほうから積極的にペニスをしごいてあげるという「手コキ」のプレイも楽しめるようになっているのです。
こういったプレイは、プロの風俗嬢からしたら「お遊び」程度にしか見えないでしょう。
実際そのとおりで元来、手コキ専門店とはオナクラと同じように業界未経験の女の子の慣れないプレイを、その雰囲気とともに楽しもうというコンセプトで運営されているものです。
しかしそういった素人娘を揃（そろ）えられないお店もあって、そういったお店が手コキ専門店としてやって行くために考え出されたのが「男の潮吹き」なのです。
男の潮吹きとは・・・?
男の潮吹きの仕組みは、女性には非常にわかりにくいかも知れません。
なぜなら男の潮吹きは、その名のとおり男性特有のイベントで女性には味わえないものだからです。
ただ、「潮吹き」を単純に「おしっこが出るくらいまで性的快感を覚える」ことだと捉える、女性にも起こるイベントとは言えそうです。
それにもかかわらず「男の潮吹き」が男性特有のイベントだと考えられるのは、それが男性特有の器官である前立腺に関わって来るからです。
前立腺とは・・・?
前立腺とは男性の膀胱の下、尿道の両脇にある2つの器官で、もともとの役割は精液の成分を分泌（ぶんぴつ）することです。
「精液」と聞いて分かるとおり男性特有の器官です。
女性にはありません。
男の潮吹きのプレイとは・・・?
男性特有の器官、前立腺には実を言うとお尻の穴、つまり肛門を経由して外側から到達することができます。
「男の潮吹き」のプレイ時には、この肛門経由からの前立腺刺激のテクニックが使われるわけです。
エネマグラ（Enemagra）・・・。
この前立腺刺激の機器として一躍有名になったのが「エネマグラ」です。
これはアメリカの泌尿器科医によって開発された－と言っても見れば何のことはない－器具なのですが、めぐりめぐって「大人のおもちゃ」のような扱いをされるように成りました。
前立腺は「男の潮吹き」で刺激される機関である一方、医学的にも問題の多い器官で前立腺癌や前立腺肥大といった疾患の危険を含んでいます。
エネマグラはもともと、これらの疾患のうち前立腺肥大を治療するためにお医者さんによって使われていました。
しかし、エネマグラの使用に性的快感を見出した珍しいひとが居て、そのひとが「男の潮吹き」のための大人のおもちゃとして販売するように成ったのです。
いまでは日本でも手軽に手に入るように成っています。
ドライオーガズム・・・?
「男の潮吹き」の魅力とは何でしょうか。
正直、潮を吹くこと＝おしっこを漏らすことは、それほど重要ではありません。
男性のなかには、女性の「イク」瞬間に淡い憧れを持っているひとたちが居るのです。
一般に男性の射精の快感より、女性のセックス中の快楽は遥かに上で、その度合いは三十倍とも百倍とも言われています。
しかもセックス中、男性は射精してしまえばそれきりですが、女性はヌキで終わるということがありません。
何回も何回もイクことができるのです。
セックスにおける女性のそういった優位に憧れる一部の男性が、エネマグラを使った前立腺刺激により、女性的なイク快感を尽きることなく味わいたいと思っているのです。
前立腺刺激では男性はペニスを刺激にされることはないですから、ヌキ（射精）に至ることがありません。
だから精液のウェット（濡れた）感じか無いものでとして、前立腺刺激による性的絶頂は「ドライオーガズム」と呼ばれます。
「男の潮吹き」コースは熟練の技を必要とする。
以上が「男の潮吹き」の説明です。
すこし見てみるだけでも分かるとおり、素人女性にはとてもできない大変なプレイであることが分かります。
基本的知識も必要ですし、なかなかイカない男性客相手に前立腺刺激を強要的に行うことは大変ですし疲れるに決まっています。
このため「男の潮吹き」コースは、オプションとしても高めの料金設定に成っています。
それは熟練の技を必要とするのです。
恐らく、デリヘルのアナルオプションより高度なテクニックが必要となるでしょう。
いくつかポイントを押さえておきたいと思います。
男性客は「潮吹き」ではなくて「ドライオーガズム」を求めている。
まず注意を呼び起こしておきたいのは、たとえ「男の潮吹き」コースを選んだとしても男性客が望んでいるのはドライオーガズムだということです。
なので、男性客に「おしっこさせる」のがこのプレイの目的でも到達点でも無いことを肝に銘じておいてください。
男性客のなかには、意味も分からず「男の潮吹き」コースを選んでくるかたも居るはずです。
そのときはこの点について十分に説明しておく必要があるでしょう。
アナル洗浄が必要。
「男の潮吹き」コースに入るためには、衛生面を保つためアナルの洗浄が必要に成ります。
シャワーがあれば十分なのですが、これについても男性客に十分説明できる必要があります。
ローションをたっぷりと。
「男の潮吹き」プレイではローションが不可欠です。
これについての十分な知識も必要と成ります。
アナルの内壁は非常に傷つきやすい。
アナル洗浄にしても、ローションをたっぷりと使うことについても、こういったことは偏にアナルの内壁が非常に傷つきやすいことにたいする対処法です。
アナルは傷つきやすいことで有名で、その傷口から性病感染にいたる確率が高いと言われています。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
「手コキ専門店では男の潮吹きというオプションがあるらしい」というタイトルで記事を書かせて頂きました。
オプションと言われると「案外簡単かもしれない」と思ってしまいますが、この「男の潮吹き」厳密には「ドライオーガズム」は、しっかりとした知識が必要な、また十分な技術習得も求められるプロ用のプレイです。
このことを念頭に置かずに、オナクラ経由の手コキ専門店なんかで勤める素人の娘が「男の潮吹き」に挑戦しようとすると大変なことに成ってしまいます。
場合によっては男性客の肛門なんかに傷を負わせてクレームでは済まされなくなりますので、あくまでも自分の身の丈を知ったうえで、このオプションを活用するようにするべきでしょう。
でも、もしできるように成れば男性客を虜（とりこ）にすることもできる、まさに諸刃の刃（もろはのやいば）のプレイなのです。