キャバクラ業界にはメンヘラが多い?働いているから病むの?
メンヘラの中には普通の仕事に就けず、仕方なしにキャバクラの仕事を始める女性もいます。
キャバクラは学歴や職歴がなくても採用される高時給な仕事なだけに、メンヘラであっても受け入れやすい職場環境なのです。
そんなただでさえメンヘラが多い職場であることに加え、ストレスの多い仕事なだけに、後天的にメンヘラになってしまうキャバクラ嬢もいます。
メンヘラのキャバクラ嬢
メンヘラというのはうつ病や不安障害、統合失調症などの精神障害を患っている人のことを指す言葉ですが、近年では極度に男性に依存している女性や特定の物事に異常すぎる執着を見せる女性などをメンヘラに含むなど、メンタルが不安定な女性全般を指す言葉として使われている傾向があります。
メンヘラ女子の特徴といえば、目が死んでいたり、リストカットの経験があったり、特に意味もなく体調不良であったり、やたらと不幸話を人に聞かせたがるなどがあります。
普通に考えるのであれば、これらの特徴を備えたメンヘラな女性というのは男性からしてみれば面倒な女性だと思われるかもしれませんが、最近ではメンヘラであることを一つの女性としての魅力と見なし、それを武器に男性にアピールする女性もいます。
メンヘラといっても必ずしも悪いというわけではありません。
限度を超えなければ、男性に対する執着心は嫉妬心の現れのようにも見えますし、リストカットの経験はその女性の儚さを強調します。
不幸話ばかりする女性というのは、見方を変えれば、守ったあげたくなる女性となります。
嫉妬心が強く、自分が守ってあげないと消えてしまうほど儚い女性というのは、男性からすると非常にヒロイズムが刺激される存在です。
実際、二次元やオタクの世界では、メンヘラな女性キャラクターというのは人気のあるジャンルです。
ただ、二次元の世界ならば愛されるキャラクターだからといって、現実の世界で愛されることは滅多にないです。
大企業の正社員のみならず、低時給なバイトの現場においても、メンヘラというキャラクターを活かせる場面は滅多にないでしょう。
しかし、キャバクラは違います。
普通の仕事の現場では、邪魔にしかならないメンヘラという属性が、キャバクラの現場においては男性を惹きつける一種のファクターとして作用します。
言ってしまえば、キャバクラとはメンヘラというキャラクターを活かせる数少ない業界であり、それだけにキャバクラはメンヘラが多くなる温床でもあるのです。
メンヘラがキャバクラに多い理由
キャバクラ業界においてメンヘラが多い理由として、まずメンヘラであっても採用されやすいという理由があります。
通常、メンヘラな女性を採用することは、企業にとってリスクでしかありません。
それは低時給のバイトであっても同様です。
なにしろ最近の低時給のバイトは非常に仕事量が多く、業務内容も多岐に渡ります。
面倒ごとを起こしかねないメンヘラを採用したいと思う経営者はまずいないでしょう。
それだけに、メンヘラは普通の仕事やバイトにすら就けないことが多く、それでもお金を稼ぐために仕方なしにキャバクラへと行きつくことが多いです。
このような、もともと自分がメンヘラだという自覚がある女性の場合、働き方次第では自分の属性を活かし、キャバクラ嬢として働くことは可能でしょう。
自分がメンヘラであることを知っている女性の場合、キャバクラの仕事はメリットになることが多いです。
なにしろキャバクラは頑張れば頑張った分だけ周囲の人から褒められやすい仕事なだけに、自分を過小評価するタイプのメンヘラにほど働きやすい場かもしれません。
中には承認欲求を満たしたいがためにキャバクラの仕事を続ける女性もいるほどです。
ただ、キャバクラのメンヘラは何も、最初からメンヘラだった女性ばかりではありません。
中には入店当初は普通の女性だったのに、入店した後に仕事のストレスなどが原因でメンヘラになってしまう女性も多くいます。
入店後にメンヘラになる理由
キャバクラ嬢が入店後にメンヘラになってしまう理由は多いです。
なにしろこの業界は生活が不規則になりやすく、仕事上アルコールを摂取する機会が多いです。
夜の仕事となるため、女性の中には十分な睡眠が取れないキャバクラ嬢もいることでしょう。
特に昼職があるような兼業のキャバクラ嬢ほど、睡眠の質が落ちやすく、ストレスが溜まるあまりメンヘラになる恐れが高いです。
キャバクラ嬢は見ず知らずの男性と接する機会が多く、中にはセクハラされることもあるでしょう。
いくらお金を稼ぐためとはいえ、もともとキャバクラの仕事に偏見や先入観のある女性の場合、キャバクラの仕事はストレスが多く、精神的に摩耗しやすいです。
もちろん、大企業の正社員だって仕事は辛く、精神的に疲弊することはあるでしょう。
実際、大企業の正社員であってもうつ病になる人は男女問わず多くいます。
ただ、キャバクラの仕事は世間体が悪いだけに、仕事に対する愚痴や不満を周囲に話し辛く、孤立しやすいという特徴があります。
キャバクラの仕事でどれほどストレスを抱えても誰にも相談できない、そんな状況がより一層キャバクラ嬢を精神的に追い詰め、メンヘラにしてしまうことがあります。
もともとメンヘラだった女性と違い、このような後天的にメンヘラになった女性の場合、どのように対処して良いかわからず、放置してしまう危険性があります。
もしもキャバクラ嬢になって以降、精神的に疲れ、メンタルが折れそうだと感じたら、一度病院に診断してもらうなど対策を講じた方が良いでしょう。
メンヘラになるリスク
もしもキャバクラ嬢になって以来、メンタルがおかしい、メンヘラになりそうだと感じたら、出来るだけ早急に対策をたてた方が良いです。
というのも、メンタルの病気というのは怪我などと違い、完治が難しく、長期化しやすいからです。
一旦うつ病などになると、体調不調になりやすく、仕事にも集中できなくなります。
昼職のあるキャバクラ嬢の場合、うつ病が原因で退職を迫られる危険があります。
うつ病であることを理由に仕事を辞めると、今度は社会復帰のリスクが生じます。
いくら本人が元の生活に戻りたいと願っても、社会復帰が難しく、結果的にキャバクラ嬢の仕事を延々とやることになってしまう恐れがあります。
キャバクラの仕事は稼げている内はまだ良い方なのですが、やはり年齢を重ねていくと人気が低迷し、稼げなくなることがあります。
それだけに、メンヘラの傾向があるのでしたら、早々に病院に診てもらい、専門家からの助力を願った方が良いでしょう。
メンヘラの克服法
最近、鬱になりやすい、ネガティブな事ばかり考えている、リストカットをしてしまったなど、メンヘラの症状が現れ始めた場合、まず初めに相談できる相手を探しましょう。
キャバクラで働いているとなかなか相談相手を見つけるのが大変かもしれません。
それならば、キャバクラの店長やスタッフに相談しても良いですし、治療を考えているのであればメンタルヘルスの専門家なども良いでしょう。
うつ病などの症状は、真面目な人にほど罹りやすいといった特徴があります。
というのも、真面目な人というのは自分に過度なプレッシャーを与えるあまり、普通の人よりも頑張りすぎる傾向があります。
もしもうつ病の症状が出始めたら、一度頑張りすぎることは止めた方が良いでしょう。
自分を責めることは止めて、人生を楽観的に考えてみましょう。
さらに、できるだけ感情を抑制せず、発露させましょう。
ありのままの自分を受け入れ、たとえ失敗したとしても自分を責めず、気にしないといった態度でいることが、うつ病を克服する上で必要なことです。
キャバクラ嬢の仕事はどうしてもストレスが溜まりやすい仕事です。
もしもストレスを吐き出さず、そのまま溜め込んでいると、やがて精神的に疲弊してしまい、メンタルが折れてしまいます。
キャバクラ嬢の仕事は夜がメインなだけに、朝が苦手なメンヘラ女子であっても働きやすいというメリットがあります。
しかし、過度なメンヘラに陥ると、生活すること自体が難しくなり、社会復帰も困難になります。
このままだと本当に不味いと思うのであれば、一度病院に行き、専門家に診察してもらいましょう。
極度なメンヘラ状態にならない限り、キャバクラは短期間で高収入を稼げる仕事となります。
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