風俗の女性講習員とは？仕事内容やなるための資格について解説

2020年12月28日2023年12月14日

風俗で仕事をしている女の子の中でも引退後にどうするかは悩むものです。もしかしたら風俗嬢としてのキャリアを活かした仕事についてみたいと思う人もいるかもしれません。そうなると今回紹介する女性講習員の仕事は候補の一つになってくるでしょう。ここでは女性講習員の具体的な仕事内容や給料など待遇面について詳しく見ていきます。

女性講習員とは？

ここでは女性講習員とはどのような仕事なのかについて解説します。風俗嬢の指導をするのが主な業務ですが、気になる方はぜひ参考にしてみてください。

風俗嬢の指導を担当する役割

風俗の仕事をいざ始めるときにいろいろと不安つきものです。どんなお客さんを相手にするのか、どのくらい稼げるのか、性病リスクは本当にないのかなど気になることは多いでしょう。このような不安な新人の風俗嬢のサポートをする役割が女性講習員です。

ほかにもどんな仕事をするのか、接客のノウハウ、プレイのスキルについて指導します。風俗では特殊なプレイも多数あります。しかも仕事の流れもさまざまなので、一度ですべて覚えるのは不可能です。そこで講習員が何度も研修で指導して、お客さんの前に出しても大丈夫なように育成します。

高級店になるほど重要な存在

女性講習員は、いわゆる高級店になるほどニーズは高くなる傾向があります。なぜなら風俗嬢には高いレベルの接客スキルが要求されるからです。まずは仕事の流れをベースにして業界用語の意味について指導します。またお客さんが喜ぶような細かなしぐさなども必要に応じてアドバイスすることも仕事です。些細な気遣いなども指導するので、初めて風俗の仕事をする場合でも安心して働ける環境づくりをします。その意味では女性講習員は欠かせない存在といえるでしょう。

特定のお店に属さない場合も多い

女性講習員の中には、特定の店舗専属で活動しない人も少なからず見られます。特に大手のグループの場合、講習員チームを構成している場合もあります。このようなケースではその中から必要に応じて派遣され、そこで新人の風俗嬢などを指導する形式が主流です。

男性スタッフの講習を嫌がるキャストにも好評

女性講習員をつけることで、風俗嬢が集めやすくなるメリットもあります。お店によって異なりますが、もともと風俗嬢への研修は男性スタッフが担当していました。しかしこれから一緒に仕事をしていく男性相手に研修を受けるのに抵抗のある女の子も少なくありません。そのため同性の女性講習員相手であれば、男性相手と比較してそこまで抵抗感じずに受けることができます。

なるためには風俗嬢としての経験が必要

女性講習員は風俗の仕事の流れや細かなしぐさまで指導する必要があります。風俗未経験者がいきなり指導員になるのは難しいものです。女性講習員になるためには、風俗嬢の経験のあることが前提であるケースがほとんどとなります。

引退した風俗嬢が講習員になるのが一般的

実際女性講習員として仕事をしている人を見てみると、ある程度風俗嬢として仕事をして引退した女の子が後輩の指導に当たるパターンがほとんどです。ほかにも風俗嬢としての経験があれば、過去に在籍したことのないお店でも女性講習員として働くことが可能です。

稀に現役風俗嬢が抜擢される場合も

女性講習員は基本的に引退した元風俗嬢が担当します。しかし外部から女性講習員を招く場合もあれば、内部のスタッフが担当するケースも珍しくありません。もし後者の場合は、現役の風俗嬢が女性講習員も兼務するお店もあります。その際は長年風俗嬢として在籍していて、接客にも定評のある女の子が抜擢される場合が多い傾向です。

現役の風俗嬢だと、新入りと年齢的に近いから話しやすいというメリットがあるんだ。すでに引退した風俗嬢だと最新のプレイを知らない可能性もあるけれども現役ならリアルタイムのニーズに合わせた指導ができることも魅力だね。

女性講習員の主な仕事内容

女性講習員に興味があれば、具体的にどういう仕事をするのか気になるものです。ここでは具体的にどんな仕事をするのかについてまとめました。風俗店といってもいろいろな種類があります。その種類によって指導内容も変わってくるので、あらかじめ確認しておきましょう。

ソープランドでのマットプレイの指導

ソープランドの場合は、一連の仕事の流れについて指導します。お出迎えからボディ洗い、入浴してからの潜望鏡、マットプレイ、ベッドプレイ、お見送りが一般的な流れです。特にマットプレイやボディ洗い時のスケベ椅子を使った接客はソープならではのプレイなので、ほとんどの女の子は未経験な場合が多いでしょう。そのため専門的な知識を持った女性講習員がレクチャーします。

ヘルス店でのヘルスプレイの指導

ヘルスの女性講習員の仕事は、ヘルスプレイを全般的に指導が主な仕事内容です。ヘルスプレイにはさまざまな種類がありますが、基本的にはキスやフェラ、パイズリなどが一般的です。その中でも素股のようなプレイは風俗経験のない女の子とってあまりなじみがないかもしれません。素股とは自分の性器とお客さんの性器をこすり合わせる行為です。

また指導ではどのように腰を動かせばいいのかなどの指導を行います。ほかにもどのような順番でキスするのかなども女性講習員がレクチャーします。

SM店での道具・テクニックに関する指導

SM店ではSとMいずれの役割かによって、指導内容も変わってきます。どちらのプレイもかなりマニアックなので、女の子の中には全く知らないというケースも少なくありません。そのため最初は基本的な説明から始まることもあります。またSMプレイでは鞭やローソクに代表されるように、道具を使ったものも少なくありません。そこで道具の使い方についても指導します。

風俗店全般でのマッサージ・アロマテラピー指導

風俗店の種類に関係なく、お客さんへのマッサージやアロマテラピーを提供しているお店は少なくありません。その場合にはマッサージやアロマに関する指導も担当します。マッサージはそのお店の方針に合わせて指導行うことがほとんどです。力の入れ加減や手の動かし方、ローションのつけ方など細かなところまで指導するお店も見られます。

新人研修全般

新人や体験入店中の女の子を指導する場合も少なくありません。この場合、風俗嬢としての仕事について全般的に指導する形になります。例えば基本的な風俗店の仕組みについて、座学で指導する場合もあります。ほかにも給料システムや支払い方法から教えている女性講習員も見られるようです。

デリヘルのような派遣型のお店の場合は、店への連絡方法などについても教えます。近年はブログやSNSを使って宣伝することもあるため、その際どのようなことに気を付けるのかもレクチャーします。

接客マナー等の指導

風俗店も接客業の一種なので、単純に性的サービスをすればいいというわけではありません。そのためお客さんに失礼のないように、接客マナーに関する指導も行います。ほかにもお客さんへのあいさつの仕方や言葉遣いの注意点についての指導も女性講習員の仕事です。

また店によってはお客さんに自分の名刺を渡しているところも見られます。名刺を渡すときにも一定のマナーがありますので、それも教えていきます。風俗嬢希望の女の子の中には、20代前半など社会経験がほとんどない人も少なくありません。そのため最低限のマナーを教えることも大切です。

講習内容はお店によって異なるものの、お客さんのためにサービスを提供するというスタンスは共通しているね。技術やテクニックはもちろん大切だけど、風俗の仕事をするという意識や接客のマナーを教えることも女性講習員の大切な仕事なんだ。

女性講習員に求められるもの

女性講習員は新人の風俗嬢が長く活躍できるためのサポートをする役割があります。せっかく新しい人材を獲得したのに、すぐに辞めてしまう事態は防ぎたいもの。そのためには女性講習員にはいくつか求められることがあります。それは豊富な経験と高い技術力、人柄の良さです。それぞれの項目について詳しく見てきましょう。

豊富な経験

女性講習員の募集要項を見てみると、風俗嬢としての実務経験が前提条件となっています。求人情報によって若干異なりますが、大体1～2年以上の実務経験を条件として設けているケースが多い傾向です。より長いキャリアを持っていればいるほど、採用される可能性が高くなります。ほかにもいくつかのジャンルで実務経験を持っていると重宝されます。

いくら実務経験が豊富でも特定のジャンルのお店でしか経験がなければ、幅広い指導はできません。将来女性講習員になりたければ、いろいろな風俗の仕事にチャレンジしてみると、後になってその経験を活かすことができるでしょう。

高い技術力

高い技術力を有していることも女性講習員に欠かせない条件の一つです。研修ではプレイを中心に指導を行います。ところが女性講習員自体に高い技術がなければ、研修を行う意味がありません。また高い技術力があっても、それを上手に教える能力がなければ相手にも伝わりにくいでしょう。

もし女性講習を目指すのであれば、初めて風俗を体験する女の子でもわかりやすく指導することを心がけましょう。風俗の世界には業界用語がたくさんあります。初めて入店する女の子は、業界用語で説明されても理解できない人がほとんどです。だれでもわかるような言葉で指導することも、女性講習員に求められる大切な要素です。

人柄の良さ

女性講習員の中には経験豊富で高い技術力があっても嫌われる人はいます。例えば新人に対してマウントをとってくる、言い方がきついなどです。このような指導をすれば、女の子はどんどん離れてしまいます。風俗未経験ならただでさえ不安なのに、きつい言い方をされれば続けていく自信を失うでしょう。

そのため不安に感じている女の子を癒すようにやさしく指導できるような人柄の良さも求められます。女性講習員の中には、仕事を始めた後の女の子のメンタル面のケアを任される場合もあります。女の子が気軽に相談できるような面倒見のいい人の方が女性講習員に向いた人材です。

女性講習員の給料はどれくらい？

女性講習員になった場合、給料はお店のシステムによって変わります。月給制のところもあれば、何人女性を指導したかによって決まる出来高制のところも見られます。もし毎月安定した給料が欲しければ、月給制がおすすめです。その際は月に20～30万円くらいが相場となっています。高収入が稼ぎやすい風俗の仕事ですが、女性講習員の給料は一般的なOLさんとほぼ同じくらいと思ったほうがいいでしょう。

女性講習員の働き方は人それぞれ。そのため特定のお店で専属スタッフとして仕事をするだけでなく、複数のお店と契約して指導する方法もありますよ。フリーランスで複数のところと契約すれば、その分収入もアップできるんじゃないかな。

まとめ

風俗の仕事を引退した後でも仕事女性講習員なら、これまでの経験を活かして稼げます。また男性よりも女性から教わったほうが安心と思っている女の子も多いので、女性講習員のニーズが高まっている傾向です。複数のお店で指導すれば、それなりのお給料をもらうこともできるので、そろそろセカンドキャリアを考えているのであれば女性講習員も候補に入れてみてはいかがでしょうか。