ガールズラウンジは自由出勤OK？仕事内容や他の業種との違い

2021年5月26日2023年12月14日

ナイトワークは高収入のアルバイトとして人気が高いですが、今回紹介するガールズラウンジもその一つです。キャバクラなどと比べてマイナーな業態なので、どのような仕事なのかピンとこない女の子も多いでしょう。そこで今回は、ガールズラウンジの仕事内容やその特徴についてまとめて解説します。この仕事で働きたい女の子はぜひともチェックしてみてください。

1. ガールズラウンジとは
2. ガールズラウンジの仕事内容・給料
3. ガールズラウンジで働くメリット・デメリット
4. まとめ

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ガールズラウンジとは

キャバクラや会員制ラウンジ、ガールズバーなど、ナイトワークにはさまざまな業態があります。そこで、まずはガールズラウンジの仕事内容と、他の業態との違いについて解説します。

ガールズラウンジはナイトワークのひとつ

ガールズラウンジとはナイトワークのひとつで、男性のお客さんを接待するのが主な仕事です。接待する形態はお店によってバラつきがあり、お客さんの横に座って接客するスタイルもあれば、カウンター越しで行うところもあります。

私服で働けるうえにノルマを設定しないお店がほとんどなので、比較的マイペースに働けます。そのため、大学生・専門学校生やOLさんが空き時間を利用してシフトに入っているケースも多いです。

イメージ的には、ガールズラウンジはキャバクラとガールズバーの中間に位置するお店です。キャバクラと比べると落ち着いた雰囲気のお店が多いので、ちょっと賑やかな場所で働くのが苦手な女の子でも働きやすい環境です。

ほかのナイトワークとの違い

ここからは、ナイトワークで知名度が高いキャバクラやガールズバー、会員制ラウンジとの違いについて解説します。3つの職種との違いが理解すれば、ガールズラウンジの仕事をより具体的にイメージできますよ。

会員制ラウンジとの違い

会員制ラウンジとガールズラウンジは、比較的近いところに位置するナイトワークです。ガールズラウンジも会員制をとっているところが多く、会員登録する際に身分証の提示を求めるお店が少なくありません。また、基本的に一見さんの男性客はお断りです。この辺のところは会員制ラウンジと共通しています。

身元がはっきりしたお客さんしか来店しないので、女の子も安心して働けます。接客する女の子が基本私服OKという点も、会員制ラウンジとの共通点です。

会員制ラウンジとの大きな違いは、女の子の仕事内容です。会員制ラウンジの場合、基本的に女の子はお客さんとおしゃべりするだけですが、ガールズラウンジではお酒を作ったりタバコに火をつけてあげたりするなどの接待を行うところが多いです。会員制ラウンジと比較すると、ガールズラウンジはキャバクラに近い感じで仕事をするものだと考えてください。

会員制ラウンジの仕事内容について詳しく知りたい人はこちら。
376 女子大生会員制ラウンジ仕事内容へ内部リンク

キャバクラとの違い

キャバクラとの違いはいくつかありますが、その中で最も大きいのが接客スタイルです。キャバクラの場合、マンツーマンで接客するのが基本です。一方でガールズラウンジはお客さん一人に対して複数の女の子が接客します。またガールズラウンジの場合、忙しい時には複数のお客さんの席を回って接客することもあります。

指名の有無も大きな違いです。キャバクラは指名制をとっており、お客さんから指名を受けると指名料がもらえるので収入がアップします。さらに、キャバクラは指名の数でノルマを設定しているお店が多いです。

一方で、ガールズラウンジは指名制をとっていません。お客さんが来た場合「誰が接客するか」という決まりはありません。ノルマもないので、自分のペースで仕事できるのはメリットの一つです。

客層も若干異なります。キャバクラは指名制をとっているので、疑似恋愛を楽しむためにキャスト目当てで来店する人が多いです。キャストの年齢が若いのでお客さんも若めです。ラウンジは指名制はないので、ただ女の子と楽しくお酒を飲みたくて来店する人が中心です。キャストの年齢がキャバクラと比較して高いので、客層も比較的高いです。

キャバクラの仕事内容について知りたければこちらもチェック。
321 キャバクラ嬢仕事内容へ内部リンク

ガールズバーとの違い

ガールズバーとの違いは、女の子の仕事範囲です。ガールズラウンジの場合、お客さんと話をする程度が仕事内容になります。お酒を作ったりタバコの火をつけたりする程度の接待はありますが、メインのお仕事は話し相手になることです。

ガールズバーも、お酒を作ったりお客さんの話し相手をしたりするのがメインです。ですが、その他にもお客さんと一緒に遊ぶのも仕事に含まれます。たとえば、ガールズバーは店内にダーツなどを設置しているところが多いです。お客さんがダーツのゲームを希望する場合、女の子もそれに付き合うことがあります。

ガールズバーの仕事内容について詳しくはこちら。

私はガールズラウンジの会員から何度も足を運んでいるけど、お酒を飲みながら楽しくおしゃべりをするところっていうイメージかな。同伴やアフターなどもないから、女の子の仕事の負担はキャバクラより軽いと思うね。

ガールズラウンジの仕事内容・給料

ガールズラウンジのお仕事のイメージが分かったところで、ここからは具体的にどのような仕事をするかについて解説します。また、給料事情についても紹介するので、これからガールズラウンジで働きたい女の子はぜひとも参考にしてみてください。

仕事内容

ガールズラウンジの仕事内容といっても、それほど複雑なものではありません。ですが、キャバクラなど他のナイトワークと比べて細かい違いがあります。また、お店ごとで仕事内容が違うケースもあるので、応募する前に理解しておきましょう。

お客さんとのお話がメインの仕事

ガールズラウンジでは、女の子がお客さんの座席の横に座って会話をするスタイルが主流です。お客さんとの会話を盛り上げながら一緒にお酒を飲んで雰囲気を楽しむのが、女の子の主な仕事になります。

お店によってはお酒を作ったり、タバコに火をつけたりすることもあります。これは店によって違っているので、あらかじめ仕事の範囲は確認しておきましょう。大まかに仕事内容で見ると、同じナイトワークであるキャバクラに似ています。

キャバクラと異なる点として、シフトの縛りがそれほどキツくないことが挙げられます。キャバクラの場合、中には週に半分以上は出勤しなければならないところもあります。一方でガールズラウンジでは、週1～2日程度シフトに入ればOKのお店が少なくありません。

シフトに縛られることがないので、マイペースでのんびりと働けるのがガールズラウンジの魅力です。学業や仕事などほかにやるべきことがあって、空いている時間でお小遣いを稼ぎたいなら、ガールズラウンジはピッタリのお仕事と言えます。

営業メールが必要になることも

キャバクラとの大きな違いのひとつは、ノルマを設定しているお店が少ないところです。キャバクラでは、ノルマをクリアできないと何らかのペナルティを課せられることがあります。

そのため、キャバクラ嬢の中には指名や同伴をとるために必死になる女の子が少なくありません。しかしガールズラウンジの場合、ノルマやペナルティがないので、アルバイト感覚で気軽に働けます。

ですが、ガールズラウンジでも指名が取れると給料に指名料が上乗せされます。より多くの収入を稼ぎたいなら、キャバクラのように営業活動をして指名を獲ったほうが良いでしょう。実際のところ、ガールズラウンジで働いている女の子の中にはメールや電話などで営業活動を行っているがもいます。

また、指名が獲れれば売上がアップするので、出勤調整の対象になりにくいというメリットもあります。出勤調整の制度については、後ほど詳しく解説します。

給料の詳細

ガールズラウンジでは、完全歩合制を採用しているお店が多いです。これは、お客さんの接客をすればするほど給料が増える仕組みです。指名が入ったり同伴したりすると、さらに指名料や同伴料が上乗せされます。

一方で、ガールズラウンジの中には時給制のところもあります。完全歩合制と時給制のどちらが良いかは女の子の人気やお店の集客率によっても変わるので、面接時に具体的に「どれぐらい稼げるのか？」を聞いておくと良いでしょう。

私もいくつかのガールズラウンジに行ったけれど、看板は「ガールズラウンジ」でも実質的にガールズバーのお店もあったよ。ガールズラウンジと比較してガールズバーは時給がだいたい1,000円くらい低めに設定されているから、面接時に業務内容を確認しておこう。

ガールズラウンジで働くメリット・デメリット

ガールズラウンジのお仕事には、メリットとデメリットの両方があります。ここで詳しく解説するので、働く前にメリットとデメリットを確認して「自分がガールズラウンジで働くのはプラスか？」をじっくり検討してみましょう。

メリット

ノルマがない、給料は日払いが多いなど、ガールズラウンジはナイトワークの中でも比較的働きやすいお仕事です。そこで、まずはガールズラウンジで働くメリットについて解説します。

時給が高い

ガールズラウンジの一番のメリットは、時給の高さです。店や地域によって若干の違いがありますが、時給3,000～4,000円前後が相場です。キャバクラと同じ程度の金額なので、ナイトワーク中ではかなり高収入の部類に入ります。

ガールズラウンジは基本給のほかに、指名料や同伴料を上乗せするお店が多いです。お客さんからの指名を多くもらえれば給料もアップします。売れっ子のキャストになると、時給1万円を超えるような女の子もいますよ。

お給料は日払いが多い

ガールズラウンジの中には、日払いに対応しているお店も少なくありません。このようなお店で働けば、急な出費で現金が必要になったときには重宝します。ただし、すべてのお店が日払いに対応しているわけではないので、面接時に確認しておくと良いでしょう。

また、日払いの中にはいくつか種類があります。全額日払いのお店もあれば、時給分だけ日払いするところもあります。さらにバックまで含めて日払いするお店や、翌出勤日に支払われるところもあります。給料の支払い関連の話は後でトラブルになりやすいので、こちらも入店前にしっかりチェックしておきましょう。

ノルマがない

ノルマがないのも、ガールズラウンジのお仕事で見逃せないメリットです。ナイトワークの中には月に何人のお客さんを呼ぶとか、売上いくらなどのノルマを設定しているところもあります。特にキャバクラにはノルマを設定するお店が多いです。

ノルマが課されると指名数を気にする必要があるので、プレッシャーを抱えたまま働かなければなりません。一方でガールズラウンジにはノルマがないので、そのようなプレッシャーを受けながら仕事をする必要がないわけです。

ペナルティがない

ガールズラウンジでは、厳しいペナルティがないお店がほとんどです。ペナルティとは遅刻や当日欠勤、無断欠勤した場合に課されるもので、給料から罰金を差し引きます。キャバクラで多く採用されているシステムです。

ガールズラウンジには、このような罰金制度はありません。学生やOLさんの場合、急な用事で遅刻や欠勤せざるを得ないことがありますが、そのような場合でも給料を差し引かれることはないです。副業でも安心して働けるのは大きなメリットですね。

デメリット

ガールズラウンジのお仕事には、デメリットもあります。中には、出勤日数や収入に直結するキビしいものもあるので、お店に応募する前にしっかり覚えておきましょう。

出勤調整がある

ガールズラウンジででは、出勤調整を導入しているお店が多いです。ナイトワーク未経験の女の子には聞き慣れない言葉ですが、出勤調整とは自分が希望する日にシフトに入れてもらえないことです。

たとえば、お客さんが少ない日ではキャストの数は少数で十分です。そのような場合、シフトが入っていてもお店から「今日はキャンセルしてください」と連絡が入ることがあります。出勤調整されるのは一般的に指名や売上が少ない女の子がほとんどで、売れっ子キャストはまず調整されません。

出勤調整で働けなくなると、その日の収入はゼロになります。何度も出勤調整を受けると、収入が激減する可能性もあります。計算していた収入が稼げないリスクがあるのは、働きたい女の子にとって大きなデメリットです。

自由出勤ではない

ほとんどのガールズラウンジは、自由出勤ではありません。自由出勤できると思って応募する女の子が多いですが、それは誤解です。実際にはシフト制を採用しているところが多く、事前に希望日を提出しなければなりません。

ですが、シフトはそこまで厳しくはありません。実際には「週1～2日程度でOK」のお店が多いです。この程度の頻度であれば、学業や仕事の合間を縫って無理なく働けるので、副業として十分に稼げます。

まとめ

ナイトワークのお仕事に興味があれば、ガールズラウンジの仕事はオススメです。キャバクラのようにノルマやペナルティなどを課していないお店が多いので、精神的なプレッシャーを感じることなくのんびり働けるところが魅力です。実際にガールズラウンジのキャストを見ると、学生やOLさんなが副業やお小遣い稼ぎのために働いているケースが多いです。

一方で、人気の職業なので倍率が高いのも事実です。ですが、人気になればナイトワークの中でも屈指の時給を稼げます。ルックスに自信があるなら、思い切ってガールズラウンジの仕事にチャレンジしてみませんか？