ホテヘルの待機室って集団待機と個室待機どっちがいいの?

2023年12月14日

TeroVesalainen / Pixabay

会社の待機・手待ちなどは、労働に含まれる時間になります。
これらの時間は何も生み出してはいないのですが、会社からの命令に従って待機しているので、給与対象になります。
これが風俗業界ではどうか知っていますか?
ホテヘルでは、集団待機・個室待機があります。

ここで待っていたとしても、給与対象にはなりません。
スタッフの指示に従って出勤しているとしても雇用関係はなく、業務委託関係になるのです。
高級店・一般店に関係なく同じ考えで、スペースを貸している考えになります。
お店側は「どうぞ、お客さんからの指名があるまでは待機に使っていいですよ」ということなのです。

給料は別にして、待機するからにはいい環境でお客さんを待ちたいですね。
ホテヘル店の待機室はどのような環境なのでしょうか?
集団・個室の違いは何があるのか、女性だけが集まる場所だと友達と一緒にいるのとは違って、多少のトラブル・ストレスなどがありそうですね。
メリット・デメリットは何があるか見ていきましょう。

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ホテヘル待機場所の種類

選択肢高級デリヘル店には自宅待機がありますが、この自宅待機は、何らかの理由で出勤しなくていいので自宅で大人しくしなさいという謹慎処分のような意味ではありません。
自宅が待機場所になって、自由に過ごしていいですよ。
お客さんから指名があれば連絡して近隣に迎えに行きます。というVIP扱いになるのです。
自宅待機は、集団・個室待機のように店舗に移動する必要がないのです。
あなたは、お客さんを待って指名がある時だけ、自宅近くの場所から指定された場所に送迎してもらいサービスするだけになります。
ホテヘル店では、自宅待機というものはなく受付店舗の集団か個室の待機場所でお客さんからの指名を待つようになります。

1店舗には集団か個室かのどちらかのタイプの待機室が設備としてあります。

ホテヘル集団待機

集団待機の環境は、20人から30人が待機できる広めのワンフロアーになります。
座って勉強する塾の教室のような足の短いテーブルと簡易リクライニングチェアが並んでいます。

そこに、大型テレビ・共有冷蔵庫・共有電子レンジ・自販機などがあります。
受付店舗のカメラに映ったお客さんの顔確認用のモニターも設置されています。

ホテヘル個室待機

完全個室の部屋タイプのお店もありますが、マンガ喫茶のようなタイプが多くなります。

簡易間仕切りをしていて、各間仕切りのなかにはテーブル・パソコン・リクライニングチェアがあります。
共有スペースには自動販売機・モニターがあります。

待機場所からの移動

ホテヘル受付店舗に来店するお客さんの流れは、営業用ホームページ・風俗紹介所・風俗雑誌・風俗街の看板を見た通りすがりなどになります。

どの広告を見てくるかは別にして、お客さんは必ず受付店舗まで足を運んで、ホテヘル嬢を指名・サービス内容を伝えて料金精算してホテルに行ってサービスするようになります。
指名されたホテヘル嬢は受付店舗に来店したお客さんの顔を待機室モニターで確認して、問題なければ待機室からホテルへ移動するようになります。
監視カメラ※モニター確認で知り合いなど問題がある場合はNGできます。
ホテルでサービスが終了したら、ホテヘル店の集団か個室待機室に戻ってお客さんを待つことになります。

集団待機では、在籍嬢が何名・サービス中は何名・待ちが何名かわかるようになります。
個室待機では、同僚の顔さえわからない。
だれがいつ何をしているかわからない状態になります。

ホテヘル集団待機のメリット・デメリット

20人から30人のホテヘル嬢が待つ場所が集団待機になります。
男女ともに3人以上の人が集まれば派閥・グループ・チームというものが自然に作られます。
切磋琢磨できるそのようなかたまりであれば、問題ないのですが、だいたいが衝突する構図になります。
これは学校・職場など。

どのようなところでもあることですね。
人はひとりでは寂しくて、2人では息が詰まります。
しかし、それ以上になると衝突が生じるようになるのです。
人間とはわがままにできているのです。

これを理解した上で、多少のトラブルがあったとしてもスルーできるタイプの人でないと集団待機は疲れる環境になります。
あまり、周囲のことは気にしない・動じないタイプでないと、精神的に疲れてお客さんへのサービス低下にもつながり稼ぎに影響することになります。
全くプライベートなところはありません。
周りを見渡せば、テレビを大音量で見ている・仮眠している・脱毛している・メイクをしている・ヘアセットしている・食事でも匂いのきついものを食べている・タバコを吸っている・踊っている・昼職の営業をしている・勉強している・口論しているなど、人生の縮図を見るような環境なのです。

ただ、悪いことばかりではありません。
未経験者のホテヘル嬢にとっては、給料・雑費・出勤・客入り・困ったお客さんの対応など、スタッフに相談できないことは、先輩ホテヘル嬢に相談することで解決案を教えてくれることもあります。
仲が良くなれば交流も自然にするようになります。
つきあいがはじまるのです。

仕事をあがったあと、ホストに行こうと誘ってくるホテヘル嬢もいます。
あなたのプライベートを詳しく聞いてくる人もいます。
あなたがどのようなタイプかによって、集団でも意思を持って、うまいところでおつきあいができる距離感を保てるのなら、集団待機で問題ありません。
幼少期から集団生活が苦手・スポーツはしていないか、していても個人プレイスタイル・姉妹もいないタイプであれば、集団待機は向かないかもしれません。

ホテヘル個室待機のメリット・デメリット

個室待機は、なんといってもプライベート空間が守られるようになります。
密閉した部屋ではないのですが、間仕切りがあることでお互いの干渉はありません。
待機室で気を遣うことはありません。

ホテヘル嬢の顔を知るすべは、営業用ホームページを見ることで確認できますが、だれが・どこで・どうしているのかは、全くわからないのです。
在籍しているのか・やめたのか・いつ入ったのかは、あなたは自分のことしか知りません。
同僚のホテヘル嬢が何かのトラブルにあったとしても、それを知ることはないのです。
ただ、受付店舗の個室待機場所にいるということだけで、自宅にいるのとほぼ違いがない状態だと言えます。

相談あなたが相談できる相手は、ホテヘル店の店員・店長・スタッフだけで、働いているホテヘル嬢に少し相談したいと思っても接点がないので、相談するすべがないのです。
もしかしたら、間仕切りの隣の女性は、あなたの自宅の隣の主婦かもしれませんが、それはわかりません。
個室待機に向くタイプの女性は経験者か、未経験者であっても、ひとりでなんでもできる・寂しさを感じても平気・集団で相手の気持ちを察するなど面倒・相手にあわせたくないタイプになります。
というように、集団・個室には、それぞれのメリット・デメリットがあります。

環境と言う意味では、個室待機のほうがいいでしょう。
営業という意味では集団待機の方がメリットはあります。
集団待機は、一目瞭然で客入り判断ができますが、個室待機ではどうなっているのかわかりません。
全くお客さんから指名されないと、今日はお店が暇なのか・あなただけが指名されていないのかわかりません。

ホテヘル店側からすると、集団待機での女性間のいざこざを無くすために個室待機をとりいれているところが多くありますが、本当の目的は出勤調整が簡単にできるからです。
集団待機であれば、出勤調整は難しいのですが、個室待機では、だれがどのようになっているかは、ホテヘル嬢同士ではわからないことです。

まとめ

集団待機・個室待機ともに、メリット・デメリットありますが、営業視点で考えると集団待機を選ぶことになります。

ご参考にしてください。

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