箱ヘルの寮ってどんな感じ?寮に入るとデメリット多い?

2023年12月14日

DonghanYang / Pixabay

一人暮らしするとなったら結構なお金が必要になります。
引っ越し・敷金・礼金・家賃・生活に必要なものなど、安くても50万前後は必要になります。

しかも、保証人が必要になったりして結構手間がかかります。
箱ヘルで仕事をするために、最初にかかるお金がたくさんだとどうしようかと考えますね。
実は、箱ヘル店には女性が勤めやすいように寮も設備として用意しているところが多くあるので、心配することなく働くことができます。
箱ヘル1本で働く女性・出稼ぎで働く女性、どちらでも寮が利用できるようになっているのです。

環境は、風俗店によってさまざまですが、タコ部屋のようなことはありません。
待機室が寮ということもありません。
箱ヘル嬢が生活する寮はどのようなものか、見ていきましょう。

寮の環境はどうなのか?

バランスがとれた寮なのかが重要

箱ヘルの寮ってどんな感じ?寮に入るとデメリット多い?風俗求人サイトに掲載はされている寮、寮と言ってもどのような環境なのかが気になるところです。
無料で待機室どうぞと言われても、そんなところで寝泊まりできない。
タコ部屋はありえない。

女性が描く寮は、ワンルームマンション・アパートの1部屋がまるまる一人で借りられるものと考えます。
我慢できる限界は、シェアハウスで共有設備があったとしても1部屋ずつプライベート空間がないと、仕事で疲れてプライベートでもストレスを感じることになります。
あと、場所も重要なポイントで、部屋の条件が満足できたとしても箱ヘル店から電車で30分とか1時間かかるアクセスが悪い場所はNGになります。
いろいろ環境のいいところの条件をつけますが、環境的によくても寮費がつりあわないのもNGになります。

箱ヘルで働いた分が寮費でとぶような設定だったら、何をしているかわかなくなるので、トータルバランスがとれた物件になります。

東京都内の箱ヘル店では

箱ヘル店すべてではありませんが、東京都内では、ワンルームマンションでも綺麗な物件が多くあります。
犬や猫などの小動物が飼える、ペット可のタイプのマンションを寮としているところもあります。

独身用だけではなく、シングルマザーも対象にした部屋が広めのタイプなどもあります。
部屋には、生活をする上で必要なもの、証明・カーテン・ベッドなど一式が完備しているホテルのようなタイプもあり、最低限のものを旅行バッグに詰め込むことで、生活ができるようになるのです。
とくに大手グループ店では、働き易い環境を整備しているので、立地・部屋ともにいい条件のものがあります。

全てが良い条件か不明なのであなたの目で確かめて

ただ、このように良い条件の寮がすべてかどうかはわかりません。
寮と記載されているだけでは実際がどうなのか不明な部分が多いです。
いまでもアジア系の出稼ぎ風俗嬢さんが働く、ワンルームマンションだけど、そこに4.5人で共同生活しているものも残っているかもしれません。
寮なんかどうでもいい、稼ぐことが目的で箱ヘル店から近ければ、環境なんかどうでもいい・食事はコンビニ使うので料理できる環境は不要・鬼出勤するから布団があれば別に問題ないと考える女性もいますが、このようなタイプは寮と書かれているだけで、別に気にすることはないのでしょう。

気になる片は寮の環境がどのようなのかは、事前に確認をしてから入店するようにしないと、箱ヘル店での仕事が続かない事にもなります。

寮費はいくら

寮費の相場

寮の環境によって寮費は変わりますか、大手グループ店のネット上で掲載されている寮費だけのことを言えば、ワンルームマンションで生活がすぐできる環境一式がそろっていて、1日3000円の設定になっています。

シングルマザーが利用する寮は部屋が広めになるので、若干高めになりますが、それでも4000円前後になります。
独身者であれば、1か月(30日)まるまる寮を使用して90000円・シングルマザーで120000円、あなたが自分で借りることを考えれば、超お得な料金設定になっています。
大手グルーブ以外の相場では、2500円から4000円になり、都会か地方・環境・設備によってかなりの差があります。

家賃と比べてどうなの?

天秤東京都内で環境が良いところであれば、割安感がありますが地方では借りた方が安いと思う金額になります。
しかし、あなたがすべての段取りをしてワンルームマンションの費用と寮費を比べて見ないと高いか安いかは、はっきりしないと思います。
仮に、生活用品が一式揃っているタイプでは、引っ越し費用はゼロ・敷金(6か月)・礼金(1ヶ月)・1か月分(管理費込み)の家賃先払いとして考えると、50000円としても、40万円が最初に必要な金額で、これに賃借契約書に保証人が必要になります。
あなたが借りた場合の家賃だけで1年間で見ると100万が必要になります。

寮であれば、9万×12=108万になります。
1年間の家賃と比べると寮の方がたかいのですが、たったの9万です。
あなたが借りる場合は、物件探し・下見・契約・退去時に入居時の状態に戻すなどのさまざまな時間がかかることを考えれば、家賃だけでの比較はできないと思います。
あなたが借りた場合は、これに水道光熱費が加算されるようになりますが、大手グループであれば、多少の費用負担だけでよくなります。

また、風俗関係の仕事をしている女性が、不動産会社との契約を結ぶのはとてもハードルが高く、NGになることもあります。
短期間であれば、圧倒的に寮の方がお得になります。
総合的に考えると、箱ヘル嬢にとってはありがたい制度になると思います。

稼ぎからみた寮費の割合はどう見る

箱ヘル嬢は完全成果主義で、お客さんがいなければ稼ぎがゼロになってしまうので、稼ぎとのバランスを考えるのも必要になりますね。
一般的にはなりますが、収入の3割が住居費用と考えるようになります。
ただ、これも家族構成によって比率が変わってくるので目安と考えてください。
箱ヘル嬢の月間平均収入は、100万と言われています。

100万であれば33万円まで住居費に使用していねも題ない割合になります。
寮費9万から考えると十分な割合で、質素な生活をしていることになります。
ただ、あくまで平均月収になります。
全く稼ぎがいかない箱ヘル嬢もいます。

体調を壊して休んで稼げない時もあります。
これを考慮して考えると、逆に9万の寮費を支払うには最低いくら稼げないといけないのかを見る必要があります。
9万の寮費で最低の稼ぎは、1日15000円・月間20日出勤・月間稼ぎ30万と考えると思いますが、これではNGになります。
稼ぎには、国民健康保険・国民年金・税金の積立が含まれていません。

これを考慮しないといけません。
※これは確定申告のときに必要なものになります。
ざっくりした計算になりますが、国民健康保険・国民年金・税金に約20%は必要になるので1か月の稼ぎ約38万円が必要になります。
38万×20%=7万6千円は(国民健康保険・国民年金・税金)

38万-7万6千円=30万4千円
30万4千円-9万円(寮費)=21万4千円(生活費・貯蓄など)
※20%というのはざっくりした計算で、箱ヘル嬢は自営業になって確定申告する際に、仕事をする上での経費も計上できるので、それによっては前後するようになります。
寮費9万であれば、月間最低38万・20日出勤で1日19000円が手元に入ってこないと、寮と稼ぎのバランスが悪いことになります。

寮の利用としても便利?

お金なんといっても、借りるまでの手続きの時間が不要になります。
箱ヘル店専用の場合などは、送迎がありストーカー対策になります。
費用もトータル的には割安になっています。

デメリットとしては、箱ヘル店のシフト調整がつかないときに、寮にいる箱ヘル嬢が優先して出勤になるので鬼出勤になりやすい。
ただ、これはメリットにもつながります。
無理を聞いてくれる箱ヘル嬢に対しては、スタッフがフリー客を優先的に回してくれるので、稼ぎはよくなることにもなるのです。
短気集中で稼ぎたい出稼ぎの箱ヘル嬢にとっては、逆にありがたいと思います。

まとめ

箱ヘル店の寮は、事前に環境・設備を確認して寮費とあなたが稼げる予想金額と比較してみるのが重要になります。
ご参考にしてください。