ピンサロの求人に注意!風俗を紹介される詐欺があるらしい
女の子のなかには求人広告を見て、風俗求人とは思わずに面接しに行ったら、実際には完全にそれ(風俗店のお仕事)だった、なんて経験をしたことがある娘も居るのではないでしょうか。
本記事では、ピンサロなど微妙な業種に注目し、この類の詐欺求人の巧妙な手口について考えてみたいと思います。
ダミー求人。
最近では、風俗の求人もウェブサイトで行われることが普通に成って来ました。
その理由は、掲載費が紙媒体の広告よりも安いことだったり、単純にたくさんの目にとまることが期待できるからだったりします(紙媒体の広告のように雑誌を買ってもらう必要が無いからです)。
実は、この風俗求人のウェブサイトですが、基本的にノーチェックだったりします。
なぜならそういったウェブサイトの収入源は何と言っても求人広告を頼んでくる風俗店さんあってのこと。
駆け出しのウェブサイトであればあるほど、広告出稿を頼んで「くださる」風俗店さんに対し業務内容を厳しく問いただすような強い態度はできないわけです。
こうして一種の詐欺広告が蔓延(まんえん)することに成ります。
他方で、昔ながらの電柱広告、ティッシュ広告も根強い人気を誇っています。
ウェブ広告と違って、これらの場合は広告を見た娘が「この情報、ワタシしかし知っていないかも!?」とおいしい話に釣られやすいのが特徴です。
お金に困っていればいるほど、そういった釣り広告、詐欺広告に騙されやすくなってしまうというのが人情でしょう。
スカウトマン。
詐欺求人の担い手に成っているのは求人広告だけではありません。
もっと積極的に働きかけて来るものとしてスカウトマンの存在があげられます。
スカウトマンとは何かを知るには、映画新宿スワンをイメージするのが一番でしょう(漫画原作を知っているひとはそちらのほうが良いでしょうが・・・)。
よくよく考えてみると、あの映画でスカウトをしている場面はそんなに出て来ません。
大体、風俗店を紹介したりAV女優の口を探してあげて、観ているひとに少しだけ不快感を与えるくらいの役割しか果たしていません。
しかしそのちょっとした場面も的を得たもので実際、スカウトマンが狙っているのは女の子を水商売なんかではなく、風俗店に入店させることなのです。
どうしてなのでしょうか。
それは彼らに支払われる報酬の方式が大きく異なるからです。
すこし見てみましょう。
ケース1.スカウトした女の子を、キャバクラに入店させる。
→キャバクラがその娘を買い取り、スカウトマンに1回限りの報酬を支払う(買い取り制)。
ケース2.スカウトした女の子を、風俗店に入店させる。
→その娘が働いている間は、スカウトマンに永久に報酬が支払われる(スカウトバック制)。
有利なのはどう見ても「永久に報酬が支払われる」ケース2で、そこで成立しているスカウトバック制こそ、スカウトマンが狙っていることなのです。
このため「ねえねえキミかわいいね、キャバで働かない?」なんて誘っておきながら言った先はキャバクラではなくピンサロ(風俗店)だった、なんてことがあるわけです。
ちなみに新宿スワンの舞台にもなった新宿歌舞伎町ですが、2007年以降は東京都の迷惑防止条例により原則、スカウト行為は禁止されています。
それでもスカウト行為が無くならないのが現状です。
詐欺勧誘以前に、こういうところからきちんと取り締まって欲しいものですね。
詐欺勧誘の手口。
「ねえねえキミかわいいね、キャバで働かない?」なんて誘っておきながら言った先はキャバクラではなくピンサロ(風俗店)だった・・・。
こんな詐欺勧誘は一体、どういう風に行われるのでしょうか。
大体、そういった勧誘が出だしに持ちかけて来るのは水商売か、風俗でもソフトサービスのお店です。
水商売の場合、キャバクラはもちろんガールズバーなどが勤務先の業種として持ちかけられることが多いようです。
確かに、ガールズバーなんかだとキャバクラほど「水商売」の雰囲気が強くない、むしろ「接客業」という感じがするので女の子も話を聞き入れやすいでしょう。
しかもバックが時給5,000円から多いものともなると時給10,000円なんて吹っ掛けられるので、お金に困っていてしかも水商売や風俗嬢の世界に詳しくない娘だったら簡単にダマされてスカウトマンなんかに付いて行ってしまうかも知れません。
しかしまずもって水商売で時給10,000円をど素人の女の子に与えるお店は無いということを肝に銘じて下さい。
時給10,000円なんていうのは、銀座の一見(いちげん)さんお断りの会員制高級クラブのレギュラーコンパニオンか、とプランカーで太客たくさんのキャバ嬢くらいにしか与えられない待遇なのです。
その一方で、ソフトサービスの風俗として勧誘の際ダミーとして持ち掛けられる業種のトップはオナニークラブこと通称オナクラです。
オナクラでは「脱がない・舐めない・触らない」をモットーに、風俗嬢と男性客の間での直接的接触は一切禁止されています。
ただ女の子は男性客がオナニーをするところを見ていれば良いだけです。
「見ているだけで日給3万円!」なんて求人はインターネット上でよく見かけるものですが、そんな甘い話は無いと思ってください。
行ったらお店はオナクラのフリをしたデリバリーヘルスだった、なんていうことは非常によくある話です。
オナクラ→デリヘルの他によくある話が、セクキャバ→ピンサロの流れです。
セクキャバことセクシーキャバクラは、かつて「おっぱいキャバクラ」として一世を風靡した業種で、その過激なサービスが行きすぎてしまって摘発の対象となり一旦、衰退して行きました。
しかし最近、復活の兆しを見せておりそのソフトなサービスと何よりも風俗のお仕事では珍しい「時給制」がウケて働く風俗嬢さんのほうから人気が復活しつつあります。
そしてまた二次会に最適ということで男性客からの人気も鰻上り(うなぎのぼり)です。
セクキャバはこのように大変人気がありますが、ソフトな場合「ランジェリーパブ」程度の説明で済まされることが多いです。
これがウェブ求人広告で使われる常套手段で、またスカウトマンも使う常套文句です。
しかし注意してください。
キャバクラと非常に似た業態としてピンサロがあるのです。
セクキャバとピンサロの違いは、ピンサロの場合は仕切りがあるというくらいですが、これはセクキャバにもある場合が多いので、ほとんどお店の外見からは区別が付きません。
そうこうするうちに勤め先で面接などすべてが済んだ後「フェラチオで最後、男性客をイカせて欲しいんだけど・・・」とお願いされたらどうなるでしょうか。
すっかり雰囲気に呑まれて風俗のお仕事をやってしまう女の子は少なくないようです。
そしてこれが風俗求人の詐欺手口の典型なのです。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
「ピンサロの求人に注意!風俗を紹介される詐欺があるらしい」というタイトルで記事を書かせて頂きました。
ウェブ上のダミー広告が蔓延(まんえん)する一方で、スカウトマンによる巧妙な手口も風俗業界ではいまだ根絶やしにされてはいません。
お金に困っている女の子は視野が狭くなって、どうしてもそういった詐欺勧誘を見抜けずに話にのってしまうものです。
しかしそこは冷静に、自分の身の安全を第一に考えて、相手の言うことの矛盾やおかしさにしっかりと注意を払って頂きたいと思います。
本記事が風俗のお仕事を考えている女性のお役に立つことを心から願っています。
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