風俗バイトの保険の話。払わないとどうなる?金額はどう決まってる?
たくさんお金が稼げる風俗の仕事だからこそ、保険と税金についての理解を深めなければいけません。特に保険や税金を支払わなければ、場合によっては罰則が科せられることもあります。「風俗だから保険や税金は誤魔化すことができる」と考えてしまう女の子もいますが、その考え方はとても危険です。風俗バイトでお金を稼ぎたい女の子が絶対に避けては通れないのが保険と税金問題になりますので、しっかり理解を深めましょう。
風俗嬢が払わなければならない保険と税金
収入を得ている人であれば保険と税金は必ず支払わなくてはなりません。風俗バイトで働く女の子であって支払いの義務は同じなので、支払い義務の範囲はあらかじめ確認しておきましょう。
風俗嬢が払う保険と税金の種類
風俗嬢であっても国民年金と国民保険、所得税と住民税を払わなくてはなりません。ここではそれぞれの支払いについて紹介します。
国民年金
20歳以上60歳未満の日本国民が全員加入して支払わないといけないのが国民保険です。支払いを続けることで老後に年金がもらえるシステムですが、今後金額は変化することも想定されます。20歳になれば手続きが行われ、風俗バイトの女の子にももちろん加入義務があります。毎月支払うこともできますが、前払いすることで割引が適用されます。
国民健康保険
よく国民年金と混同することもありますが、病院に掛かる時に必要な保険としておさえておくとわかりやすいでしょう。なお保険料は住んでいる都道府県によって変わってきます。親の扶養に入っている女の子もいるかもしれませんが、風俗バイトで130万円以上の年収が発生すると加入しなければなりません。
ここで注意してほしいのは、年間の収入が130万円を超える見込みである点です。つまり月に108,334円未満以上を数ヶ月稼いでいるのであれば、扶養から外れて国民健康保険への加入手続きを行う必要があります。
所得税
1年間に稼いだお金に課せられる税金です。稼いだ金額によって税率が変わり、通常は稼げば稼ぐ分だけ増えていきます。
住民税
今住んでいる自治体から徴収される税金です。100万円以上稼いだ時に課せられ金額は所得から計算されます。国民健康保険のように自治体によって金額は変わってきます。
住民税は前年の所得に対して課せられる金額になりますので、たとえば風俗バイト1年目の女の子は支払う必要はありません。ただし2年目からは支払う義務が発生し、その時にお仕事をしていない状態であっても、支払う必要があります。
払わなかったらどうなる?
行政があらゆる権力を行使し支払わせるように強制し差し押さえ、追徴金や延滞金などを請求されます。まずは催促状が送られ、それに従わない場合は強制執行となります。健康や老後に関係することから、ちょっと遅れたことで強制的に取り締まることはしませんが、それでも悪質だと判断された場合は差し押さえをされるケースもゼロではありません。ここでいう悪質とは、「無視すること」・「支払う収入があるのに払わない」ことを指します。
督促状が来て差し押さえられる
住んでいる地域の役所や国民年金事務所から督促状が送られてきます。最初は白い封筒から送られてきますが、その後色が変わるので注意しましょう。特に黄色や赤色の封筒が来た時は、必ず開封してください。連絡先が記されていますので、そこに支払えない事情を話すことによって最善の策を一緒に考えてくれます。その際に風俗嬢バイトをしていることを伝える必要は一切ありません。
一番してはいけないことは無視をすることです。差し押さえられるのは悪質な行為と認められた時ですので、まずは事情を話すことが重要です。
医療費が10割負担になる
国民健康保険の督促状が来てそれを無視することになると、医療費が10割負担となります。今使っている国民保険証を返還して、代わり送られてくるのが10割負担の資格証明書が交付されるため注意いしましょう。
将来る年金額が減る
国民年金の支払いをせず督促状が来てそれから差し押さえの手順を踏みますが、それだけで終わりません。年金をもらうためには10年の受給資格期間を満たす必要があり、あまりにも滞納が多いと年金そのものを老後にもらえなくなることもあります。
払えない場合は免除や猶予が受けられることも
督促状が来ても払えないから無視することはやめましょう。もし払えない事情があれば国民年金機構や役所にある国民健康保険の部署に連絡してください。所得が少なければ免除を受けられます。免除の割合は本人所得や一緒に住んでいる人の所得によって変わってきます。
ほかにも納付猶予制度を利用することができます。ただし免除や納付猶予は10年以上の期間を支払ったことで得られる受給資格期間に含まれますが、その分老後に支払われる金額は少なくなります。少しでも安定した老後を過ごしたいのであれば免除や猶予された期間の金額を追納してください。手続きを行うことで、免除や猶予されている金額の支払いをさかのぼることが可能です。
風俗バイトをする女の子であれば収入が多くなりますが、収入を税金は保険の支払いに使えない何らかの事情もあるでしょう。そのようなことについても相談することで、猶予くらいは受けられる可能性があります。
税金や保険料の金額はどうやって決まるの?
所得税は稼いだ金額、住民税は前年の年の所得によって住んでいる自治体で変わってきます。国民保険料も所得によって決まりますが年々上がっていく傾向があります。また風俗バイトで働く女の子であれば所得が大きくなることが予想されるため、どうしても税金や保険料も高くなる傾向です。
稼ぐ目的で風俗バイトの道を選ぶ女の子だからこそ、税金と保険の事情は知っておいてほしいんだ。知らなかったでは済まされないことだから、特に督促状を無視しないように気をつけようね。もし支払えない事情があれば必ず相談をしよう。
風俗バイトで社会保険の加入はできる?
広い意味でいえば、国民年金も国民保険も社会保険の一種となりますが、そのなかでも福利厚生がしっかりしているのが会社に勤める人の社会保険です。その保険に「風俗バイトで入ることなんてできるはずない」と思い込んでいる女の子も多いですが、最近は社会保険の加入ができるお店も増えています。
そもそも社会保険ってなに?
生きる権利と働く権利を保障してくれる制度です。健康保険、老後の年金や介護、そして働いている最中のケガや会社が倒産、退社した時の保障になります。風俗で働く女の子にとって馴染みが深いのが国民保険と国民年金になりますが、会社員が加入する保険はさらにグレードアップしたタイプになります。
会社を通して入れる保険のこと
国民保険や国民年金などは自分で支払わないといけませんが、会社員であれば会社から天引きされます。主に5点を指しており、健康保険・厚生年金保険・介護保険・労災保険・雇用保険になります。病気や老後の年金や介護、または仕事中のケガに対する保障や、会社の倒産や退社した時に支払われることが特徴です。
風俗バイトでの社会保険加入はメリットしかない
社会保険加入による健康保険と厚生年金については労使折半といい、会社と従業員が50%ずつ折半して支払うことが特徴です。一般的に風俗バイトで働き稼ぐことを目的としている女の子であれば、国民保険や国民年金の加入する際に会社員よりも多くを支払う傾向があります。そのため風俗バイトの社会保険加入はメリットしかありません。
小規模店では社会保険は加入できないことが多い
労働者5人未満の個人事業主は社会保険への加入が任意となります。また会社のほうも社会保険完備となると負担金も大きい傾向です。なぜなら小規模店で加入が少ないことが挙げられます。このケースでは、風俗バイトをする女の子を個人事業主として業務委託関係を結んでいることが多い傾向です。
大手グループには加入できるお店もある
風俗産業を手掛ける大手になると、社会保険を完備していることも珍しくありません。そうなると風俗バイトをする女の子が支払う保険や税金の支払う金額が減ります。確定申告も会社が行いますので、社会保険に関しての負担は大幅に軽減できるでしょう。
求人の「社会保険」「社会保険完備」をチェックしよう
社会保険に加入する風俗のお店も増えています。「社会保険」と「社会保険完備」は同じように見えるかもしれませんが中身は大きく異なります。どのような違いがあるのか確認していきましょう。
「社会保険」とは?
健康保険と厚生年金の2つを指すことが多いのが「社会保険」の記載です。個人事業主として風俗バイトをする女の子からすれば、お店の社会保険に入れるのは大きなメリットになります。
「社会保険完備」とは?
健康保険と厚生年金の2つに加えて「介護保険・労災保険・雇用保険」がセットになるのが社会保険完備です。介護保険は40歳からになるので働くジャンルによっては加入するメリットがあるかもしれません。また労災と雇用も欠かせないメリットです。
風俗嬢バイトであるがゆえに性病のリスクがあることから労災保険についてメリットがあるように見えますが、認定されるまでにハードルがありますので現実的ではありません。ただし移動中の事故などに適用されることもあります。
風俗で働く女の子は個人事業主という印象が今までは強かったけれど、今では雇用契約を結ぶお店も多くなっているんだ。女の子にとってはマイナスよりもプラスになることが多いので、お店選びをする時は参考にしてみてはどうかな。
まとめ
稼ぐことを目的として風俗嬢の道を歩む女の子だからこそ、税金や保険の問題は知っておくことが大切です。支払いは義務となるため、面倒と感じずにしっかり理解しておくようにしましょう。また社会保険加入に力を入れているお店も増えていることから、いろいろ考えずに「稼ぐことに集中したい」と考えている女の子は、社会保険または社会保険完備しているお店に入店することも方法です。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません