箱ヘルで起こりうるトラブルと対処法をまとめてみた
箱ヘル(店舗型ファッションヘルス店)でお勤めした際に、起こる可能性のあるトラブルとその対処法をまとめてみました。
現在そんな事態に陥っている…という方にもお役立ていただければと思います。
風俗で一番多いトラブルはこうして避けよう
改めて言う事ではないかもしれませんが、日本の法律上「本番行為」は違法です。
「ソープランドは?」という事ですが、ソープランドはあくまでもいわば「お風呂屋さん」。
お客さんは自分の体を洗うというサービスをしてくれる女性を選んで、個室に入り、サービスを受けているうちに「二人が急激に恋に落ち、自由恋愛で本番」をする。
というのが「タテマエ」ですので、ですからソープにお勤めした場合でも「絶対にお客さんと本番をしないといけない」というわけではありません。
ないのですが…というのが現実です。
箱ヘル(店舗型のファッションヘルス)で、前提となっているサービスとしては、「キス」「乳首舐め(乳首舐め手コキ)」「フェラチオ」「顔面騎乗」「69(シックスナイン)」「素股」などのプレイ。
男性が射精する時は「フェラチオ」「手コキ」「素股」等のプレイでイッてもらうのが基本となります。
この他に「コスプレ」「アナル舐め」「オナニー見せ」「玩具使用」「即尺」「コスプレ」などのオプション。
お店によっては更に「軽いSMプレイ」「アナルファック」などをオプションで行っているお店もありますが、もちろん本番行為は厳禁です。
さて、これは「箱ヘル」だけではなく、風俗店にお勤めした時に一番多いトラブルは、「聞いてないサービス」を要求されるという事。
ただ、お店で前提となっているサービスを「こんなことしなきゃいけないなんて聞いてないです…」と言われてしまうと、お客さんも怒るでしょう。
ですから、面接に行く前に、そのお店がどういうサービスを前提としているのかをしっかりと把握。
お勤めするお店が決まったら、オプション内容と料金を覚える事。
一刻も早くお金が欲しいかもしれませんが、それを覚えるまでは、お客さんにつかない事がこの種のトラブル回避する方法です。
「え?
知らないの??
このお店、〇千円でアナルファックOKなんだよ」と言われて、後ろから挿入されて…という事にならない様に。
うまくかわそう。あしらおう
風俗で多いのが「聞いてないサービス」を要求される。
という事は先程述べましたが、お客さんに要求される「聞いてないサービス」の中で一番多いのはやはり「本番」でしょう。
「箱ヘル」(店舗型ファッションヘルス)は、お店を構えている分「デリヘル」「ホテヘル」(派遣型ファッションヘルス)に比べて、お客さん一人に対する単価が下がるという事もありますが、「店舗型」である為に、移動のわずらわしさがなく、何といってもいざとなったら近くにいるスタッフさんに助けを求められるという事が一番の利点です。
無理やり本番をされようとしても、部屋にあるインターフォン。
(お店によっては「SOS」ボタンがあったりもします。)を押せば、スタッフの方が駆けつけてくれるのは心強い事かと思います。
とはいえ、お客さんが「ね、本番しよ」というのはもう「あるある」です。
そのたびに「SOSボタン」を押すわけにも現実問題としてはできないでしょう。
なので「うまく、かわす」「あしらう」術を身につけましょう…と言ったら突き放しているように思われたかもしれませんね。
ですが、お部屋で男性と2人きりになる風俗店にお勤めする以上は、これは最低限身につけておくべきスキルです。
フェラチオのテクニックを磨くよりもよほど重要です。
風俗店勤めをするのが初めてだという方は難しいかもしれませんので、お店のスタッフさんに相談して、いくつかの「あしらい文句」を教わっておきましょう。
やっかいな「本番強要」の事例
この章では「やっかいな本番強要」についての話をさせていただきます。
風俗勤めをするようになると「ね、本番しよ」とそれこそ毎日の様に言われます。
先程述べた様に「あしらって」も…。
その後に「え、お宅のお店の〇〇ちゃんは〇万でさせてくれたよ」などと続けられることがよくあるでしょう。
貴女からすれば「誰やねん〇〇って」とか「〇万でさせるなよ、ヤらせるんやったらもっと…」と思うかもしれません。
デリヘル勤務でしたら「〇〇ちゃん」と貴女が顔を合わせる事はまずないでしょうが、箱ヘルですと、控室などですれ違うかもしれません。
壁の薄い隣の部屋が「〇〇ちゃん」かもしれません。
重要なのは、貴女が「〇〇ちゃん」にならない事です。
私は何も「そんな事をしたら、他の女の子にイヤな思いをさせるでしょ?」などという、きれいごとを言うつもりはありません。
こういう噂がお店のスタッフさんの耳に伝わるとクビになったり、レアケースですが、店のイメージを損なわせた損害を賠償しろと脅迫されたり…といった話も聞きます。
「箱ヘルの壁は薄く、本番のうわさはすぐに広まる」という事は「箱ヘル」でお勤めする上で覚えておかないといけません。
「ノルマ」達成の為、目先のお金を稼ぐ為に本番行為をしようと思わないほうが賢明だと思うのです。
また、お客さんからだけではなく、お店からそれとなく、またははっきりと本番強要されることは…ないとは言えません。
これはお客さんからされる本番強要とは全く次元が違う犯罪行為です。
風俗店を経営するにおいて「本番行為の強制・黙認」は「管理売春」にあたり、本来は最もやってはいけない事です。
「本番をすれば、キミもお客を取れるし、お店の売り上げも伸びる、お客さんも喜ぶ。
何か悪いことある?」…というお店からの本番強要に乗らない様に。
これは、犯罪です。
「私は本番なんてしないから関係ない」と思っていても、他の風俗嬢さんが本番をしていたり、また、お店とグルになって「美人局」をしていたりすると、警察に事情聴取されることもありえます。
ちなみに私もこういうお仕事をしているので、私が取材したお店の関係で警察の方に事情を聴かれた…なんてことも何度かあるのですが…。
あんなことはもう二度とごめんだと思いましたね。
それはさておき、そういった「違法店」にお勤めしない。(長くいない)ことをお勧めします。
店外デートは慎重に
「本番」と同様「店外デート」もお店によって厳しく禁じられている行為です。
…ただ、これ手っ取り早く、お金になるんですよね。
お店に取り分持ってかれなくて済みますしね。
「本番しよ」「外で会わない?」「え、〇〇ちゃんはやってるよ」と何故男性はしつこく言うのかというと…やっている子がいるからです。
店外デートは本番に比べ、罪悪感が薄く、水商売を経験したことがある人なら「同伴」や「アフター」感覚でやってしまうかもしれませんが、これは危険です。
実際「私、風俗嬢をやめるから、もう店でも外でも会えません」と言うと、それまで「いいお客さん」だった男性が豹変して、女性に暴行を働いて刑事事件になったという事も実際にありますので。
男性が店外に誘う一番大きな理由は「お店の監視下」から逃れたいからです。
「本番したら〇万円の損害賠償を請求します」「告訴します」と言った貼り紙が貼られていたり、壁一枚隔てた向こうに店員がいるという状況より、例え少しお金がかかっても外で会った方が「いろいろとできる」から外で会おうと言ってくるのです。
いや、もちろん、お店で会った風俗嬢さんの事が本当に好きで、どうしても「風俗嬢」と「客」の関係以上の関係になりたいんだ、という男性がいないわけではありません。
私もそういう男性の気持ちはわからなくもありませんし、風俗嬢さんとお客さんの恋があったっていいと思っています。
ですから、「店外デートは禁止」という表現ではなく、あえて「慎重に」と言わせて頂きました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
いろいろと書きましたが、最後に言っておかなければいけないことを。
もしお客さんに無理やり「本番」されたら、泣き寝入りはしてはいけません。
かと言って自分一人で解決しようと、お金を要求してもいけません。
自分の行為を棚にあげて「合意だった」とか、確かに本番したけど、そのあと「店や女に法外な金額を要求されて、今脅迫されている」などと言う輩もいます。
ホント最低な輩です。
ただ、先程、警察の「事情聴取」は…と書きましたが、確かに事情聴取はうっとうしいです。
女性ならばなおさらでしょう。
でも、です。
警察に相談しないといけない事も出てくるかもしれません。
これは、好き、嫌いの問題ではないのです。
風俗でルールを守って綺麗に遊ぶ「良客」が一人でも増える事。
そして貴女が目標を達成できることを祈っております。
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