スカウトマンに勧誘されて風俗店で働くのはデメリットが多いので注意！

2017年9月16日2023年12月14日

新宿など人の往来の激しい街を女性が歩いていると、時折知らない男に声をかけられ、スカウトされることがあります。

どのような誘い文句にせよ、このような誘いには乗らないようにしましょう。
特に風俗やキャバクラのスカウトの場合、誘いに乗ったところで損することがほとんどなので、無視した方が賢明です。

風俗嬢になる方法

女性が風俗嬢になるにあたり、一番堅実な方法といえばやはり求人からの応募になります。
風俗系の求人サイトを利用すれば、様々な風俗の仕事や、さらにはキャバ嬢の求人を見つけ、それぞれの求人内容を比較、検討しながら応募することができます。
お店の場所や給料、労働時間、待遇など、それぞれの求人内容を吟味することで、自分にとって最もメリットの多い仕事に就くことができます。

このような求人に応募するという方法以外にも、風俗嬢の友人に紹介されて風俗の世界に入る女性もいることでしょう。
世の中には数多くの風俗店が存在しており、中には悪質な風俗店も存在します。
しかし、信用できる友人からの紹介であれば、そういった悪質なお店を避けることができるので、安心して風俗嬢になれるというメリットがあります。

では、スカウトマンに紹介され、風俗嬢になった場合、どのようなメリットがあるのでしょう？
ハッキリ言って、スカウトマンに紹介されて風俗嬢やキャバ嬢になると、女性は確実に損することになります。
デメリットしかないといっても過言ではありません。

風俗にスカウトされるデメリット

口では良いことばかり言うスカウトマンですが、その口車に乗ってはいけません。
というのも、スカウトマンの発言のほとんどは嘘であり、女性を風俗嬢にさせるための出任せでしかないからです。
では、スカウトマンにスカウトされ、風俗嬢になった場合、女性は一体どのような損害を被るのでしょう？

まず、スカウトされて風俗嬢になった場合、普通の風俗嬢と比べて収入が落ちます。
なぜ収入が減るのかというと、それは風俗嬢が稼いだ給料の内、1割程度のお金が紹介料という名目でスカウトマンに支払われるからです。
スカウトマンはこのお金欲しさに女性に声をかけ、風俗嬢にさせようと躍起になっています。
せっかく風俗嬢になっても給料が減ってしまっては、女性側には旨みはありません。
普通に求人サイトから応募した方がメリットが大きい事は明白です。

そして、このような裏事情があるせいか、スカウトされて風俗嬢になると、スカウトマンから出勤するように催促のメールや電話連絡が来ることがあります。
なにしろ風俗嬢が働かないとスカウトマンの給料も減ってしまうだけに、スカウトマンは1日でも多く風俗嬢に働かせようとします。

勿論、風俗嬢にそんな義務はありませんし、やる必要もありません。
しかし、連絡先を知られている以上、無視するわけにもいかず、あまりにもしつこい催促にストレスや心労を抱えることになります。
そんなスカウトマンにとって大切な収入源である風俗嬢を簡単に辞めさせるわけがありません。
もしも風俗嬢が風俗店を辞めようとすれば、必死に宥めようとするか、場合によっては脅してでも働かせようとすることがあります。

スカウトマンが女性に紹介する風俗店は基本的に、スカウトマンにとって都合の良いお店であることがほとんどであり、女性の立場から見ると辛く、キツイ仕事であることがほとんどです。
その上、給料もスカウトマンの紹介料のせいで減ってしまうだけに、一つも良いことがありません。
どうせ風俗嬢になるならば、スカウトマンのいないところでなりましょう。

スカウトマンの法律上の立場

風俗に限らず路上でのスカウト行為は迷惑防止条例違反であるため、本来スカウトは違法行為に該当します。
では、なぜ新宿などでは未だに公然とスカウトマンがいるのでしょう？
確かにスカウトは違法行為なのですが、警察がこの手の犯罪を取り締まることはまずありません。
もっとも、私服の女性警官を間違えてスカウトしてしまったような場合では逮捕されますが、被害者からの訴えがなければ、まず逮捕されることはないでしょう。

基本的にスカウトマンが声をかけたところで、女性の多くは無視してその場を立ち去るものです。
わざわざ警察に通報するような女性はいないだけに、スカウトマンが減ることはまずないでしょう。
ただ、いくら逮捕されることが少ないといっても、わざわざ反社会的な職業につく男性など滅多にいないでしょう。

もしそんな男性がいるとしたら、それは普通の職業には就けないような男性になります。
それだけに、風俗の仕事に興味を持った女性に風俗店を紹介したところで、その後にフォローをするような、親切で丁寧な対応をすることはまずないでしょう。
それどころか、ホストを勧めて散財させたり、自分に惚れさせて風俗の世界から逃げられないようにするなど、様々な手を使って風俗嬢を陥れる可能性の方が高いです。

それだけに、もしもスカウトされて風俗嬢になった女性は、スカウトマンのフォローなど期待してはいけませんし、出来る事なら早急に縁を切った方が良いです。

風俗のスカウトのトラブル

人気のある風俗店や有名なキャバクラの場合、スカウトなど利用せずとも女性の求職者を集めることができます。
なにしろ待遇が良いため、求人を出すだけでも人は集まります。
では、スカウトを利用する風俗店やキャバクラとはどのようなお店なのでしょう？

基本的にスカウトを利用するお店というのは求人を出しても求職者を集められないようなお店、稼げない風俗店や悪質なお店であることが多いです。
求人内容にも嘘が多く、様々な理由をつけて給料を減らしたり、セクハラまがいのことをすることもあります。
仕事内容も、本番なしと言いつつ、実際に現場に行くと本番をさせられるなど、騙されることがあります。

他にも風俗どころかAVの撮影であったなどのケースもあり、トラブルが絶えません。
スカウトマンに紹介される風俗店とは、基本的に風俗嬢にメリットのないお店であることがほとんどであり、トラブルの原因になります。
ちょっとでも不審に思ったら、逃げた方が賢明でしょう。

スカウトマンの手口

もしも街中を歩いていた女性が突然、路上で声をかけられ、風俗嬢にならないか、もしくはキャバクラで働かないか、なんて言われたら、不審に思いますし、なによりも断るでしょう。
にも関わらず、スカウトマンに言われるがままに風俗嬢やキャバ嬢にさせられる女性が後を絶ちません。
一体なぜこのような被害は減らないのでしょう？

それはスカウトマンが女性に声をかける時、「モデルにならないか？」「芸能界の仕事に興味はある？」など、まるで風俗やキャバクラとは関係のない人を装うからです。
もちろん、スカウトされてモデルや芸能人になる女性は多くいますし、それがキッカケで大成した女性もいます。
モデルや芸能人のスカウトは現実に存在しているのですが、果たして今、目の前で声をかけている人物は本物のスカウトなのでしょうか？

もしもスカウトしている人が芸能事務所ではなく、ガールズバーやソフト系の風俗店に連れて行こうとしたら、間違いなくその人は風俗のスカウトマンです。
スカウトマンの中にはこういったお店に連れていく理由として、「どんな芸能人も最初はこういう店で実績を作った」など、それらしい事を言いますが、全て嘘です。

もちろん、稼げない芸能人がキャバクラで働くことはあるのでしょうが、一体なぜそれが実績作りに結び付くのでしょう？芸能界の仕事とキャバクラ、風俗の仕事は全く関係ありません。
ガールズバーやソフト系の風俗店を紹介し、仕事に慣れさせたら、いよいよキャバクラやハードな風俗店へと紹介するようになります。
そうなると逃げることが難しくなりますので、怪しいスカウトマンだと思ったら早急に対策を打った方が良いです。

スカウトへの対応策

映画「新宿スワン」が公開されたことでもしかしたらスカウトマンに良い印象を持っている女性もいるかもしれません。
確かに映画のように親身になってフォローしてくれるスカウトマンがいるなら、風俗に興味を持つ女性も増えることでしょう。
しかし、現実のスカウトマンは風俗嬢が逃げられないように、借金漬けにしたり、ホスト遊びを覚えさせるなど、なかなか悪辣な人種が多いです。

風俗の仕事に興味があっても、スカウトだけは断る、それがスカウトマンへの対応策になります。
しかし、もしも既に悪質なスカウトマンに引っかかり、借金などを背負っている場合は、弁護士に相談すると良いでしょう。
たとえ借金を背負ったとしても、返済が無理そうであれば自己破産をするなど、いかようにも対策はとれます。
一番の問題はスカウトに依存してしまう環境が出来上がり、逃げられなくなることです。

わざわざスカウトを通さずとも、風俗嬢になることはできます。
なにより、求人サイトから応募した方が給料は良いですし、待遇の良いお店を見つけやすいです。
仕事で嫌なことがあり、誰かにフォローしてもらいたいなら店長やお店のスタッフを頼りましょう。
風俗嬢がスカウトを必要とする理由はまずありません。