キャバクラ嬢は名刺をフリー客に絶対渡す？渡さない？

2018年3月23日2023年12月14日

キャバクラのお仕事は、風俗業界やお水業界といった、いわゆる「夜の世界のお仕事」の中でも、１番といってもいいほどの絶大な人気があり、特に高校生などの若い女性からは、憧れのお仕事だという方も少なくはありません。

キャバクラ店は非常にラグジュアリーな空間で、普段プライベートでは着ることのないような綺麗なドレスを着て、お客様と一緒にお酒を飲みながら談笑し、癒しと楽しいひと時を提供することがキャバクラ嬢のお仕事になります。
もちろんこのように見ると非常に楽しく、それでいて時給が3,000〜4,000円になるので、楽なお仕事だと思われがちではありますが、実際は非常に厳しい業界ということでも有名です。
そんなキャバクラでも、頑張り次第でどんどんお給料額を上げていくことができるので、それがキャバクラの1番の魅力になります。
しかしたくさんお給料を稼ぐためには、自分を本指名してくれるたくさん抱えなければ難しいでしょう。

キャバクラ店に来られるお客様は、本指名客かフリー客の2種類になりますが、フリー客ばかりを相手にしていても稼ぐことができないので、名刺を渡さないというキャバクラ嬢もいるほどです。
それでは実際に、フリー客には名刺を渡さないほうがいいのでしょうか。
それとも、名刺は必ず渡した方がいいのでしょうか。
今回の記事では、キャバクラ嬢がフリー客に対して名刺を渡した方がいいのか、それとも渡さないほうがいいのかという部分について、そしてそれと合わせて、名刺を渡すべきフリー客を見分けるポイントや、テクニックについてもご紹介します。

フリー客には名刺を渡した方がいい?渡さない方がいい?

キャバクラでは、本指名をしてくれるお客様をどれだけ抱えられるかによって、お給料の金額が大きく変わってきます。
そのためにキャバクラ嬢は、高級店さながらの接客を身につけたり、疑似恋愛プレイをサービスに盛り込んだりと、様々な努力をしています。

一方でそういった努力を向けるのは「本指名客」もしくは、フリーでも「場内指名をしてくれたお客様」に限るキャバクラ嬢も少なくはなく、フリーでそのまま帰られたお客様には、名刺すら渡さないという方も非常に多いのです。
それでは実際に、フリー客で来店され、帰られるお客様には、名刺は渡さない方がいいのでしょうか。
結論からお伝えすると、フリー客にも名刺はしっかりお渡しすることをおすすめします。
実はキャバクラやスナックといった、女性と一緒にお酒を飲みながら楽しめるラウンジ店というのは、2014年時点で約53,000店舗も存在しています。

その中で、あなたが働くキャバクラ店に来店され、そしてそこで働く他のキャストなどもいる中であなたが接客することになる、ということは、どれだけ確率が低いことかということが、わかるでしょうか。
単純計算しても、最初の時点でキャバクラ店に来る確率は1/53,000なのに、日本全国の成人男性の中でも「どうせお金を払うなら、セックスしたい」という方は風俗店に行きますし、「もっと安く飲めるところがいい」という方はガールズバーやスナックに行きますし、「そもそも興味がない」という方は来店すらしません。
1/53,000の中の1人も、「お酒を楽しみたいからキャバクラに行こう」と考える男性は非常に少ないので、もはやあなたが接客することになったフリー客というのは、非常に貴重な存在なのです。
そしてフリー客というのは、まだお店の中で誰のものにもなっていない、綺麗なお客様です。

通常キャバクラ店では、他のキャストの本指名客に名刺を渡すことはタブーと言われますし、前述した通りそもそもお客様のパイ自体はそこまで多くはありませんので、フリー客はとても貴重な存在なのです。
そうしたフリー客に、「場内指名もなかったし、見込みないから名刺は渡さない」というのは、あまりにも勿体無い話です。
フリー客にはしっかりと名刺を渡し、今後も来店してくれるようにアプローチをすべきなのです。

フリー客に名刺を渡す時のテクニックって?

フリー客には名刺を渡すべきだとお伝えしましたが、ただ名刺をそのままお渡しするだけでは、本指名に繋がる確率は非常に低くなってしまうでしょう。
では、名刺を渡す時に使えるテクニックなどは、あるのでしょうか。
まず名刺には、あなたの電話番号やメールアドレス、LINEのIDといった連絡先を、あらかじめ記載しておくのではなく、お客様の目の前で手書きするようにしましょう。
すぐにパッとお渡しできるように、あらかじめ連絡先を書いておくことを推奨するお店もありますが、それではお客様から「誰にでも連絡先を渡すんだな」と思われてしまいます。

キャバクラに来られるお客様は、キャバクラ嬢に癒しと楽しいひと時、そしておもてなしをされているという特別感を求めています。
お客様の目の前で連絡先を手書きで記載するだけでも、「俺には教えてくれるんだ」という特別感を感じていただき、リピートに繋がりやすくなるのです。
また、その日の感想メッセージも、手書きで書いて渡してあげると、お客様は喜びます。
例えばその日話した内容を盛り込んで、「今日は〇〇についてたくさんお話ができて楽しかった」「もっと〇〇さんのこと、知りたくなっちゃいました」などのメッセージを書いてあげることで、お客様も「またこの子と会いたいな」「またこの子と話したいな」と思ってくださります。

そうした気持ちを伝えてくれることで、「俺の話をちゃんと聞いてくれていたんだな」という印象を与えることもできますし、そうした丁寧なキャバクラ嬢に、お客様はついていきます。
接客中はお客様のお話にしっかり耳を傾けながら、感想メッセージに何を書くか、考えておきましょう。
また、あなたの出勤日を名刺に書いてお渡しすることも効果的です。
もちろん、まだ決まっていない出勤日などもあるかもしれませんが、大抵の場合は「毎週金曜日は出勤している」「毎週月曜日はお休みをもらっている」などの希望シフトがあるはずです。

そうしたあなたの出勤状況や必ず出勤している曜日などを書いてあげることで、お客様は何曜日に来店すればあなたに会えるのかということが明確にわかるようになります。
いちいち毎回ホームページの出勤情報をチェックするのは、お客様にとってなストレスになりますので、そうして出勤日を書いてあげることで、「今日は○曜日だから店に行ってみよう」とスムーズに思っていただけることができます。

フリー客を見分けるポイントって何かある?

フリーのお客様には名刺を必ず渡した方がいい、とお伝えしましたが、確かになかなか指名客には繋がらない、フリー遊びをされているお客様がいることも事実です。

キャバクラ店はある程度のお金を持っているお客様しか、リピートで来店してくれません。
フリー客でリピート客になる可能性があるかどうかを見極めるポイントは、あるのでしょうか。
まずフリーのお客様が来店された際には、「スーツ」「時計」「鞄」をチェックしましょう。
スーツに関しては、光沢のある艶やかな素材・生地で織られているものは、非常に高価なものになりますので、ある程度の財力があると判断してもいいでしょう。

反対に、よれっとしてシワが多いスーツを着用されている場合、財力には期待できません。
また時計に関しては、どこのブランドの時計をつけているかをチェックしましょう。
ロレックスやIWCといった高級時計を着用していれば、ある程度稼いでいると判断してもいいでしょう。
時計に関しては本当にピンキリなので、ネットの時計販売サイトなどでどこのブランドが高いかなどの知識をある程度つけておくと、判断しやすいかもしれません。

カバンに関しては、傷だらけのブリーフバックを使用しているお客様には、あまり大きな期待はできそうにもありません。
しっかりとした革のバックや、ナイロン素材でもFelisiのものを使用していると、財力を期待できそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

キャバクラ店に来るフリー客というのは、非常に貴重な存在です。
場内指名がなかったからといって、名刺を渡さないというのは、とっても損していることです。
フリー客で場内指名がなくとも、とにかく名刺を配り、本指名客に少しでも繋げる努力をしましょう。
ただし、本当に見込みのなさそうな方には、名刺を渡さなくても大丈夫です。

その見極めができるようになるためにも、男性物アイテムの知識をつけておくことも、おすすめします。