キャバクラでは恋人接客を求めてくるお客さんが多い?

2023年12月14日

mieke59 / Pixabay

毎日多くのお客様がキャバクラには来店します。
その目的は人によっていろいろとありますが、その中には、キャバクラ嬢と恋愛関係になって、有体に言えばセックスをしたいという目的の人も多いです。
一方で最終的な目的はセックスではなく、純粋にそのキャバクラ嬢と付き合いたいと思っている人もいます。

そのようなお客様はいったいどのくらいいるのでしょうか。
そしてそういうお客様のニーズを満足させ、自分が人気嬢になるにはどのようなテクニックがあるのでしょうか。
ここではその点について解説します。

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恋人接客とは?

恋愛恋人接客とは「本気恋愛を装うこと」と「疑似恋愛」を提供すること

冒頭に書いたようなお客様の目的やニーズを満たす接客のことを「恋人接客」と言います。
もう少し具体的に言うと、その中身には2つあり、1つは「お客様にこちらが好きだと思っていると思わせる」接客、つまり「本気恋愛を演技する、装う」接客です。
その延長線上に、実際に恋愛関係になることや、あるいはさらにセックスをすることも入るでしょう。

2つめはその店の中にいる時だけ「あたかも恋人同士であるかのように」振舞う接客です。
ですから「店の中だけの話」でその時に「疑似恋愛」を楽しめればそれで満足、ということです。
最終的なゴールは違いますし、セックスを求められるかどうかでもかなり違いますが、しかしいずれに場合も、お客様と恋人のように接する必要がある、という点では同じです。

恋人接客をするメリットは?

恋人接客をするということは、その間はそのお客様の恋人になりきることです。
恋している女性は大概わがままになりますし、男性もそれを受け入れます。
ですから恋人接客をしていると、お客様に頼ったり甘えたり、わがままを言うことがしやすいので、ボトルを入れてもらったり、同伴のお願いをしたりと言ったことも比較的たやすいです。
そういう意味で、恋人接客は売上が稼ぎやすい、ということが最大のメリットです。

しかし「本気恋愛を装っている」場合は当然そうですが、「疑似恋愛」をしている場合であっても、女性に対して本気になってしまう男性客もいるので、その結果迫られたりストーカーに変わってしまったりというデメリットやリスクもあります。
さらに、恋人接客をしているうちに、相手がでお客様がキスしたい、セックスしたいと思い始めてしまった場合、それに応じないままある程度時間がたってしまうと、その願いがかなわないお客様が結局離れて行ってしまう場合もあります。
それを防ぐには、恋人接客からほかの接客方法に徐々に移っていくという方法もあります。
それにはどのような方法があるのでしょうか。

キャバクラに来るお客さんの目的は?
恋人接客を求めているお客さんはどれくらい?

そのご説明の前に、そもそもお客様がキャバクラに来店する目的は何なのか、ということを整理してみましょう。

口説き目的

吹き出し1番多いのはキャバクラ嬢を口説いて、あわよくばセックスしたいというお客様です。
お客様のうちこの目的を持っている人はかなり多いです。
こういうお客様はセックスできるかどうかだけが目的なので、最初は恋人接客で引き止めることができますが、しかし上で書いたように見切りが早いため、口説けないと分かると平気で別の女性を指名したり、店を変えてしまいます。
気の短いお客さんならば、3回程度の指名で口説けないと分かったらあきらめてしまいますし、平均すればこちらでどれだけ「もう少し通えば何とかなるかも」という演技をして引き延ばしても、3ヶ月から半年程度で去ってしまいます。

恋愛目的

またお客様への接し方は口説き目的の場合と同じよいのですが、相手が女性のことを真剣に好きになって、通ってきている場合もあります。
ですから口説き目的のお客様よりも、通ってくれる期間は長いですが、しかし相手がそれだけ真剣だということは、店の中だけでなく、通勤途中で待ち伏せたり自宅を調べて来てしまったり、というようなストーカー化する危険性があることと、その恋人接客が「本気」ではなく「演技」だと分かった時には逆恨みをされる危険性もあります。

癒し目的

口説き目的の次に多いのは、キャバクラという場所で癒されたいと思っているお客様です。
キャバクラは日常生活と離れた異空間なので、ある意味嘘を言っても女性は信じたふりをしてくれますし、話も聞いてくれます。
ですからそこで、思う存分自分の「素」を出したり、「なりたい姿」を演じたりして、仕事や家庭でのストレスを解消したいと思っています。
ですからこのお客様の場合は、若いきれいな女性と楽しく会話をしたい、いつもはこぼせない愚痴を聞いてもらって慰めてもらいたい、本当は自分がなりたかった仕事に就いているふりをして一時その気分を味わいたい、などの希望を持っています。

特に3つめの希望があるので、キャバクラに来たお客様の中には、仕事を聞かれると、本当は普通の会社のサラリーマンなのに、「パイロット」や「外科医」などと答える人が多いのです。

育成目的

テレビゲームまたお客様全体の中では少数派ですが、キャバクラ嬢を1人前のきれいな女性に「育成」したい、という人もいます。
ネット上では美少女育成ゲームなどがあってそれにはまる人も多いですが、それをリアルでしようとする男性です。

全体のお客様の中では少数派ですが、しかしリピート客に絞ってみていくと、その中には意外にこの目的で通ってくるお客様も多いのです。
こういうお客様は、アイドルオタクのように1人の女性のファンになって、いろいろなものをプレゼントしたり、高いレストランに連れて行って美味しいものをご馳走したりして、女性がきれいになり、成長していくことを楽しみにしています。
そしてその成長が自分の手柄だと思って満足するのです。
多くの場合は、年配のお客様やある程度社会的地位があってお金も持っている男性ですが、中には本当のキャバクラオタクのように、若くておどおどしていてお金もあまり持っていない、という男性でも節約してこの目的のために通っている人もいます。

楽しみ目的

キャバクラには、ただ楽しく飲んで盛り上がって冗談を言って大笑いをして帰るだけで満足、というお客様もいます。
こういう人はキャバクラで女性と盛り上がることで元気が出るというタイプです。
1番多いのは、居酒屋などで飲み、そのまま帰のも寂しいからキャバクラに行こうか、といって来店するお客様です。

こういう人は超常連になるか、あるいはスポットでの来店になるかのどちらかが多いのですが、多くの場合は1人ではなく同僚や取引先と一緒ですから、店にとってはありがたいお客様です。
以上のような目的でお客様はキャバクラに来店しますが、ただしずっと1つの目的というわけでもありません。
楽しみ目的で来ているうちにその女性が好きになって恋愛目的になったり、育成目的だったのにきれいになった女性を見て自分のものにしたいと口説き目的に移行する場合なども多いのです。

恋人接客以外にはどんな方法があるの?

キャバクラに来るお客様には以上のような目的がそれぞれにありますから、その目的に沿った接客方法をとることが必要です。
それにはどのような方法があるのでしょうか。

口説き目的、恋愛目的、癒し目的には恋人接客

まず、最初の3つの目的の場合は恋人接客が適切です。

これは要は「恋人のつもり」になって接客することと、相手に「もしかしたら自分のことが好きなのではないか」と思わせることが重要です。
ですから、来店したら喜びを満面の笑顔で思い切り表現したり、ご無沙汰だったら少しすねてみたり、頻繁にボディタッチをしたり、好意をほのめかす思わせぶりなことを言ってみたり、というようなテクニックを使いましょう。
またまめなメールやLINEなども必要ですし、その効果も高いです。

一部の癒し目的と楽しみ目的には友達接客

友達友達接客とは、男女関係というよりは、むしろ性別を超えた友達と接しているかのように振舞う方法です。
この場合は思わせぶりな発言などは全く不要で、本当に親しい友達として、お互いに真剣に悩みの相談をしてアドバイスしあったり、間違っていると思ったら叱ったり、あるいは時にはバカになって一緒に騒いで楽しんだりすればよいのです。
この友達接客が、お客様が離れていかない、最も息の長い方法です。
ですから本当に長く付き合いたいお客様にはできるだけこの接客方法が望ましいです。

恋人接客をしているお客様でも、徐々にこちらにシフトできれば、3ヶ月や半年で去っていくということはありません。
ただし、そのような関係をお客様と作れる女性はごくわずかであり、またお客様に店でお金を使わせるように仕向けることも難しいので売上貢献は低い場合が多いです。

自分のキャラクターやお客様の性格に合っていればオラオラ接客も

オラオラ接客とは、キャバクラ嬢とお客様の関係が逆転して、女性の方が女王様や威張っているお姉さんのように、意図的に相手の都合を考えずに、自分主体で振舞う方法です。

お客様に対しては威圧的な態度で、何かをお願いするのではなく「命令する」というスタンスで接します。
たとえば来店を促すときでも、「今日私暇だから来てくれない?
」ではなく「今日8時に来るように(ガチャ)」という感じです。
もしも自分が姉御肌キャラで、相手のお客様がMっ気のある若い人の場合は成立しますし、いったんこの関係になれば相手は一種の洗脳された奴隷になりますから、永遠と通い、多くのお金を落とすことになるでしょう。

ただし、お客様を怒らせないでこれができるだけのテクニックを持つには、相手の心理を読み自分の思うとおりに動かす力が必要ですので、普通の女性ではかなり難しい方法です。
ですからこれをキャバクラでしている女性は非常に少なく、どちらかというとホストクラブの「俺様キャラ」で売っている男性に多い方法です。

まとめ

いかがですか。

やはりキャバクラへ来店するお客様の大半には恋人接客が有効で、相手もそれを求めているのがお分かりいただけたでしょうか。
ただしそれで効果を上げるにはテクニックが必要ですし、中途半端にうまいと相手が真剣になって、ストーカー化する危険性もあります。
ですからそのあたりのことをしっかり見極めたうえで恋人接客を行い、人気嬢を目指しましょう。

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