キャバクラ嬢って実際ナンバー入りしないと貯金ってできない？

2018年3月26日2023年12月14日

キャバクラのお仕事というのは、風俗業界やお水業界といったいわゆる「夜の世界のお仕事」の中でも圧倒的な人気があるお仕事です。
同じお水業界のお店の中でも、ガールズバーやスナックといったリーズナブルかつカジュアルな雰囲気のものではなく、ラグジュアリーな空間で高級なシャンパンやワインを飲みながら接客するというお仕事内容に、憧れている女性も少なくはありません。

特に、学業があるような女子大生であったり、お昼間は一般企業に勤めているOLといった若い女性から大きな支持を集めており、「学費の足しにしたい」「生活費の足しにしたい」「欲しいものがある」「借金を返したい」などの理由を持って副業として働いている女性も多くいます。
実際に現在はキャバクラ店の出店数も増えており、昔のように繁華街や飲屋街があるようなお店に限定して出店しているわけでもないので、求人もたくさん出ており、お店選びにも困らなくなりました。
キャバクラはお給料が高いことで有名で、それがあるからこそたくさんの女性がキャバクラ勤務を希望していますが、実際にお給料をいただいても、美容やファッションに投資してしまうと、手元にお金が残ることはほとんどありません。
だからといって、そうした部分に使うお金を節約してしまうと、「向上心がない」と思われてもしまいますし、そうなれば人気嬢になることも難しくなります。

ただ、いろんな目標や夢があるからこそ、お金を貯めようとキャバクラ勤務を希望する方も非常に多くいるはずです。
では実際にナンバー入りしなければ、キャバクラ嬢は貯金をすることはできないのでしょうか。
また、ナンバー入りするためには、どうすればいいのでしょうか。
今回はキャバクラ嬢の貯金について、お伝えします。

キャバクラ嬢のお給料って、どれくらい?

キャバクラ嬢は、そのお給料の高さが非常に魅力的で、それが多くの女性から人気を集める要素の1つとも言われています。
しかし、特に人気嬢になればなるほど、美容やファッションなどにどんどん投資をしていかないと、他のキャバクラ嬢にどんどん追い抜かされてしまうため、いくらお給料が高くとも、その地位を守る努力にどんどんお金がかかってしまうのです。
ではそもそも、キャバクラ嬢のお給料というのは、いったいどれくらいになるのでしょうか。

まず、キャバクラはもともとは時給制になります。
最初は時給3,000円〜4,000円程度が相場となっており、それは体験入店や面接の時の様子やキャリア、経験などによって変動します。
そこから人気が出るにつれて、時給ベースがどんどん上がっていくシステムになります。
ガールズバーやスナックといったような、カジュアルな雰囲気でリーズナブルにサービスを受けることができるお店の時給が1,500円〜2,000円程度が相場になっていますので、それに比べると倍以上時給相場が高いことになります。

もちろん、キャバクラ店に出勤している時間分の時給だけがお給料というわけではなく、例えば本指名や場内指名を受けたり、お客様がお酒のボトルを入れたりすることで、その分インセンティブとして別途お給料がプラスされることになっています。
また、アフターや同伴といった、キャバクラ店での営業時間外でのお客様との接触を持った際も、その分の手当がつくものになっていますので、人気嬢はこういったインセンティブをたくさんつけて、高いお給料を獲得しているのです。
ただし、お客様と連絡先を交換して、営業時間外に来店を促す営業活動をラインやメール、電話を使用して行ったとしても、それはインセンティブの対象外になりますので、注意しておきましょう。

やっぱりナンバー入りしないと、貯金ってできない?

実際にキャバクラで働いている女性は、高い時給をもらえるので、一般的なアルバイトをしている人たちに比べると貯金ができるのでは、と思われるかもしれません。
しかし、自分の美の維持のために、様々な投資や努力が必要になりますので、実際には貯金額が0というキャバクラ嬢も少なくはありません。
やはり、ナンバー入りしなければ、貯金はできないものなのでしょうか。
先に答えからお伝えをすると、ナンバー入りをしなくとも、貯金をすることはできます。

確かにナンバー入りしたほうがたくさんお給料を稼ぐことができますので、一気に多くの金額を貯金することもできます。
例え美容やファッションへの投資を考えたとしても、その分を引いてもある程度の金額は残るので、その分を貯金してもすぐに何百万円、何千万円単位の貯金額を作ることはできます。
ただ、そこまで派手に一気に額を増やせなくとも、少しずつであれば貯金をすることは全然可能なのです。
仮にナンバー入りができておらず、それが原因で貯金ができていないと言っているキャバクラ嬢の方がいれば、それはナンバー入りできていないからということが原因なのではなく、「キャバクラ嬢の無駄遣い」が原因ということに、気がつけていないというだけでしょう。

確かにキャバクラ嬢である以上は、何かとお金が入り用になります。
お店に来ていただくお客様との同伴やアフターなどであれば、原則お客様がお支払いを持つことになりますが、キャバクラ嬢は自分のメイク道具やドレス、普段着などは当然自分で購入しなければなりません。
また合わせて、体型を維持するためであったり、体を綺麗にするためにエステや脱毛、スポーツジムなどにも通うストイックなキャバクラ嬢もたくさんいますが、そうした投資の他に使ってしまっているお金については、特に生活に支障がない程度に節約することもできるはずなのです。
例えばキャバクラ嬢の場合、いつもラグジュアリーな空間や高級なお酒がある環境で、たくさんのお金に関わりながらお仕事をしていますので、金銭感覚が狂いがちになってしまいます。

食事をやたらと高級なレストランでばかり食べてしまったり、無駄に大きい部屋を借りてしまったり、自分でできることもアウトソースしてしまって楽しようとしたりしてしまいがちですが、そうした細かい部分に節約の精神を注入するだけで、手元に残るお金は大きく変わります。
外食1回で3,000円〜5,000円程度かかるものを、1食1,000円以下で抑えるようにしたり、自炊するなどの努力をすることで、1色だけで2,000円〜4,000円ほどの金額が浮きます。
これを例えば仮に週5回行うだけでも、1〜2万円の貯金ができてしまうのです。
面倒かもしれませんが、楽をせずに面倒を被るほどの本気度合いがなければ、貯金をすることは到底できないと思ってもいいでしょう。

ナンバー入りするためには、どうすればいい?

ただそれでも、チマチマした貯金ではなく、一気に大量の金額を貯金したいと考えているキャバクラ嬢も少なくはないでしょう。
やはり一気に貯金をしたいとなれば、ナンバー入りすることがいちばんの近道になります。
それでは、ナンバー入りするために必要なものというのは、どんな要素になるのでしょうか。

ナンバー入りするキャバクラ嬢に共通する要素というのは、「正しいマナーと敬語」「愛嬌」「お客様をもてなす気持ち」です。
キャバクラに遊びに来るお客様の層というのは、ある程度社会的地位の高い方が多くなりますので、正しいマナーや敬語は必須ともいるでしょう。
また、そうした男性に好かれるための愛嬌であったり、お客様を1人1人大切にしている気持ちというのも、お客様には伝わりますので、必須といえます。
これらも要素に共通することは、「身につけるためにお金がかからない」ということです。

正しいマナーや敬語も、愛嬌も、お客様をもてなす気持ちも、身につけるためには特にお金は必要になりません。
キャバクラ嬢自身の気持ちの持ちようや向上心にかかっている要素だと思いますので、見た目ももちろん大切ですが、まずはここから身につけることをおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

特にナンバー入りを果たさなくとも、キャバクラ嬢は貯金をすることは可能です。
普段から何気なくしてしまっている無駄遣いを改め、「お金をかける部分」「節約する部分」を明確にするだけでも、今よりも貯金をすることは全然できるのです。
まずは今、何に対して無駄遣いをしてしまっているのかを振り分けし、今より節約できるかどうかを考えてみることから始めてみましょう。