昼キャバのバイトが主婦に向いてる理由とは?
キャバクラの中には、昼間に営業している「昼キャバ」と呼ばれるお店があることを知っていますか?昼間なら旦那や子どもがいないうちに働けるだけでなく、一般のパートと比べて時給が高いので、空いた時間に稼ぎたい主婦に向いてるお仕事です。そこで今回は、昼キャバとはどのようなところか、働くにあたってどのようなことに注意すべきかについてまとめました。
昼キャバとは
ナイトワーク未経験の女性なら、そもそも昼キャバとはどのようなところかわからない方もいるでしょう。そこで、ここでは昼キャバの概要について紹介するとともに、客層やキャストの特徴を解説します。
昼に営業しているキャバクラ
「昼キャバ」とは、その名の通り昼間に営業しているキャバクラのことです。昼キャバといっても、昼間だけ営業しているお店はほとんどありません。通常は夜間をメインで営業しており、客層を広げるために昼間は昼キャバとしてサービスを行っているところがほとんどです。
キャバクラ店は風営法に基づいて営業していますが、最近では風営法が厳しくなり、キャバクラの深夜営業が厳しくなりました。そこで、夜間の営業時間短縮による売り上げ減少を補うべく、日中でも営業しているわけです。
昼キャバを行っているお店は繁華街に多く、東京では新宿や上野、池袋あたりに集中しています。営業時間はお店によって異なりますが、一般的には12~17時もしくは15~20時のところが多いです。また、お客さんへのサービス内容については一般的なキャバクラとまったく同じです。
夜キャバとの違い
一般的な夜キャバと比べて、昼キャバはいくつか異なる特徴があります。ここからは、具体的にどのような違いがあるかについて解説します。また、昼キャバのお店が多いエリアについても紹介するので、応募する時の参考にしてください。
客層
夜キャバと昼キャバで大きく違うのが客層です。夜キャバの場合、客層のメインは仕事終わりのサラリーマンです。仕事が終わった後に同僚と立ち寄ったり、得意先との接待で利用したりするケースが多いです。
一方で昼キャバでは、他の店舗のボーイやホスト、オーナーなど、同業者のお客さんが客層の中心です。同じナイトワークに従事する男性なので、一般の男性客よりおしゃべりがしやすいなどの特徴があります。そのほか、仕事をリタイアした年配のお客さんや他エリアからの観光客が来店するケースもあります。
昼キャバを利用するお客さんはトークが面白く、適度に女の子と距離をとって接することのできる人が多いです。また、昼間営業とあって泥酔して暴れるようなお客さんは少ないので、夜キャバよりも主婦に向いてる環境と言えます。
給料
昼キャバで働くにあたって、まず気になるのが給料ですよね。夜キャバと比較すると、昼キャバの給料はやや低めです。具体的には時給2,000~4,000円が相場となっており、夜キャバより500~1,000円程度安くなっています。
ただし、ドリンク注文や指名、お客さんとの同伴などで発生するバック料金(歩合)は、夜キャバと同じ仕組みです。つまり、多くのお客さんがついて指名や同伴を数多くこなせば、給料は上がります。昼間であっても人気のキャバクラ嬢になれば、夜キャバと同じ程度の金額を稼ぐことも十分可能です。
キャスト
キャストは昼キャバ専門で働いている女の子がほとんどで、夜間のキャストが引き続いて勤務するケースは少ないです。昼キャバで勤務している女の子は専業の女性が少なく、夜間に働けない主婦やシングルマザー、学生さんが多いです。
また、以前は夜キャバで働いていたキャストが、人間関係やキャスト間の競争、昼夜逆転の生活などの理由で昼キャバに移ってくるケースもあります。昼キャバにもバック料金はありますがノルマを課しているところが少ないので、夜キャバと比べるとかなり働きやすいです。
勤務時間については、昼キャバの営業時間内でフルで入らなくても良いお店が多く、2~3時間程度の短期勤務に対応しているお店もあります。家事や育児の合間を縫って働けるので、このあたりが主婦やシングルマザーに人気である理由となっています。
服装
昼キャバでは私服で勤務できる店舗が多いです。ですが、私服OKとは言ってもカジュアルすぎる服装はNGです。一部のキャバクラ店では夜キャバと同じように、お店側がドレスやワンピースなどを用意しているところもありますが、このようなお店は昼キャバの中ではかなりの高級店の部類に入ると思っていいでしょう。
ほとんどの昼キャバは私服勤務のため、キャストが自らをコーデする必要があります。昼キャバの服装のポイントは「癒し」です。昼キャバのお客さんの中には同業者が多く、一晩中働いて疲れている男性は多いです。そのため、服装はワンピースなどで女性らしくて母性を感じさせてくれるようなコーデをすると喜ばれます。また、メイクも濃いめではなく、ナチュラルメイクを心がけましょう。
お店があるエリア
夜キャバと比較すると、昼キャバのお店が集まるエリアはかなり限定されています。昼からゆっくりお酒を飲める男性は、夜間と比べて数が限られるからです。そのため、よほど人通りの多い繁華街でなければ、昼キャバの経営は成り立ちません。
もし昼キャバで働きたいなら、繁華街として有名な地域で求人情報が出ていないかを探してみると良いでしょう。先ほども解説した通り、昼キャバのお客さんは同業者が多いので、夜キャバが多く営業しているエリアなら昼キャバの求人も出ている可能性が高いです。
私も何度か昼キャバのお店に立ち寄ったことがあるけれども、東京だと歌舞伎町や渋谷、池袋、六本木に多くお店があるね。神奈川だったら横浜や川崎、意外と穴場だと思うのが関内だよ。思ったよりも昼キャバのお店がたくさんあって驚いた記憶があるよ。
昼キャバの仕事が主婦におすすめの理由
昼キャバは、主婦の女性におすすめのお仕事です。一般のパートと比べて給料が高いだけでなく、勤務時間の融通が利きやすいなどのメリットがあるからです。それでは、昼キャバが主婦に向いてる理由について詳しく解説します。
ほかの仕事に比べて給料が高い
昼キャバの時給は、平均すると2,500円前後です。夜キャバと比較すると、少し低めとなっていますが、これは客層の違いが関係しています。昼キャバに来るお客さんは、ホストなどの同業者や仕事をリタイアした高齢者が中心です。彼らは落ち着いた見方をするので、特定のキャバ嬢に入れあげるようなことはありません。そのため、夜キャバのお客さんのように見境いなくお金をつぎ込むようなことはほとんどないです。
ですが、一般的なパート仕事と比べるとかなり高収入です。一般的な昼間パートの場合、時給は高くても1,000円前後です。つまり、昼キャバでしっかり働けば通常のパートタイマーの倍以上のお金を稼げるわけです。
そのうえでバックも入ってくるので、主婦の中には昼キャバで月に10万円以上稼いでいる女性も少なくありません。SNSやブログでは、昼キャバで働いている主婦の女性が「貯蓄のペースが以前よりも早くなった」「いつもよりも豪華がランチを楽しめるようになった」などの体験談を投稿しているケースも見られます。
昼間の仕事だから一般職を装える
主婦が夜遅くから仕事に出かける場合、近所の目が気になるでしょう。ですが、昼間に出勤すれば、周りの人はそれがナイトワークとは思いません。普通に「パートタイムの仕事をしてるんだ」と考える人が多いはずです。
つまり、昼キャバなら周りの人の目を気にせず、一般職を装って堂々と仕事に出かけられます。しかも、一般のパートの仕事よりかなりの高収入を得られます。普通のパートの時給では物足りないと思っているのであれば、昼キャバの仕事に応募することを検討してみると良いでしょう。
また、旦那さんが仕事に出かけている時間帯を狙って働けるのも、昼キャバをおすすめする理由です。昼キャバという仕事の性格上、旦那さんにあらかじめ相談せずに内緒で働こうと思っている女性もいるでしょう。昼キャバなら旦那さんが帰宅するまでに仕事が終わるので、内緒でお小遣いを稼ぐこともできますよ。
シフトの融通が利きやすいので子どもがいても安心
子どもがいる主婦の場合、学校の行事に参加しなければなりません。運動会や授業参観に出れば学校における子どもの過ごし方が分かりますし、子どもと接する大事な時間でもあります。また、子どもが急病になった時は看病しないといけないので、お仕事を休む必要がありません。
昼キャバでは、比較的シフトを自由に決められるようになっているところが多いです。つまり、子どもの予定を優先しながら空き時間を使って働くことができます。たとえば、子どもの行事が入っているときには仕事をセーブして、子どもと一緒に過ごせる時間を確保することも可能です。
また、特に予定のない時にはしっかりシフトに入って、ガッツリ稼ぐこともできます。自分や子どもの状況によって働くペースを決められるので、昼キャバの仕事が忙しすぎて家事や育児がおろそかになるような心配もありません。
自分と同じ主婦のキャストが多い
昼キャバは時給が高くシフトも比較的自由に決められるので、主婦の間で人気の仕事です。実際に昼キャバのキャストを見ると、主婦の女性がかなり多いです。自分と同じような環境のキャストが多いので、業務未経験のまま入店しても職場の輪の中に溶け込みやすいでしょう。
また、同じ主婦の方ばかりなので、家庭や育児のことで悩みがあると共感してもらえる可能性も高いです。先輩の主婦からはタメになるアドバイスをもらえることもあるので、悩みを解決することもできます。
子育てをしていると、急に子どもが発熱して看病しなければならないこともあるでしょう。その場合、一般的なバイトの中にはシフトを変更できない職場もあります。ですが、昼キャバであれば主婦のキャストがたくさんいます。彼女たちはそのような事情を理解してくれるので、シフトの穴埋めをお願いしやすいです。
仕事での出費が少ない
夜キャバは昼キャバよりお金を稼げるお仕事ですが、入ってくるお金だけでなく、出ていくお金も多くなりがちです。夜キャバで働くキャストを見ると、華やかな服装を身に着けて、メイクもきらびやかな傾向があります。
豪華な衣装を身に着けるためにそれなりの経費をかけなければなりません。また、お店でヘアメイクをプロの方にお願いすることになれば、その出費も自分で負担する必要があります。昼キャバの場合、そこまで豪華な扮装をして接客するお店は多くないので、メイクは衣装にそれほどお金をかける必要がありません。これも昼キャバで働くメリットの一つです。
さらに、夜キャバでは深夜まで働くケースが多いです。お店の忙しさによっては、お仕事が終わるのが終電後になることもあるでしょう。お店から遠方に住んでいる場合、自宅に帰るにはタクシーを利用せざるを得ないので、トータルではかなりの出費になります。
一方で昼キャバでは終電を気にする必要がなく、電車やバスで通勤できます。タクシー移動と比べると交通費を大幅に節約できるので、経費を安く抑えられるのはうれしいポイントでうすね。
私は昼キャバも夜キャバの両方を利用したことがあるけれども、夜キャバだとドレスなどかなり派手な格好をしているキャバ嬢が多いよね。一方で昼キャバの女の子を見ると、私服で気軽な服装をしている人が多い。これはこれで女の子の素の姿を楽しめるから、好きな男性は多いと思うよ。
主婦が昼キャバで働く際の注意点
ご紹介した通り、昼キャバは主婦が働くうえでメリットが多いお仕事です。一方で、昼キャバで実際に働くことになれば、いくつか注意すべきポイントもあります。場合によっては、体を壊したり夫婦関係がギクシャクしたりするリスクがあるのを覚えておきましょう。
仕事内容は同じなのに夜キャバより給料が安い
昼キャバと夜キャバは勤務する時間帯が異なるだけで、仕事内容は一緒です。お客さんの話し相手をしたり、お酒を作ったりする接客サービスがメインです。同じ仕事をしているのに、夜キャバより時給が500~1,000円程度安いのは不満に感じるかもしれません。ですが、この部分については、受け取り方によって変わります。
コンビニやファストフードのような一般的なパートタイマーの仕事と比べると、昼キャバの時給はかなり高いです。この部分を重視すれば、昼キャバで働くうえでの金銭的な不満を抱えにくくなります。
確かに、同じ仕事の夜キャバと比較してしまうと不満を覚えるかもしれません。また、基本的には夜キャバより客が少ないので、バックで稼げる確率は低くなります。働きやすさや時間帯より高収入を最優先に考えているなら、昼キャバより夜キャバや風俗のお仕事を探したほうが良いでしょう。
旦那さんの理解を得られないとトラブルになりやすい
主婦が昼キャバの仕事をするうえで一番のデメリットが、旦那さんと不仲になりやすいこと
です。男性の中には、自分の配偶者がキャバクラで仕事をすることを快く思わない人が多いです。夜遊びをあまりしない真面目な男性なら、「キャバクラは疑似恋愛を楽しむところ」「枕営業もついてくる商売」という誤った固定観念を持っている人までもいます。
もし、あなたの旦那がそのような認識を持っていれば、「昼キャバをしながら、本当は隠れてお客さんと浮気しているのでは?」と疑いを向けられる可能性もあります。正しく話し合えば解決する問題ではありますが、旦那さんが理解してくれるまではトラブルが起きやすいことを覚えておきましょう。
また、旦那さんの中には「昼キャバの仕事をすることで、家事や育児がおろそかになってしまうのでは?」という懸念を抱く人もいます。キャバクラではお客さんを接客するためにお酒を飲む場面が多いです。飲みすぎてベロベロの状態で帰ってくる日や二日酔いの状況が続けば、旦那の懸念のとおり家事や育児ができなくなるかもしれません。そんな妻の姿を見れば、夫婦生活に嫌気をさす可能性もあります。
旦那さんに内緒で昼キャバで働くこともできますが、もしバレてしまうと喧嘩になる危険性は高いです。どうしても内緒にしたいなら、働く場所に注意するなど十分な対策をするのが必須です。応募する時に、旦那だけでなく同僚や知人に偶然出会う危険がないエリアのお店を選んでください。
昼間からお酒を飲まなければならない
昼キャバの仕事内容は夜キャバと同じで、お酒を飲むお客さんへの接待がメインです。場合によっては、お客さんからお酒を飲むように求められることもあります。ですが、お酒が好きな女性でも昼間からの飲酒がキツくなってくるケースは多いです。
また、昼キャバは時間帯が早いので、夜キャバの接客のようにテンションを上げて接待するのも難しいです。慣れてくると気にならなくなりますが、入店してから最初のうちは周りの空気についていけずに精神的なストレスを感じることもあります。
ここで覚えておいて欲しいのが、キャバクラはお客さんがお酒を飲むところであって、キャストが必ずしも飲む必要がないことです。実際に夜キャバでも、18~19歳の未成年の女の子やお酒に弱い子はソフトドリンクで接客しています。これは、ガールズバーなど他のナイトワークでも同じです。
お酒を飲まずにソフトドリンクで接客するのも、昼キャバを長く続けるテクニックのひとつです。お酒を飲みすぎると、家事や育児などに支障をきたす恐れもあるので、飲酒する量はできるだけ自分でコントロールするように心がけましょう。
客層を面倒に感じる場合がある
昼キャバの客層は、夜キャバと比較するとおとなしく身の程をわきまえた人が多いです。ただし、全員がそうだという保証もありません。中には、夜キャバと比較して質の悪いお客さんが来ることもあります。
たとえば、二次会や三次会、四次会……と夜のお店をはしごして、朝までオールで飲み続けているお客さんが、そのまま昼キャバにやってくる場合があります。その中には、長い時間飲み続けているので、記憶がほとんどない泥酔客がやってくることもいます。接客中に身体をベタベタ触ってきたり暴言を言われたりすることもあるので、自分で対応しきれないと思ったら早めにスタッフに助けを求めましょう。
また、昼キャバにはキャバクラのボーイやホストなどの同業者も多く来店します。同業者はナイトワーク業界のことを理解しているので会話は弾みますが、下手なテクニックが通用しないので意外と接客しにくいです。また、ボーイのお客さんの中には自分のお店のキャストと比べてくる男性もいるので、やりにくさを感じます。
注意しておきたいのは、昼キャバに来るホストの中には営業目的で来る男性がいることです。「このお店にいるから今度遊びに来てよ」といった勧誘に乗ってしまうと、せっかく昼キャバで稼いだお金もホストに貢いで溶かしてしまうことになります。このようにクセのあるお客さんがやってくることを理解して、どんな誘いにも対応できるように心の準備をしておきましょう。
私も何度か昼キャバを利用したことがあるけれども、全体的にはおとなしくて上品なお客さんが中心だった印象があるね。でも、泥酔して変に女の子に絡んでいるようなお客さんもいたよ。女の子が泣かされている光景も時々見かけるから、注意したほうがいいと思うね。
まとめ
主婦の女性の中には、今の稼ぎでは家計のやりくりが厳しいと思っている人もいるでしょう。「家事や育児の合間に効率的に稼ぎたい」「できることなら、もっと高収入の職場で働きたい」と思っているなら、昼キャバのお仕事はおすすめです。
昼キャバは、一般的なパートタイマーの仕事より倍以上のお金を稼げるお仕事です。ただし、夜キャバと同じくお酒を飲まなければならないので、飲み過ぎや二日酔いなどの健康管理は必須です。また、旦那さんに自分の仕事を理解してもらえず、夫婦間のトラブルになる危険もあります。
ナイトワークとしてのデメリットはありますが、しっかり理解して対応すれば、昼キャバは問題なく稼げるお仕事です。時間が取りづらい主婦にも向いてるので、まずは求人情報をチェックしてみてはいかがでしょうか。
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