ソープは病む人が多い理由は肉体労働がキツイから?

2023年12月14日

DieterRobbins / Pixabay

風俗は他の業界と比べて特にメンヘラや、病む人が多い世界です。
特にソープ嬢はその仕事上、他の風俗嬢以上に肉体的にも精神的にもキツく、メンタルが折れやすい職場環境となります。

それでも稼げている内はまだ良いのですが、理由なく干されるようになったり、稼げなくなったり、キモ客ばかりの接客が続くとストレスが溜まり、心身に支障を来たして心が病むことがあります。

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風俗嬢がメンヘラになる理由

ソープは病む人が多い理由は肉体労働がキツイから?一見すると見目麗しく、華やかに見える風俗の世界ですが、実際にはメンタルが折れ、心を病む女性が風俗の世界には意外と多くいるものです。
一部の高級店ともなると、容姿のみならず、性格も審査の対象となるため、メンヘラの女性は採用されないものです。

そのため、メンヘラが多いことで有名な風俗の世界ですが、高級店に関して言えばメンヘラはほとんどいません。
しかし、それ以外の中級店や大衆店、格安店ともなると、性格は二の次となり、容姿で採否が判断されるため、メンヘラでも風俗嬢になれる確率が一挙に高まります。
このように、風俗は元よりメンヘラを受け入れやすい業界なのですが、風俗嬢の中には入店した当初こそ精神的に問題のない女性であったにも関わらず、風俗嬢として働くうちに心を病むことになり、メンヘラになってしまうこともあります。
一体なぜ、風俗嬢はメンヘラになってしまうのでしょうか?

風俗嬢がメンヘラになってしまう理由として、まずその仕事内容のキツさがあります。
それも肉体的な辛さと精神的な辛さの両方が同時に重く降りかかってくるだけに、一人ではストレスを支えきれず、そのままメンタルが折れて病むことがあります。
たとえ精神的なストレスがあったとしても、悩みを相談できる相手がいると、意外と耐えられるものです。
しかし、風俗嬢はその仕事上、世間体が悪いだけに、家族や彼氏に仕事の悩みを相談することができず、悩みやストレスを一人で溜め込んでしまうことが非常に多いです。

悩みを打ち明けられないという環境がかえってストレスの蓄積に拍車をかけ、風俗嬢の心を病ませてしまいます。
一体、心が病むほどのストレスとは何なのでしょうか?
風俗嬢の仕事はなぜ肉体的にも精神的にもキツいのでしょう?

ソープ嬢が病みやすい理由

風俗嬢は基本的にどの業種であっても心を病みやすいのですが、その中でも特にメンタルが病みやすい業種があります。
それはソープです。
なぜソープが病みやすいかといえば、それはソープが他の風俗嬢と違い、本番が可能だからです。

基本的に本番行為はどこの風俗店であっても禁止されています。
しかし、ソープだけは例外的で、本人たちが勝手にやっているという建前のもと、ソープ嬢たちは本番行為をしています。
どのような建前があるにせよ、本番をしていることに違いはなく、それだけにソープ嬢の仕事内容は他の風俗店の女性たちと比べて、肉体的にも精神的にもハードになります。

本番行為のストレス

女性 ストレス同じ風俗嬢といえど、ソープ嬢は本番行為があるだけに非常に病みやすいのですが、本番行為があるとなぜストレスが溜まりやすいのでしょう?
本番があるということもあって、ソープの料金は他の業種の風俗店と比べて高くなりやすいです。
それだけに、ソープ嬢といえばデリヘルよりも稼げる仕事なのですが、その一方で本番をしているだけに、常に見ず知らずの男性と性行為をすることになります。
男性の体と違い、女性は好きな男性との性行為でないと癒しを得られません。

それだけに、不特定多数の見知らぬ男性と本番をすることは、肉体的に大きな負担となりやすく、ストレスも尋常ではありません。
このような肉体的な負担に加え、ソープ嬢は本番をするだけに、常に性病の恐怖と戦うことになります。
ソープランドは保健所の目もあってか、どこも定期的に性病検査をするなど、しっかりと対策を講じるものです。
しかし、いくら対策をたてたところで本番をしている以上、常に性病に感染する危険はあります。

たとえ体が元気だったとしても、もしかしたら明日にでも重度の性病に感染するかもしれない、といった恐怖に支配された妄想をするだけでもストレスとなり、精神が追い詰められてしまいます。
このように、ソープ嬢は本番をすることで大金を得ているのですが、それと引き換えに常に性病のリスクに晒されることになるだけに、この仕事を継続している限り精神的に不安定になりやすく、病む確率が高くなります。

キモ客の接客

女性は好きでもない男性と性行為をしたところで気持ち良くはなれません。

それだけに、不特定多数の男性と本番をするソープ嬢ほど精神的に不安定になり、ストレスを抱え込みやすいのですが、それに拍車をかけるようにしてソープにはキモ客が訪れることが多いです。
ここで言うキモ客とはソープ嬢から嫌われやすい男性、例えば不潔で、臭いがキツく、女性が嫌がることを平然とやるお客さんのことを指します。
いくらお金をもらっているとはいえ、キモ客を相手に何度も何度も接客し、さらには本番までするとなると、肉体的な疲労や精神的なストレスはさらに溜まりやすく、やがてはメンタルが保たずに病むことになります。
特に責任感が強く、真面目な女性ほど、心が病む恐れが高いです。

というのも、真面目な女性というのはどんなに嫌なことでも我慢し、自分を殺して仕事を頑張ろうとする傾向があるからです。
しかし、いくら頑張ったところで嫌なものは嫌ですし、キモ客がイケメンに変わることなどないです。
それだけに、真面目な女性ほどストレスを抱え込みやすく、鬱になりやすいです。
その一方で、キモ客に対してしっかりとNGを突き付けられるソープ嬢は、自分が傷つかないようにメンタルをしっかりと守っているだけに、メンヘラになり辛いです。

ただし、いくらキモ客が嫌だからといって、誰彼構わずNGにしたり、出禁にしたり、さらにはあからさまにサービスで手を抜くといった行動を取っていると、風俗店側から嫌われ、干される恐れがあるので注意しましょう。

干されるソープ嬢

確かに性病のリスクこそありますが、ソープ嬢は基本的に稼げる仕事です。
この仕事を継続している限り、お金の心配は本来ならば不要となります。

もちろん、ホストに貢ぐなど、浪費を重ねれば金欠に陥り、お金の心配をすることになるでしょう。
しかし、ソープ嬢として働く限り、たとえ貯金が0でも、毎日の給料だけでも遊んで暮らせるものです。
ただし、それはお客が獲れるソープ嬢の話しであって、客が獲れない稼げないソープ嬢となると、話しは別です。
ソープ嬢の中には時に、お店から干されるようになり、出勤しても指名されず、何もせずにそのまま帰宅することがあります。

歩合制で働いてるソープ嬢にとって、干されるという事態は死活問題です。
なにしろお客が獲れないということは収入が無くなり、稼げないことを意味するだけに、そのストレスは相当なものでしょう。
特に借金を抱えている女性や、ソープが本職という女性の場合、干されるようになると生活が出来なくなる恐れもあるだけに、早急に対策をたてる必要があります。
しかし、干されるようになり、稼げないとなると、ただでさえ肉体的にキツイ仕事であることに加え、精神的なストレスも強くなるでしょう。

そうなると心が疲弊するあまり、自力での解決が困難になることもあります。
たとえ干されるようになり、稼げない事態に陥っていたとしても、貯金があればしばらくは働かず、ゆっくり養生しながら次の移籍先などを探すことも可能でしょう。
その一方で、稼げない上に貯金もなく、疲労やストレスが溜まっていると、干されることをキッカケにさらにメンタルを病むこともあり、下手をすると鬱になることもあります。
たとえ肉体的にキツかったとしても、稼げている内はまだどうとでもなります。

しかし、稼げないようになると本格的に生活がままならなくなり、生きる事すら困難になってしまいます。
それだけに、心が病んでいると思ったら、出来るだけ早めに悩みを相談するなりして、解決策を模索した方が良いでしょう。

集団待機のストレス

理由ソープ嬢のストレスの原因は何もキモ客や本番だけではありません。

他にも、集団待機所の環境がストレスの原因になることがあります。
というのも、集団待機所には複数のソープ嬢が待機しており、その中には稼げないソープ嬢や、メンタルが既に折れているソープ嬢、メンヘラのソープ嬢がいるからです。
そういった既に病んでいる傾向のあるソープ嬢と一緒にいると、スタッフやホストの悪口を聞かされたり、ストレスの捌け口にされる恐れがあります。
それだけに、ストレスを避けるためにも、個室待機ができる風俗店は意外と人気があるものです。

病む前にやるべき事

もしもこのまま仕事を続けていると、いつか病んでしまうと思ったら、一度誰かに相談しましょう。
この場合、相談する相手はスタッフや店長といった、風俗店側の人を選ぶと良いです。
スタッフや店長ならば相談にも親身になって乗ってくれるでしょうし、なにより風俗店側の人間ですので、身バレの心配もありません。

スタッフに相談したからといって、具体的なアドバイスがもらえるとは限りません。
しかし、悩みを相談し、不満を口にするだけでも、心の負担は案外減るものです。
むしろ、誰にも相談せず、心の中に不満を溜め込む方が不健全で、病む原因となりやすいです。
ソープは確かに稼げる仕事ですが、その一方で性病や、心が病むといったリスクがつきものです。

性病は抗生物質で治せるかもしれませんが、心の病気ばかりは薬では治せません。
それだけに、ソープ嬢になる際には性病対策だけでなく、心が病まないように、相談できる人を事前に見つけておきましょう。

まとめ

ソープ嬢のみならず、風俗で働く女性が病んでしまうケースは珍しくありません。
さらに、メンヘラ状態になってしまい辞める女性もいれば、そのまま続けていく風俗嬢もいます。
そこには「お金」が絡んでいる事がほとんどです。
アドバイスをするとすれば「目標金額を決めて、達成したら引退」という自分ルールを徹底することです。