ソープのバック率について詳しく解説

2017年10月18日2023年12月14日

風俗業界では基本的に、OLや学生のアルバイトのように「月給制度」「時給制度」というお給料がある程度確約されていることはなく、働いた分だけ収入に反映される「完全歩合制」でお給料が支給されています。
そのため、どれだけお店に出勤していても、お客様を1人も相手にできなければお給料をいただくことはできませんし、反対に少ない出勤時間の中でも、たくさんのお客様にサービスを提供することができると、それだけお給料を手にいれることができます。
そのため、風俗店を選ぶ基準というのは「お給料の高さ」という視点ではなく、「バック率の高さ」「お客様の回転率」という部分になりがちです。

中でもソープランドは、お客様が支払うお金の単価が風俗業界の中でも高く、バック率次第では非常に多くのお金を手にいれることができるということで、人気の業態になります。
それでは、ソープランドのバック率は、実際にどれくらいなのでしょうか。
また、バック率が高ければ高いほど、お給料を稼ぐことはできるのでしょうか。
今回の記事では、ソープランドで働くことを検討している女性に対して、ソープランドのバック率について、詳しく解説します。

格安店・中級店・高級店のバック率について。

ソープランドには、ランクというものが存在します。
例えば、格安店・激安店と呼ばれる低価格が魅力のランク、風俗嬢やサービスの質も良い中級店、風俗嬢やサービスの質がかなり優れている高級店、そしてその上は、何をとっても最高クラスと呼べる、超高級店となります。
ここでは、それぞれのバック率や、お給料単価の平均額についてご紹介をします。

まず格安店・激安店では、お客様の利用する単価はだいたい10,000円〜12,000円ほどが平均になっており、プレイ時間は45分〜60分と、ソープランドの中では短い方になります。
バック率は大体40％〜60％ほどが平均になっていますので、わかりやすく10,000円で換算すると、1人あたり4,000円〜6,000円ということになります。
激安店では、面接の際にあまり容姿を見られることがありませんので、容姿やスタイルに全く自信がなくても働くことができるということがメリットです。
しかし、その分値段を安くしなければお客様は利用しませんので、お客様単価自体も低く、バック率も低いために、数を取らなければ稼ぐことはできません。

日給の平均は、大体10,000円〜30,000円程度と言われています。
続いて中級店ですが、中級店に来店されるお客様の平均単価は30,000円〜40,000円程度となっており、プレイ時間の平均は90分と、激安店に比べても少しだけ長くなります。
バック率の平均は50％〜70％ほどが平均になっており、30,000円で計算すると15,000円〜21,000円程度が、お客様を1人相手にした際のお給料となります。
中には80％バックともう少しバック率のいいお店もあり、その場合は24,000円ほどがお給料としてバックされることになります。

日給の平均でいうと、大体50,000円〜70,000円程度が平均になっています。
高級店になると、お客様が支払う金額が一気にあがり、60,000円から80,000円程度になり、プレイ時間も90分〜120分、長ければ180分という時間設定の風俗店もあるそうです。
バック率の平均は中級店と同じく50％〜70％ほどになっていますが、バックされる金額は1件につき30,000円〜42,000円と、非常に高くなります。
ただし、サービスが基本的にコンドーム着用なし・射精は風俗嬢の膣内で行いますので、その分体への負担は大きくなります。

日給の平均に関しては、1日100,000円〜150,000円程度と言われています。

バック率が高ければ、たくさん稼げる?

こうしたように、ソープランドはランクによってシステムやバック率が変わってきますので、働くソープランドのランクによって、お給料は大きく変わってきます。
ただ、中級店であれば中級店同士など、同じランクの風俗店の中でもバック率は変動しますので、同じランクのお店でも、同じだけ働いたのに稼ぎが違う可能性はあります。

それでは、バック率が高ければ、たくさんお給料を稼ぐことはできるのでしょうか。
厳密にいうと、バック率の高さというものも非常に大切にはなってくるのですが、それよりも大切なのは「客入り」「客層」というところです。
「客入り」に関しては、1日あたりどれくらいのお客様がその風俗店を訪れているのか、という部分になります。
いくらバック率が高いからといっても、完全歩合制のソープランドでお給料をたくさん稼ぐためには、それだけ多くのお客様を相手にしなければなりません。

特に、月のお給料で100万円以上稼ごうと思えば、出勤日数にもよりますが、1日あたり3名ほどのお客様を継続的に獲得できなければ難しいのです。
バック率が良くてもお客様の来店数が少なければ稼ぎになりませんし、反対にバック率がそこまで高くなくても、人気店でたくさんのお客様が利用するような風俗店であれば、高いお給料を稼ぐことが可能です。
出稼ぎでソープランドで働くことを希望しているような方であれば、こうした客入りの激しいお店で8時間〜12時間ほど働くことで、かなりのお給料を手にいれることができます。
また、「客層」という部分も、非常に大切になります。

実は高級ソープになれば、客層が一気に高齢者寄りになってしまうのですが、高齢者は所得が多いので、1回の利用の際に、大きな金額を使用してくれる傾向が強くあります。
若年層は所得が少なく、その中でも生活や恋愛、遊びなどにお金を使っていきますので、ソープランドに使用するお金は非常に少なくなってしまいます。
客層が上がれば上がるほど、客単価が高くなっていきますので、1回あたりのサービス提供に対するバック金額が大きくなるのです。
効率よく働きたい場合は、こうした所得の高い層が利用する風俗店を狙って、面接を受けることをおすすめします。

稼いだお給料は、そのまま丸々お財布に入る?

バック率の高いお店で、お客様の入りが激しいお店で働くことが、ソープランドで高いお給料を獲得するために必要な条件になります。
また、所得の高い客層をメインに迎えている風俗店を選ぶことも、大切なポイントです。
ただ、稼いだお給料から、雑費などで何かしらの費用が引かれることというのは、あるのでしょうか。

実は、ソープランドで働く中で使用しているタオルのクリーニング代であったり、ボディーソープ、マウスウォッシュ、コンドームのような備品に関しては、風俗嬢にバックするお給料の中から雑費として差し引かれることになっていることがほとんどです。
この雑費についての金額設定に関しては、風俗店によって基準が変動することがほとんどで、1日にどれくらいの金額を引かれるのかが固定で決まっている場合もあれば、売り上げの数％を雑費として引かれる場合もありますし、相手にしたお客様の数によって変動するお店もあります。
そのため、この雑費の分を含めて考えれば、稼いだお給料がそのまま丸々お財布に入ってくることは、ないのです。
また何かしらの違反をしてしまった場合に、罰金としてお給料から天引きされることもあります。

例えば無断欠勤をしてしまったり、無断で遅刻をしてしまったりすると、その分を罰金として請求されることがあります。
実は原則、こうした風俗店から請求される罰金には法的効力はないのですが、支払わないことでお店との関係性が悪くなってしまったり、解雇される可能性もあります。
さらに忘れてはいけないのが、風俗嬢は毎年確定申告を行わなければならないということです。
確定申告とは、その年に自分がどれだけのお給料を稼いだかを確定させるもので、その金額に応じた税金を支払う義務があります。

これを怠ってしまうと、見つかった時に罰金と合わせて請求されてしまいますので、お財布に入ったお給料も、それが全て自分のものだと思って使い切ってしまっていると、年度末に痛い目を見ることになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、ソープランドの各ランクのバック率や日給について、詳しく解説しました。

本文内でも何度もお伝えしましたが、バック率が高いから稼げる、ではなく、客層や客入りが関わって初めて稼ぐことができる、という点も、忘れてはいけないポイントです。
これからソープランドで勤務することを検討しているのであれば、バック率と合わせて、客入りや客層についても調べておきましょう。
また、バック率も店によって変わりますので、そちらのチェックも忘れずに行うことをおすすめします。