デリヘルの仕事内容、給料システムを徹底解説!得する豆知識も伝授!

2023年12月14日

女の子でも高額な報酬を得られる仕事、それがデリヘルです。風俗でもっとも求人数や店舗数が多いといわれるデリヘルですが、具体的な仕事の内容や、お給料事情を詳しくご存じの方は少ないのではないでしょうか?ここでは、デリヘルの仕事内容や給料事情についてまとめています。また、働くときのポイントや注意点なども記載していますので、デリヘルで働きたいと考えている、もしくは興味のある女の子がいたら、ぜひチェックしてみてください。

はじめに:デリヘルとはこんなお店

「そもそもデリヘルはどのような風俗?」と思う人がいるかもしれません。風俗の世界で働いたことがある女の子ならご存じだと思いますが、業界未経験の方ならイメージするのが難しいでしょう。そこで、まずはデリヘルがどのようなお店なのかを知っておきましょう。

デリヘルは「デリバリーヘルス」の略

「デリバリー」とは配達や配送、引き渡しなどの意味を持つ英語です。ピザのデリバリーのように、日本でも日常的に使われている単語です。「ヘルス」は健康のことを意味しますが、風俗業界においてはフェラや手コキ、素股などの性的サービスを総称して「ヘルスサービス」と呼んでいます。

つまりデリヘルは、性的なサービスを行うキャストを、お客さんのもとに配達するサービスです。デリヘルは無店舗で営業を行う派遣型風俗であり、プレイを行う店舗を有していません。そのため、お店にはキャストを送迎するための専属ドライバーも在籍しています。

デリヘルの特徴

ヘルスサービスをデリバリーすることから、「デリバリーヘルス」と呼ばれ始めたデリヘル。そんなデリヘルの性風俗業としての特徴とはどのようなものなのでしょうか?ここでは、デリヘルでお仕事をしてみたい、または興味を持ったという女の子に向けて、その特徴をご紹介します。

実店舗がない

デリヘルとは、無店舗型風俗の一種です。無店舗型風俗とは、店舗を構えずに営業を行う風俗店の一種で、派遣型風俗と呼ばれることもあります。店舗はありませんが、事業所や待機所などが用意されていて、お店に在籍する女の子、すなわちキャストはそこで待機します。

店舗があるタイプの風俗店は店舗型風俗店と呼びます。ソープや箱ヘルなどが代表的な業種で、店舗の中にプレイルームが用意されていて、お客さんが足を運んでサービスを受けるのが特徴です。

近年では、性風俗店はデリヘルのような無店舗の派遣型風俗が主流となり、さまざまな業種においてデリバリーでサービスが行われています。例えば、イメクラやオナクラなどもかつては店舗型が多かったのですが、現在ではすっかり派遣型が台頭しています。

風俗店の中でもっとも店舗数が多い

法改正によって、現在ではソープや箱ヘルといった店舗型風俗店は、新たな出店を制限されています。営業できるエリアも制限があり、箱ヘルやソープなどは新規出店ができないため、ひとつの地域に集積しているのです。

店舗型風俗店が増えていかないのはこうした理由があり、そこから派生したのがデリヘルのような派遣型のサービスなどです。「お客さんを迎えられるお店を出せないのなら、自分たちでお客さんのもとへキャストを運べばいい」という発想から、デリヘルの仕事が誕生しました。

無店舗のデリヘルは、箱ヘルやソープなどを縛る出店に関する法の制限を受けることはありません。そのため、デリヘルは数をどんどん増やし、現在では風俗業界屈指の数となりました。全国各地にたくさんのデリヘル店が誕生し、ジャンルもどんどん細分化されていったのです。

価格によって大きく3つのランクに分けられる

デリヘルは大きく分けて激安店と大衆店、高級店があります。ソープにも似たようなランクがありますが、それ以外ではデリヘルくらいではないでしょうか?サービスの内容は、いずれのランクも同じようなものですが、サービスのクオリティ、在籍するキャストの質などは大きく異なります。

また、キャストが稼げる金額もランクによって大きな違いが生じることを覚えておきましょう。デリヘルでは、高級店>大衆店>激安店のように収入が変化します。女の子がもっとも大きく稼げるチャンスがあるのは高級店ですが、厳しい採用基準を設けている店舗がほとんどで、簡単に働けるわけではありません。

また、デリヘルの7割を占めるといわれているのが大衆店です。60分あたり13,000~16,000円くらいの料金設定で、高級店ほどではないものの、一定の質を確保したキャストが在籍しています。そして、激安店は60分あたり8,000~10,000円くらいで、もっとも客単価が低く、多種多様なキャストが働いているのが特徴です。

プレイは本番なし

デリヘルは、あくまでヘルスサービスを中心に提供する業種です。そのため、お客さんから求められたとしても、本番はしません。国内で本番ができるのは、ソープランドと飛田新地などにある料亭だけです。

また、ソープランドでも本番ができることをお店が公言することはありません。日本国の法律では、個人はもちろん、組織的な売春も禁止されているからです。そのため、ソープでは、「キャストとお客さんが一夜の恋に落ち、結果的に肉体関係を持った」と言う建前が適用されています。要は、本番をしたのは個人同士であり、店は一切関知していないことになっているのです。

やや強引な解釈で本番をサービスとして提供しているソープに対し、デリヘルではそのようなサービスは一切提供しません。というのも、デリヘルで本番をしたことが警察にバレてしまうと、摘発や行政処分などを受けてしまうリスクがあるからです。

他の風俗店との違い

風俗にはさまざまな業種があります。ソープやファッションヘルス(箱ヘル)、オナクラ、イメクラ、エステなどが代表的ですが、これらの業種との大きな違いは何なのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

ソープとの違い

ソープランドは、法律上特殊浴場に分類されています。性風俗の王様とも呼ばれる業種で、全国各地にソープ街があります。東京では、遊郭として長い歴史のある吉原が有名です。

ソープとデリヘルのもっとも大きな違いとしては、本番の有無が挙げられます。不思議な建前があるとはいえ、ソープで本番が行われているのは周知の事実です。店内で行われているのは個人同士の自由恋愛、との主張を曲げていないので、あくまでソープは合法な風俗店として存在しています。

また、ソープとデリヘルには、店舗型と無店舗型と言う違いがあります。お客さんに指定された場所へ女の子を派遣するデリヘルに対し、ソープはお客さんからの来店を待つのが基本です。さらに、ソープの浴室にはお湯を溜められる浴槽があり、女の子とお客さんが一緒に入浴ができるのも大きな違いと言えるでしょう。

ホテヘルとの違い

ホテヘルとは、ホテルヘルスのことを指します。繁華街や歓楽街にお客さんを受付する店舗があり、近くのラブホテルなどに女の子を派遣してサービスを提供します。提供するサービスはデリヘルとほぼ変わりませんが、実はさまざまな違いがあることを覚えておきましょう。

まず、ホテヘルは店舗型風俗に分類されます。店舗型風俗は、法律により営業時間の制限を受けており、24時までしか営業できません。一方、無店舗型のデリヘルはそうした制限を受けないので、24時間営業も可能です。

また、デリヘルは広範囲を営業圏とするので、お客さんのもとへ向かうときは車が一般的です。一方、ホテヘルは店舗のすぐ近くにあるラブホテルなどへ移動するので、徒歩移動がメインです。

オナクラとの違い

オナクラとは、オナニークラブのことを指します。数ある風俗の業種でも特殊な部類に入り、女の子がお客さんのオナニーを鑑賞するのが主なサービス内容です。オナニーしている姿を可愛い女の子に見られると興奮する、といった特殊な性癖のお客さんを喜ばせるために誕生したのが、オナクラなのです。

過去には、オナニー鑑賞のみというお店もあったようですが、近年のオナクラは女の子の手コキがセットになっていることがほとんどです。ただ、女の子からのサービスは手コキくらいで、原則フェラやキスなどはありません。そのため、風俗の中では、比較的ソフトなサービスの業種とも言われています。

一方、デリヘルはさまざまなヘルスサービスを提供します。キスやフェラ、素股、玉舐め、手コキなど、女の子は多彩なヘルステクニックでお客さんを気持ちよくさせるのです。このように、デリヘルとオナクラでは、サービス内容そのものに大きな違いがあります。

デリヘル嬢の仕事内容の詳細

ここからは、デリヘル嬢の具体的な仕事内容を見ていきましょう。1日の流れや仕事の進め方などを把握しておくと、入店してからスムーズに働けるかもしれません。これからデリヘルで働きたいと考えている女の子は、ぜひ参考にしてみてください。

デリヘル嬢の一日の流れ

一日の流れは、各店舗やそれぞれの女の子によって異なります。そのため、必ずしもこの流れの通りになるとは限りませんが、大まかな流れとして覚えておきましょう。

待機所へ出勤

デリヘルには店舗がないので、決められた待機所へ出勤します。在籍する女の子が少ないデリヘルであれば賃貸マンションのワンルームを待機所にすることが多いでしょう。また、待機人数が多いときは2~3LDKの部屋が用意されることもあります。

女の子の待機所にはタイムカードが設置されていることもありますが、常駐する男性スタッフが勤怠を記録していることも多いです。待機所には、男性スタッフのほかに出勤している女の子達がいるので、出勤時にはきちんと挨拶をしましょう。

仕事が入るまで待機

風俗のお仕事はお客さんがつかないことには始まりません。もし、すでにお客さんから予約が入っているのなら、女の子はその時間までに着替えやメイクなどの準備を済ませておきます。予約がない時は、新規やフリーのお客さんがつくまで、もしくは予約が入るまで待機します。

待機所には、テレビや雑誌、マンガなどがあるので、仕事まで各々自由に過ごして問題ありません。スマホをいじっている女の子や、お菓子を食べながら読書をしている女の子もいます。学生の女の子なら、待機所で資格取得のための勉強をしているといったことも珍しくありません。

待機中の女の子は食事や買い物など外出ができます。しかし、お客さんがいつ入るかは分からないので、あまり遠くに行き過ぎないよう注意しましょう。女の子は、店から連絡があったらすぐに戻れる距離までの外出にしてください。

仕事が入ったらお客さんのところに向かう

女の子にお客さんがついた際はスタッフから声をかけられます。この時、忘れものをしないように気をつけてお客さんのもとへ向かいましょう。店には専属の送迎ドライバーがいるので、そのスタッフに連れていってもらいます。

車内では、受付スタッフから聞いたお客さんの情報を把握したり、メイク直しをしたりします。プレイ中はスマホの電源を落とすか、マナーモードにしておくのがマナーなので、忘れないうちに対処しておきましょう。

お客さんへサービスの提供

お客さんに指定された場所に着いたら、部屋の呼び鈴を鳴らしてドアを開けてもらいます。その後、お客さんの名前を聞き、間違いないようなら女の子も名乗り、挨拶をします。それから部屋の中に入れてもらいましょう。

部屋に入ったら、まず先に清算を済ませます。お客さんがカードなどですでに支払っている場合は不要ですが、現金払いの場合は先に清算してもらいます。その後、タイマーを設定してからシャワーを浴び、プレイに移行します。

待機所or次の仕事へ

プレイが終わったら、場合によってはお客さんと一緒にシャワーを浴びて着替えます。その後、お客さんにお別れの挨拶をしてその場を離れましょう。外には送迎のドライバーが待っているので、次の予約が入っている場合はそこへ向かってもらいます。

予約が入っていない時は待機所に戻ります。女の子は再び待機所で過ごしながら、新たな予約が入るのを待ちます。お客さんがついたら、その都度送迎ドライバーに送ってもらい、同じ流れを繰り返します。

その日の仕事が終わったらお給料を清算

定められた待機時間が終了すれば、その日の仕事は終了です。売上がある場合は、その日のうちに清算してもらいましょう。基本的にほとんどのデリヘル店では日払いをしていますが、月末にまとめて清算してもらうことも可能です。

帰るときは、次に出勤するときのことを確認しておきましょう。次回の出勤日や勤務時間、予約の有無などをチェックします。それが終われば、男性スタッフや他の女の子達に挨拶をして、その場を離れます。

帰宅

仕事が終わったら完全に自由な時間です。ここからは女の子のプライベートな時間なので、自宅に帰るなり遊びに行くなりして過ごしましょう。そのまま帰宅する場合は、店によって自宅まで送ってくれるところがあります。送迎ドライバーに送ってもらう場合は、送迎料として500~1,000円ほどが給料から引かれることがあるので、覚えておきましょう。

プレイの流れ

女の子は、プレイの流れをある程度覚えておくと安心かもしれません。必ずしもこの流れの通りになるとは限りませんが、一般的にはここで紹介する流れに沿って仕事が進みます。これからデリヘルで働きたいと考える女の子は、参考例として頭の片隅に入れておきましょう。

あいさつと最初のトーク

お客さんと対面したとき、女の子は「〇〇さんですか?」とお客さんであることを確認しましょう。もし、部屋を間違えてしまった場合は、非常に恥ずかしいことになってしまいます。お客さんであることを確認したら、改めて挨拶をしてください。挨拶では店名と女の子自身の名前(源氏名)を名乗るのが一般的です。

デリヘルはほとんどの場合が先に清算するので、部屋に入ったらまず清算をします。清算をしながら、お客さんと軽くトークもしましょう。内容は世間話でも問題ありません。お客さんによっては緊張している場合もあるので、それを和らげられるような会話がいいでしょう。清算が終わり、タイマーをセットしたらプレイの始まりです。

シャワーを浴びる

プレイ前には、お客さんと一緒にシャワーを浴びます。女の子はお客さんが快適にプレイできるよう、全身をしっかり洗ってあげましょう。もちろん、女の子自身の体もシャワーで洗ってキレイにします。

女の子はボディソープをしっかり泡立てて、お客さんの大切なところをしっかり洗ってください。男性器を触った際に過度に痛がるお客さんは、性病に感染している可能性があります。お客さんが明らかに性病持ちだとわかった際は、一度中断してスタッフに連絡したほうがよいでしょう。

お客さんの体を洗う時間は、性感帯をチェックするチャンスです。この時、さまざまな部位に触れてみて、お客さんのリアクションをチェックしましょう。シャワータイムに性感帯をチェックできると、その後のプレイがしやすくなるのでおすすめです。

ヘルスサービス

シャワーを浴びたら、ベッドでサービスを開始します。すぐにベッドでプレイを始めるケースもあれば、少しだけ休憩を挟むこともあります。このあたりは、お客さんのペースに任せてあげましょう。

プレイの流れはこれと決まったものはないので、女の子のペースで進めても問題はありません。キスからフェラ、素股の流れの女の子もいれば、お客さんが攻めに回ることもあります。慣れないうちは、店から習った通りの流れで進めると良いでしょう。お客さんが気持ちよくなり、フィニッシュすれば終了です。

再度シャワーを浴びる

プレイが終わったあとは、お互いたくさん汗をかいているので、シャワーで洗い流しましょう。女の子は、この時も丁寧にしっかり流してあげましょう。お客さんと密着して洗ったり、イチャイチャしながら過ごすと次の指名につながりやすいかもしれません。

シャワーを浴びて、少し時間があるようならお客さんとトークをします。デキるデリヘル嬢は、このときの会話でお客さんのハートを掴み、次の指名に繋げています。これは初心者には難しいと思いますが、経験を積みながら頑張りましょう。女の子は日頃から話術を鍛えておくと、このようなシーンで役立ちます。

お別れ

時間になったら、お客さんとお別れです。女の子は呼んでくれたお礼をしっかりと伝え、その場を離れましょう。「また呼んでくれたら嬉しいな」など、次につながるような一言を残していくのもポイントです。仕事用のスマホを持っている場合は、お客さんと電話番号やLINEのアカウントを交換しておくと、今後の営業がしやすくなります。

デリヘルの基本的なプレイ

基本プレイとは、お客さんが支払うべき基本料金に含まれるプレイです。風俗のどの業種においても、基本となるプレイがあります。デリヘルにも基本プレイはありますが、店によって内容がやや異なるので注意が必要です。

デリヘルが用意している基本プレイは、ディープキスや手コキ、フェラ、素股、玉舐め、全身リップなどが代表的です。中にはパイズリやシックスナイン、指入れなどが含まれることもあります。

基本プレイは、お客さんが支払うべき基本料金に含まれるプレイなので、女の子は原則拒否することはできません。お客さんが納得できる理由がないまま基本プレイを断ると、高い確率でクレームが発生するので注意しましょう。

デリヘルのオプションプレイ

デリヘルのオプションは基本プレイ以上にたくさんあります。代表的なものを挙げると、イラマチオやアナル舐め、足コキ、アナルファック、生フェラ、アダルトグッズ、コスプレなどです。

オプションはお店によって数や種類が異なるので、気になる方は事前に確認しておきましょう。中にはたくさんのオプションを用意している店もありますが、女の子はその全てに対応する必要はありません。したくないプレイがあれば、NG設定にしておけば対応せずに済みます。

ただ、何もかもNGにしてしまうと、せっかくの稼ぐチャンスを逃してしまうので注意しましょう。売れっ子のデリヘル嬢は、ほぼ例外なくオプションのNGが少ない傾向にあります。女の子は対応できるオプションが多いほど、さまざまなお客さんのニーズに応えられるので、稼げるチャンスが広がります。

私がよく利用していたデリヘルのナンバーワンの女の子は、全オプションを解禁していました。思わず凄いね、と言ったら「その方が喜んでくれるお客さんが多いからね」と笑っていました。これぞまさにプロのデリヘル嬢、と思ったものです。ただ、初心者のうちはあまり無理をしないほうがいいと思いますよ。

デリヘル嬢の給料事情

デリヘル嬢として働くうえで、どれくらいのお給料を見込めるのかは大切なポイントです。ここからは、デリヘル嬢の給料事情についてお話します。これからデリヘルで稼ぎたいと考えている女の子は、ぜひ参考にしてみてください。

お給料は完全歩合制

デリヘルに限らず、多くの風俗店では完全歩合制の給料システムを採用しており、時給制ではありません。求人広告にはよく「時給4,000円確実!」といった言葉がありますが、これはあくまで時給換算した際の金額です。実際にその時給で給料が支払われているわけではないので注意しましょう。

デリヘルは完全歩合制なので、売上がなければ収入もありません。給料は、女の子の売上から店のバック率に応じて支払われます。バック率が50%で、女の子の1日の売上が60,000円であれば、その日の報酬は30,000円になります。バック率は店や女の子の経験値などによって異なり、バック率が高くなればなるほど女の子は稼ぎやすくなります。

給与保証がある場合も

給与保証は多くの風俗店が採用しているシステムです。完全歩合制のデリヘル嬢は、売上がないと収入を得られません。時には、1日中待機してもお客さんが一人もつかないといったことも考えられます。これでは、女の子の生活が破綻してしまう恐れがあるので、店では給与を保証しているのです。

給与保証の額は店によりますが、おおよそ30,000円が目安です。30,000円の給与保証が受けられた場合、例え1日の売上が10,000円だけだったとしても、30,000円が給料として支払われます。また、保証額を上回る売上を達成したときは、その金額からのバックとなります。

日給の平均は4万円前後

地域やお店によって女の子が得られる日給は異なりますが、40,000円前後が目安です。しかし、実際には30,000円程度のお店もあるので、まずはさまざまな求人に目を通して、それぞれを比較しながら選びましょう。

日給40,000円を高いと感じるか安いと感じるかは、女の子によって異なるかもしれません。ただ、一般的な昼の仕事で得られる給料から考えると、相当高いと言えるのではないでしょうか?一般のOLなどで、日給40,000円を稼いでいる人はまずいません。

高級店に在籍すれば、さらに大きな金額を稼げる可能性があります。高級店は1人あたりの客単価が抜群に高いので、日給80,000円程度になることもあるのです。採用されるまでのハードルは高いですが、もし働けることになれば、毎月コンスタントに1,000,000円以上を稼げるかもしれません。

お給料の内訳

デリヘル嬢がもらえる給料の詳しい内訳を見ていきましょう。デリヘル嬢の給料は、基本のバックとオプションバック、ボーナス、各種手当などで構成されています。

バック

デリヘル嬢の給料は、売上から入るバックがメインです。これは基本バックとも呼ばれ、女の子ごとに設定されているバック率をもとに計算されます。デリヘルの場合、バック率は50~60%程度が適用されることが多いですが、人気店に在籍している売れっ子の女の子なら、70%のバック率で稼ぐこともあります。

バック率によって、女の子が得られる給料の金額は大きく変わります。そのため、女の子はいかに高いバック率を設定してもらえるかが、大きく稼げるかどうかのカギを握っているのです。入店したては45~50%くらいのバック率でも、働いているうちに少しずつ上がるケースも少なくありません。

オプションバック

オプションバックとは、お客さんがオプションを使用したときに女の子に入るバックのことです。オプションバックにもバック率が適用されることがありますが、オプション代がそのまま女の子にバックされるケースも少なくありません。

例えば、生フェラのオプションが2,000円だった場合は、その金額がそのまま基本バックに加算されることがあります。店との折半になるケースでは、半額の1,000円が加算されます。オプションバックの扱いがどうなのかは店によって違うので、女の子は事前に確認したほうが良いでしょう。

ボーナス

ボーナスは、店の決めた指名獲得数や出勤日数、勤務時間などをノルマをクリアした女の子に対して支払われる報酬です。一般的な企業のボーナスのように時期が決まっているわけではありません。お店の利益に貢献した女の子へ優先的に支払われるので、毎月ボーナスをもらえる女の子もいます。

例えば、1ヵ月で本指名を10本獲得した女の子に対して50,000円、20日以上出勤した女の子に30,000円など、一定の成果によって支払われます。ボーナスはまとまった金額が支払われるケースもあれば、基本バックに数千円が加算されるケースも少なくありません。

各種手当て

デリヘル嬢の給料には、さまざまな手当が加算されます。こうした手当は、ほとんどの店で採用されているものもあれば、店独自でユニークな手当てを用意している場合もあります。

手当の代表的なもので言うと、入店祝い金が挙げられます。文字通り、女の子の入店を祝って進呈される手当のことで、50,000~100,000円ほどの手当を用意しているところも少なくありません。

ただ、これほど高額な手当を出したにも関わらず、すぐに女の子が辞めてしまうと店は大損です。そのため、女の子が入店祝い金を受け取れるのは、入店してから半年後や、累計50時間働いたらなど条件が課せられる場合がほとんどです。

他にも、紹介金やマスコミ手当、交通費などの手当が加わることもあります。マスコミ手当とは、雑誌やウェブメディアなどの取材を受け、顔出しなどをしたときに貰える手当です。

お給料から天引きされるもの

デリヘル嬢の給料からは、さまざまなお金が天引きされます。お店によってそれぞれ名目は変わりますが、主に以下のような経費が差し引かれることが多いです。

備品代

デリヘルの場合は、待機所に設置してあるテレビやエアコンなどの光熱費などを備品代として徴収されることがあります。また、送迎に使用している車の維持メンテナンス費などを備品代で賄っている店もあります。

消耗品費

待機所のトイレで使用するトイレットペーパーや、みんなで使うティッシュやコスメなどの費用です。また、女の子が食べるお菓子やドリンクなどの費用もここから捻出されることがあります。店によっては、備品代と消耗品費を雑費として徴収するケースも珍しくありません。

送迎代

女の子をを送迎するためにかかる経費です。ガソリン代がメインですが、車の維持メンテナンス費をここから賄うこともあります。仕事が終わった女の子を自宅に送る際にも送迎代が発生することが多く、費用は店舗から自宅までの距離で変わります。

衣装代

店で衣装をレンタルしたときに発生する費用です。私服で仕事をする場合は差し引かれることはありません。コスプレ系のデリヘルに在籍している場合は、女の子は店から衣装を借りることが多いので、差し引かれることが多いです。また、お客さんがオプションでコスプレ衣装を使用したときも、衣装代が女の子の給料から引かれます。

デリヘルの魅力は何と言っても高収入なところ。私の知り合いのデリヘル嬢も、稼げるからこの仕事を続けていると言っていましたね。お店によってお給料から引かれる金額はさまざまなので、面接のときなどにしっかりと確認したほうがいいかもしれませんね。

デリヘルで働くにあたっての注意点・リスクと対策

せっかく稼げると思ってデリヘルに入店したのに、実際には全く稼げない、という女の子も少なくありません。そのようなことにならないよう、ここではデリヘルで働くにあたっての注意点やリスク、それらの対策を理解しておきましょう。

店舗・環境に関する注意点

女の子がデリヘル嬢として働く以上、たくさん稼ぎたいと考えるのは当然のことです。ただ、店によっては全く稼げないケースがあるので注意が必要です。また、女の子の身バレのリスクや、セクハラまがいの講習をする店に入店してしまうといった恐れもあるので、注意しましょう。

人気のないお店では稼げない

デリヘルに限らず、人気のない店でガッツリ稼ぐことはできません。人気がない店は、集客力も乏しく、一日出勤してもずっとお茶を引くばかりといったことも珍しくないのです。給料が完全歩合制で計算されるデリヘル嬢にとって、これは好ましくないでしょう。

ウェブ広告やチラシを一切使わず、プロモーションをしていない店は人気が無いかもしれません。また、女の子の数が著しく少ない、ネット上に悪い評判ばかり載っている店もリスキーです。

このような店に入店しないよう、女の子はある程度集客力のある人気店で働きましょう。求人を選ぶときは、できるだけ大手グループに属する店を選ぶことが重要です。また、積極的にプロモーションを展開し、女の子が大勢在籍している店の方が安心です。

身バレの可能性がある

風俗で働く女の子の多くが恐れているのは、身バレすることではないでしょうか?女の子は、周囲の人に内緒で働いている場合がほとんどなので、誰にもバレたくないと思っています。

デリヘルにも身バレのリスクはありますが、ソープや箱ヘルなど、店舗型風俗に比べると身バレにくい業種です。また、できる限り身バレのリスクを軽減したいのなら、派遣NGエリアを設定しましょう。ほとんどのデリヘルでは、女の子自身で派遣NGエリアを決められます。友人や知人が多く暮らしているエリアをNGに設定しておけば、女の子は身バレを回避しやすくなるでしょう。

セクハラ講習をする悪質店がある

風俗店のスタッフは、今も昔も男性がメインです。店長やボーイなどは男性が担当することが多く、キャストへの研修や実技講習も、スタッフの男性が行うことがあります。

講習中に必要のないプレイをさせられたり、本番を迫られたりするなど、店からの悪質なセクハラ講習があったという事例は後を絶ちません。対策としては、女の子は女性のスタッフが講習をする店を選ぶことです。数こそ少ないですが、女性スタッフや元風俗嬢がプレイの講習を行っているデリヘルもあるので、こうした店なら安心でしょう。

求人広告が嘘の場合がある

デリヘルの募集広告と見せかけて実はソープの求人広告だった、というケースがあります。また、女の子がデリヘルだと思って面接に行ったら、AVへの出演を勧められた、というケースも少なくありません。

ウソの広告を見抜くポイントとしては、報酬をチェックすることが挙げられます。もし、相場よりも遥かに高い金額を報酬に設定している場合は、ウソのデリヘル求人である可能性が高いでしょう。デリヘル嬢の給料には一定の相場があるので、それよりも明らかに高いのは、ソープやAVへの斡旋を目的としている恐れがあります。

接客・お客さんに関する注意点

安心して働けそうな店を見つければ、それで良しとは言えません。デリヘルを利用するお客さんはさまざまで、中には悪質なことをしようと企むお客さんもいるのです。ここでは悪質なお客さんの主な注意点をピックアップしました。

盗聴や盗撮される可能性がある

お客さんに指定された場所に足を運んでサービスを行うデリヘルでは、常に盗聴や盗撮のリスクがあります。例えば、お客さんの自宅を指定された場合は、部屋はお客さんの管理下にあるので、どこに何が隠されているのか女の子にはわかりません。巧妙に隠しカメラを仕掛けられていても、まず気づかないのです。

盗撮されたデータをネットに流出されるなどしたら最悪です。半永久的にネットに残ってしまい、不特定多数の人に女の子のあられもない姿を観られてしまいます。また、流出が原因で身バレをしてしまうかもしれません。

女の子ができる対策としては、市販されている盗撮や盗聴グッズについての知識を深めることでしょう。ペン型やネクタイピン型など、現在では多彩な盗撮アイテムが市販されています。こうしたものがあることを知っているだけでも、女の子は自分の身を守ることにつながります。

また、お客さんの自宅への派遣をNGにするのも良いかもしれません。盗撮や盗聴のリスクが最も高いのはお客さんの自宅です。どうしても盗撮リスクを回避したい場合は、必ずNGに設定しておきましょう。

本番交渉は絶対に断ろう

デリヘルではお客さんと密室で2人きりになるので、女の子は本番要求されることがとても多いです。お客さんの求めにそのまま応じてしまった場合は、「〇〇店の〇〇ちゃんは本番をやらせてくれた」などとネットの掲示板に書き込まれてしまうかもしれません。そして実際、このようなケースはよくあります。

そして、書き込まれた情報を見た人が、お客さんとして本番目当てで指名してくるので、悪循環に陥ります。それだけではなく、店にバレた場合には罰金を徴収される上、最悪解雇になるかもしれません。なぜなら、本番をする女の子を抱えるのは、店としても大きなリスクを負うからです。

こうしたリスクを回避するには、お客さんに本番交渉をされてもきちんと断ることです。「お店の決まりなので」「私がクビになるので」など、女の子は毅然とした態度で断りましょう。

お客さんがストーカー化する可能性がある

過去には、指名したデリヘル嬢に歪んだ愛情を抱き、ストーカー行為をして逮捕されたお客さんもいます。ストーカー化したお客さんは、女の子の自宅までつきまとう、頻繁に電話をかけるなど、ストーカー行為がどんどんエスカレートする恐れがあるので、注意が必要です。

特に色恋営業をしているデリヘル嬢ほど、お客さんをストーカー化させてしまう恐れがあるので注意しましょう。あまりにも思わせぶりな態度をとったり、店外デートに応じたりしてしまうと、そのうちお客さんがストーカーになるかもしれません。

健康・安全に関する注意点

女の子の体が健康でないと、デリヘル嬢の仕事は続けられません。肉体的にも精神的にも健康な状態で仕事ができるよう、ここで紹介することをしっかり覚えておきましょう。

性病になる可能性はある

デリヘルは、フェラやキスなど粘膜同士の濃厚な接触を伴う仕事なので、性病への感染リスクが高いです。それらはどんなに注意していても、完全に防ぐ手立てはありません。女の子は、シャワー中に男性器の周辺をチェックしたり、触って痛みがないか確かめたりすれば、お客さんが性病に感染しているかどうかがある程度分かります。

精神的にも肉体的にも疲れやすい

デリヘル嬢のお仕事は、全身を駆使することが多く、意外と体力を使います。仕事を始めたばかりの女の子は、すぐにヘトヘトになってしまうかもしれません。また、それ以上に精神をすり減らしてしまう女の子が多く、時には鬱のような症状を発症してしまう女の子もいます。

肉体的な疲れは、しっかりと睡眠をとることで解決できます。食事をしっかりと摂り、十分な睡眠をとることを心がけましょう。また、適度に休暇を取り、ストレスを発散させるよう心がけてください。時には美味しいものを食べに行く、旅行へ出かけるなどするのも良いかもしれません。

不規則な生活になる

デリヘル嬢は夜働く場合が多いので、昼夜逆転の生活になることが少なくありません。人間はもともと、夜寝て昼に行動する生き物なので、昼夜逆転の生活になると心身に不調をきたしてしまう恐れがあります。

女の子は、なるべく朝方や昼間に起きるようにして、太陽の光をしっかりと浴びましょう。また、仕事の時間を変更してみるのもよいかもしれません。24時間営業しているデリヘルはたくさんあるので、朝から夕方までの時間帯で働くのもおすすめです。

私の知っているデリヘル嬢は、一度お客さんの自宅で盗撮されそうになったそう。カメラを見つけてすぐスタッフに連絡したと言っていました。実際このようなケースは多いようですね。デリヘルで働く上で、女の子にはさまざまな注意点があるので、リスクと対策を併せて覚えておくといいですよ。

デリヘル嬢に向いている女性の特徴

人には仕事に対して向き不向きがあります。その仕事に対してどんなにやる気があっても、向いていないとその仕事を長く続けることは困難でしょう。では、デリヘル嬢に向いている女の子とは、いったいどのような女の子なのでしょうか?デリヘルの仕事に向いている女の子の特徴を見ていきましょう。

デリヘルでの仕事とは別に目標がある人

お金のためだけにデリヘルで働いていると、次第に精神を病んでしまう女の子もいます。デリヘルは、確かにたくさんのお金が稼げますが、それ以外に特にこれといった目標が無いと、女の子は「自分は何のために働いているのだろう」と考えるようになってしまうのです。

しっかりとした目標を持っている女の子は、そうした余計なことを考える暇がありません。目標に向かって一直線に進んでおり、デリヘルはあくまでお金を稼ぐ手段、または生活のための仕事と割り切って考えています。心を病みそうな女の子は、何か目標を見つけるとよいかもしれません。

体力に自信がある人

デリヘルの仕事を「楽な仕事」と思っている人は少なくありません。そう思ってこの世界に飛び込んだ女の子も少なくないでしょうが、実際に働いてみると、とても大変な仕事であることがわかります。デリヘルは全身を使うサービスが多いので、意外と体力の消耗が激しいのです。運動経験が全くない女の子は、働き始めてもしばらくの間はしんどいかもしれません。

真面目過ぎない人

デリヘルの仕事は、真面目に取り組まなくてはなりませんが、あまりにも真面目過ぎると心を病んでしまう恐れがあります。ちょっとしたことで落ち込んでしまったり、悩まなくていいことで悩んだりして、女の子はどんどん精神をすり減らしてしまうのです。

不真面目になれという訳ではありませんが、女の子はもう少し肩の力を抜いてみましょう。「真面目にしなきゃ!」との気持ちが強すぎると、女の子の表情もこわばってしまい、お客さんに怖がられてしまうかもしれません。

プライドが高くない人

デリヘル嬢は、男性のお客さんにご奉仕するのが仕事です。そのため、プライドが高すぎる女の子は、時に「どうして私がこんなことをしなくちゃいけないの」と考えてしまい、丁寧なサービスができなくなる可能性があります。

こうしたタイプの女の子は、デリヘルに限らずサービス系や接客系の仕事には向いていないでしょう。そのうち、お客さんやお店のスタッフ、他の女の子ともトラブルを起こす可能性があります。

乗り物酔いしにくい人

女の子がお客さんの元へ足を運ぶときは、店の送迎車で移動します。場合によっては、片道20~30分ほどかけて移動することもありため、車酔いする人は、向いていません。お客さんのもとに着いたころには気持ち悪くなってしまい、プレイどころではなくなってしまいます。車酔いしやすいかどうかは、デリヘルで働くにあたって意外と重要な要素なので、注意が必要です。

私の接客をしてくれた、とあるデリヘル嬢はとても真面目な女の子だったのですが、鬱病になって店を辞めてしまいました。逆に、ちょっと不真面目な女の子は、デリヘルで気軽に楽しく働いていて、今でもその店に在籍していますよ。あまり真面目過ぎる性格は、少し危険ですね。プライドが高すぎる女の子は、デリヘル嬢よりもSMクラブの女王様の方が適任かもしれません。

知っておくと得するデリヘルの豆知識

ここからは、知っておくと得するデリヘルの豆知識をいくつかご紹介します。一般の求人情報ではなかなか知ることのできない豆知識が満載です。これから、デリヘルや風俗で働こうを考えている女の子は覚えておくと、何かいいことがあるかもしれませんよ。

出稼ぎ求人がある

デリヘルの出稼ぎ求人はメリットがたくさんあります。実際、デリヘル嬢として都会から地方、地方から都会へ出稼ぎをしている女の子はたくさんいます。

身バレリスクがほとんどない

遠方へ出稼ぎするケースは、自分のことを知っている人が1人もいない環境で働くことができます。お客さんと対面するたびに、「身バレしないか?」とドキドキする感覚もありません。女の子は身バレを気にしなくていいので、安心して働けるのです。実際、身バレしたくないからという理由で、地元を離れて出稼ぎする女の子も少なくありません。

給料保証がある場合が多い

出稼ぎでなくとも給料保証をして貰えることはありますが、その多くには厳しい条件が設けられています。中には、到底達成できないような条件が課せられている店もあり、実際には給料保証をして貰えないといったケースも少なくありません。

出稼ぎの給料保証にも、一定の条件は設けられていますが、比較的緩めに設定されていることがほとんどです。そのため、出稼ぎのデリヘル嬢は高い確率で高収入が保証されます。それらの具体的な条件などは、事前に確認しておきましょう。

一般的に、出稼ぎのデリヘル嬢の給料保証は、日給保証とトータル保証の2種類に分かれます。日給保証とは、1日の給料を保証してくれる仕組みのこと。トータル保証とは、期間での報酬を保証するシステムのことです。出稼ぎの女の子は、双方の特徴を理解した上で、どちらを選ぶか考えましょう。

短期だけ働くこともできる

出稼ぎの期間としては、1カ月くらいを目安としている店が多いですが、中には1泊2日のような超短期の出稼ぎデリヘル嬢を求めているケースもあります。例えば、突然女の子が辞めてしまい、補充するのに2~3日かかる時などに、超短期の出稼ぎデリヘル嬢が募集されることがあるのです。

また、1週間や5~10日といった短期で働くことも可能です。短期間で集中して働き、ガッツリ稼ぎたい女の子にピッタリですね。

寮付きのお店がある

さまざまな風俗の業種において、スタッフ用の寮を設けている店も少なくありません。寮付きの店に入店すれば、仕事と住むところが一度に手に入ります。

マンション寮と激安寮がある

賃貸マンションの1室を寮として用意してくれていることがあります。家具や家電などもそろっているので、必要最小限の荷物で入居できます。1日あたり2,000~4,000円ほど徴収されますが、家具家電付きのマンションなら納得でしょう。

また、他の女の子とルームシェアして暮らす激安寮を用意している店もあります。この場合、2LDKや3LDKなどのアパートを借りていることが多く、そこで複数の女の子と集団生活を送ります。賃料もみんなで割るので、かなり割安になるでしょう。

マンション寮や激安寮を用意していない店の場合は、事務所や待機所に宿泊するケースもあります。この場合も費用はかかりますが、女の子はかなり安く利用できることが多いようです。広い待機所の場合は、すでに寝泊まりしている他の女の子がいる可能性もあるので、その場合はルームシェアをして暮らすことになるでしょう。

すぐに新生活を始めたい人にメリット大

寮は家具家電付きが基本で、調理器具や食器、ベッドなども揃っている場合がほとんどです。そのため、女の子は着替えやメイク道具、スマホなどの身の回りの物さえあれば、すぐに新生活がスタートできます。

寮費は若干割高なので注意

寮費が1日2,000円であればそこまで高くはありませんが、1日4,000円となるとやや割高です。30日利用した場合は、総額120,000円となるので、東京都内でちょっといいワンルームマンションを借りるくらいの家賃になってしまいます。そのため、女の子は事前に寮費の1日あたりの金額を確認しておきましょう。

嫌なお客さんはNG客に指定できる

デリヘルを利用するお客さんは実にさまざまです。紳士的でとても良いお客さんもいれば、暴力的で言葉遣いも乱暴な人、生理的に受け付けない性癖を持つお客さんなどがいます。デリヘルには、NG客というシステムがあるので、嫌なお客さんはNG設定にしましょう。

キャストを守るNG客というシステム

地雷客の相手をさせ続けると、女の子の精神が持たず、病んでしまう恐れがあります。女の子は店にとって大切な商品なので、地雷客のせいで壊されるわけにはいきません。このようなお客さんからを守るために、NG客というシステムが誕生しました。

女の子は、嫌なお客さんをNG客に設定すれば、その後予約を入れられることはありません。場合によっては、NG客を出禁にする店もあります。

NG客になりやすい男性客の特徴

しつこく店外デートを求めてくるようなお客さんや、プライベートを聞き出そうとするお客さんはNG客になりやすい傾向にあります。また、盗撮や盗聴をしようとするお客さんや、本番強要してくるようなお客さんも、NG客になることが多いです。お店のルールを破ったり、嫌がることをしたりするお客さんは、女の子の方からNGにすることができます。

NGを出し過ぎると稼ぎにくくなるので注意

困ったお客さんはNG設定ができますが、あのお客さんもイヤ、このお客さんもイヤとNGばかり出していると、そのうち指名してくれるお客さんががいなくなってしまう恐れがあります。店からも「新規のお客さんを回しても、どうせNGにするんだろう」と思われ、新規やフリーのお客さんを回してもらえなくなります。

ついには、トータルでの稼ぎが少なくなってしまい、気がつくと全く稼げなくなっていた、という事態にもなりかねません。デリヘル嬢のほとんどは、ある程度の事は我慢しながら仕事をしています。そのため、デリヘルで働く女の子にとって、NG設定は最後の手段としてとっておきましょう。

また、色恋営業で散々引っ張ったお客さんの場合、NG設定にすることでトラブルに発展するケースも考えられます。女の子を指名できないことに腹を立てたお客さんがストーカー化し、突飛な行動に出るかもしれません。待機所を突き止められたり、自宅の近くをうろつかれたりする恐れもあるかもしれないのです。

こうしたリスクも起こりえるので、NG設定は最終手段なのです。もし、お客さんがストーカー化してしまい、身の危険を感じた場合は、すぐに店のスタッフに相談ましょう。もしかすると、安心して働ける系列店などに移籍させてくれるかもしれません。

女の子に実害がある、または被害が出る恐れがある場合は、速やかに警察に相談してください。放置すると、その後大きなトラブルに発展するかもしれません。

デリヘルは24時間営業できる

24時間営業しているデリヘルはたくさんあります。女の子は幅広い時間の中で働けるので、デリヘルは副業にもピッタリです。

店舗型風俗は営業時間に制限がある

「風俗ってどこも24時間営業じゃないの?」と思う人もいるかもしれませんが、実際は、店舗型風俗と派遣型風俗で営業時間が異なります。

ソープや箱ヘル、ホテヘルなどの店舗型風俗は、法律によって24時までしか営業できません。それ以降営業すると違法営業になってしまいます。一方、デリヘルはそうした法律上の縛りがないので、24時間営業が可能です。そのため、早朝や昼間、夕方、深夜など、あらゆる時間帯で稼げるというメリットがあります。

ガッツリ働けるのがデリヘルのメリット

店舗型風俗でガッツリ長時間働きたいと思っても、法律による営業時間の制限があるので、思うようには稼げません。夜20時からしか働けない場合は、閉店時間の24時まで、たったの4時間しか働けないのです。

一方、デリヘルはほとんどの店が24時間営業をしています。そのため、1日に10時間以上働いたり、長時間待機したりすることも可能なのです。

なおかつ、ほとんどの店で報酬を日払いしてくれるので、お金が必要なときにガッツリと働けば、ガッツリと稼げます。これは、デリヘルで働くうえでの大きなメリットでしょう。

多彩なコンセプトのお店がある

デリヘルは、店舗数が最も多い風俗の業種です。ビジネス参入のハードルが低いので、毎年のように新しいデリヘル店が誕生しています。だからこそ、多くの店は他店に負けないよう差別化を推進し、独自のコンセプトを打ち出しています。

自分に合ったお店が見つかりやすい

デリヘルは店舗数が非常に多いので、女の子は自分に合った店を見つけやすい傾向にあります。それに加え、多彩なジャンル、コンセプトの店があるので、自分の武器を活かして稼ぎやすい店を見つけやすいのです。

女の子自身に合った店でないと、入店しても長続きはしません。それどころか、毎日ストレスとの戦いになる可能性もあります。それでも、ガッツリと稼げればいいのですが、自分と合わないコンセプトのお店では指名客もなかなか増えず、思ったように稼げない可能性もあるのです。

デリヘルには多彩なジャンル、コンセプトの店があるので、さまざまな店の求人をじっくり比較しながら選びましょう。給料や待遇だけでなく、店のカラーやジャンル、コンセプトなども検討した上で、実際に入店するかどうかを考えてください。

よくあるコンセプト

デリヘルで多いのが、巨乳専門店です。巨乳や美乳自慢の女の子ばかりを集めた店で、おっぱい好きのお客さんから絶大な支持を得ています。店によっては、Fカップ以上や、Gカップ以上などの制限を設けているので、まずは応募前にチェックしましょう。

ナースや秘書などのコスプレをした女の子とプレイを楽しめる、シチュエーション系のデリヘルも人気です。女の子は、設定された役になりきる必要があるので、多少の演技力は必要ですが、そこも含めて楽しく働ける可能性があります。

他にも、熟女専門店や人妻店、素人系、金髪系、外国人専門など、デリヘルのジャンルやコンセプトは多種多様です。これだけたくさんのジャンルやコンセプトがあれば、きっと自分にとって働きやすい店を見つけられることでしょう。

24時間いつでも働けるデリヘルは、大きく稼げる可能性を秘めた風俗のお仕事でしょう。私の知り合いの女の子は、副業でもデリヘルで毎月30万円以上を稼いでいました。ガッツリ稼ぐには、女の子自身に合ったお店を見つけることが第一なので、それぞれのお店のジャンルやコンセプトはじっくり検討しましょう。

まとめ

好きな時間に働くことができ、高収入を得られるデリヘルは女の子から人気のバイトの一つです。努力してお客さんからの指名が増えれば、女の子自身の収入もどんどん高くなるでしょう。デリヘルは身バレするリスクも少なく、自分に合った店を見つけやすいなど、たくさんの魅力的なポイントがあります。いくつかのリスクや注意点もありますが、それらの対処法を踏まえたうえで、まずは働きやすそうな店の求人に応募してみましょう。